新約聖書でイエス・キリストの生誕地とされているパレスチナベツレヘム県ベツレヘムにある教会は、今年、クリスマスを祝うことをキャンセルした。 教会はクリスマスに展示される降誕場面を変えて、ガザの人々との連帯を示すために、赤子
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
親知らずー歯医者と口腔外科
著者: 藤澤豊歯医者とドクターについては前回書いたが、今回は親知らずのせいで歯医者と口腔外科でえらい目にあったこと――今となっては笑い話にしかならないが――を書いておくことにした。 就職する前だったから、十八か十九歳だったと思う。右顎
本文を読む日本の学校教育は変われるか? PISA2022の結果などから
著者: 小川 洋教育の問題か、指導者の責任か 先日、国際学力調査の一つであるPISA(生徒の学習到達度調査)の調査結果が発表された。3年ごとに行われてきたが、コロナ禍で4年ぶりに実施された2022年度の結果である。今回、日本の生徒たち
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(441)
著者: 本間宗究(本間裕)米国政府の危機的な財政状態 現在の「米国政府の財政状態」については、「1991年のソ連崩壊」の時と似たような状況とも思われるが、実際には、「長期国債に続き、短期国債の販売が難しくなった結果として、インクがなくなるまで紙幣
本文を読むドイツ通信第204号 2023年10月7~8日の週末(その2)
著者: T・K生カッセル市民賞‐「理性のグラス」の授賞式が行われた10月8日(土) 10月8日(土)は、カッセル市民賞‐「理性のグラス」の授賞式が行われた日です。今年は、ARD(ドイツ公共第一放送局)の女性ジャーナリスト(Natalie
本文を読む天皇の「おことば」の出来上がるまで
著者: 内野光子きのう12月20日のテレビでは、12月19日に、安倍派、二階派の事務所に家宅捜索に入ったという報道がトップニュースだった。そんなニュースに隠れがちであったが、12月20日には、30年を経た外交文書が公開されたという報道
本文を読むイラン・パペ教授「何があっても道義的コンパスを失ってはいけない」You should never lose your moral compass no matter what happens: A summary of Ilan Pappe’s talk at UC Berkeley, Oct 19 2023
著者: ピースフィロソフィーThe Ethnic Cleansing of the Palestine などの著書で知られるパレスチナの歴史の専門家、イラン・パペ教授(英国エクセター大学)が10月19日にUCバークリーで行なった講演のYouTube
本文を読むGlobal Head Lines:ガザ紛争についての海外論調(15)
著者: 野上俊明はじめに ガザ地区におけるイスラエルの蛮行に国際社会の圧倒的多数は反対の意思を表明し、各国政府にジェノサイドを止めるため、必要な措置をとるよう迫っている。以下、まとまりがないが、このところの海外論調をピックアップしてみ
本文を読む青山森人の東チモールだより…司法に介入するシャナナ
著者: 青山 森人12月7日、歴史を記憶する日 48年前の1975年12月7日は、インドネシア軍が東チモールに全面侵略を開始した日です。「12月7日」は「国民・英雄の日」として休日となっています。12月7日は木曜日であり、翌日8日の金曜
本文を読む■本の紹介 『ちょっとうるせぇ障害者』三木由和著、社会評論社 の編集にかかわって
著者: 石川愛子障がい者といっても、障害部位は視覚、聴覚、肢体・・・、とさまざまで筆者三木由和さんは、脳性小児麻痺による肢体不自由である。脳性麻痺というと、車椅子の人を想像される方も多いと思うが、程度もさまざまで、彼は右手足に不自由が
本文を読む女性皇族は、皇室の広告塔? ~生き残りをはかる天皇制!
著者: 内野光子近頃の皇室報道 12月に入って、皇室の記事がやたら目につくようになった、一年を振り返るということもあるのか。この4月には、宮内庁に広報室が新設されたことにも拠るのだろう。雅子皇后が12月9日に60歳になり、12月1日に
本文を読む中国が見た「パーティー券」スキャンダル
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(453)―― 自民党派閥の政治資金パーティー券を巡る疑惑で、安倍派と二階派の派閥事務所が12月19日、東京地検特捜部の強制捜査を受けた。安倍派の裏金は最近5年間で約5億円に上る可能性があり、二階派の
本文を読む☆「大和心」の折り込み広告はデマに満ちている。真実を伝える広告となっていない。☆「大和心」の折り込み広告は、新聞読者、消費者に不利益を与えるものである。☆「大和心」の折込広告は、明らかに新聞事業の品格を損なうものである。「大和心」の折り込み広告は、消費者保護法制の理念に反するものである。☆だから、新聞折り込み業者諸君よ、「大和心」の折り込み広告を扱ってはならない。折込広告業者も新聞社本体も、「大和心」と同類の差別主義者と見なされることのないように。差別・違法加担の誹りを受けることのないように。
著者: 澤藤統一郎(2023年12月18日) 12月17日付の赤旗社会面に、「外国人差別あおる」「DHC元会長がまた」という記事。吉田嘉明の、「また」「ヘイト」発言の冒頭は、「極悪人もバカも、無審査のフリーパスで日本国民にしているのです
本文を読む『南相馬日記』その3 鄭周河 (写真家)
著者: 小原 紘韓国通信NO733 11 月 2 日、佐々木淳さん夫妻と再会した。5年前に 彼の父親である佐々木孝先生( 2018年逝去79才 )がなくなった。それまで弔問できなかったのはコロナ渦で暫くの間日本とご無沙汰していたためだ
本文を読む「よせばよいのに維新の猪瀬 舐めたスラップ身のつまり」 猪瀬直樹のスラップは、敗れるべくして敗れた。控訴はやめたがよい。恥の上塗りを重ねるだけなのだから。それとも、敢えて恥の上塗り承知での控訴をしようというのだろうか。
著者: 澤藤統一郎(2023年12月16日) 「野ざらし」といえば柳好である。録音で聴くだけだが、何とも噺のリズムが心地よい。向島で、餌も付けずに釣り糸垂れた八五郎が唱う鼻歌の一つに、「よせば良いのに 舌切り雀さ ちょいとなめたが コラ
本文を読むお江戸舟遊び瓦版1010号/「『沖縄 1972 年』孝 返還・復帰・再併合」琉球館 23.7.1 崎浜靖、屋嘉宗彦、大嶺隆、与那嶺一枝 後田多敦編
著者: 中瀬勝義※ちきゅう座より 以下の記事はPDFの埋め込みですが、その部分が空白のままになって表示される場合があります。お手数ですがブラウザ左上隅の更新ボタンを何回か繰り返して押してみてください。表示されるようになります。 http
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(440)
著者: 本間宗究(本間裕)大都市の空洞化 「村山節の文明法則史学」では、「800年ごとに東西文明が交代するとともに、その時には、約100年間の移行期間が存在する」と説明されている。そして、この時の注目点は、移行期間を象徴する「民族の大移動」に関し
本文を読む【記録動画】原発防護・民間病院使用の日米共同統合演習ほか
著者: 太田光征(1)沖縄を再び戦場にするな!官邸前行動 沖縄を再び戦場にするな! – YouTube https://www.youtube.com/watch?v=YoTa-NYYxzY 【チャプター】 ●歌「沖縄を返せ
本文を読む青山森人の東チモールだより…国会で怒ったシャナナ、訪日へ
著者: 青山 森人総額19億ドル5000万ドルの2024年度国家予算 12月12日、総額19億ドル5000万ドルの来年度(2024年度)国家予算の審議が東チモール国会で始まりました。 2021年の国家予算額は約19億ドル、2022年度は約
本文を読むえ、ドクター?歯医者さんじゃ
著者: 藤澤豊有無を言わせぬ辞令をもらって一週間で荷物をまとめて、フィールドサービスマンとしてニューヨーク支社に赴任した。生産現場にいたことがないから、ろくに機械を触ったこともなかった。英語は中学卒以下のレベルの者にある日突然、アメリ
本文を読む「イスラエル国」は生き残れない:「アメリカ=イスラエル同盟」の退場へーー12.8アメリカの国連安保理拒否権行使の歴史的意義
著者: 矢沢国光●12.8アメリカ拒否権行使の意味するもの 12月8日、国連安全保障理事会で、パレスチナ自治区ガザ地区での人道目的の即時停戦を求める決議案が、日本を含む13カ国の賛成にたいして、アメリカが拒否権を行使して、否決された
本文を読むGlobal Head Lines:ガザ紛争についての海外論調(14)
著者: 野上俊明はじめに AFP通信は、現在のガザ地区の状況を「大惨事どころではない。世界終末のようだ」と語る、国際NGOオックスファム・インターナショナル(Oxfam International)のブシュラ・ハリディ氏の声を伝えてい
本文を読むミャンマー、夜明けはそう遠くはない
著者: 野上俊明「1027作戦」以降の軍事情勢は、関係者のだれもが予想していなかったほどの急展開となった。20の町、300の軍事拠点制圧を可能ならしめたのは、なんといってもシャン州北東部を拠点とする三つの強力な武装組織が連携して作戦展
本文を読むキッシンジャーをどう見るか―
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(452)―― はじめに 冷戦期の1970年代に米ニクソン、フォード政権で国務長官を歴任したヘンリー・キッシンジャーが11月29日死去した。享年100歳。冷戦期、ベトナム戦争の泥沼からの脱出するため、
本文を読む鹿児島の五日間~西郷隆盛ばかりではない、近代絵画の名作を訪ねて(4)
著者: 内野光子仙厳園~島津家別邸 つぎに向かったのは、薩摩藩主島津家の別邸という「仙厳園」だった。19代島津光久によって1658年、築かれた桜島と錦江湾を望む広い庭園と別邸という。 美術館からのタクシーで、運転さんに、あれだけのコレ
本文を読む「物が足りないのにいくさをした」のではなく、「物が足りなかったから戦争になった」という言いぐさ。「物」とは、対中戦争を継続するための石油である。皇国の開戦の論理は、忌むべき強盗の論理にほかならない。
著者: 澤藤統一郎(2023年12月8日) 12月8日である。82年前の今日、日本は英米蘭3国に宣戦を布告した。が、その宣戦布告以前に奇襲は始まっていた。奇襲実行のはるか以前に、戦闘準備を整えた艦隊は出航している。日米交渉継続中の一方的
本文を読む鹿児島の五日間~西郷隆盛ばかりではない、近代絵画の名作を訪ねて(3)
著者: 内野光子長島美術館~「ぞ展」ってなに? 鹿児島に来てから、リーフレットを見て、初めて知った美術館である。鹿児島にゆかりのある黒田清輝、藤島武二、和田英作、有島生馬、東郷青児、海老原喜之助らの作品と海外のルノアール、ルオー、ユト
本文を読むお江戸舟遊び瓦版1009号/第 64 回 提言・実践首長会 「少子化対策・子育て支援策について」
著者: 中瀬勝義※ちきゅう座より 以下の記事はPDFの埋め込みですが、その部分が空白のままになって表示される場合があります。お手数ですがブラウザ左上隅の更新ボタンを何回か繰り返して押してみてください。表示されるようになります。 http
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(439)
著者: 本間宗究(本間裕)26年前の悪夢 現在は、「26年前の悪夢」が再来している状況とも思われるが、具体的には、「1997年8月13日に、タイから始まった『世界的な信用収縮』が、その後、約1年をかけて、世界全体を襲った展開」のことである。より具
本文を読む鹿児島の五日間~西郷隆盛ばかりではない、近代絵画の名作を訪ねて(2)
著者: 内野光子かごしま近代文学館 11月2日、昼食後向かったのは、かごしま近代文学館だった。ここでは「没後100年 さまよえる有島武郎展」と「向田邦子のはじまり」という企画展が開催されている。有島武郎と鹿児島?向田邦子と鹿児島?ど
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