評論・紹介・意見の執筆一覧

20年間の投獄を終えた重信房子さんが満期出所

著者: 坂井定雄

 あの日本赤軍派のリーダー、重信房子さんが5月28日、懲役20年の刑を終え、満期出所。同日「パレスチナに生きる―戦士たちの記録」(幻冬舎)を出版した。おめでとう。  重信さんは、私にとって1973ー76年、共同通信社の支

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ちきゅう座 公開講演会(5/21 13時~17時)/塩原俊彦:「ウクライナ戦争の世界史的考察」/菱山南帆子:「暗黒の3年間にさせない 市民の力で政治を変える」

著者: 塩原俊彦/菱山南帆子

塩原俊彦  「ウクライナ戦争の世界史的考察」 3回も戦争保険に入り、チェチェンで戦争の悲惨さを見てきた上で分析してきた。雇ったタクシーの運転手は爆弾で殺害され、グロヌズイの役所の前は大きな穴が開いていた。昼は砲弾、夜は機

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「習総書記を安心させろ」は、「大御心を安んじ奉れ」に瓜二つではないか。

著者: 澤藤統一郎

(2022年5月29日)  注目の毎日新聞「新疆公安ファイル」報道。連載好調である。流出されたファイルの紹介だけでなく充実した関連取材にも期待したい。  連日の報道に目を離せないが、私が最も興味深く読んだのは、「習氏の命

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】479 アフリカの赤ん坊が飢餓SOS、アメリカも?!

著者: 平田伊都子

 5月25日は、<アフリカの日>でした。 1963年5月25日にAU(アフリカ連合)の前身であるOAU(アフリカ統一機構)が、エチオピアのアジスアベバで創設されたことを受け、国連が決めた国際デーです。 この日から一週間に

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細田博之・セクハラ疑惑報道に対するスラップの構造 ー 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第200弾

著者: 澤藤統一郎

(2022年5月28日) 一昨日(5月26日)発売の「週刊文春」の広告に、「『うちに来て』 細田衆院議長の嘘を暴く 『セクハラ記録』」なる記事。  続けて、▶女性記者たちの告発「2人きりで会いたい」「愛してる」▶党女性職

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青山森人の東チモールだより…祝!「独立回復」20周年記念

著者: 青山森人

公布された法案とされない法案 5月18日、ルオロ大統領(当時)は、市民団体「ともに歩む」などが反対していた補正予算を公布しました。約11億ドルという大型の補正予算案は国会を通過したあと、国会内の予算・財政を担当する分科会

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「昭和天皇の肖像燃やすシーン」は、公権力介入の根拠とならない。

著者: 澤藤統一郎

(2022年5月27日)  一昨日(5月25日)、名古屋地裁での「『あいトレ』未払い費用請求訴訟」の判決言い渡し。その報道の見出しを、産経は「昭和天皇の肖像燃やすシーン『憎悪や侮辱の表明ではない』 名古屋地裁」とした。『

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政治の圧力と介入から教科書を守れ 映画『教育と愛国』に拍手を送る

著者: 岩垂 弘 

 力作である。『教育と愛国』と題するドキュメンタリー映画だ。107分。製作委員会製作。監督は斉加尚代(さいか・ひさよ)さん。毎日放送のディレクターである。ぜひ観賞をお勧めしたい。  この映画の基になっているのは、毎日放送

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(360)

著者: 本間宗究(本間裕)

金に向かい始めた世界のマネー 現在では、多くの人々が、「金(ゴールド)への投資」を始めている状況とも思われるが、この点に関する思い出としては、「1987年10月19日に発生したブラックマンデー」が挙げられるとともに、「こ

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衝撃!ー ウイグルでの赤裸々な人権弾圧の実態

著者: 澤藤統一郎

(2022年5月26日)  昨日の毎日新聞朝刊のトップに、「逃げる者は射殺せよ」というおどろおどろしい横見出し。そして、主見出しは「ウイグル公安文書流出」。これは、衝撃的な記事だ。野蛮な中国共産党専制支配によるウイグルで

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少子化時代の高校入試 ここでも進む格差の拡大

著者: 小川 洋

 かつての高校入試は、全県一斉・共通問題で実施されるものだった。それが大きく変わったのは1993年春、文部省(当時)が、進路指導から偏差値を追放せよ、と躍起になって旗を振った時からだった。多くの府県で推薦入試の拡大、入試

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【ご注目を】土地規制法 6月1日施行!どこが対象?パブコメは? 5.27市民と議員の共同ヒアリング

著者: 杉原浩司

戦争立法であり、先日成立した「経済安保法」とも密接に関連する土地規制法 の一部施行が、6月1日となることが判明しました。 直前となる5月27日に市民と議員の共同ヒアリングを行ないます。一般参加は ありませんが、ご注目とご

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ミャンマー/防衛省受け入れの上級訓練生、帰国後空爆に参加!――残虐行為への加担責任問われる日本政府・防衛省

著者: 野上俊明

 かねてより内外の人権団体より日本政府へ中止要請のあった、国軍クーデタ以後もミャンマー国軍の幹部や幹部候補生を留学生として受け入れてきた援助事業。しかし多くの人々が危惧していた事態が、ついに起こりました。日本で軍事教育・

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スウェーデンのNATO加盟に反対の野党見解もある。

著者: 澤藤統一郎

(2022年5月24日)  これまで軍事的中立を国是としてきたフィンランドとスウェーデンが、相次いでNATO加盟申請に踏み切った。ロシアのウクライナ侵略を脅威と感じた世論が大きく動いた結果だが、残念でならない。  とりわ

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参院選公示まで1カ月、自民にすり寄る国民民主、分裂を促進する連合、進まぬ野党共闘

著者: 広原盛明

 2020年参院選公示まで1カ月、日経新聞(5月22日)は「1人区、野党競合3分の2」「調整不調、維新も台頭」との見出しのもとに、次のような情勢を伝えた。  ――参院選の公示日となる見通しの6月22日まで1カ月に迫った。

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「日米同盟強化」にだまされてはならない!

著者: 内野光子

 あすは、バイデン大統領が来日、首都は、厳戒態勢で迎えるといい、抗議の集会予定も聞こえてきません。日本はこれでいいのだろうかと、疑問が絶えません。  地元の9条の会のニュースを1年半ぶりで出すことができました。私たちの会

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皆様、東京都立第五福竜丸展示館にご来館ください。

著者: 澤藤統一郎

(2022年5月22日) 「白山通りを神保町越えて、学士会館までお願いします」 「学士会館までね。…お客さん、日曜日にお仕事ですか」 「いや、そうじゃない。これから、第五福竜丸展示館の運営についての会合があるんですよ」

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】478 日本、NATO(ナトー)の何なのさ?

著者: 平田伊都子

 2022年5月18日、コロナから解放されたブリンケン米国務長官が、フィンランドとスウェーデンのNATO加盟を承認するように、トルコを説得しました。が、チャブシオール・トルコ外相は、 「フィンランドとスウェーデンがテロ組

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