評論・紹介・意見の執筆一覧

何かしたいと思う方。プーチンに、抗議ハガキを出しませんか。

著者: 澤藤藤一郎

(2022年5月11日)  なんということだ。本当の戦争が始まっている。自分の国の戦争ではないが、砲弾が飛び交い、街が焼かれている。人が人を殺し、建物を壊し、略奪もしている。多くの人が難民となって逃げている。この時代に、

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毎日新聞連載記事〝労組分断〟が明らかにしたもの、「女性」「中小企業」「高卒」がトレードマークの芳野友子連合会長の役割と行き着く先

著者: 広原盛明

 マスメディアの注目を一身に集めた連合初の女性会長、芳野友子氏の素顔が次第に明らかになってきている。毎日新聞の大型連載記事(5月4~7日)〝労組分断〟は、大手紙では初めて本格的な調査報道に基づく政治記事であり、芳野氏が起

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IR(カジノ)とは「共食い」である。松井一郎よ、吉村洋文よ、立ち止まれ。そして「引き返す勇気」を持て。

著者: 澤藤藤一郎

(2022年5月9日)  本日の毎日新聞夕刊に、「『共食い』はごめんだ」という永山悦子論説委員の、IRに関する解説記事。『共食い』=「カリバニズム」は、まことに嫌な語感。指摘されてみると、賭博・博打・カジノは、まさしく『

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書評 『ナワリヌイ』プーチンがもっとも恐れる男の真実 ヤン・マッティ・ドルパウム、モルヴァン・ラルーエ,ベン・ノーブル  熊谷千寿(訳)

著者: 三上 治

(1) ナワリヌイは弁護士でロシアの政治家である。プーチン体制に反対する反体制の政治家でもある。2020年の8月20日に飛行機内で毒殺に見舞われる。この事件では一命を取りとめ、ドイツで治療をしていた。2021年の初めに帰

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】476 バイデンのウクライナ戦争

著者: 平田伊都子

 2022年5月4日、ロシア国防省はウクライナ南東部マリウポリのアゾフスタリ製鉄所で、民間人を避難させる人道回廊停戦を、5日から7日まで実施すると発表しました。  5月3日の国連定例記者会見にマリウポリから230㎞離れた

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#FreeAssange ジュリアン・アサンジ氏の米国への引き渡しを拒否するよう、プリティ・パテル英国内務大臣に要請するための署名をお願いします#FreeAssange: Sign to urge UK Home Secretary Priti Patel to reject Julian Assange’s extradition to the United States!

著者: ピースフィロソフィー

Reporter Without Borders「国境なき記者団」による、「ウィキリークス」創設者のジュリアン・アサンジ氏の米国への引き渡しを阻止するための署名を紹介する。アサンジ氏のパートナーのステラ氏がここで訴えるよ

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ミャンマー、戦線膠着のなか民主派微速前進

著者: 野上俊明

 ミャンマー内戦は、タイと国境を接するカレン州、カヤー州などの少数民族の山岳地域でもサガイン管区やマグェ管区などの平原地域でも、戦況が膠着状態に陥っている。しかしそれでも戦闘による兵員損失が国軍側で大きいことが、抵抗勢力

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「法と民主主義」5月号紹介。「ロシアのウクライナ侵略に抗議する ― 9条徹底の立場から」

著者: 澤藤藤一郎 

(2022年5月6日)  「法と民主主義」2022年5月号【568号】が、連休にはいる前の4月27日に発刊になっている。特集は、「ロシア―ウクライナ問題」だが、メインタイトルは、「ロシアのウクライナ侵略に抗議する」。そし

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(357)

著者: 本間宗究(本間裕)

人間社会で最も大切なもの 今回の「ロシアによるウクライナへの軍事侵攻」は、「人間社会で、最も大切なものは何か?」を考えるための、キッカケとなる事件の一つだったものと思われるが、実際には、「孔子」が教える「軍事力よりも大切

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規制緩和論の危険性と論者の本音 ー「DHCスラップ訴訟」を許さない・第199弾

著者: 澤藤統一郎

(2022年5月5日)  連休はありがたい。散歩ができる、本も読める。そして、DHCスラップ訴訟の顛末について出版予定本の校正作業の時間もとれる。  この本の原稿の第一稿、身内の評価はさんざんだった。「こんな漢字ばかりが

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連合とはなんだ ー 「労務管理機構」であり、「改憲推進装置」でもある。

著者: 澤藤統一郎

(2022年5月4日) 昨日の有明憲法集会でもらったビラに掲載されていた一句。 アヒルから、番犬になる大労組 (一志) 戦後労働運動の興隆期、主流に位置していたのが「産別会議」だった。階級闘争をスローガンに掲げた運動スタ

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<国策メディア>を見究めるには―『国策紙芝居ー地域への視点・植民地の経験』を読んで

著者: 内野光子

下段は裏表紙  最近、神奈川大学の非文字資料研究センターからブックレット『国策紙芝居―地域への視点・植民地の経験』(大串潤児編 神奈川大学評論ブックレットシリーズ41、御茶の水書房 2022年3月)をお送りいただいた。数

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参加者の自信を深めた、「九条のネジ締め直した」集会。

著者: 澤藤藤一郎

(2022年5月3日)  空は青く澄みわたり、緑の風が心地よい。絶好の「平和憲法」日和である。  本日の東京新聞「筆洗」欄に、 憲法記念日天気あやしくなりにけり (大庭雄三) という句が引用されているが、そのような懸念を

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ロシアのウクライナ侵略と憲法をめぐる動きから 

著者: 三上治

連休も間近である。コロナ感染が広まってからゴールデン・ウィ―クというのも幾分か色あせた感もするが今年はどうだろうか。仕事をしていたころはこのウィークには結構、期待感もあったが、いつも子供と野球を見に行くのが定番だった。僕

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幸徳秋水に学ぶー「戦争反対」「改憲反対」「9条を守れ」と絶叫せざる可からず

著者: 澤藤藤一郎

(2022年5月2日)  プーチン・ロシアのウクライナ軍事侵攻という深刻な事態のさなかに、明日75回目の憲法記念日を迎える。好機到来とばかりに、改憲派が日本国憲法の平和主義を侵攻している。とりわけ、維新がその尖兵の役割を

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プーチン大統領に核のボタンを押させるな 世界平和七人委が緊急アピール

著者: 岩垂 弘

 世界平和アピール七人委員会は5月2日、「今こそ核戦争回避に向けて結束した行動を」と題する緊急アピールを発表した。  七人委はロシアがウクライナへの軍事侵攻を開始した直後の2月28日に「ロシアによるウクライナへの軍事侵攻

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祝・第93回メーデー。労働運動の発展を祈念する。

著者: 澤藤藤一郎

(2022年5月1日)  本日、第93回メーデー。労働者が階級的な団結と連帯を確認し合う日。団結して闘うという働く者の誇りを示すべき日。国内的にも国際的にも、労働者の主要な闘いの課題を語り合い決意を固める日。そして来たる

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