イスラエルによるガザ大虐殺からまもなく3年を迎える今、イスラエルとは一体どういう国家なのか、イスラエルのユダヤ人は何を考えているのか、パレスチナ人の未来はどうなるのか、といった問題を漠然と考えていたとき、偶然本屋で目に
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
転形期の日本(その一)~(その五)
著者: 三上治転形期の日本(その一) 12月5日 僕の住所の近くで年末になると「世田谷ボロ市」がある。12月15日・16
本文を読む粉ミルクにセシウム 測定なくして安全なし
著者: 山崎久隆セシウム137と134が合わせて約30ベクレル検出された明治の粉ミルク。「明治ステップ850g(缶)」という製品で、12月3日と4日に検査で発見されたという。ホームページには測定データも公表している。 明治は、セシウ
本文を読むアラブの民衆反乱と情報革命。鉄の治安機構を誇るシリアでさえ、政権維持が困難に
著者: 浅川 修史スターリン時代のボルシェヴィキ的弾圧がどんなものを知りたければ、シリアに行くとよい。人口の10%しかいない少数派のアラウィー派が、軍隊と治安機関を把握して、多数派のスンニ派を含んだ国民を監視する。その苛烈で徹底したノウ
本文を読む「もんじゅを廃炉へ!全国集会」の参加報告
著者: 諸留能興一昨日の12月3日福井県敦賀市の白木海岸で開催された「11年もんじゅを廃炉へ!全国集会」の参加報告です。 集会当日の3日(土)は雨も降らず、曇り空に時々青空も覗く、12月上旬としては温暖な天候に恵まれた。会場の白木海岸
本文を読む「東京大空襲控訴審」中山武敏弁護士の意見陳述
著者: 中山武敏以下は東京高裁での「東京大空襲控訴審」において、弁護士の中山武敏さんがおこなった意見陳述です。非常に興味深いものなので、皆様方に広く回覧したいと思います。(編集部) 平成22年(ネ)第622号 損害賠償等請求控訴事件
本文を読む「ヒューマンライツ・ナウ」、ガザ作戦時の戦争犯罪処罰を要求
著者: 松元保昭みなさまへ 松元 すでに11月5日から7日にかけて南アで開催されたパレスチナにかんするラッセル法廷を訳出紹介いたしました。(11/13「アパルトヘイトとパレスチナ占領」、11/19「パレスチナにかんするラッセル法廷:
本文を読む珈琲ブレイク(4)——世界はいたるところに穴ぼこが空いているのか——村上春樹と反時代的考察
著者: 木村洋平現実世界に空いた穴ぼこ 『ねじまき鳥クロニクル』という小説で、村上春樹は、自分の小説のもっとも根底にある思想を、典型的なシチュエーションで表現している。それは、主人公が、井戸の底に降りたところ、上からはしごを外されて
本文を読む顔で余裕を、ハラワタは?――ヒラリーを見る中国
著者: 田畑光永1、米国務長官のミャンマー訪問 2、平和・共同ジャーナリスト基金賞決まる 管見中国(37) 1955年のダレス以来、56年ぶりという米ヒラリー国務長官のミャンマー訪問が行われた。11月30日、専用機で首都ネピドーに到着
本文を読む大賞に樋口健二さんの「原発崩壊」 -2011年度の平和・協同ジャーナリスト基金賞-
著者: 岩垂 弘反核・平和、協同・連帯、人権擁護等を推進するための報道に寄与したジャーナリストらを顕彰する活動を続けている平和・協同ジャーナリスト基金(PCJF)は12月2日 、今年度の第17回平和・協同ジャーナリスト基金賞の授賞者を
本文を読む「99%の反乱」集会のスピーチ -真の民主主義と非暴力が合い言葉-
著者: 安原和雄「ウオール街を占拠せよ」というあの「99%の反乱」はいまなおアメリカを中心に続いている。月刊誌『世界』が紹介しているニューヨークでの集会のスピーチはなかなかユニークである。いきなり「I LOVE YOU」(みなさんを愛し
本文を読むサウンドデモ裁判原告意見陳述
著者: 松元保昭みなさまへ 松元 木下さんから送られてきました。原告“いのうえしんじ”さんの「サウンドデモ裁判意見陳述」です。こういう人間としての主張が認められない、学校、会社、組合、法廷、そして社会は、やはり根本的に狂っていると、
本文を読む一粒の麦落ちなば……小川岩雄先生の思い出 -大学の教え子たちに大きな影響-
著者: 白崎朝子私は1981年に立教大学に入学しました。核物理学者の小川岩雄先生が60歳になった年で、お元気で教鞭をとっていた時代でした。小川先生は『核問題概論』という授業を金曜日の最終時に一般教養課目として開講しており、私は同じ学科
本文を読む韓国の原子力発電所の現状
著者: 松元 保昭みなさまへ 松元 岡田卓己さんによる「韓国の原子力発電所の現状」です。 福岡の青柳行信さんが発信している「原発とめよう!九電本店前ひろば第224日目報告」から紹介させていただきます。 =====以下転載===== 岡
本文を読む米国特権層の病にとりこまれた、戦後日本のアメリカ依存(米国史その7)
著者: 大木 保はや7回目となりました米国史シリーズですが、そろそろ結論をえるときがきたようです。 前々回の末尾につぎのように書きました。– – 「 ためしに、アメリカ特権支配層から巨万の富と権力をとりあげてみれ
本文を読むドイツからの通信:「福島の母子と山本太郎さんがGORLEBENの核廃棄物反対デモにドイツの反原発派の人々と参加」
著者: すみ子リヒトナードイツの国内報送、南ドイツ新聞SUEDDEUTSCHE.deやBERLINの新聞TAZ.deで報道されました。 http://www.ndr.de/fernsehen/sendungen/hamburg_journal/
本文を読むNHKETVシリーズ「原発事故への道程」の文字起こし記録と評注の、《後編》その2
著者: 松元保昭======以下、後編(その2)転載====== 【解説】:その裁量権を認めた司法。原発建設は更に進むかに見えました。 【画面】:日本初の原子力船「むつ MUTSU」の進水式の映像 【テロップ】:原子力船「むつ」 【解説
本文を読む本間宗究「ちきゅうブッタ斬り」(13)
著者: 本間宗究オリンパス問題について 今回の「オリンパスによる飛ばし問題」については、私自身も、たいへん驚かされたが、その理由としては、「まだ、こんな問題が存在していたのか?」ということであり、かつ、「数年前に処理されていたのに、
本文を読む「アングロ・サクソン型」資本主義は勝利したのか ―新自由主義に抵抗する86歳の知日派― 書評 ロナルド・ドーア著『金融が乗っ取る世界経済―21世紀の憂鬱』
著者: 半澤健市ロナルド・ドーア(1925年~)を私は社会学者と思っていた。 著者経歴欄を見ると、氏はロンドン大学東洋アフリカ研究学院卒業。戦時中日本語を学び1950年江戸教育研究のため東大に留学。カナダ、イギリス、アメリカの大学の社会
本文を読むNHKETVシリーズ「原発事故への道程」の文字起こし記録と評注の、《後編》その1
著者: 松元保昭さきにお送りした諸留さんのNHKETVシリーズ「原発事故への道程」の文字起こし記録と評注の、《後編》を2回にわたってお届けします。 諸留さんは記録を重視し、[◆註]の形で「最低限度」の補足や説明をしていますが、のちほど番
本文を読む核実験と放射能の人類に与えた影響―『ECRR勧告』を読む
著者: 松元保昭みなさまへ 松元 ブログ・三酔人経綸問答に掲載されているエセー、「核実験と放射能の人類に与えた影響―『ECRR欧州放射線リスク委員会2003年勧告』を読む」を紹介させていただきます。 通常稼動の原発からも常時放射
本文を読むGDPよりも国民総幸福の追求を -来日したブータン国王が残した課題-
著者: 安原和雄国賓として初めて来日したブータンの若き国王夫妻はさわやかな印象を残して日本列島から立ち去った。しかし日本に残された課題は重い。それは国造りの基本として「経済成長」かそれとも「国民総幸福」か、そのどちらを選択するのかとい
本文を読む機会平等アメリカン・ドリームという虚妄のプロパガンダ(米国史その6) ─米国病?を病んだ現代日本を読み解くために・・
著者: 大木 保庭の侘助ツバキが知らぬ間に小ぶりの白い花をひっそりと咲かせています。 そこに百舌のはやにえ(早贄)がささっていたのはいつの年だったか。 それにしてもツバキは成長がゆっくりで、そこはわたしと似ているようです。 ちがうところ
本文を読む日本の政治・経済・文化の転換とTPP(壱)
著者: 三上治以前にあるところで「日本の文化にとって原発はどのような存在であるか」と題した文を送らせてもらった。恥ずかしながらこの文ではあの文脈では新嘗祭の替わりが文化の日と受け取られるようになっていたが、これは僕がうかつにも戦前の
本文を読むドイツの脱原発
著者: グローガー理恵「Nach Denk Seiten」サイトに記載されていた興味深い記事を見つけましたので、是非ご紹介したいと思いました。 この記事は、「ドイツが1970年代から現在に至るまで辿って来た脱原発への道、その背景」について書か
本文を読む国民健康保険の現状と滞納問題解決の道筋 ~佐倉市の現状から見えてくること~
著者: 醍醐聡講演の準備を通じて見えてきたこと 11月20日の講演(ちきゅう座編集部注:「地元の市民フェスタで講演します ~テーマは市の財政~ 」)の準備をする中で見えてきた佐倉市の一般会計と国民健康保険の特徴をまとめると次のように
本文を読む見えてきた佐倉市の財政の特徴と問題点~市民フェスタでの講演準備を通じて
著者: 醍醐聡講演の準備ために 1つ前の記事(ちきゅう座編集部注:「地元の市民フェスタで講演します ~テーマは市の財政~ 」)で書いたように、20日は地元の市民活動フェスタ2011の日。市民体育館、市立美術館、佐倉城址公園自由広場な
本文を読む「パレスチナにかんするラッセル法廷:ケープタウン・セッション」の「報告と勧告」
著者: 松元保昭先週11月5日から7日、南アフリカで開催された「パレスチナにかんするラッセル法廷:ケープタウン・セッション」の「報告と勧告」を、拙訳ですがお届けします。 すでに1948年から63年、西岸・ガザが占領地になってから4
本文を読むアメリカ白人特権層の、他者を省みることなき、稀にみる不遜な自己肯定の思想性(米国史その5)
著者: 大木 保米国病?を病んだ現代日本を読み解くために・・ 心理カウンセリングの場では、わたしは、毎回が真剣勝負に立ち会うように、 しかし笑顔でお迎えしています。・・ 一方、どんなひとも自身が心の病であることにつよい抵抗をもつのは無理
本文を読む本間宗究「ちきゅうブッタ斬り」(12)
著者: 本間宗究もう一つの3・11事件 先日、あらためて気づかされた出来事があったが、それは、2001年にも「3・11事件」が起きていたということである。具体的には、「アフガニスタンのバーミヤン遺跡で、二つの巨大な仏像が破壊された
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