評論・紹介・意見の執筆一覧

死もまた社会奉仕、あるいはまた政界浄化の政治貢献である。

著者: 澤藤統一郎

(2022年9月3日)  毎日新聞に毎月一回の大型コラム「時の在りか」。ベテラン政治記者伊藤智永の健筆で、知らないことを教えてくれる。本日は、「石橋湛山は国葬に反対した」。石橋湛山の山県有朋国葬反対を評価する立場からの、

本文を読む

人権侵害の指摘は内政干渉ではない ー 国連ウイグル報告書への中国反発に思う。

著者: 澤藤統一郎

(2022年9月2日)  「鳥のまさに死なんとするや、その鳴くや哀し。人のまさに死なんとするや、その言うや善し」という。名言の一つだろう。人の引き際の言葉は、真実を語るものという意味だが、引き際にならなければ語りにくい真

本文を読む

[お知らせ] 16団体が鎌倉市議会へ共同要望書 ──国葬反対の採決求める

著者: 鎌倉平和学習会

岸田内閣が強行を狙う安倍元首相の国葬に対して、鎌倉平和学習会などが8月26日、鎌倉市議会議長に「故安倍晋三氏の国葬に関する要望書」を提出した。9月の鎌倉市議会で、国葬中止を求める意見書を採択するよう求めるもので、趣旨に賛

本文を読む

本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(374)

著者: 本間宗究(本間裕)

東西冷戦構造の復活 2月24日に発生した「ロシアによるウクライナへの軍事侵攻」から、現在では、「6ケ月目」を迎えているが、現時点で必要なことは、「この出来事が、世界情勢に対して、どのような変化をもたらしたのか?」を冷静に

本文を読む

「国恥の日」に、「統一教会ベッタリ晋三」の国葬を思う

著者: 澤藤統一郎

(2022年9月1日)  9月1日、私が名付けた「国恥の日」である。1923年9月1日発生の大震災にともなう混乱の中で、軍と警察に煽動された関東一円の民衆が朝鮮人と中国人を集団虐殺した。侵略戦争と並ぶ日本近代史の汚点であ

本文を読む

安倍氏の国葬を中止せよ! 国葬は安倍氏を二度殺すことになる

著者: 小川 洋

付き合い方に困る葬式  その人の死因について話題にすることが憚られる葬式というものがある。落語にでも出てきそうな例を上げれば、堅物と思われていた商家の旦那が妾宅で頓死するという話が思い浮かぶ。残された家族は葬式を出さない

本文を読む

《NHK文書開示請求訴訟》次回口頭弁論期日・9月6日(火)11時、103号法廷で。

著者: 澤藤統一郎

(2022年8月31日)  NHKと森下俊三経営委員長の両名を被告として、NHKの報道姿勢と内閣任命の経営委員会のあり方を根底から問う《NHK文書開示請求訴訟》。その第4回口頭弁論が、以下の日程で開かれます。  9月6日

本文を読む

「党員による党首の直接投票は分派を生む」という理論について

著者: 阿部治平

――八ヶ岳山麓から(391)――  つい最近、日本共産党が「日本社会の根本的変革をめざす革命政党にふさわしい幹部政策とは何か――一部の批判にこたえる」という論文を発表した(赤旗ネット版2022・08・23)。  同論文は

本文を読む

インタビュー「上空から攻撃する視点」(『朝日新聞』/8月26日)を読んで――黙殺された国の事例――

著者: 岩田昌征

 『朝日新聞』(8月26日、金、朝刊)に吉見俊哉東大大学院情報学環教授への会見記「上空から攻撃する視点」が載っていた。そこには、東京大空襲、ベトナム戦争、湾岸戦争、アフガン戦争、そしてロシアのウクライナ侵攻が空爆関連で言

本文を読む

『DHCスラップ訴訟』「松の廊下事件」紹介 ー 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第206弾

著者: 澤藤統一郎

(2022年8月29日)  本日は、私の誕生日。夏の終わりの誕生日、誰も気にする人とていない、のだが、「お誕生日おめでとうございます」の便りが届いた。 はて? 私の誕生日を知る人とてないはずだが…。たよりの末尾に、「20

本文を読む

「食費の節約」が激増 日本生協連が諸物価値上がりの影響を調査

著者: 岩垂 弘

 まるで目を回してしまいそうな諸物価の値上がりである。これが市民の日常生活にどのような影響を与えているだろうか。そんな狙いから、日本生活協同組合連合会(日本生協連)が組合員を対象に「節約・値上げについてのアンケート調査」

本文を読む

SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】492 アルジェリア宣言に署名したマクロン仏大統領

著者: 平田伊都子

 2022年8月27日から28日にかけて、マグレブと総称される北アフリカのチュニジアで、日本が指導するTICAD8が開催されました。 そのチュニジアを始め、マグレブ諸国は西サハラとリビアを除き、モーリタニア、モロッコ、ア

本文を読む

日の丸だけは我慢できない。日の丸を掲げた日本軍は、夫を息子を娘を殺した。

著者: 澤藤統一郎

(2022年8月27日)  本日午後、「『日の丸・君が代』不当処分撤回を求める被処分者の会」の総会。  石原慎太郎都政下の悪名高い「10・23通達」発出以来、もうすぐ19年になる。石原慎太郎も今は鬼籍にある。思えば、なん

本文を読む

安倍国葬に反対します。ぜひあなたも、それぞれの立場から、声を上げてください。

著者: 澤藤統一郎

(2022年8月26日) 安倍晋三氏の国葬に反対します。ぜひ、あなたも反対の声を。  私たちは、1969年に最高裁の司法修習生となった同期の仲間です。1971年に弁護士や裁判官となって以来今日までの50年余、一貫して日本

本文を読む

本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(373)

著者: 本間宗究(本間裕)

世界のゾンビ企業 今月は、「1945年8月15日の敗戦」から「77年目の記念日」を迎えるが、この点に関する現在の感想は、やはり、「当時の日本人が、天皇陛下の玉音放送まで、日本の敗戦を認めようとしなかった事実」である。つま

本文を読む

「人を不幸にする自由はない」― 信教の自由を盾にする悪徳商法を許さない

著者: 澤藤統一郎

(2022年8月25日)  日弁連は、「消費者法講義」(日本評論社刊)を発刊している。2004年10月に第1版を出し、現在は第5版(2018年10月)となっている。消費者委員会の然るべき執筆者が担当するもので、ロースクー

本文を読む

『論潮』15号に寄稿しました~GHQの検閲下の短歌雑誌に見る<天皇><天皇制>

著者: 内野光子

 一昨年、岡村知子さんから『杉原一司歌集』を送っていただいたご縁で、日本近代文学の女性研究者を支援する同人誌『論潮』を知った。八月発行の15号に、お誘いいただき、ゲストとして、かなり長文の拙稿を掲載していただいた。これま

本文を読む