評論・紹介・意見の執筆一覧

本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(435)

著者: 本間宗究(本間裕)

30倍の衝撃 「2023年8月15日」から始まった「世界的な金融混乱」は、今後、「26年前の1997年」と比較して、「約30倍の衝撃」を、世界にもたらすものと考えているが、その理由としては、金融混乱の発生までに積みあがっ

本文を読む

Global Head Lines:ガザ紛争についての海外論調(8)――ドイツの公共放送「ドイツの波」 Deutsche Welle 11/9の記事から

著者: 野上俊明

はじめに  11月初め、イスラエルはガザ地区に対しナチス張りの殲滅戦を推し進め、ガザ市民に日々大勢の犠牲者が生み出されている。中東をはじめ、欧米でも一般市民の間では、その政府とは違ってイスラエルの過剰防衛に反対の世論が高

本文を読む

【報告と報道】「ガザ大虐殺をやめさせろ!」11.7 G7外相会合への抗議行動に100人!

著者: 杉原浩司

11月7、8日に行われた「G7外相会合」は大量虐殺=ジェノサイドを進めるイスラ エルを一言も非難することなく、「戦闘の人道的休止」を「支持」するという実 効性のかけらもない共同声明を発表。あからさまな二重基準を露わにして

本文を読む

青山森人の東チモールだより…東チモール版の〝統一地方選挙〟、これでいいのか?

著者: 青山 森人

〝全国共通試験〟に〝地方統一選挙〟そして〝お盆休み〟 東チモールでは11月の初旬は、日本の8月半ばのお盆休みに相当する時期です。今年は11月1日・水曜日から5日の日曜日までが〝お盆休み〟となりました。 11月1~2日は、

本文を読む

欧州はユダヤ人問題をパレスチナへ厄介払いした――欧州の罪は重い――(その一)

著者: 柏木 勉

 ハマスの奇襲によって始まった今回の大災厄の根源は以下のとおりである。  現在のイスラエル国家は、パレスチナ人をパレスチナの地から暴力的に追放することによって建国された。パレスチナ人は弾圧・放逐され、その人口の3分の2が

本文を読む

女性差別・天皇制・植民地主義:カナダに移住して得た3つの気づき(「反天ジャーナル」より) Misogyny, the Emperor System, and Colonialism: Three Insights about Japan that I Gained by Living in Canada

著者: ピースフィロソフィー

「天皇制を知る・考える」ための『反天ジャーナル』11月更新号に寄稿したエッセイを転載します。(文中ハイパーリンクは著者が付け足したものです) 『反天ジャーナル』ロゴ。サイトはこちらへ。 女性差別・天皇制・植民地主義:カナ

本文を読む

谷山博史:分断を乗り越え、『作られる戦争』を止めよう TANIYAMA Hiroshi: Overcome Divisions and Stop the “Manufactured” War

著者: ピースフィロソフィー

国際NGOで35年間経験を積んだ谷山博史さんが23年9月24日に「沖縄を再び戦場にさせない・県民の会設立・キックオフ集会 」で行なった基調講演の内容を許可をいただき転載します。数々の米国の戦争を目撃してきた立場から「戦争

本文を読む

砲弾ではなくパンを! 爆音ではなく静寂を! 爆撃ではなく医療を! ミサイルではなくノートを! 子どもたちに笑顔を! 家族に家を! 殺戮ではなく生きる手立てを! 憎悪の悪循環を断ち切ってパレスチナに平和を!

著者: 澤藤統一郎

(2023年11月4日) 抑圧と差別の累積は、いつの日か爆発する。ある日マグマが噴出するように、あるいはプレートに亀裂が走るように。 抑圧され差別された者の爆発が、抑圧と差別を解消させるとは限らない。制圧されて、さらなる

本文を読む

Global Head Lines:ガザ紛争についての海外論調(7)――ドイツの左派系日刊紙Tageszeitung 11/3の特集記事から

著者: 野上俊明

 ホロコーストの記憶はどこへ行ったのか。ガザへの殲滅戦を仕掛けるイスラエル軍の攻撃が、多くの子供たちや民間人を巻き添えにしているのを見ると、イスラエルの恐るべき歴史健忘症に驚かざるを得えない。ハマス殲滅を怒号し、都市無差

本文を読む

ドキュメンタリー映画「サイレント フォールアウト」を観て

著者: 松井和子

                20231104 松井和子 私は9月末、伊東英朗監督ドキュメンタリー映画「サイレント フォールアウト」を観る機会を得ました。この映画について少しは予想していたものの大変な衝撃を受けました。

本文を読む

Global Head Lines:ガザ紛争についての海外論調(6)――ドイツの左派系日刊紙Tageszeitung 10/31の特集記事から

著者: 野上俊明

 どう考えても、つまるところパレスチナ紛争には「オスロ合意」の精神である、イスラエルとパレスチナの「二国家間の平和共存」以外の解決法はないであろう。だとすれば、現に進行しつつある民族浄化の色さえ濃いガザ地区へのイスラエル

本文を読む

本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(434)

著者: 本間宗究(本間裕)

無力化したローマ法 現在の世界情勢は、1600年前の「西ローマ帝国の崩壊時」と酷似した状況のようにも思われるが、この点に関して興味深い事実としては、「無力化したローマ法」が指摘できるものと考えている。具体的には、「紀元前

本文を読む

Global Head Lines:李克強の死について―ドイツの左派系日刊紙Tageszeitung 10/27の記事から

著者: 野上俊明

 フルシチョフ失脚のときだったろうか、テレビを見ながら朝食をとっているとき、父が母に向かってこう言った。「ソ連はちょっと前までは、トップの政治家は生きて辞めることはできなかった」そして母は「恐ろしい国よね」と答えた。それ

本文を読む

「官報に載せるのを忘れてた」って! 文化功労者選考分科会委員

著者: 内野光子

 「官報」に載せるのを忘れてた?って、そんなことがあるのだろうか。 10月22日、「文化勲章は誰が決めるのか」を書いたあと、やはり気になって、今年の委員は誰だったのだろうと、毎年発表のある9月1日前後の「官報」をもう一度

本文を読む

私たちはソシオパスと愚か者たちに支配されている:ケイトリン・ジョンストン We Are Ruled By Sociopaths And Morons: Caitlin Johnston (Japanese Translation)

著者: ピースフィロソフィー

X(旧ツイッター)で約30万人のフォロアーをもつ、オーストラリア在住のジャーナリスト、ケイトリン・ジョンストン氏の最新の投稿を和訳しました。(ジョンストン氏の方針により、ジョンストン氏の仕事は転載自由とされています。この

本文を読む

ミャンマー恒例の「タディンジュ(燈明)祭」―10/28,29,30―終わる

著者: 野上俊明

 10月の満月に合わせ、地上いたるところで燈明を照らし、天から降りてくる釈迦が道に迷わないようにするという。熱帯モンスーンによる雨季は、雨安居(うあんご)といって僧侶たちは外出せず、僧院でひたすら修行に打ち込む季節。しか

本文を読む

Global Head Lines:ガザ紛争についての海外論調(5)――ドイツの左派系日刊紙Tageszeitung 10/27の特集記事から

著者: 野上俊明

 イスラエルによるパレスチナ自治区ガザ空爆により、子どもが3千人以上死亡するなか、国連総会(193カ国)は27日、緊急特別会合を開き、「敵対行為の停止につながる人道的休戦」を求める決議案を採択した。開票の内訳は、賛成がフ

本文を読む

青山森人の東チモールだより…世界は東チモールに聴け

著者: 青山 森人

お里が知れている新制度 10月26日、田中明彦JICA(国際協力機構)理事長が東チモールを訪問し、シャナナ=グズマン首相ら政府要人と面会し、両国は協力関係を確認しました。田中理事長は、技能実習制度と特定技能制度の見直しを

本文を読む

【報告】「空爆という大虐殺をやめろ!10.27イスラエル大使館前ダイ・イン」に150人!

著者: 杉原浩司

10月27日に行ったイスラエル大使館付近でのダイ・インの報告をまとめました。 ブログの写真も合わせて、ぜひご覧ください。 <パレスチナに平和を!緊急行動> 11月5日(日) 17時45分 日比谷公園中幸門(日比谷公会堂と

本文を読む

本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(433)

著者: 本間宗究(本間裕)

2008年と2023年との違い 「2023年8月15日」には、戦後の26年サイクルが示唆するとおりに、「中国版のリーマンショック」と呼ばれる事件が発生したが、この事実に関して注意すべき点は、「2008年と2023年との違

本文を読む

離日のキユーバ大使を合同送別会で送る 友好団体の8団体が

著者: 岩垂 弘

 間もなく帰国する駐日キューバ大使のミゲル・A・ラミレス氏の送別会が10月18日、東京・東麻布のキューバ大使館で行われ、日本側から政治、経済、スポーツ、文化など各界の関係者約60人が参列したが、これに先立つ9月20日には

本文を読む

Global Head Lines:ガザ紛争についての海外論調(4)――ドイツの左派系日刊紙Tageszeitung 10/20の特集記事から

著者: 野上俊明

 ウクライナ戦争においてもそうだったように、ガザ紛争においても左翼とリベラル内部で見解が分かれている。日本でそれほど目立たないのは、見解の相違が小さいからではなく、現実政治における党派的エネルギーと同様、論争するだけの知

本文を読む