7月28日、上川陽子外相・木原稔防衛相と、アメリカのブリンケン国務長官・オースティン国防長官のいわゆる日米外相・防衛相会談(2+2)に関する発表があった。 アメリカ側は在日米軍司令部(横田基地)に新組織「統合軍司令
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
法廷という空間において最も敬意を表されるべき場は傍聴席である。そこには主権者がいるのだから。傍聴席の主権者は、自らの分身である司法が適正に運用されているかを見詰めている。
著者: 澤藤統一郎(2024年7月31日) 異様に暑かった2024年7月が終わる。炎暑・熱暑・酷暑・猛暑・激暑と並べても、この暑さの実感に追いつく言葉が見つからない。身体に応える。時に意識が朦朧となる。8月は、もっと暑くなるのだろうか。そ
本文を読む『天皇論 「象徴」と絶対的保守主義』を読む
著者: 髭郁彦われわれは望む、望まぬに係わらず、日本という国に生まれ、日本語という言語を母語とし、日本国民として生きていくことを担った存在者である。この当然の事柄は、必然的に日本という国の根底に位置するある一つのレジームと、肯定する
本文を読むミャンマー軍事政権、ますます中国依存深める
著者: 野上俊明https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2024/07/e44bbfa473207617dc541133cbf09b42.pdf 〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 https:/
本文を読む日常生活からは太陽が回っているように見える
著者: 藤澤豊六月十日付けのNew York Timesのニュースレターに「I’m the Governor of Nevada. This Is Why Trump Is Doing So Well With Our Voters」
本文を読む旧優生保護法は、「君のため国のために、身を捨つることこそ臣民の道」と教え込まれた教育勅語世代の議員による全会一致の立法だった。ようやくにして、個人の尊厳を立脚点にこの法律を違憲・違法とする大法廷判決が出て、国家も社会もこれを受け入れる時代となった。76年かけてのことである。
著者: 澤藤統一郎(2024年7月30日) 2024年7月がもうすぐ終わる。ひたすらに暑いというだけの7月ではなかった。我が国の人権と司法にとって、珍しく明るい話題が提供された7月であった。 7月3日、最高裁大法廷は、旧優生保護法を違
本文を読むきのうのNHK「日曜美術館」は「香月泰男」だった
著者: 内野光子日曜の朝、「日曜日美術館」をリアルタイムで見るのは久しぶり。「鎮魂 香月泰男の「シベリア・シリーズ」だった。2021年10月、葉山の神奈川県立近代美術館で見たはずの「シベリア・シリーズ」57点。番組では、その内の数点を
本文を読む『被曝インフォデミック』—出版挨拶と読んで頂きたい原稿のURL
著者: 西尾正道https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2024/07/187fc0689129ff690881e39fd73a6007.pdf 〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 https:/
本文を読む北京の「中軸線」がユネスコの世界遺産に! ―北京外交の主軸はいずこに
著者: 田畑光永日本では国連の教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会で、韓国の反対でのびのびとなってきた佐渡金山の遺跡がやっと「世界文化遺産」に登録されたことが喜ばれている。長くこのことを待ちわびておられた方々にはお祝いを申し上げ
本文を読む吉本隆明批判序説
著者: 川端秀夫バフチンの云う如くドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』は究極の対話文学であろう。吉本隆明にとってドストエフスキーは手に余る存在だった。ドストエフスキーにあって吉本に徹底的に欠けていたものは何であったか。吉本隆明の致命
本文を読む「本土」での「沖縄基地論争」は、「基地引き取り」論によって初めてわれわれにもたらされる!
著者: 合澤 清長いこと隠蔽されてきた沖縄駐留米兵による沖縄女性への「性的暴行」事件の事実がやっと最近になって公にされてきた。この明白な「情報隠し」は、6月16日に行われた「沖縄県議会選挙」が終わるのを待っていたかのように、今更のように
本文を読む《日の丸を踏め》と命じることが日本への忠誠心を量る「踏み絵」とされたという。同様に《日の丸に正対して起立せよ》と命じることもまた、人の内心をあぶり出す「踏み絵」になる。
著者: 澤藤統一郎(2024年7月26日) 一昨日(7月24日)の朝日.comの記事の表題に、「《踏め》と命じられた昭和天皇の写真 移民たちは拒否し収監された」「迫害された日系移民 ブラジルで何が起きたか」。 ブラジルの日系人社会には、
本文を読む共産党指導者は中国をどんな目で見ていたか ―――八ヶ岳山麓から(477)―――
著者: 阿部治平松竹伸幸という人がいる。『シン・日本共産党宣言――ヒラ党員が党首公選を求め立候補する理由』(文春新書 2023)という本を出して、共産党から除名された人だ。わたしは松竹氏の安保防衛論に注目してきたので、氏のブログ「超左
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(471)
著者: 本間宗究(本間裕)きんさん&ぎんさん(百歳の双子) 1987年のブラックマンデーに大きな衝撃を受けた私は、その後、「貨幣の歴史」や「お金の謎」などの研究を始めたが、その数年後の1991年に話題となったのが、「百歳の双子のきんさん&ぎんさん
本文を読む皇室情報氾濫の中で、見失ってしまいそうな・・
著者: 内野光子安定的な皇位継承策の迷走、もはや名案はないのでは! 2020年11月、有識者会議は、安定的な皇位継承策の”迷案“二案(①女性皇族が結婚した後も皇族として残る ②女性皇族は、旧皇族男子と養子縁組をして皇族に復帰する)が政
本文を読む半年で処分33.2万人、閣僚級は25人 ―相変わらずお盛んな中国のお役人の腐敗
著者: 田畑光永半年以上遅れて先ごろ開かれた中國共産党の第20期3中全会は「一歩進んだ改革」を打ち出したが、対象領域の広さ、項目の多さに比べて、具体性に乏しく、直後にあたかもその第一弾としての内需拡大策のように発表された22日の中国人
本文を読む【7/27】琉球弧軍事植民地化に抗う新宿アクション&広島市は8/6平和式典にイスラエルを呼ぶな!新宿アクションへ
著者: 杉原浩司https://kojiskojis.hatenablog.com/entry/2024/07/25/225510 7月27日夕方、新宿駅東南口広場で連続して行われるアクションをご案内しま す。<日米共同島しょ戦争訓練「
本文を読む追記と編集に書き直しをし続けて
著者: 藤澤豊気がつかないでいればよかったのに、多少なりとも気がついてしまうと、知らないでいることが怖くなる。そのせいで情報を漁って少しでも知識を得なければと持てる時間と競争するようなことになってしまう。古希も過ぎて、もういい加減にし
本文を読む風の会・会報「鳴り砂」2024年7月号が発行されました&8.25-9.1連続闘争へ
著者: 舘脇章宏会報「鳴り砂」2024年7月号が発行されたので、ご紹介いたします https://miyagi-kazenokai.com/ (目次はこのメールの最後) 企画の案内です ぜひご参加下さい(チラシ添付) ◎女川原発再稼働を
本文を読む経済産業大臣 齋藤 健様 経産省は原発政策を見直してください。
著者: 「経産省前テントひろば」有志経済産業大臣 齋藤 健様 経済産業省の皆様 資源エネルギー庁長官 村瀬 佳史様 資源エネルギー庁の皆様 経産省は原発政策を見直してください。 2024年7月22日 「経産省前テントひろば」有志 私たち
本文を読むアビー・マーティン&吉川秀樹「沖縄と世界の環境を破壊する軍事化」日本語字幕版完成!
著者: ピース・フィロソフィー・センター米国時間6月13日、日本時間14日に行ったオンライン国際記者会見「沖縄と世界の環境を破壊する軍事化」の日本語字幕版ができました! URLは:https://www.youtube.com/watch?v=KdGadODI
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(470)
著者: 本間宗究(本間裕)政治とカネ 現在の「政治とカネの問題」、すなわち、「自民党の裏金問題」については、今まで、「短期間で終結する小さな問題ではないか?」と考えていたが、現在、再認識し始めたことは、「政治の根本」とも言える「国家の統治」の観点
本文を読む元スイス陸軍大佐/戦略アナリスト・ジャック・ボー氏が語る「ウクライナ紛争」: 『ロシアはヨーロッパを攻撃するつもりはない』
著者: グローガー理恵はじめに 《ロシアがヨーロッパを攻撃してくる!》 これが西側の政治家やマスメディアの今日の主張であり、このような主張にヨーロッパの市民は恐怖感を覚えている。 例えばドイツの公共放送局 “Deutschlandfunk“の
本文を読む青山森人の東チモールだより…非正規公務員を解雇するな
著者: 青山森人7月の雨 もう乾季に入ったと思ったこの時期、6月下旬から7月初旬にかけて、やけに湿気が高い日々が続きました。あれっ?いま乾季じゃなかったのか。季節外れのジメジメ感を覚えました。そう思っていたら、7月2日、10時10分ごろ
本文を読む何年ぶりかな、御茶ノ水、聖橋あたり~短歌会の全国大会に参加して
著者: 内野光子私の所属する「ポトナム短歌会」の全国大会が、7月14日、湯島の東京ガーデンパレスで開かれた。前回、私が参加したのは2019年の京王プラザホテル一泊での開催だった。この間、大会はコロナ禍で中止になったり、日帰りとなったり
本文を読むGlobal Headlines: ジャワは天国、ビルマは地獄、生きて帰れぬニューギニア
著者: 野上俊明<はじめに> 上の表題は、アジア太平洋戦争での激戦地を自嘲気味に形容した一種の戯歌(ざれうた)である。ビルマの地獄は、旧日本軍指導部が侵略戦争で無謀な作戦を遂行したために招来したものである。ところがこの間まで「アジア最
本文を読むYouTuberが伝えるハバナの庶民の生活
著者: 藤澤豊コロナ禍で図書館が閉館になったのがきっかけで、Webで海外のニュースを読に目を通すのが日課になってしまった。New York TimesやThe AtlanticにBBC、APやReuterなどの名の知れた新聞社や通信社
本文を読む紛争を避けるために、紛争に対処するために ーー八ヶ岳山麓から(475)ーー
著者: 阿部治平フィリピンと中国が領有権を争う南シナ海の南沙(スプラトリー)諸島の仁愛礁(アユンギン礁・セカンド・トーマス礁)では、中国海警船が座礁軍艦へ補給しようとするフィリピン船を妨害したり、フィリピン漁船に対し体当たりしたり放水
本文を読むGlobal Headlines: 欧州選挙、右派政党の勢いが増す
著者: 野上俊明<はじめに> 欧州連合(EU)の加盟27カ国で6月6日~9日、5年に一度の欧州議会選挙(定数720)の投票が行われた。開票の結果、EUに反発する右派・極右勢力がやや伸長したが、全体としては親EU勢力3会派が過半数を維持
本文を読む自衛隊は皇軍に回帰するのか?
著者: 小西誠「島々シンポジウム」の小西です。 日米の南西シフトは、琉球列島から九州・中四国に至る地域で本格的戦争態勢づくりに突き進んでいます。これらの問題について4月と6月に琉球新報に寄稿しました。少し長いですが、ご参考に。 ●自
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