評論・紹介・意見の執筆一覧

「米だけは」政策から「米さえも」政策へ=主食を捨てるような国が国家安全保障(NSC)など笑止千万

著者: 田中一郎

下記は本日付の『日刊アグリリサーチ』に掲載された米の生産調整廃止に関する記 事である。いよいよ対米隷属の市場原理主義政権=安倍晋三・自民党は,これまでの 「米だけは」(何とかいたしましょう)政策を捨てて,「米さえも」(守

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シ リアの人道危機:「西側はシリアに戦争賠償を支払うべき」ミシェル・チョスドフスキィのインタビュー

著者: 松元保昭

オ バマ政権は、G8に向けて「反体制」反乱軍への援助を強化すると発表しましたが、その5日前のTVニュース番組の中で、グローバル・リ サーチ・センターの 設立者、ミシェル・チョスドフスキィ氏がインタビューに答えました。「ア

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戦時下の女性の過酷な労働実態を明らかに 『武蔵野市女性史 あのころ そのとき―国策に絡め捕られて―』

著者: 岩垂 弘

 戦争における最大の犠牲者は前線に送られた兵士たちだが、“銃後”の女性たちもまた戦争遂行という国策によって動員された犠牲者だった――第二次世界大戦下の女子労働者の実態を明らかにした冊子『武蔵野市女性史 あのころ そのとき

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みのもんたと天野祐吉 ―「混ぜっ返し」と「小判鮫」―

著者: 半澤健市

《やっぱり「一億総白痴化」》  みのもんたの報道風番組退場と天野祐吉の死亡報道の感想を書く。 みのに関する報道は息子との関係への批判以外のものは何もなかった。私が知りたかったのは、みのもんたは「ジャーナリスト」として何を

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(メール転送です) 文部科学省パブコメ 「今後の地方教育行政の在り方について(審議経過報告)」に関する意見募集

著者: 田中一郎

みなさま 教育委員会が確かに形骸化しているところは多いのですが、 だからと言って、首長の支配下に置くことはとんでもない ことです。それはどうなるのか、大阪市の教育行政をみれば 一目瞭然です。教育委員会制度をどういう経過で

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シリアのテロリストにたいする西側援助は終わりの時だ

著者: 松元保昭

シリア紛争は混迷の一途をたどり、 すでに何万人もの死者、二百万人を超える国外避難民を生み出している一方で、反アサドに収れんする報道の偏りにあふれています。紛争開始 前から、安易な人道懸念ではなく米国、イスラエルの関与に着

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はてしない物語のふたつの読み方――ファンタージエンの友達

著者: 木村洋平

はてしない物語には、ふたつの読み方があると思う。焦点は後半だ。ここは文学的で、思想的になっているが、奥底には平明なものがあると思う。それをどう読むか。 『はてしない物語』はミヒャエル・エンデの作品で、児童文学として日本で

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「忍耐と我慢」は今も続いている -21世紀版映画「おしん」を観て-

著者: 安原和雄

最近(2013年10月下旬)、21世紀版映画「おしん」を観る機会があった。どこにこれほどの涙が隠れていたのかと思えるほど涙が止まらなかった。私にとって30年前の連続テレビドラマ「おしん」物語には断ちがたい想い出がある。「

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残してほしい東日本大震災の遺構 -対照的だった被爆都市・広島と長崎の対応-

著者: 岩垂 弘

 東日本大震災による被害を伝える遺構の撤去が進んでいる、とのニュースに接するたびに、私は「見るのがつらい、という地元の人たちの気持ちは痛いほど分かるが、大震災の被害を永く、具体的に後世に伝え得る、かけがえのないモニュメン

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懲りずに4度目のピョンヤン管見記(2) -直接君主制?を味わってみると-

著者: 田畑光永

 前回の(1)ではは去年から今年にかけて北朝鮮が実施した経済面でのいくつかの新政策を紹介した。農村では昨年6月から「分組管理令」を徹底する措置が取られ、農作業を請け負う基本単位を農民3人から5人という小規模にして、メンバ

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