米国大統領選挙を前にして、2012年10月6日号の英Economist誌にBarclays Capital’sの“Equity Guilt Study”を引用して、揺るがぬ共和党支持のWall Streetを軽く揶揄する
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
累進課税
著者: 藤澤 豊日本では累進課税を否定する人は稀で、消費税に対しては多くの人達が基本的には否定的で、財政赤字問題云々から消極的な賛成に留まっていると想像している。ここには、“税制や財政は貧富の差を少なくするものでなければならないという”
本文を読む青山森人の東チモールだより 第235号(2013年4月28日)
著者: 青山森人援助=未来志向=過去をなかったことにする この式が成り立つと思ったら大間違い 訂正:前号『東チモールだより』(234号)で控訴裁判所の所長の名前を「グライデオ=シメネス」と書きましたが「クラウデオ=シメネス」の間違いでし
本文を読むあれは何の足音だ?
著者: 宮里政充カフェテラスでコーヒーを飲んでいると、突然、地響きを立てて大きな動物が走り去っていった。犀だった。近くに動物園がある訳でもない。不思議だ、と思っているうちに、犀はその数を増やし、放送局を占拠し、やがて町は犀だらけになり、
本文を読む今日(4月30日)、IWJで醍醐のインタビューを中継:TPPをめぐって
著者: 醍醐聡今日(4月30日)、14時からIWJ(Independent Web Journal)のUSTのCh1で、IWJ代表の岩上安身氏による醍醐へのインタビューが中継される。 http://www.ustream.tv/cha
本文を読む村に米軍事基地があったらどうする? -座談会<15歳と語る沖縄>を読んで-
著者: 安原和雄政府主催の「主権回復・国際社会復帰を記念する式典」が4月28日、東京都内で開かれ、安倍首相は「未来へ向かって希望と決意を新たに」と述べた。一方、沖縄では政府式典に抗議する「屈辱の日」大会が開かれた。いうまでもなく沖縄で
本文を読むドイツテレビARTE.(海底に放棄された10万トンの核ごみと海底に放棄された3つのロシアの核軍艦、この恐ろしい出来事は忘れられている)
著者: リヒトナーすみ子こんにちわ。お元気ですか? この記事をちきゅ座に投稿したいと思います。 ドイツARTEテレビが報道したドキュメンタリーフィルムを2つ和訳(要約)いたしました。 とても重要な内容です。このフィルムはドイツ語ですが、画面を
本文を読むゼロトレランス ― 安倍政権の危うい教育論
著者: 小川 洋安倍政権の重視する政策課題は、当面は経済と教育だという。政権の周りには学者や評論家が集まり政策を支える議論を提供しているが、教育論議に奇妙な人物が紛れ込んでいることを指摘しておきたい。教育再生実行委員会に「有識者」として
本文を読むハルキ風イケメンになる10の方法
著者: 木村洋平巷でひそかにブームになっている(?)ハルキ風イケメン。村上春樹の主人公は、いつもある特徴をもっています。彼らは、テレビのバラエティー番組に出てくるようなバブリーなイケメンではなく、そこからやや距離を置いた知性派のイケメン
本文を読む製造業のなかの第三次産業
著者: 藤澤豊“物造りの日本”といった類のキャッチフレーズのようなものをよく耳にする。“ものづくり”を表題に掲げたメルマガまである。物造り、製造業の重要性は重々承知しているつもりだが、聞く度に、どうも腑に落ちない。“研究開発の日本”な
本文を読む労働生産性
著者: 藤澤 豊今更、何だという気もするが、今こそ真正面から取り組んで根本的な改革をしなければという気持ちの方が強い。日本の労働生産性が先進国中で最低だと問題視されて、もう、ざっと二十年になる。何が問題なのかもとうに議論し尽くされている
本文を読む生産性を上げるために貧しくなる
著者: 藤澤 豊戦後の高度成長以来、長きに渡って生産性が上がれれば生活が向上すると、多くの人が素朴に思っていた。戦後、欧米から導入した新しい技術や生産設備と地方からの廉価で豊富な労働力により総生産量も生産性も飛躍的に伸びた。その伸びは、
本文を読む「共通番号制」から離脱する権利を認めよ
著者: 醍醐聡目下、国会に上程されているマイナンバー法案をめぐって、4月20日、ビデオ・ニュースに出演し、ジャーナリストの青木理さん、社会学者の宮台真司さんと約90分間、討論した。目下、動画配信中であるが会員でないとpreviewしか
本文を読む白鳥事件偽冤罪の講演を聴いて
著者: 岩田昌征明治大学自由塔において4月20日(土)『白鳥事件 偽りの冤罪』出版記念講演会が開かれた。大教室は満員であった。年配者が多く、自分たちの青壮年期に直接間接にかかわった白鳥事件解明・村上冤罪証明運動への関心が今日においても維
本文を読む青山森人の東チモールだより 第234号(2013年4月22日)
著者: 青山森人ルシア=ロバト前法務大臣周辺が騒がしくなってきた 言語調査に基づいて言語問題を論争してほしい 最近、明け方の室温は28℃前後です。30℃を下回るという東チモールとしては低い気温が続き、とても助かっています。明け方の室温
本文を読む現状分析から見えてくること(二)
著者: 三上 治3)「戦後体制脱却論」ともう一つの世界論 安倍首相の政治構想《主張》は当面するものとしては上のところで記したものだが、もう一つ見て置かなければならないところがある。それは戦後体制の脱却論である。戦後体制脱却論は左右の立場
本文を読む現状分析から見えてくること(一)
著者: 三上 治1) アベノミクスはどういう幻想か 安倍政権の登場とともに内外での強い警戒があった。これは一言でいえば、保守と右翼の境の曖昧な政権がでてきたことであり、大きくはリベラルな部分が退潮している政治状況への危機感である。民主党
本文を読むなにが障害か -日中韓三国首脳会談の延期
著者: 田畑光永管見中国(44) 5月下旬にソウルで開かれると予想されていた日中韓三国首脳会談が、尖閣諸島問題を背景に中国が応じない構えを見せているために開催が困難になったと、4月18日の各紙に一斉に報じられた。これで当分、安倍・
本文を読む書評 世界を裁く作法―フーコー
著者: 宮内広利≪西欧における権力の大形式、権力の大よそのエコノミーを、次のように再編成することができるかもしれない。まず、封建的タイプの領土性において誕生し、概ね掟の社会―慣習法と成文法―に対応し、約束と争いのゲームを繰り広げる、裁判
本文を読む自由主義メディアとEU加盟国の焼身自殺
著者: 岩田昌征4月19日(金)午後、明治大学自由塔において中国人独立ジャーナリストの喩塵氏の講演を聴いた。土地収用・移転問題等共産党権力の暗部を勇敢かつ慎重に報道している。例えば、2008年来自焚を含む54人の抗議的自殺が知られている
本文を読む子安宣邦 on Twitter 3月27日〜4月21日: 日本の主権の回復とアメリカへの軍事的従属、暁烏敏と本居宣長、論語塾、『文化大革命の遺制と闘う』、V.E.フランクル
著者: 子安宣邦4月21日 「主権回復式典」をめぐって、サンデーモーニングで寺島が、日米関係の強化をいいながら、日本の主権回復61年を祝おうとする安倍の本意がどこにあるかを危惧するアメリカの識者の声を伝えながら、同じ疑問をのべていた。こ
本文を読む評論 プロレタリアートとマルチチュード
著者: 宮内広利ドゥルーズは、国家の起源をマルクス同様、「アジア的専制国家」と認めているが、その「原国家」について次のように述べている。 ≪国家はすでに出現する前から、これらの原始人社会がその社会の存続のために祓いのける現勢的な極限と
本文を読むドキュメンタリー映画「真実はどこに? -WHOとIAEA放射能汚染を巡って」
著者: グローガー理恵ご紹介させて戴きますドキュメンタリー映画「真実はどこに? -WHOとIAEA放射能汚染を巡って」へのリンクは岐阜環境医学研究所の松井英介医師が下さったものです。大変に印象的なドキュメンタリーで、私はチェルノブイリで起こっ
本文を読む大飯原発3・4号機運転差止仮処分 不当判決を糾弾する
著者: 阪上武本日(16日)大阪地裁が下した不当判決に怒りを禁じえません。50人以上が集まった関電 東京支社前での行動は、期待を込めたアピールから、怒りのコールへと変わりま した。悔しい思いでいっぱいです。関西や岐阜、福井で闘ってこら
本文を読む新局面を迎えた普天間問題 政府対沖縄の対立構造浮き彫りに― 沖縄から(1)
著者: 山根安昇「日本政府」は3月22日、普天間基地の移転先として、名護市辺野古沿岸の埋め立て申請を沖縄県知事に提出した。これにより、普天間問題は新たな局面を迎えることになった。それを簡単にいえば、普天間基地の建設は「米軍対沖縄県民の闘
本文を読む経済政策
著者: 藤澤 豊何とか優遇とかエコ減税なんとかというのが次から次へとでてくる。優遇制度や減税という政策で、直接潤うであろう業界は想像がつく。なんとか優遇制度やらなんとか減税をキャッチフレーズにして今買わなければという恐怖心さえ煽りかねな
本文を読むエコ?エゴ?
著者: 藤澤 豊最近ちょっと静かになったが、一時期“エコ”を銘打った広告を目にしない日がなかった。一目で広告と分かるものもあるが、なかにはあまりに大きな視点-地球規模の環境問題を全面に押し出していて、見る側には、その後ろにある本音が分か
本文を読む無節操
著者: 藤澤 豊リーマンショックまで無節操な信用の拡大を梃子に米国の金融機関はボロ儲けしてきた。その中には製造業も金融業も持ったコングロマリットの形態をしたところもある。もともとは製造業の企業だったのが金になるのであればなんでもいいとで
本文を読むチトーのマイナス・イメージ──米英軍大空襲と二つの解放軍
著者: 岩田昌征故チトー大統領に対してセルビア人労働者がポジティヴな感情をいだいていることを「ちきゅう座」で2回ほど紹介した。それでは、今日の中国において大衆的デモにおいて毛沢東の肖像が出現する事が権力者達に有する政治心理的効果を発揮す
本文を読む「岩手の保健」編集者・大牟羅良さん再評価の動き -農山村の庶民の声をすくい上げ続ける -
著者: 岩垂 弘その記事を目にした時、私は55年前に引き戻された。その記事とは、3月12日から3日間にわたって河北新報朝刊の「文化・芸能欄」に連載された『「岩手の保健」編集者 再考 大牟羅良とその時代』である。筆者は盛岡総局の菊間深哉
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