評論・紹介・意見の執筆一覧

青山森人の東チモールだより 第235号(2013年4月28日)

著者: 青山森人

援助=未来志向=過去をなかったことにする この式が成り立つと思ったら大間違い 訂正:前号『東チモールだより』(234号)で控訴裁判所の所長の名前を「グライデオ=シメネス」と書きましたが「クラウデオ=シメネス」の間違いでし

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村に米軍事基地があったらどうする? -座談会<15歳と語る沖縄>を読んで-

著者: 安原和雄

 政府主催の「主権回復・国際社会復帰を記念する式典」が4月28日、東京都内で開かれ、安倍首相は「未来へ向かって希望と決意を新たに」と述べた。一方、沖縄では政府式典に抗議する「屈辱の日」大会が開かれた。いうまでもなく沖縄で

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ドイツテレビARTE.(海底に放棄された10万トンの核ごみと海底に放棄された3つのロシアの核軍艦、この恐ろしい出来事は忘れられている)

著者: リヒトナーすみ子

こんにちわ。お元気ですか?  この記事をちきゅ座に投稿したいと思います。 ドイツARTEテレビが報道したドキュメンタリーフィルムを2つ和訳(要約)いたしました。 とても重要な内容です。このフィルムはドイツ語ですが、画面を

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青山森人の東チモールだより 第234号(2013年4月22日)

著者: 青山森人

ルシア=ロバト前法務大臣周辺が騒がしくなってきた 言語調査に基づいて言語問題を論争してほしい  最近、明け方の室温は28℃前後です。30℃を下回るという東チモールとしては低い気温が続き、とても助かっています。明け方の室温

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子安宣邦 on Twitter 3月27日〜4月21日: 日本の主権の回復とアメリカへの軍事的従属、暁烏敏と本居宣長、論語塾、『文化大革命の遺制と闘う』、V.E.フランクル

著者: 子安宣邦

4月21日 「主権回復式典」をめぐって、サンデーモーニングで寺島が、日米関係の強化をいいながら、日本の主権回復61年を祝おうとする安倍の本意がどこにあるかを危惧するアメリカの識者の声を伝えながら、同じ疑問をのべていた。こ

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評論  プロレタリアートとマルチチュード

著者: 宮内広利

 ドゥルーズは、国家の起源をマルクス同様、「アジア的専制国家」と認めているが、その「原国家」について次のように述べている。 ≪国家はすでに出現する前から、これらの原始人社会がその社会の存続のために祓いのける現勢的な極限と

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ドキュメンタリー映画「真実はどこに? -WHOとIAEA放射能汚染を巡って」

著者: グローガー理恵

ご紹介させて戴きますドキュメンタリー映画「真実はどこに? -WHOとIAEA放射能汚染を巡って」へのリンクは岐阜環境医学研究所の松井英介医師が下さったものです。大変に印象的なドキュメンタリーで、私はチェルノブイリで起こっ

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新局面を迎えた普天間問題  政府対沖縄の対立構造浮き彫りに― 沖縄から(1)

著者: 山根安昇

「日本政府」は3月22日、普天間基地の移転先として、名護市辺野古沿岸の埋め立て申請を沖縄県知事に提出した。これにより、普天間問題は新たな局面を迎えることになった。それを簡単にいえば、普天間基地の建設は「米軍対沖縄県民の闘

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チトーのマイナス・イメージ──米英軍大空襲と二つの解放軍

著者: 岩田昌征

故チトー大統領に対してセルビア人労働者がポジティヴな感情をいだいていることを「ちきゅう座」で2回ほど紹介した。それでは、今日の中国において大衆的デモにおいて毛沢東の肖像が出現する事が権力者達に有する政治心理的効果を発揮す

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「岩手の保健」編集者・大牟羅良さん再評価の動き -農山村の庶民の声をすくい上げ続ける -

著者: 岩垂 弘

 その記事を目にした時、私は55年前に引き戻された。その記事とは、3月12日から3日間にわたって河北新報朝刊の「文化・芸能欄」に連載された『「岩手の保健」編集者 再考 大牟羅良とその時代』である。筆者は盛岡総局の菊間深哉

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