評論・紹介・意見の執筆一覧

統一教会の信者獲得方法は、対象者の「信教の自由」を侵害する違法なものである。

著者: 澤藤統一郎

(2022年10月25日)  昨日、宗教研究者有志25氏による「旧統一教会に対する宗務行政の適切な対応を要望する声明」(代表 島薗進東京大学名誉教授・櫻井義秀北海道大学教授)が発表された。穏やかな内容ながら、良識の指し示

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《NHK文書開示請求訴訟》明後日・10月26日14時の法廷傍聴を ー 森下俊三経営委員長の不法行為責任を追及

著者: 澤藤統一郎

(2022年10月24日)  NHKと安倍晋三任命の森下俊三経営委員長の両名を被告として、NHKの報道姿勢と、最高意思決定機関経営委員会のあり方を根底から問う《NHK文書開示請求訴訟》。その第5回口頭弁論が、明後日に以下

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宇宙空間の戦争=サイバー戦争=ウクライナ戦争 (1) ーーー日本人もウクライナ戦争に参戦、愚かな!ーーー

著者: 柏木 勉

 北朝鮮は各種ミサイルを連続発射している。10月4日の中距離弾道ミサイルは特に大騒ぎになった。青森県あたりの「日本上空」を通過し、太平洋上に落下。飛行距離4500km。5年前にも「日本上空」を飛び越えたが、この時も大騒ぎ

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歴史修正主義を克服する 奥泉光・加藤陽子『この国の戦争:太平洋戦争をどう読むか』(朝日新聞出版)他

著者: 小川 洋

 安倍政権下では、明治以降の日本の歴史を全面的に肯定する歴史修正主義的な議論が目立ち、元首相自身も、東アジア諸国に対する日本の加害の歴史を否定する議論を好んだ。これに対して中国や韓国などばかりでなく、欧米諸国の政府やメデ

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海外論説紹介――ウクライナ戦争をどうみるのか(5)

著者: 野上俊明

地球環境の劣化が容赦なく進行し、破滅の臨界点が問題提起されるまでにいたって、脱炭素社会のための未来設計がようやく真剣に論議されつつあるかにみえた。しかしこの2月、ロシア軍によるウクライナ侵略戦争が始まった。通常兵器以外に

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】500 西サハラの政治的地位は植民地

著者: 平田伊都子

 【西サハラ最新情報】が、500回を迎えてしまいました。 とっくに国連西サハラ人民投票が実施され、独立国西サハラツアーにお誘いするつもりでいましたが、、なにこれ?! 全く、進展なしです。 国連は、31年前の1991年に約

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杉田水脈の「いいね」に、損害賠償を命じる逆転判決。

著者: 澤藤統一郎

(2022年10月21日)  昨日言い渡しの、下記東京高裁民事判決報道が大きな話題となっている。昨日の東京はこの上ない晴天。その天候同様の晴れやかな判決だった。 「杉田水脈議員に一転、賠償命令 『いいね』で伊藤詩織氏への

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(381)

著者: 本間宗究(本間裕)

魂と世界 シュペングラー著の「西洋の没落」では、いろいろと興味深い表現が見受けられるが、具体例としては、「魂と世界」であり、また、「成ったことと成ること」が挙げられるものと感じている。つまり、「時間と空間」との関係性、す

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宗教法人解散命令の要件には、刑事法令違反だけでなく、民事法令違反も含まれる。

著者: 澤藤統一郎

(2022年10月20日)  今朝の各紙の見出しには、「民法の不法行為も該当」というフレーズが躍っている。〈裁判所による宗教法人解散命令〉及び〈行政の解散命令請求〉の要件について、岸田首相答弁報道におけるものである。  

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統一教会の解散命令に向けて歯車が回り始めた。これを止めてはならない。

著者: 澤藤統一郎

(2022年10月18日)  昨日消費者庁に設置された『霊感商法等の悪質商法への対策検討会』が、7回の審議を終えて報告書を発表した。意外にも、関心の焦点である統一教会の解散命令請求問題に踏み込んだものとなった。  「旧統

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《NHK文書開示請求訴訟》次回10月26日法廷は、森下俊三の不法行為がテーマ。

著者: 澤藤統一郎

(2022年10月17日) NHK森下俊三経営委員長の不法行為責任を問う 《NHK文書開示請求訴訟》10月26日(水)14時・415号法廷。  NHKと森下俊三経営委員長の両名を被告として、NHKの報道姿勢と総理大臣任命

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海外論説紹介――ウクライナ戦争をどうみるのか(4)

著者: 野上俊明

 ロシア軍のウクライナへの侵攻に対し、西側諸国がウクライナに対し行っている大規模軍事支援や経済制裁を諒としない人が、リベラルや左翼系に属すると思われる人に少なからずいる。国連憲章や国際法に照らして、主権と領土保全を擁護す

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神は女性に、ヒジャブをかぶれと教えしや。神は、かくも非寛容で残忍なるや。

著者: 澤藤統一郎

(2022年10月16日)  神が人をつくったのではない。人が神を作ったのだ。ところが往々にして、その神が人を支配し、人を不幸に陥れる。場合によっては神が人を殺す。とりわけ、ナショナリズムと結びついた神は狂気を帯びる。ナ

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】499 ウクライナの運命を決めるアメリカ中間選挙

著者: 平田伊都子

 <Hi Itsuko(ハイ、イツコ) 献金お願い>とのメールが、このところ頻繁にオバマから入ってきます。  10月11日には、ミシェル夫人からもきました。 11月8日投票の中間選挙に向けて、バイデン米大統領はオバマ元大

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海外論説紹介――ウクライナ戦争をどうみるのか(3)

著者: 野上俊明

 本日ご紹介するのは、同じドイツの公共放送「ドイッチェ・ヴェレ」の論説であるが、前回とは真逆の主張である。このように対立する意見が堂々と自己を主張する姿に、国民世論の分裂を見るのか、多様な言論の自由を尊重する公共圏の充実

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国葬での弔意強制も、学校での国旗国歌の強制も、国家主義というカルトのなせる業なのだ。

著者: 澤藤統一郎

(2022年10月15日)  赤旗一面の下段に「きょうの潮流」という連載コラムが掲載されている。朝日の「天声人語」や、毎日新聞の「余録」に当たる、赤旗の看板である。  本日の「潮流」が、「日の丸・君が代」強制問題を取りあ

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「核兵器使用は戦争犯罪である。」の表象・観念の未確立――碑文「安らかに眠って下さい 過ちは繰り返しませんから」の論理的帰結

著者: 岩田昌征

 露烏戦争は、露国の性格付けによれば、戦争ではなく「特別軍事作戦」である。大東亜戦争の前半期、大日本帝国が対中国戦争を「満州事変」、「支那事変」と呼称していたのに似ている。  最近、その「特別軍事作戦」における露国の劣勢

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保守心情の感動と涙を誘った菅の弔辞は代筆だった。

著者: 澤藤統一郎

(2022年10月14日)  またまた、安倍国葬ネタが続く。今度は、安っぽい保守派心情に感動を呼んだ「涙の菅弔辞」の化けの皮である。  香川県の地方紙「四国新聞」に、スシローこと田崎史郎執筆の、コラム「岸田、菅の『話す力

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