評論・紹介・意見の執筆一覧

ネタニヤフ政権を止めるには イスラエル・パレスチナ抗争を考える

著者: 小川 洋

 筆者は中東問題に深い知識をもつものではない。しかし、10月7日に始まった今回の武力紛争によって深刻な人道的危機が進行している状況について、このサイトでも何かしら取り上げるべきだと考えた。とりあえず、西側およびアラブ系メ

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(438)

著者: 本間宗究(本間裕)

中国共産党の存続可能性 現在の「中国共産党」は、歴史的な転換局面を迎えるとともに、存続可能性が疑問視されている状況、すなわち、「風船の破裂メカニズム」である、「内外の圧力差」が拡大するとともに「内部分裂」が進展している状

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韓国の写真家・鄭周河(チョンジュハ)氏が久しぶりに来日した

著者: 小原 紘

韓国通信NO731  まずは彼の紹介から。  彼は東日本大震災直後から福島県南相馬で写真を撮り続けてきた。日本に併合された祖国の光復を願った李相和の詩に因んだ『奪われた野にも春は来るのか』という写真集を発表。日本各地で開

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Global Head Lines:ガザ紛争についての海外論調(13)

著者: 野上俊明

はじめに  書簡の主である、トルコ出身のアメリカの政治哲学者セイラ・ベンハビブの考え方に全面的に賛同しているわけではありません。二回にわたるインティファーダIntifadaとハマスの誕生の経緯を踏まえるとき、ハマスへの評

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(437)

著者: 本間宗究(本間裕)

世界的なハイパーインフレ 海外では、現在、「世界経済は、いったい、どのような状態になっているのか?」という疑問が噴出するとともに、さまざまな議論が行われているが、具体的には、「実体経済が、今後、ソフトランディングするのか

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欧州はユダヤ人問題をパレスチナへ厄介払いした――欧州の罪は重い――(その二)

著者: 柏木 勉

シオニストの蛮行をささえるユダヤ神話  いまネタニヤフ政権(=シオニスト)とイスラエル軍は、ガザにおいて残虐非道な攻撃を続けている。病院への攻撃もいとわず、乳児が死亡していくことをも無視して惨劇を引き起こしている。しかし

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Global Head Lines:ガザ紛争についての海外論調(12)

著者: 野上俊明

はじめに  バイデン大統領は、ガザ紛争の解決の方向性を「パレスチナ国家とイスラエルの共存」にあると明言した。現在のアッバス議長をトップとするパレスチナ暫定自治政府のイニシアチブのもと、ヨルダン川西岸地域とガザ地域を統合し

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11月28日《統一教会スラップ・有田訴訟》が結審します。解散命令裁判に重なる立証を積み上げた本件訴訟にご注目ください。そして、ぜひ、最終口頭弁論(15時~)の傍聴と、報告集会(15時30分~)へのご参加を。報告集会では、青木理さん・鈴木エイトさんのトークも予定されています。

著者: 澤藤統一郎

(2023年11月22日)  旧統一教会が、有田芳生さんの口を封じようと提起した《統一教会スラップ・有田訴訟》。11月28日(火)に結審となります。  この訴訟では、「統一教会は反社会的集団である」ことが立証対象となり、

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NHKのあり方と情報公開に関心をもつ皆様に ー 「NHK文書開示等請求訴訟」結審法廷と報告集会のお知らせ

著者: 澤藤統一郎

(2023年11月19日) 全国110名余の視聴者が原告になって、NHK経営委員会議事録と録音データの開示を求めているこの訴訟。下記のとおり、明後日の結審の法廷と記者会見を兼ねた報告集会をご案内いたします。ぜひ、法廷傍聴

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Global Head Lines:ガザ紛争についての海外論調(10)――ドイツの日刊紙Tageszeitung 11/16の記事から

著者: 野上俊明

はじめに  今般のガザ紛争に際して、改めてイスラエル国民に対するある種の疑念を深くした。それはホロコーストという人類史規模での悲劇を経験した民族でありながら、どうしてパレスチナの人々の苦しみに平然としていられるのかという

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「資本主義の次に来る世界」(ジェイソン・ヒッケル著:東洋経済新報社、2023年4月刊)要約  (六)

著者: 椎名鉄雄

編集部:註 本稿は当初第1部の掲載予定だったが、第2部も掲載する。全体は下記の通りである。 はじめに 人新世と資本主義            (一) 第1部 多いほうが貧しい  第1章 資本主義――その血塗られた創造の物

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不登校問題を考える 希望を持てない国にしたのはだれの責任か

著者: 小川 洋

大時代的な、あまりに大時代的な  去る10月中旬、滋賀県東近江市の小椋正清市長(72歳)が、フリースクールについて、「国家の根幹を揺るがしかねない」、「不登校は親に責任がある」などと発言し、各方面から批判を浴びた。フリー

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(436)

著者: 本間宗究(本間裕)

世界的なハイパーインフレ 海外では、現在、「世界経済は、いったい、どのような状態になっているのか?」という疑問が噴出するとともに、さまざまな議論が行われているが、具体的には、「実体経済が、今後、ソフトランディングするのか

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「資本主義の次に来る世界」(ジェイソン・ヒッケル著:東洋経済新報社、2023年4月刊)要約  (五)

著者: 椎名鉄雄

編集部:註 本稿は当初第1部の掲載予定だったが、第2部も掲載する。全体は下記の通りである。 はじめに 人新世と資本主義            (一) 第1部 多いほうが貧しい  第1章 資本主義――その血塗られた創造の物

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「資本主義の次に来る世界」(ジェイソン・ヒッケル著:東洋経済新報社、2023年4月刊)要約  (四)

著者: 椎名鉄雄

編集部:註 本稿は当初第1部の掲載予定だったが、第2部も掲載する。全体は下記の通りである。 はじめに 人新世と資本主義            (一) 第1部 多いほうが貧しい  第1章 資本主義――その血塗られた創造の物

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Global Head Lines:ガザ紛争についての海外論調(9)

著者: 野上俊明

はじめに  筆者はこの間コメントした以上の知見は持ち合わせていないので、以下ガザ関連の3本の記事をそのまま紹介する。独仏では親パレスチナがストレートに出てこず、反・反ユダヤ主義に世論が収斂し、アラブ諸国では政府が官製に近

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