評論・紹介・意見の執筆一覧

青山森人の東チモールだより 第234号(2013年4月22日)

著者: 青山森人

ルシア=ロバト前法務大臣周辺が騒がしくなってきた 言語調査に基づいて言語問題を論争してほしい  最近、明け方の室温は28℃前後です。30℃を下回るという東チモールとしては低い気温が続き、とても助かっています。明け方の室温

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子安宣邦 on Twitter 3月27日〜4月21日: 日本の主権の回復とアメリカへの軍事的従属、暁烏敏と本居宣長、論語塾、『文化大革命の遺制と闘う』、V.E.フランクル

著者: 子安宣邦

4月21日 「主権回復式典」をめぐって、サンデーモーニングで寺島が、日米関係の強化をいいながら、日本の主権回復61年を祝おうとする安倍の本意がどこにあるかを危惧するアメリカの識者の声を伝えながら、同じ疑問をのべていた。こ

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評論  プロレタリアートとマルチチュード

著者: 宮内広利

 ドゥルーズは、国家の起源をマルクス同様、「アジア的専制国家」と認めているが、その「原国家」について次のように述べている。 ≪国家はすでに出現する前から、これらの原始人社会がその社会の存続のために祓いのける現勢的な極限と

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ドキュメンタリー映画「真実はどこに? -WHOとIAEA放射能汚染を巡って」

著者: グローガー理恵

ご紹介させて戴きますドキュメンタリー映画「真実はどこに? -WHOとIAEA放射能汚染を巡って」へのリンクは岐阜環境医学研究所の松井英介医師が下さったものです。大変に印象的なドキュメンタリーで、私はチェルノブイリで起こっ

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新局面を迎えた普天間問題  政府対沖縄の対立構造浮き彫りに― 沖縄から(1)

著者: 山根安昇

「日本政府」は3月22日、普天間基地の移転先として、名護市辺野古沿岸の埋め立て申請を沖縄県知事に提出した。これにより、普天間問題は新たな局面を迎えることになった。それを簡単にいえば、普天間基地の建設は「米軍対沖縄県民の闘

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チトーのマイナス・イメージ──米英軍大空襲と二つの解放軍

著者: 岩田昌征

故チトー大統領に対してセルビア人労働者がポジティヴな感情をいだいていることを「ちきゅう座」で2回ほど紹介した。それでは、今日の中国において大衆的デモにおいて毛沢東の肖像が出現する事が権力者達に有する政治心理的効果を発揮す

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「岩手の保健」編集者・大牟羅良さん再評価の動き -農山村の庶民の声をすくい上げ続ける -

著者: 岩垂 弘

 その記事を目にした時、私は55年前に引き戻された。その記事とは、3月12日から3日間にわたって河北新報朝刊の「文化・芸能欄」に連載された『「岩手の保健」編集者 再考 大牟羅良とその時代』である。筆者は盛岡総局の菊間深哉

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小沢一郎政治裁判はまだ現在の政治的事件である(二)

著者: 三上 治

戦後の日本の政治権力は国民の政治意思によって代表として選ばれたもので構成されている。という幻想態の中で存在する。国家権力は天皇の意思によって形成されているという戦前の存在とは違う。戦後憲法が国民主権をうたい、法治国家の形

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小沢一郎政治裁判はまだ現在の政治的事件である(一)

著者: 三上 治

「政治資金規正法違反」の容疑に問われた小沢一郎の裁判は政治裁判だった。このことはその後の選挙で自民党が圧勝するや、きれいさっぱりと忘れ去られたような扱いを受けていることによくあらわれている。政治的利用価値が終わったとして

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ネオニコチノイド系農薬とは何か(下) -生態系やヒトに悪影響、EUでは規制が進む-

著者: 岡田幹治

◆生態系への影響 ネオニコ系農薬は「上」で述べたような特徴・毒性をもつから、生態系にもヒトの健康にも深刻な影響を与える。まず生態系への影響をみてみよう。代表的なものが、蜂蜜の生産や農作物の授粉に欠かせないミツバチへの影響

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ネオニコチノイド系農薬とは何か(上) -使い勝手がよい半面、毒性が強い新農薬-

著者: 岡田幹治

「ネオニコチノイド系農薬」(以下ネオニコ系と略す)と呼ばれる新世代の農薬をめぐって、世界で論争が続いている。今年1月には、欧州連合(EU)の欧州委員会が3種類のネオニコ系農薬について「ミツバチを引きつける作物への使用を2

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都会の小さな公園  出会いとふれあいの人間模様

著者: 栗木黛子

我家から200mほどでしょうか、区立の小さな小さな公園があります。この公園で2年ほど前から花の世話をしています。季節によりますが、週に何回か通っています。 小さな公園ながら、地域の様々な人々が利用しています。タクシーの運

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