会報「鳴り砂」2024年5月号が発行されたので、ご紹介いたします https://miyagi-kazenokai.com/ (目次はこのメールの最後) ◇女川現地企画のご案内です◇ 女川原発再稼働を考える女川現地講演集
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
戦争の行方を決めた二つの発言――イギリス首相とロシア首相の衝撃的対面外交――
著者: 岩田昌征露烏戦争がNATO露西亜戦争に完全転化したようだ。双方とも核をバックにした通常戦争にとどまっているが……。核の恐怖が停戦・休戦への動機となる事に期待するしかない。 冷戦終焉以後NATOが全面登場した最初の本格的戦争は
本文を読む学生運動までだったということなのか?
著者: 藤澤豊学生運動に憧れていた。いたというと過去のことで、今は冷めてしまったのかと思われかねないが、そんなことはない。もう若い時のように息苦しいまでの熱はないが、心の底には消しようのない種火がくすぶっていて、ときに息苦しくなること
本文を読む皇族たちの”公務”って~愛子さん、佳子さんの”働き”を通じて
著者: 内野光子愛子さんの「夢“みる光源氏」見学が「公務」ですか 愛子さんの日赤就職のニュースとともに、4月1日からの勤務と成人皇族としての活動の両立をはかるとの報道がなされた。さらに、5月11日には「 初めての単独公務で平安文学に関
本文を読むGlobal Headlines:ラテン・アメリカ革命の挫折
著者: 野上俊明<はじめに> 我々68世代には、キューバ革命やチリ・アジェンデ政権はじめとするラテン・アメリカの反米反植民地闘争は、先進資本主義における資本に買収された労働運動、少数民族、女性や障碍者などの社会的少数者への抑圧に対する
本文を読むお江戸舟遊び瓦版1035号/関 良基『江戸の憲法構想 日本近代史の“イフ”』
著者: 中瀬勝義※ちきゅう座より 以下の記事はPDFの埋め込みですが、その部分が空白のままになって表示される場合があります。お手数ですがブラウザ左上隅の更新ボタンを何回か繰り返して押してみてください。表示されるようになります。 http
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(461)
著者: 本間宗究(本間裕)国家イスラエルの将来 現在、「イスラエルという国家の将来像」に対して、世界的な規模での不安感が高まっている状況とも思われるが、この理由としては、「アウシュビッツの収容所などで、歴史的な悲劇を味わったユダヤ人が、反対の立場
本文を読む仙台、水俣、京都へ
著者: 小原 紘韓国通信NO745 足が遠のいていた仙台の実家へ1年ぶりに出かけた。 「みどりの窓口」がなくなりあわてた。「どうしました?」と窓から愛想のない顔がのぞく。となりの券売機でも年配の婦人が奮闘中だ。「不便になったね」とイ
本文を読むお江戸舟遊び瓦版1034号/反貧困ネットワーク 全国集会 2024
著者: 中瀬勝義※ちきゅう座より 以下の記事はPDFの埋め込みですが、その部分が空白のままになって表示される場合があります。お手数ですがブラウザ左上隅の更新ボタンを何回か繰り返して押してみてください。表示されるようになります。 http
本文を読む2024年憲法記念日に思ったこと
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(469)―― 5月3日 護憲団体が統一して毎年憲法記念日に開く東京での憲法大集会の今年の参加者数(3万2000人)は、コロナ禍に沈滞を余儀なくされた護憲運動が再興しつつあることを感じさ
本文を読むお江戸舟遊び瓦版1033号/山下祐介、横山智樹『被災者発の復興論3・11 以後の当事者排除を超えて』
著者: 中瀬勝義※ちきゅう座より 以下の記事はPDFの埋め込みですが、その部分が空白のままになって表示される場合があります。お手数ですがブラウザ左上隅の更新ボタンを何回か繰り返して押してみてください。表示されるようになります。 http
本文を読む政府資金に頼るインテル
著者: 藤澤豊海外製の半導体に依存していたのでは、何かあったときにアメリカの産業どころか国としてにっちもさっちもいかなくなる。それを恐れて、政府資金を投入して近代化をはからなければならなくなったということだろう。事情はわかるが、では社
本文を読む《政治とカネ》の関わりは現時点での喫緊の課題である。また同時に、民主主義の理念の根本問題でもある。「法と民主主義」今月号の特集は、眼前にあるカネにまみれた政治腐敗の現象を、あるべき理念に照らしてどう理解しどう改革すべきかの示唆を提供するものである。ぜひご購読いただきたい。
著者: 澤藤統一郎(2024年5月12日) 「法と民主主義」2024年5月号【588号】は連休前に発刊されたが、このブログでの紹介が遅れた。本号の特集タイトルは、以下のとおり熱い。 ●あらためて問う《政治とカネ》― その理念と規制改革の方
本文を読む青山森人の東チモールだより…大鉈を振るうシャナナ政権
著者: 青山 森人小屋の撤去、住民の立ち退き インドンネシア軍占領下にあった時代の東チモールでは侵略軍の監視の目が光っていてわたしのような外国人は外をのんびり歩いて町並みをゆっくり眺めることはできませんでした。東チモールから侵略軍が撤退し
本文を読む断捨離の手が止まる(4)1951年、小学校最後の夏休みは(後)
著者: 内野光子念願の一色海岸 父の友人が薬局を開いている葉山へ、とうとう出かける日がやってきた。父母と前日に泊りに来ていた従姉のMさんも飛び入りで、4人となった。逗子駅からバスで15分で一色海岸に着いたのだが、母は車酔いで、顔も真っ
本文を読む断捨離の手が止まる(3)1951年、小学校最後の夏休みは(前)
著者: 内野光子1951年7月21日から8月31日、小学校6年の夏休みの日記が出てきた。当時としては精一杯おしゃれなA5のノートではなかったか。鉛筆はHBだったろうから、うすくて読みにくい個所もあり、担任の乙黒久先生は、誤字脱字を訂正
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(460)
著者: 本間宗究(本間裕)通貨の健全性 100年ほど前の「ロシア革命」の際に、レーニンは、「資本主義を破壊する最善の方法は、通貨を堕落させることだ」と述べ、その後、経済学者のケインズは、「レーニンは確かに正しかった。通貨を堕落させることほど、社会
本文を読む経済秘密保護法案、統合司令部設置法案、戦闘機開発条約に反対しよう!
著者: 杉原浩司今国会での外交・安保分野における3大悪法(条約)について、大詰めの現状 をまとめてお知らせします。立憲野党も市民も非常に厳しい状況にあると思 います。しぶとく頑張りましょう! ———&
本文を読む私の5月3日
著者: 小原 紘韓国通信NO744 5月3日に結婚したので憲法記念日は特別な日だ。 妻が転倒して手首を骨折して入院をした。家事の大変さを痛感する羽目に。外で「憲法を守れ」と叫んでも、私生活は両性の平等を定めた憲法24条を無視した違憲
本文を読むお江戸舟遊び瓦版1032号/渡辺浩一『近世都市〈江戸〉の水害―災害史から環境史へ』
著者: 中瀬勝義※ちきゅう座より 以下の記事はPDFの埋め込みですが、その部分が空白のままになって表示される場合があります。お手数ですがブラウザ左上隅の更新ボタンを何回か繰り返して押してみてください。表示されるようになります。 http
本文を読むヨーロッパ人の源郷はウクライナ
著者: 藤澤豊Spiegel Internationalの記事「New Analysis Indicates that Austrian Iceman Was Anatolian」を整理して、昨年の十月に「アイスマンとエスノセントリズ
本文を読むなぜ中国では習近平賛歌が盛んなのか
著者: 阿部治平ーー八ヶ岳山麓から(468)ーー 中国経済がコロナ禍からの回復が遅々として進まないなか、メディアによる中国共産党習近平総書記への賞賛の言葉がますます拡大している。 さきに、タカ派軍人として知られる劉明福・中国軍上級大
本文を読むGlobal Headlines:カントの不朽の功績
著者: 野上俊明<はじめに> ドイツ古典哲学の双璧であるカントとヘーゲル。マルクス主義がかつての栄光を失ったせいか、マルクスが引き継いだとされる弁証法の父、ヘーゲルの声望も落日の感がある。それに比して、カントはその認識論をもって二十世
本文を読む天皇の血統が途絶えたところで、憲法の人権も民主主義も平和主義も何の影響も受けはない。当然のことながら、天皇がいなくなっても日はまた東から昇るのだ。
著者: 澤藤統一郎(2024年5月4日) 産経の社説は「主張」という。産経自らが、「憲法改正、靖国神社参拝、領土問題などについて、日本の国益のもとにハッキリとした論説を展開しています」と、その姿勢を説明している。「日本の国益のもとにハッキ
本文を読むGlobal Headlines: ミャンマー内戦についての欧米の論調
著者: 野上俊明<はじめに> ミャンマーの民主派抵抗勢力を支持する人々にとって、大いに不満を感ずる論考であろう。DW(ドイツ公共放送「ドイツの波」)特派員やインターナショナル・クライシス・グループなど、以前から民主派に対して点が辛かっ
本文を読むめでたさも中くらいなり憲法の喜寿
著者: 澤藤統一郎(2024年5月3日) 本日、77回目の憲法記念日。擬人化すれば、日本国憲法は77歳となった。この間、部分的にも明文改憲はなかった。誕生以来本日まで、1字の損傷もなく、憲法は擁護された。これは、主権者である国民の憲法を
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(459)
著者: 本間宗究(本間裕)流動性と支払い能力 現在、世界的に「流動性の枯渇問題」が発生している状況とも思われるが、この原因としては、「バランスシートの非対称性」、すなわち、「資産価格には価格上下の変動が存在するものの、負債残高には不変の状態が継続
本文を読む「天皇制はない方がよい」3%、そこに留まる一人として
著者: 内野光子4月29日は、天皇誕生日、いや、みどりの日だった。いや、いまは、なんと「昭和の日」だった。2007年から、みどりの日は5月4日に移動して、「昭和の日」になっていたのだった。そして、もう忘れかけそうな、4月30日には、ど
本文を読む日韓関係の行方~韓国の選挙結果-野党192与党108
著者: 小原 紘韓国通信NO743 去る10日に行われた韓国の総選挙は与党「国民の力」の惨敗、野党「共に民主党」圧勝に終わった。大統領は弾劾直前にまで追い込まれ、任期半ばで政権末期状態に。支持率は20%台と相変わらず低空飛行を続ける。
本文を読む保守主義者が唱える「伝統的」家庭は底の浅い意識の産物
著者: 小川 洋選択的夫婦別姓、同性婚問題をめぐって 落語のなかの夫婦 筆者の好きな落語の演目の一つに「町内の若い衆」がある。江戸でも上方でも演じられた。職人の熊さんが親方の家を覗くと親方は留守で奥さんがいた。上がってお茶をいただいて
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