評論・紹介・意見の執筆一覧

戦後70年,「村山談話」を継承して平和構築

著者: 池田龍夫

 戦後70年が流れた。世界各地での騒乱は依然絶えず、日本を取り巻く環境が改善されたとは言えない。安倍晋三政権の「積極的平和主義」に危険性を感じている国民は少なくない。年頭に当たり、「村山談話」の警鐘を痛感、その全文を読み

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ヨーロッパよ、気をつけよ!第三次世界大戦、一世紀3度目のヨーロッパ破壊の可能性

著者: 松元保昭

ムハンマド諷刺画を掲載したパリの新聞社「シャルリエブド」襲撃事件がヨーロッパを震撼させている。しかしテロリストの武器 は誰が提供したのか?リビアで、イラクで、シリアで、反政府テロリスト集団に武器と資金と訓練を提供してきた

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特定秘密保護法では隠されていたであろう外務省機密文書 「日米地位協定の考え方」 とは何か (前泊博盛編著『日米地位協定入門』(創元社)より)

著者: 田中一郎

前回に続いて、前泊博盛沖縄国際大学教授著『本当は憲法より大切な日米地位協定入門』(創元社)から、もう一つの衝撃の情報をお伝えします。それは下記にご紹介する通り、外務省の第1級機密文書である『日米地位協定の考え方』です。相

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「放射線の健康への影響と防護分科会」は医療・学術倫理にそう行動をとったか?

著者: 島薗進

日本学術会議は東日本大震災後、放射線健康影響問題について早い段階で「放射線の健康への影響と防護分科会」を立ち上げた。この分科会の「設置目的」は次のように記されている。 平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震及

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フランス風刺週刊誌襲撃:ドイツでの哀悼と抵抗の光景

著者: 梶村太一郎

ベルリン国会議事堂の半旗 2015年1月8日 昨日1月7日、白昼のパリで起こったフランスの風刺週刊誌『シャルリーエブド』の編集部へのテロ襲撃は、世界中に衝撃を与えていますが、ここドイツのベルリンでも大きなショックを与えて

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日本の食品表示は「劣等生」!・下 -内外で表示が異なる「コアラのマーチ」-

著者: 岡田幹治

◆内外格差に驚く食品表示部会委員  内閣府の設置された消費者委員会の食品表示部会委員を務める立石幸一・JA全農食品品質・表示管理部長は、外国へ出張するたびに、加工食品の表示内容の内外格差に驚くという。 たとえば、子どもた

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原子力治外法権の原型:日米地位協定と日米原子力協定のよく似た構図、戦後日本の司法形骸化=対米・対行政追従と「伊達判決」=前泊博盛氏編著『日米地位協定入門』より)

著者: 田中一郎

(最初にいくつか重要情報です) 1.「直ちに影響はない」の拠り所でもある「ICRPの勧告」には科学的根拠がないことがNHKの取材で判明/追跡!真相ファイル「低線量被ばく 揺らぐ国際基準」 – @動画 http://www

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マンション生活で知り得た社会問題を考える (3) -マンション管理組合の会計問題―Ⅰ-

著者: 羽田真一

 どのような小規模の集団でも会計経理は絶対正確を期さないといけないという、昔から不文律のモラルが存在する。私は組織の健全さは会計で決まると思っている。従って、金銭を扱う部署の人間は短期交代が原則と考える。マンション管理組

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東京地検が福島第1原発事故責任者の東電幹部たちを起訴しない理由はない:明らかとなった原子力安全保安院幹部審議官のメールの驚くべき内容(岩波新書 『原発と大津波』より)

著者: 田中一郎

(最初にいくつか重要情報です)   1.(美浜の会)福島の子どもたちに発生した甲状腺ガン 発生数の多さだけが問題ではない、悪性度がおそろしいほどに深刻(子どもたちを守る闘いの突破口をみいだそう) http://

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日本は食品表示の「劣等生」!・上 -中国産でも「国産」のリンゴジュース-

著者: 岡田幹治

私たちが食品を選ぶとき重要な手がかりとなる「食品表示」の内容が、日本は世界で非常に遅れていることをご存じだろうか。多くの国で近年、「消費者が選択しやすい表示」や「健康維持に役立つ表示」をめざして改革が進んでいるのに、この

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BBCニュース: 衆院選挙と今後の安部政権 (John Swenson-Wright博士の論評)

著者: グローガー理恵

英国王立国際問題研究所 ”Chatham House”のアジア・プログラムのリーダーである ジョーン・スウェンソン-ライト博士が、衆院選挙について、そして安部政権が今後打ち出していく政策について論評していますので、それを

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マンション生活で知り得た社会問題を考える (2) -マンション管理集団と個人の人権問題-

著者: 羽田真一

 以下に記す出来事は羽田の私憤だと受け留められそうだが(私憤にあらず公憤)、堅い理屈の羅列よりも受けた事実の方が説得力があると思うから知った真実を訴えたい。私憤は偏った意見となるからダメだと言われそうだが、逆に事実が正し

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ロシア内「プーチン=ヒトラー」論とアメリカの「反ナチズム」反対外交

著者: 岩田昌征

ロシアは、権力者と呼ぶにふさわしい真性の権力者を生み、同時にまた、批判者と呼ぶにふさわしい批判者を生む。 去年の4月、知人のロシア語第一人者が手紙をくれて、ロシアの主要紙『ヴェードモスチ』(2014年3月1日)に国立モス

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敗戦70周年にあたって:「日本は〈敗戦〉を完成させた」再録

著者: 梶村太一郎

今年の新年は、読者のみなさまに率直に「おめでとうございます」とは残念ながら述べられません。 なぜなら日本は第二次世界大戦終結70周年の本年、よりによってこれまでにない政治危機に直面しているからです。危機の本質は歴史認識に

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自分の外に主人(あるじ)を持たない一市民として ~新年のご挨拶に代えて~

著者: 醍醐聰

2015年1月1日 迎 春 平凡な年越しだったが 荒れ模様の天候の地も多いと伝えられていますが、皆さま、穏やかな新年をお迎えのことと思います。私は年々、「新年」を迎えるという感慨が薄れ、いつもと変わらない年越しの時間を過

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(75)

著者: 本間宗究:本間裕

2014年を振り返って 2014年を振り返ると、結局は、「国債」と「金」とを巡る、世界的な「金融大戦争」における「最終決戦の年」だったものと感じている。具体的には、「国債を守る陣営」である「日米欧の先進国」にとっては、「

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再生可能エネルギーを押さえつけて、滅びゆく恐竜=原発にしがみつく地域独占の電力会社と経済産業省:再生可能エネルギー買取制度の改悪を許すな

著者: 田中一郎

今般、FOEジャパンの主催で、経済産業省による再生可能エネルギー買取制度見直し案のパブリックコメントに関するワークショップが開催されました。講師には環境エネルギー政策研究所(認定NPO法人)の松原弘道氏が招かれ、会場との

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軍隊並みの情報、指揮・統制と巧みな戦術 ―「イスラム国」との戦いは国連中心で⑧

著者: 坂井定雄

「イスラム国」(IS)がイラクで政府軍と戦いで勝利を重ね、支配地域を急拡大したことは、米国や英国の軍事専門家たちを驚愕させた。トップから前線部隊までの指揮・統制、イラク軍についての新鮮な現地情報に基づく作戦が的確で敏速だ

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NHK放送番組 「サイエンスZERO : 謎の放射性粒子を追え!」のどこがおかしいか=きちんと伝えられないホット・パーティクル(放送では「セシウム・ボール」と名付けていた)の危険性 

著者: 田中一郎

さる2014年12月21日(日)放送のNHK「サイエンスZERO:謎の放射性粒子を追え!」が、昨日12月27日(土)のお昼に再放送されました。下記は、その関連サイトです。   公共放送たるものが放射線被曝につい

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勝手に転送:ジュゴン掲示板に12/24大ゆんたくの報告をまとめてアップしました。 とても楽しかったです。沖縄と、そして関西もつながりましょう。

著者: uchitomi makoto

NO BASE 沖縄とつながる京都の会   山根 富貴子 14時間前 ジュゴン掲示板に12/24大ゆんたくの報告をまとめてアップしました。 とても楽しかったです。沖縄と、そして関西もつながりましょう。 &nbs

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青山森人の東チモールだより 第287号(2014年12月26日)

著者: 青山森人

2015年は変革の年 辞任意向表明から1年1ヶ月、内閣改造を約束してから4ヶ月  『ディアリオ』(2014年12月19日、インターネット版)によると、シャナナ=グズマン首相は12月18日の記者会見で「変革する時がきた」と

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