評論・紹介・意見の執筆一覧

6月「沖縄と日米安保問題討議」の口火を切った6月5日の研究会

著者: 山川 哲

 今年は60年安保の記念すべき大闘争から数えて50年目の節目にあたり、そのせいなのか管見によればかなりの数の集会、討論会、研究集会などが予定されているようだ。  その中で、実際に「口火を切った」のかどうかは知らないが、6

本文を読む

米中の反応、目立つ温度差─菅新首相、米中政府公式反応

著者: 鈴木顕介

 菅新首相の誕生に対して、米、中両国政府はそれぞれ次のような反応を示した。中国は菅直人首相に温家宝首相がメッセージを4日に送った。米国は新首相誕生が現地で夜であったため、一夜明けた日本時間5日にホワイトハウスが国家安全保

本文を読む

「戦争の語り部」本多立太郎さん死去―外国での「憲法9条手渡し運動」を提案

著者: 岩垂 弘

 「戦争体験出前囃(ばなし)」で知られた本多立太郎さんが5月27日に亡くなった。96歳だった。人生最後の仕事として本多さんが意欲を燃やしていた、フランス・パリでの「日本国憲法9条手渡し運動」はついに実現しないまま、その類

本文を読む

今、政治的舞台で不足しているのはどんな役者か

著者: 三上 治

 かつて安保改定を推進した岸信介は格好の役者であった。安保改定反対闘争は岸が首相だから盛り上がったのだとすら言われた。当時、大学に入学したばかりでデモに明け暮れていた僕も岸に憎悪をかき立てていた。その岸はおもしろいことを

本文を読む

政治家が決断すること、あるいはする時

著者: 三上 治

 政治家、とりわけ総理大臣のようなトップにある人間は孤独であり、誰にも相談することなく決断の必要があると言われる。政治における決断を重視したのは政治学者のK・シュミットであるが、政治的ドラマはこの決断をめぐって現れる。鳩

本文を読む

6月20日(日)シンポジウム、6月15日(火)記念行事等の案内

著者: 9条改憲阻止の会

連帯・共同ニュース2010年5月31日 第57号 6月20日(日)シンポジウム、6月15日(火)記念行事等の案内 ■ 9条改憲阻止の会は毎年6月15日の前後に集会をやってきました。安倍政権の憲法改悪の動きに対抗してこの会

本文を読む

宮崎県「口蹄疫」被害と芸能人知事・議員の横行

著者: 伊東恵介

 宮崎県で発生し、ひろがっている家畜の伝染病、「口蹄疫(こうていえき)」被害が止まらず、その影響が深刻になっている。 <宮崎県、国の対応は後手>  宮崎牛拠点で「口蹄疫」の疑いが出たのは、今年の4月20日、宮崎県都農町で

本文を読む