3月9日、マイナンバー制度は憲法が保障するプライバシー権を侵害するとして、宮城、愛知、福岡各県の住民らが国に個人番号の利用差し止めなどを求めた3件の訴訟で、最高裁(深山卓也裁判長)は「合憲」とする初判断をした。 判決では
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
「本郷・湯島九条の会」街頭宣伝で、大江健三郎さんを悼む。
著者: 澤藤統一郎(2023年3月14日) 本日の朝刊各紙に、大江健三郎さんの死去が報じられています。亡くなられたのは3月3日のこと、享年88でした。「戦後文学の旗手」「反戦平和を訴え続けた生涯」などと紹介されています。謹んで、ご冥福を
本文を読む戦争と地震
著者: 小原 紘韓国通信NO716 東日本大震災から12年目を迎えた。 私にとってこの12年間は過去のどの時期に比べても印象深い歳月だった。高度経済成長期にサラリーマン生活を過ごした者として、原発事故は悔いある人生の記
本文を読む青山森人の東チモールだより…「3.11」、生誕の地で解放の英雄を偲ぶ
著者: 青山森人今年2023年も3月11日を迎えました。 「3.11」は、日本では「東日本大震災」で亡くなった大勢の人びとを供養する日です。ところが日本政府は、津波による福島原発事故で生活を無茶苦茶にされて今なお苦しむ被害者を忘却・無視
本文を読むLet’ts Join Hands 3月13日 添付2点 世界4月号から 海を再生 日生の取り組み NO WAR
著者: 江口千春• 海に炭酸ガスが溶け込み酸性化がすすみ、すでに生物へ影響が出ています 岡山の日生では住民の協力でアマモ場が再生繁茂・海がよみがえる!元気が出る記事を紹介させていただきます。 ☆雑誌『世界』 2023年4月号 【特集1】
本文を読むおめでとう・袴田巌さん!! 《死刑台からの生還》
著者: 澤藤統一郎(2023年3月13日) 人の世の悲劇の形はさまざまだが、冤罪ほどの悲惨は稀であろう。ましてや、冤罪による死刑宣告の確定は悲劇の極みである。その悲嘆、絶望、恐怖、神への呪い、社会への憎悪、近親への慮り…、いかばかりであろ
本文を読む【動画】講演会「岸田政権の原発政策大転換を許さない!」(講師:海渡雄一弁護士)
著者: 太田光征2011年の福島原発事故は防げたはずだった。東京電力は福島沖での巨大地震の可能性を把握していたが、官民挙げて津波対策を妨害。 講演会「岸田政権の原発政策大転換を許さない!」(講師:海渡雄一弁護士)。 日時:2023年3月
本文を読むアベ政治の負のレガシー清算の動きに期待したい。
著者: 澤藤統一郎(2023年3月12日) 安倍晋三という重しがとれて、安倍政権時代の負のレガシーの覆いが少しずつ剥がれつつある。「放送法解釈変更問題」の行政文書流出はその典型だろう。官邸の理不尽な圧力に切歯扼腕していた人物が、ようやく
本文を読む2011年3月11日、あれから12年、原発回帰は許さない
著者: 内野光子あの日は、すばらしい晴天に恵まれた朝だった。私たち夫婦は、浅草公会堂での東京大空襲展を見学、被災者の体験談のコーナーで話をお聞きした後、新宿の写真展に向おう山手線に乗っていた。午後2時46分、大きな揺れとともに電車は止
本文を読む紙面に見る小国セルビアの意地――バイデン鉄槌とプーチン鉄床にはさまれて――
著者: 岩田昌征ベオグラードの日刊紙『ポリティカ』(2023年2月25日)の第1面と第6面に今日のセルビア社会が示す意地とそれ故に感じる苦痛が如実に現われている。 第1面と第6面の大見出し「何故国際法はセルビアに妥当しないのか」(デ
本文を読む戦争も原発事故も、「過ちの忘却とのたたかい」を怠ってはならない。
著者: 澤藤統一郎(2023年3月11日) すでに、「名のみの春」ではない。マンサクも、ボケも、アンズもツバキも、モクレンも満開となった。チンチョウゲやミツマタの香りが鼻をつく。道行く人々の動きも伸びやかである。 しかし、毎年この頃は
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】519 食料高騰と断食月
著者: 平田伊都子月が夜空から消えると、世界中のイスラム教徒が断食を始めます。 日の出から日没まで飲み食いを絶つという、辛い一か月の<行>、それがラマダン・断食月です。 ところが、この断食月の食料品消費量が、ダントツに上がるのです。 そ
本文を読む元号には致命的な欠陥がある。にもかかわらずその使用を「強制」するのは、天皇制の権威主義を国民に刷り込もうという邪悪な思惑があるからだ。
著者: 澤藤統一郎(2023年3月10日) 「西暦表記を求める会」です。国民の社会生活に西暦表記を普及させたい。とりわけ官公庁による国民への事実上の強制があってはならないという立場での市民運動団体です。 この度は、取材いただきありがと
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(401)
著者: 本間宗究(本間裕)世界的な不動産バブルの崩壊 現在、世界的に「不動産バブルの崩壊」が顕著になってきたが、この点に関して重要なポイントは、「バランスシートの非対称性」を認識しながら、「不良債権が、どのようにして発生するのか?」を理解すること
本文を読む来年の「歌会始」はどうなるのだろう
著者: 内野光子『ポトナム』三月号に歌壇時評を書きました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 一月一八日の午前中、NHKテレビによる皇居での「歌会始」、忘れずに、いま、見終わった。コロナ禍のもとでの開催は三年目で
本文を読む映画『アイダよ、何処へ?』を観る(下)/スレブレニツァはアウシュヴィッツか?
著者: 岩田昌征この文脈において、わたしの個人的体験を想い起こす。以下にわたしの著書『ユーゴスラヴィア 多民族戦争の情報像 学者の冒険』(御茶の水書房、一九九九年)から関連箇所を引用紹介しよう。 ︱︱八月十三日(日)の午後、……、戦争
本文を読む「ストライキは労働者の当然の権利」であり、「健全な民主主義の証し」でもある。
著者: 澤藤統一郎(2023年3月9日) フランスの「年金デモ」が、その規模の大きさで話題となっている。「内務省によると3月7日の抗議デモに全国で128万人が参加」だが、「主催者発表によると全国300カ所で、合計参加者は350万人」だと
本文を読むLet’ts Join Hands 3月8日 添付1点 放送への介入 共同親権 食の安全(おたより)
著者: 江口千春放送番組をめぐる磯崎発言 「意に沿わない番組をやったら放送法の解釈を変えてつぶせるぞと圧力をかけている。」 高市早苗氏は総務省の内部文書を「捏造」と断言 その根拠は? 報道は、政府のしもべになってよいのでしょうか!安倍支
本文を読む映画『アイダよ、何処へ?』を観る(上)/ボスニア紛争とスレブレニツァ
著者: 岩田昌征映画『アイダよ、何処へ?』(原題:QUO VADIS, AIDA?)を観た。一九九五年七月十一日から一週間、ボスニア戦争(一九九二年四月〜一九九五年十一月)最終局面に起こったボスニア・ムスリム人成人男子数千人が侵攻した
本文を読む「行政文書」事件の本質は、安倍晋三政権による「不都合な放送」に対する介入圧力にある。
著者: 澤藤統一郎(2023年3月8日) 3月2日夕刻、立憲民主党の小西洋之参院議員が記者会見で公表した《放送法の「政治的公平」に関する文書》、7日の午前までは「小西文書」だったが、同日の午後には総務省の「行政文書」という折り紙が付いた。
本文を読む危うい佐倉市立図書館オープン~”夢咲く”どころではない「夢咲くら館」
著者: 内野光子写真は「夢咲くら館の今」佐倉市ホームページから。屋上から飛び出す長い庇?キャノピーというそうだ。無用なだけではない、危険な長物、これだけに一億円もかけたという。 https://www.city.sakura.lg.jp
本文を読む韓国政権提案の徴用工問題解決スキームを有効に作動させるためには
著者: 澤藤統一郎(2023年3月7日) 日韓関係を象徴する徴用工問題。主要なアクターは4者である。日本の政権と民衆をA・Bとし、韓国のそれをC・Dとする。Dの中に、被害者本人や遺族、そして広範な支援者が含まれている。 AとCとは、十
本文を読むStatement: “Closing our eyes to history and leaving the victims behind is not a solution!”: An urgent statement by a Japanese group in support of the victims of forced labour under the Japanese colonial rule 「強制徴用大法院判決関連 解決法」に対する「強制動員問題解決と過去清算のための共同行動」による緊急声明
著者: ピースフィロソフィーTo build international solidarity, I translated the urgent statement by the Joint Action for Resolution of the
本文を読む「アメリカは台湾を略取しようとしている」
著者: 阿部治平--八ヶ岳山麓から(419)-- 2月25日、人民日報国際版の環球時報は、「米台結託のさらなるレベルアップ、台湾島内は高度の警戒心を持て」という論評を掲載し、アメリカの台湾政策を痛烈に非難した。 直接には、米紙ウォー
本文を読む侵略と植民地支配の傷は今も癒えていない ー 徴用工問題解決困難の理由
著者: 澤藤統一郎(2023年3月6日) 本日の「ソウル聯合ニュース」は、こう伝えている。「韓国政府は6日、日本による徴用被害者への賠償問題をめぐり、2018年の韓国大法院(最高裁)の判決で勝訴が確定した被害者に対し、政府傘下の財団が日
本文を読むドイツ通信第198号 ロシア・プーチンのウクライナ軍事侵攻で考えること(9)
著者: T・K生「左翼党」の女性国会議員と女権論者の呼びかけによる「平和マニフェスト」 2月25日土曜日、ベルリンではウクライナへの軍事援助に反対して〈平和〉を求める集会が開かれました。参加者数は主催者発表5万人、警察発表1万3千人と報
本文を読む高市早苗は腹を切るとは言わなかったが、クビを懸けた。前言を翻してはならない。
著者: 澤藤統一郎(2023年3月5日) 戦前、廣田弘毅内閣時代の帝国議会で、古参議員と陸軍大臣との間で「腹切り問答」と言われたやり取りがあった。2・26事件翌年の1937年1月21日衆議院本会議でのこと。立憲政友会の浜田国松(議員歴3
本文を読む「政党のあり方」と「社会のあり方」は別物か、社会と政党は相互規定的関係にある、共産党党首公選問題を考える(その3=完)
著者: 広原盛明このところ、共産党機関紙「赤旗」の論調が少し変わってきたかに見える。2月の初めころは「党攻撃とかく乱の宣言――松竹伸幸氏の言動について」(2月8日)と激しく糾弾し、「日本共産党はこうした攻撃を断固としてはねのけ、前進す
本文を読むロシア航空業界の崩壊が始まった
著者: 藤澤豊ロシアの御用メディアは目を通す時間がもったいないからとご無沙汰していたが、偶然Moscow Timesの事故リストのような記事をみつけた。 「Sanctioned Russian Aviation Sector Hit
本文を読む校長、お言葉ではございますが、批判のない真面目さは悪をなします。
著者: 澤藤統一郎(2023年3月4日) 本日は、東京「君が代」裁判・第5次訴訟の原告団会議。遠慮のない意見交換の場でありながら、和気藹々たる雰囲気が心地よい。訴訟進行に伴っての、こまごまとした打合せのあとに、メインの議題として、訴訟に提
本文を読む