大震災と言って僕の日常生活で変わったところはない。震災に遭遇した人々の事を心に留めながらあれこれ考えて過ごしているだけである。過度の自粛は良くないし、それが波及する事態を憂慮している。だが、この大震災が僕のこころのなかの
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
裁判官にテストを受けさせれば?
著者: 増田都子東日本大震災&原発震災で多大な被害が出る中、実は、私の家も屋根・外壁・土台に被害があり…余震のたびに外壁のヒビがピシピシと広がっているような気が…修繕費の捻出に頭痛がするところですけど、東北の被害の大きさを思えば、この
本文を読む東日本大震災が“東日本大震災有事”に転化する危険、統一地方選挙の結果をみて
著者: 広原盛明関西から(8) 4月10日の統一地方選挙の結果には唖然として声も出なかった。そこには東日本大震災の現実を直視することで、日本の政治や地域経済のあり方を根本から見直そうといった革新的視点はカケラもなく、未曾有の大震災
本文を読むCO2温暖化を巡る裁判報告
著者: 近藤邦明さて、福島第一原発事故を巡る連載の中で少し触れてきましたので、人為的CO2地球温暖化仮説というものが、先進工業国グループの原子力発電システムなどの「エコ商品」を世界市場で売り込むために政治的にでっち上げられてきたもので
本文を読む都知事選、なんと憂鬱な民主主義か
著者: 田畑光永暴論珍説メモ(102) 東京都知事に石原慎太郎氏が4選された。なんともむなしく、憂鬱な結果である。NHKの選挙番組では、昨夜午後8時という開票開始を待たずに同氏の当選確実を報じた。出口調査でそれははっきりしていたのだそ
本文を読む放射線の単位に就いて
著者: 山根大次郎2011年3月11日 14:46以降、地震、津波、原発事故で、地震のエネルギーの話、マグニチュード(気象庁マグニチュードとモーメント・マグニチュード)や、津波、プレートテクトニクスの話、原発の燃料、放射性物質、放射能
本文を読む『スーパーヒーロー(強きアウトサイダー)不在の時代に』
著者: 岡村洋次郎映画監督 原一男インタビュー 2010.9.26 岡村:小野さやかさんの「アヒルの子」を見てびっくりしました。こういう若者もいるんだというか。自分の家族とかトラウマと真正面から向き合うのは、大変な勇気がいると思って。 原
本文を読む足尾鉱毒事件と構造は同じ
著者: とら猫イーチ唐突なようですが、私が、福島原発人災事故を観て思うことは、その昔に、田中正造翁が足尾銅山で観られたことと本質が同じであると言うことです。 企業名を古河鉱業から東京電力に替えるだけで、その他は同じ。 国家権力と癒着した企
本文を読む自然災害と戦争の相違
著者: 岩田昌征私は、1991年から2001年に至る旧ユーゴスラヴィア多民族諸戦争と現地で、つまり直接的戦場すれすれの所でほぼ毎年付き合って来た。そこで、阪神大地震が起きると、戦争による破壊と地震による破壊との相違を知りたくて、数週間後
本文を読む菅首相の記者会見、被災地再生の“街づくり構想”をどうみるか
著者: 広原盛明関西から(7) 福島第1原発事故が日に日に深刻化の度合いを深め、日本国内はもとより世界各国が危機意識を高めているときに、どういうわけか、その一方で能天気な「未来都市型復興ビジョン」が最近に来て一斉に語られ始めた。素直に
本文を読む「平成の再生」モデルを提唱する -大惨事の廃墟から立ち上がるとき-
著者: 安原和雄天災(地震と大津波)と人災(原発大事故と放射能汚染)による複合的大惨事とその廃墟から立ち上がり、閉塞状況を打破するにはどうしたらよいだろうか。目先の対応策ももちろん重要であるが、もう少し長期的視野から日本の行く末を考え直
本文を読む届いている提言と行動について
著者: 三上治宮澤賢治の童話に「グスコーブドリの伝記」がある。よく知られた作品なのでストーリを紹介する必要はないと思うが、その結末で主人公のブドリは死を覚悟して火山を爆発させるに行く場面がある。これは美しいが、また胸のつかれる物語であ
本文を読む三週間ぶりに救出された犬のニュースの余波
著者: 醍醐聡このブログでは私事は書かないように心がけているつもりだ。たまに私事に近いことを書くと、あとで後悔する。しかし、この記事ではそういう心がけを無視してちょっぴり、家庭の私事を(といってもほとんど私の独り言だが)書くことにした
本文を読む[福島原発事故に関する参考資料]福島原発事故についての緊急建言
著者: 青木芳朗、以下15名*あくまで「参考資料」としてこの元(現?)原発推進派学者の「建言」を掲載します。この趣旨への賛否については賢明な読者のご判断にお任せしたいと思います。(編集部) はじめに、原子力の平和利用を先頭だって進めて来た者として、
本文を読むこんな時こそ「みんなでやれば怖くない」で自粛選挙ムードの一掃を
著者: 醍醐聡自粛は美徳ではない 千葉県でも4月1日、県議選が告示されたのを機に、この後、私が住む市でも市長選、市議選が控えているが、とてもそうは思えない奇妙な静けさである。「大震災からまもない時期に自分の支持を呼びかける宣伝で街を
本文を読む「復興を!」という前に『ガラクタ』を片づけるべきではないか
著者: 安東次郎ポスト3.11―原発震災後の日本―を考える ② この数日「この震災からどう復興をしていくか」という議論が始まりつつある。「復興院」だの、「復興構想会議」などという話が聞こえてくる。しかし、ちょっと待ってほしい。 「復興
本文を読むこの出版は正しいか ─岩波書店『劉暁波文集』刊行の大きな疑問
著者: 子安宣邦岩波書店が『最後の審判を生き延びて』というタイトルを付して2月25日付けで刊行した『劉暁波文集』について大きな疑問がある。疑問は岩波書店によるこの書の刊行のあり方にかかわるものである。岩波書店によるこの書の刊行は、岩波書
本文を読むいいだもも氏が3月31日に死去されました―ご冥福をお祈りします
著者: 塩川喜信いいだもも(本名飯田桃)さんが3月31日に死去されました。フォーラム90s の発足以来、いいださんとの付き合いは、ある時は対立しながら、ある時は親密に長い間続きました。彼の活動歴その他については改めて書くつもりですが、こ
本文を読む連載・やさしい仏教経済学-(38)宮沢賢治の詩情と地球救援隊構想/(37)平和思想の先覚者、安藤昌益に学ぶ
著者: 安原和雄連載・やさしい仏教経済学(38) 東日本大震災(2011年3月11日発生)は天災(地震・大津波)と人災(原子力発電事故・大量放射性物質の飛散)による戦後未曾有の複合的な大惨事をもたらしている。大規模な救援・復興活動のなか
本文を読む財界のドン、カツマタ君が登場
著者: 中田安彦アルルの男・ヒロシです。東電の清水正孝社長が「病気」というこにされて、現場指揮を更迭され、財界のドン、勝俣恒久(かつまたつねひさ)会長が現場指揮に乗り出してきた。 勝俣は2002年に東電の社長に就任。「カミソリ勝俣」
本文を読む「安全不感症」という病―未だ危険を知ろうとしない人々へ
著者: 金子毅日本中を震撼させた東北関東大震災より早くも半月がたった。だが、未だその傷は癒えたとはいえない。今回の震災は巨大な爪痕を世界中に刻印した。確かに震災それ自体は自然災害であったが、その後続発したあの悪夢のチェルノブイリ以来の
本文を読む「にほんのうた」を聴いて思うこと ―緊張だけでよいのだろうか―
著者: 半澤健市《「東京・春・音楽祭-東京のオペラの森」》 個人的な体験を書くことをお許しいただきたい。 11年3月23日の午後、私は家人と東京上野の「旧東京音楽学校奏楽堂」で東京オペラシンガーズの唱う「にほんのうた」を聴いていた。企
本文を読む福島原発・作業員の放射能汚染と、さる大学教授の国外避難
著者: 岩田昌征昨日3月24日、福島第一原発の危機対処中に下請け会社の現場作業員が放射能で火傷した。東電の説明によれば、装着した警報器が現場に入った瞬間になったが、作業員が誤作動だと判断して、そのまま作業に入ったからという。さすがに作業
本文を読む市民の自発性を阻む行政の壁、社協の壁
著者: 醍醐聡支援物資を届けようと出かけたのだが 3月22日、私たち佐倉市の市民有志はこのたびの大震災の避難者の受け入れに市が積極的に対応するよう市長宛に申し入れた。これに対する市の回答を待つ間に、岩名公園内の青少年センターに福島
本文を読む今こそ日独同盟(?)が必要ではないか
著者: 三上治春の兆しの感じられる高速道路(常磐道)をくだって福島のいわき市にある老人センタ―に救援物資を運んできた。僕の所属する「9条改憲阻止の会」の有するトラックを利用してささやかながらではあるが救援活動をやろうということになっ
本文を読む猛毒プルトニウム/ドイツの新聞から
著者: 山川哲3月27日の「東京新聞」に、3号機汚染水の検査で、「プルトニウム調べず」という記事が載っていた。プルトニウムの半減期は24000年といわれる。今日の東電関係者、政治家たちは、それほど長い未来にわたって責任をとる必要はない
本文を読む東日本大震災の3つの特徴と3つの復興基本問題
著者: 広原盛明関西から(6) このところ、政府・東電そして政府筋に近い学者たちが、マスメディアを通して福島原発事故の楽観的評価や見通しを強調しているにもかかわらず、その後次々と明らかになってくる事態は日々深刻の度合いを深めている。そ
本文を読むポスト3.11―原発震災後の日本―を考える ①はじめに
著者: 安東次郎「原発震災後の日本を考える」というと、「まだ早過ぎる」と言われるだろうか。「いまはまだ国民が一致協力して危機に対処すべき時だ」と。 しかし、そんな「時」は終わった。昨日の三つの報道がそれを知らせている。 その一つは、原発
本文を読む運転者ネット情報/2.20組合員集会報告
著者: 松岡宥二継続就労者には厚生年金加入を 2月20日(日)、組合員集会が開催されました。昨年9月7日に行われた労供労連と東京環境保全協会(東環保)との労使協議会で、東環保から提案された、週40時間労働、みなし残業、雇用保険・健康保険
本文を読む豊田直巳の原発の町双葉町のルポ(共同配信)
著者: 豊田直巳2月13日に取材に入った東京電力の福島第一原発の町、双葉町の放射能汚染調査、取材のルポです。共同通信配信で、地方紙に22日の朝刊に掲載されたものです。下記よりご覧ください。 共同通信 http://www.kyodone
本文を読む