評論・紹介・意見の執筆一覧

なぜこんな最悪の戦争犯罪が犯されたのか ― アフガン米軍の病院爆撃は誤爆か作戦か

著者: 坂井定雄

アフガニスタン北部クンドゥズの、「国境なき医師団(MSF)」病院への米軍の爆撃事件(3日未明)。少なくともMSFの医師、看護師らスタッフ12人、患者10人が死亡、37人が重傷で、うち19人がスタッフだとMSFが発表した。

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唯一絶対の神アッラーが下す「最後の審判」をまた目指して生きる

著者: 伊藤力司

「イスラム断章」 われわれ現代の日本人は宗教を無視したような生き方ができる。よく言われるように、結婚式はキリスト教式で挙げ、葬式は仏教の坊さんにお経を上げてもらう。何かの折に神社を訪れれば二礼二拍手の拝礼も欠かさない。だ

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時代を戦前回帰させてはならない 孫崎亨氏の〝警世の訴え〟に感銘

著者: 池田龍夫

元外交官の孫崎亨(うける)氏の著作が今年5月と8月に刊行され、その鋭い問題提起に注目が集まっている。一冊は5月20日刊行の「日米開戦の正体」(祥伝社)、もう一冊は8月20日刊行の「日本外交―現場からの証言」(創元社)であ

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(101)

著者: 本間宗究(本間裕)

金利上昇の波紋 8月末現在で、「日銀のバランスシート」は、総額が「約361兆円」にまで拡大しており、また、「当座預金残高」は「約231兆円」にまで増えている。そして、「国債の保有額」は、「約306兆円」という、前代未聞の

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「集団的自衛権行使」が宇宙で意味するもの―藤岡惇「ミサイル防衛と新型核戦争」

著者: 藤岡惇/ピースフィロソフィー

『世界』2015年3月号に掲載された、藤岡惇氏による論文を許可を得て転載します。   本文より: ……ミサイル防衛(以下、MDと略)の任務を、北朝鮮や中国その他の国が発射するミサイルから

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当面シリア・アサド政権の存続を許容か - ロシアとフランスがシリア領内ISの拠点を空爆 -

著者: 伊藤力司

このところEU(欧州連合)は、トルコからギリシャに渡りバルカン半島を北上して欧州諸国に押し寄せるシリア難民に忙殺されている。中東で枢要の地を占めるシリアでは2011年の春以来4年半に及ぶ戦乱が続いており、総人口2200万

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(報告)南相馬・避難20ミリシーベルト基準撤回訴訟を応援しよう! 「避難の権利」を確立しよう! 9.28 第1回口頭弁論(東京地裁)

著者: 田中一郎

昨日(9/28:月曜日)、東京地裁において「南相馬・避難20ミリシーベルト基準撤回訴訟」の第1回口頭弁論、並びに公判報告集会が開かれました。福島県南相馬市からはバスで原告の方々が大勢おいでになり、また、東京地区を中心に約

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SJJA&WSJPOの【西サハラ最新情報】132 国連総会一般討論演説で西サハラ支援

著者: 平田伊都子

 2015年9月28日から第70回国連総会一般討論演説会で各国の首脳が、アピールしました。 その中で、アフリカの首脳たちが<西サハラ紛争>の早期解決と<西サハラ民族自決権>の早期行使を強く要請しました。 先進国の首脳たち

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障害者は生きて行けない ――重度の知的障害を持つ娘の親から

著者: 舩橋春子

安保関連法案で揺れた第189回通常国会で、この法案の影に隠れる様に厚生労働省が10個もの法案を提出していたのをご存じの方はそう多くはなかろうと思います。その中の一つがいわゆる内部留保(法案では社会福祉充実残額)のある社会

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第2次大戦後70年間の日本は真に平和国家の理念を追求した国家だったといえるか。

著者: 岡本磐男

大戦後の日本は、1947年の平和憲法の制定のもとで一度も戦争をしなかった平和国家だったと説く人がいる。しかし私は、こうした言説をとても信用する気にはなれない。むしろ1951年に締結され60年に改訂された日米安全保障条約に

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(メール転送です) 東電株主代表訴訟記者会見・井戸弁護士講演 + 「脱被ばく実現ネット」からのご連絡 他

著者: 田中一郎

下記は三輪祐児さん(UPLAN)からいただいたメールです。転送いたします。 なお、井戸謙一弁護士講師のレジメは別添PDFファイルをご覧ください(PDFは画像がうまく出ませんでしたので省略いたしました)。   (

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「武器輸出にノー! 軍備増強に税金使うな」 ~防衛装備庁の発足に異議あり~

著者: 杉原浩司/満田夏花

満田夏花さんのメールを転送します。10月1日に発足する「防衛装備庁」 は「武器輸出庁」ないしは「武器調達庁」に他なりません。同時に行わ れる「文官優位」の廃止と合わせて、戦争法制定の動きと一体の危険な 企てです。こうした

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シリア人等難民問題――生命から生活へ――

著者: 岩田昌征

「ちきゅう座」で現在進行中のシリア人等難民大量移動事件について何人かが書いている。いずれもスペイン在住、ハンガリー在住、ドイツ旅行中の人だ。日本国内の新聞やテレビ報道だけでは、何かを述べる材料としては不十分なのかも知れな

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SJJA&WSJPOの西サハラ最新情報131 - 北朝鮮人権侵害、沖縄人権侵害、西サハラ人権侵害 -

著者: 平田伊都子

 今年もまた、ニューヨークの国連本部で、世界から約150か国の首脳が参加する国連サミットが9月末に開かれます。 各国の首脳たちが演説を競いますが、世界の注目を浴びるのは何といってもバチカン市国のローマ法王。 イランの核問

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メルケル独首相にノーベル平和賞を - シリア難民にEU域内で、初めて手を差し伸べた熟女 -

著者: 平田伊都子

 あの悲しい、溺死した少年の写真が、世の人を動かしました。   難民を受け入れたメルケル独首相が、ヨーロッパの首脳たちを動かしました。  戦火のシリアを脱出した人々が、世界の良心と優しさを問うことになりました。 難民や移

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(100)

著者: 本間宗究(本間裕)

天皇陛下と政治 歴史を尋ねると、「天皇陛下」と「政治」については、きわめて複雑、かつ、微妙な問題が存在するようである。具体的には、現在でも、「第二次世界大戦」の時の「天皇陛下の責任」が、いろいろと議論されている状況だが、

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