私の手元に、NATOとユーゴスラヴィア(セルビアとモンテネグロから成る連邦国家)の戦争(1999年3月24日-6月10日)における、ユーゴスラヴィア側が主張する人的・物的犠牲に関する記録本(英文)が三冊ある。 NAT
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
海洋放出という悪夢
著者: 小原 紘韓国通信NO727 ついに汚染水の海洋放出が始まった。廃炉作業が一向に進まないうえに12年間に溜まった134万トン余りの汚染水入りの貯蔵タンクの光景に心を痛めてきた人は多い。だが放出すれば廃炉が進む保証はない。海にまで
本文を読むとうとうはじまったか 汚染水の海洋放出
著者: 三上治テレビの報道番組を見ていた。場面は岸田首相と坂本全漁連等との会談だ。多分、8月22日の夜だった、と思う。「数十年に渡ろうとも全責任」を持つと岸田首相は言った。これを聞いていて僕は驚いた。こういう無責任なことがいえるなとい
本文を読むクリントン戦争とプーチン戦争の相似形――両戦争の終結様式に相似形ありやなしや
著者: 岩田昌征露烏戦争は近現代ヨーロッパにおける国民国家・民族国家体制確立戦争の最終段階のように思われる。 ①南欧におけるスペインとポルトガルの国民(民族)国家成立、 ②西欧におけるオランダ、フランス、ベルギー、イタリアの国民(
本文を読む勝連にもいらない! 琉球弧をミサイル戦争拠点にするな 8.28官邸前行動へ
著者: 杉原浩司直前のご案内となりすみません。28日夕方、沖縄・勝連分屯地への地対艦ミサイ ル部隊の配備に反対する官邸前行動を行います。 ポイントは呼びかけ文にあるように、「勝連分屯地はその一部が保安林が違法に 開発された場所に造られた
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】543 BRICSにガリ西サハラ難民大統領が参加!
著者: 平田伊都子ブラヒム・ガリSADR西サハラ大統領兼ポリサリオ戦線事務総長は、BRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)からアフリカ大陸の指導者に送られた公式の招待状を受け取り、8月22日から24日まで開催された第15
本文を読む9月30日沖縄でのシンポジウム「朝鮮戦争から考える沖縄と東アジアの平和」~停戦協定を平和協定へ~ Okinawa and the Korean Peninsula: Bringing Peace to Northeast Asia (Symposium in Okinawa, Sep 30 2023)
著者: ピースフィロソフィーシンポジウムのお知らせです。 近時、⽇本政府によって「朝鮮半島有事」や「台湾有事」が喧伝され、これを⼝実に⽇本の軍事化が進んでいます。特に沖縄では、「北のミサイル発射に対処する」との名⽬で、⼗分な議論の無い
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(424)
著者: 本間宗究(本間裕)生成AIの活用法 現在、「生成AIの可能性や問題点」などについては、世界的な議論が活発に行われている状況でもあるが、この点について、私自身は、「日本の将棋界」が参考になるものと感じている。つまり、以前、「プロ棋士とコンピ
本文を読むオランダ王国空軍、クラスター爆弾、常民14人殺害
著者: 岩田昌征『朝日新聞』(夕、8月21日)に、オランダがF16戦闘機をウクライナに供給するとの報道があった。そしてかなり以前にアメリカがクラスター爆弾を、ウクライナに供給していた。F16もクラスター爆弾も戦場でのみ使用される事にな
本文を読む「民主主義」あっての社会主義や共産主義
著者: 藤澤豊学生運動から文化的、物理的に離れたところにいただけで、ノンポリってわけじゃなかった。職業訓練校の詰め込み教育に疲れて、参加する機会もないまま社会に出てしまった。何を知っているわけでもなかったが、卒業したときには、世間一般
本文を読む原爆展を「オンラインミュージアム」で 被爆者団体がその費用を募金で調達中
著者: 岩垂 弘原爆被爆者の全国組織である日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)は、「核兵器は死者を人間とは思えない姿に焼き尽くし、生き延びた人々を病気や貧困、差別に追い込みました。核兵器は、人間とは共存できない兵器です。核兵器がも
本文を読む世間は「withコロナ」から「アフターコロナ」へ - 日本生協連の調査で明らかに
著者: 岩垂 弘2020年から世界的な新型コロナウイルス感染症(新型コロナ)にほんろうされてきた日本だが、その日本も最近、ようやく平常に戻りつつあるようだ。新型コロナが絶滅したわけではないが、ひところの急激な感染拡大に伴う恐怖と混乱は
本文を読む『セブンイヤーズ・イン・チベット』の裏側で
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(438)―― 毎回楽しみにしている横田喬氏の「世界のノンフィクション秀作を読む」シリーズがハインリヒ・ハーラ―の『チベットの七年』を取り上げてくださったので、チベット人地域で暮したものとしては大いに
本文を読む本当に戦争を反省し、恒久の平和を願っているのか ー 「全国戦没者追悼式」における首相と天皇(徳仁)のスピーチを点検する。
著者: 澤藤統一郎(2023年8月16日) 毎年、熱い夏の真っ盛りの8月15日に、あの戦争の敗戦記念日を迎える。 敗戦の4年前、1941年の8月には、天皇制政府はまだ対米英戦開戦の決断をしていない。アメリカの対日石油輸出全面禁止の経済
本文を読むNHKの8月<終戦特集>散見(2)「アナウンサーたちの戦争」と「雨の神宮外苑―学徒出陣6年目の証言」
著者: 内野光子「雨の神宮外苑~学徒出陣56年目の証言」(2000年) サブタイトルに「56年目の証言」とあるように、2000年8月の放映であった。雨の神宮外苑の学徒出陣のシーンは断片的には見ていたが、番組は、今回初めてである。新しく
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】542 <戦争の代償>ドローン合戦でウクライナ敗北?
著者: 平田伊都子「来年の春まで待とうと、ウクライナ軍の反転攻勢を延期させることが欧米で検討されている」と、アメリカのウオールストリートジャーナルが伝えています。 マジな話です! ウクライナは「雪が解けたら大反転攻勢!」と、去年の冬に
本文を読むNHK8月の<終戦特集>散見(1)「アナウンサーたちの戦争」と「雨の神宮外苑 学徒出陣56年目の証言」
著者: 内野光子「アナウンサーたちの戦争」(2023年) 「アナウンサーたちの戦争」は、前評判の高いドラマであった。アジア太平洋戦争下のNHKアナウンサーたちの「葛藤と苦悩」を描くというもので、実在のアナウンサーが実名で登場する。 私
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(423)
著者: 本間宗究(本間裕)インフレ大津波の第三波 現在、マスコミでは、「インフレが終了し、金利が再低下する」というような意見が頻出しているが、実際の状況としては、「インフレ大津波の二波から三波への移行状態」にあるものと考えている。つまり、「200
本文を読むまさか弛緩剤とは思わなかった
著者: 藤澤豊まず下記YouTubeをご覧ください。 「Streets of Philadelphia, Kensington Avenue, What’s going on Monday, July 26 2021」 https:/
本文を読む露シア烏クライナ戦争――兄弟殺しと腐敗、もう厭だ。先ずは撃ち方止め。――
著者: 岩田昌征ISF、すなわちIndependent Speach Forum、「独立言論フォーラム」なる電子言論団体がある。そこに安斉育郎氏が詳細なウクライナ情報を毎日提供している。北米西欧日本の市民社会主流メディアの伝えるウクラ
本文を読む戦前・戦後の広島の実像を伝える 広島・泉美術館の特別展「広島の記憶」
著者: 岩垂 弘世界で最初に原爆の被害を受けた広島が、再び国内外の関心を集めている。ウクライナ戦争を機に核戦争が起きるのではないかという不安が世界的に高まってきたのと、去る5月にG7(世界主要7カ国)の首脳会議がここで開かれたからだと
本文を読む被爆の実相、体験の継承へ新たな試みを知る 広島を8月5日から7日まで訪ねて
著者: 山田幹夫8月6日の中国新聞の朝刊・社説は、ヒロシマ78年として「原点の継承 今こそ誓いたい」と書いている。中見出しは「廃絶の道見えず」「核抑止力は幻想」「証言掘り起こす」と続いている。社説に込められた、最近の日本の情況から「気
本文を読む青天井の爽やかさを味合わせよう ―「権威主義国」を封じ込めるのでなく
著者: 田畑光永アメリカのバイデン政権は9日、中国に対して半導体、人工知能(AI)それに量子技術の先端3分野での中国への投資を規制する政策を発表した。具体的にはこの3分野の中国への投資案件は政府への届け出を義務付け、最先端の半導体と量
本文を読むこの夏、戦争の悲惨さと加害の責任を見つめ直そう。
著者: 澤藤統一郎(2023年8月12日) 夏、戦後78年目の8月である。猛暑のさなかではあるが、既に新たな戦前ではないかというささやきが聞こえる中、あの戦争を忘れてはならない、戦争の悲惨と平和のありがたさを語ろう、という催しが例年に増
本文を読む日中平和友好条約締結45周年にむけて:日本はアジアに戻ろう -歴史と向き合い友好を築く- My speech to commemorate the 45th Anniversary of the Japan-China Peace and Friendship Treaty of 1978
著者: 乗松聡子8月10日、衆議院議員第一会館で開催された、日中平和友好条約締結45周年記念大集会で発言させていただいた原稿をここにアップします。(写真は済州島以外は筆者撮影です。)300人定員の会場は一杯になり、呉江浩中国大使、鳩山友
本文を読む【団体・議員賛同依頼】<8月16日締切>土地規制法:沖縄県久高島の区域指定解除を求める要請
著者: 杉原浩司軍事基地や原発などの施設周辺の住民を監視し、反対運動などの抑圧を狙う土 地規制法の区域指定が着々と進んでいます。ズサンな指定を象徴する沖縄県久 高島のケースについて、不当極まりない指定の解除を求める緊急の要請書を 3団体
本文を読む世界は何処へ行くのかー『リベラリズムへの不満』(フランシス・フクヤマ、会田弘継訳)からー
著者: 三上治(1) フランシス・フクヤマは1989年に「歴史の終わり」を発表して注目された。1989年にはベルリンの壁の崩壊(12月)があった。そしてソ連邦の崩壊(1988年から1991)があった。いわゆる戦後の冷戦構造の崩壊である
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】541 西サハラ難民の夏期大学
著者: 平田伊都子2017年8月14日、アルジェリアの地中海沿岸にあるブーメルデスで行われていた西サハラ難民・夏期大学を見学しました。 日中の最高気温は36度ぐらいで、地中海の風が爽やかでした。 その夜11時、アルジェ空港から約2000
本文を読む原爆被害者慰霊の日に
著者: 松井和子戦後78年の夏、猛暑と台風の中、8月6日広島原爆平和記念式典、8月9日長崎平和祈念式典が行われた。「みなさんにとって平和とは何ですか」と問いかけた広島子ども代表の「平和の誓い」。広島・長崎両市長の平和宣言、被爆者代表の挨
本文を読む放射能汚染水を海に捨てるな!
著者: 小原 紘韓国通信NO726 国際原子力機関(IAEA)が福島の汚染水は「国際的な安全基準と合致」。また放射能が人体と環境に与える影響もわずかとした。だが安全基準の科学的根拠が不明なうえに人体と環境に与える影響について、「わずか
本文を読む