関税が撤廃されると10ha以上の大規模農家も農業純所得は赤字になる ~TPPが稲作農家に及ぼす影響を規模別に試算すると~ 一つ前の記事で書いたように、昨日(7月5日)、私を含む4名の大学教員で作った「大学教員・TPP影響
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
日野秀逸フォーラム代表らと井上明久東北大学前総長との名誉毀損裁判が結審しました
著者: 大村泉判決公判は仙台地方裁判所で、本年(2013年)8月29日(木曜日)13時10分から開催されます。多数の皆様の傍聴を希望します。 2010年6月25日に始まった日野秀逸フォーラム代表らと井上明久東北大学前総長との名誉毀損裁
本文を読む最良と最悪のシナリオ=クーデター後のエジプト
著者: 坂井定雄民主的選挙で選ばれたモルシ政権を打倒した(3日)エジプト軍のクーデター後初の金曜日の5日、カイロはじめエジプト全土で、100万人を超えるモルシ支持派が、クーデターに抗議し、大統領の復権を要求して大規模なデモを行った。各
本文を読む沖縄から見た橋下発言(下)-沖縄から(5) -戦争への無知さらけ出す-
著者: 山根安昇橋下氏の「慰安婦」「風俗活用」発言について、差別意識の欠落を指摘したが、もう一つ重要な問題点は、「戦争と人間」の関係についての視点の欠落である。ほとんど問題意識を持っていない。軍隊にとって慰安婦は必要だと“軍隊と性”の
本文を読む沖縄から見た橋下発言(上)-沖縄から(4) -根底に無意識の差別意識-
著者: 山根安昇日本維新の会共同代表・橋下徹大阪市長の「慰安婦発言」や「風俗活用発言」が国内外に大きいな波紋を巻き起こしている。なぜそうなったのか、発言の一方の当事者にされた沖縄からその問題点に触れてみたい。 そもそもこの発言は「軍
本文を読む2013ドイツ旅日誌(その2)
著者: 合澤清1.身体を動かすことの好きなドイツ人-環境が大切だ! 相変わらずの寒い日が続いている。時折陽は射すが、セーターや長袖シャツは手放せない。 26日に友人のユルゲンと待ち合わせのSzuelten Buergerに出かけた折、
本文を読む「除染」から「被曝量自己管理」へ(許されない政府の原発事故被害者対策)
著者: 田中一郎別添PDFファイル4つ(添付できませんでした)は,昨今の国による「直轄除 染」と,政府や行政の原発事故被害者への対応に関する記事を若干集めたものです。 以前より申し上げている通り,福島第1原発事故後の政府の被害者への対応
本文を読むブルガリアの大量焼身自殺再論
著者: 岩田昌征4月21日の「ちきゅう座」「評論・紹介・意見」欄に小論「自由主義メディアとEU加盟国の焼身自殺」を発表した。旧社会主義国でEU加盟を果たしたブルガリアにおいて2月から3月にかけて連続8件の焼身自殺が発生した。これはまこと
本文を読む【俳文】札幌便り(8)
著者: 木村洋平松落葉ベンチのうえで寝るひとも 五月、長く雪に閉ざされていた円山公園が、茶色い大地を剥き出しにしているのには、力強い季節の移りゆきを感じる。 誰(たれ)よりも遅くて蝦夷の桜かな 日本でおそらく一番、遅い桜はエゾヤマザクラ
本文を読む元中国大使丹羽宇一郎の中国観について
著者: 阿部治平―八ヶ岳山麓から(73)― 最近、丹羽宇一郎元駐中国日本大使の著作(口述筆記らしい)『北京烈日』(文藝春秋)が出版された。尖閣諸島をめぐって日中関係が緊張しはじめたとき、私は中国西北の青海省で生活していた。あの日々を忘れ
本文を読む身びいき
著者: 藤澤 豊多くの人が、人の生き方として「自分には厳しく、人には優しく」という生き方をあるべく生き方と考え、「他人に厳しく、自分には甘い」のは卑劣な、してはならない生き方だと思ってきた。この多くの人達が思ってきたことに反論も異論もな
本文を読む海と魚が放射能で汚染されていく(2):放射能汚染を甘く見てはいけない
著者: 田中一郎別添PDFファイル4つ(添付できませんでした)は,6月19日に続いて,「海と 魚の放射能汚染」の続報です。以下,ごく簡単にコメントいたします。水産王国日本 を支えてきた東日本の漁業が,近海のみならず遠洋漁業も含めて,海の
本文を読む本間宗究の「ちきゅうブッタ斬り」(45)
著者: 本間宗究官軍から賊軍へ 歴史を紐解くと、「時の権力者」は、常に、「理論」や「宗教」などを利用することにより、「政治的な優位性」を保とうとする傾向があるようだ。あるいは、「権力」が発生するための必要条件としては、一般庶民が、「理論
本文を読む2013ドイツ旅日誌(その1)
著者: 合澤清1.寒さに震える初夏の日々―滞在準備にかかる すぐ近くの銀行(Volksbank)の前に据え付けられた大きなデジタル温度計を見て驚いた。何と10℃である。今朝(26日)7時半の気温だ。ここはゲッティンゲンから徒歩1時間ほ
本文を読む都教委、民間会社の営業妨害を議決!?
著者: 増田都子皆様 こんばんは。犯罪都教委&1悪都議と、断固、闘う増田です! これはBCCでお送りしています。重複・超長文!? ご容赦を! 本日の東京都教育委員会定例会は、民間会社の営業妨害をすることを「議決」したそうです、以下の新聞
本文を読むパロディ タケシの独談:日本のスポーツ界は零細企業だっての
著者: 盛田常夫それにしても何だね、次から次に日本のスポーツ界の不祥事が暴露されるよな。オイラが見るところ、これらの事件には共通している問題があるね。偉そうに聞こえるかもしれないけどさ、問題の核心は「組織マネージメントの致命的な欠陥」
本文を読む「原子力翼賛社会」
著者: 田中一郎今日は,私がよく申し上げている「原子力翼賛社会」って,いったい何? どんなも んでんねん? これについて,可能な限り分かりやすく論じたいと思います。 下記は,それのトライアル版です。自分で読み返してみて,作文のつたなさを
本文を読むチャレンジする能力
著者: 藤澤 豊チャレンジすればまず失敗する。その失敗のなかから得たものを新たな力として、またチャレンジする。失敗しないように細心の注意を払い、最大の努力をもってしても、十回チャレンジすれば、十回失敗しかねない。でも、チャレンジし続けな
本文を読む書評 「大人の平和主義」について
著者: 宮内広利ともすれば、政治的プラグマチストを自認するものにかぎって、反対に抽象論におちいっていることが多いが、国際政治学の立場から世界の戦争と平和の問題を考えようとすればどうなるか、藤原帰一の穏健な平和主義がよく示してくれる。彼
本文を読む21世紀は「環境の世紀」であり,従ってまた,環境と持続可能性を巡っての支配権力に包摂された「似非科学」と「市民科学」との対決の時代である
著者: 田中一郎このほど「市民と科学者の内部被曝問題研究会」が第2回総会を記念して講演会を 開催いたしました。私もそれに参加し,意見交換の場で発言いたしました。下記はそ れに加筆して取りまとめたものです。ご参考までにお送り申し上げます。
本文を読む書評:『福島原発事故と女たち―出会いをつなぐ』近藤和子・大橋由香子編(梨の木舎)を読んで
著者: ノーテンキー*『福島原発事故と女たち―出会いをつなぐ』近藤和子・大橋由香子編(梨の木舎)1600円+税 2011年3月下旬絵描きの友人から個展の案内状が届き、目を遣ると懸命に逆立ちする子供達の姿があった。涙が零れた。彼が描く子供達の
本文を読む海と魚が放射能で汚染されていく(1) : 昨今の都道県別放射性セシウム汚染状況
著者: 田中一郎今回より複数回に分けて,海と魚介類・水産物の汚染状況について,昨今の情報を お伝えしたいと思います。1回目の今日は,水産庁が毎日のようにとりまとめて発表 をしている,各自治体による水産物の放射性セシウム検査の結果です。別
本文を読む変っちゃ困る人達
著者: 藤澤 豊一部の国、地域では紛争解決への兆しがないではないが、全体としては発展途上国の紛争も飢餓も一向に解消に向かう気配がない。当事国の多くの人達が紛争の終結を望み、飢餓のない生活を切望している。先進国の人達も切実さに違いはあった
本文を読む食と地域経済からTPPを考える ~山梨県韮崎市で講演~
著者: 醍醐聡6月16日、午後に開かれた「TPPを考える八ケ岳の会」主催の学習会で「TPPで私たちの生活・未来はどうなるの?」というテーマの講演をした。地元の新日本婦人の会の会員の皆さんが企画された催しで、会場は韮崎駅のすぐそばの韮崎
本文を読むパロディ:「腰ぬけ政治家に、ゴーマンかましてよかですか?」
著者: 盛田常夫ワシが常日頃指摘しているように、今の日本の政治家はみんな腰ぬけだ。アメリカのご機嫌伺いしている奴ばかりだ。人気におぼれた橋下も、アメリカの反撃を食って全面降伏の有様だ。白痴番組が氾濫している日本のテレビで人気があること
本文を読む昨今の放射性物質の降下量について (福島県と東京都:役所が公表しているものから)
著者: 田中一郎下記サイトは,福島県及び東京都における放射性物質(放射性セシウム及び放射性 ヨウ素のみ)の降下量の測定値,並びにその関連サイトです。放射性物質の降下量 は,それぞれ東京都の外郭団体,及び福島県庁が測定して公表しているもの
本文を読む竹内芳郎編著『討論 野望と実践』刊行者の辞 -「本そのものの声」がここに-
著者: 徳宮峻竹内芳郎編著『討論 野望と実践』 A5判1162頁・本体4500円+税 閏月社刊 参加者総計200人強、他者との相克を克服することで真理を追究する〈討論〉の実践の記録 二〇一三年二月一八日付『東京新聞』に、衆院選議席数の
本文を読む「飛ぶ球」問題は日本人心性の問題である ―加藤良三を解任できないのか―
著者: 半澤健市プロ野球の加藤良三コミッショナーは、2013年の統一球変更について、「聞くまで知らなかった」、「ガバナンスの問題だ」と言っている。飛んでもない。飛んでいるではないか。本塁打数が50%増えた。投手の防御率が低下した。昨年
本文を読む評論 戦争とポスト・モダン
著者: 宮内広利戦前、戦中の京都学派は、近代国家への不信感から戦争と世界史の理念を継ぎあわせようとした。その際、わが国を世界史の中に位置づける方法として、「世界史の哲学」という大きく身構えた姿勢をとった。また、彼らは西洋哲学史の知識を
本文を読む沖縄は独自の道を(下)
著者: 宮里政充そしてアメリカは? アメリカは自分の国が「自由と民主主義」の国であると自負している。そしてそのアメリカ流の自由と民主主義を世界の国々に実現させていく特権と使命を帯びたエリート国家であると信じて疑わない。だから、長崎・広島
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