6月7日の日仏首脳会談で、「原発をさらに推進するため、協力を強化する」方針で一致した。フランスと日本は、米国に次ぐ世界第2位、第3位の原発保有国である。2年前の福島第一原発事故の後始末が遅々として進まないのに、〝積極推進
本文を読む時代をみるの執筆一覧
疎開裁判「集団避難プロジェクトキックオフ集会」
著者: ユープランふくしま集団疎開裁判について、いつも皆さまがたから激励をいただいております。 今後の活動の方向性についてご報告いたします。 すでにご承知のことと思いますが、4月24日の仙台高裁の決定(判決)は、放射線に関する最新の科学¬
本文を読む無人爆撃機の脅威、市民巻き添え
著者: 池田龍夫無人機による攻撃が拡大して問題化している。米オバマ大統領は5月24日、テロ対策について国防大学で演説「テロ容疑者を暗殺する目的の運用規定を厳格化することを明らかにした。 オバマ大統領、厳格使用を命令 毎日新聞5月24日付
本文を読む安倍「教育再生」の危険な狙い
著者: 青木茂雄1.この国はどこへ向かおうとしているのか 2012年12月16日の総選挙、第二次安倍政権の成立から約半年が経過しようとしている。いまこの国全体をおおっている異様な熱気と異様な無風状態、その行き着く先に待ち受けている光景に
本文を読むがれきの広域化政策の責任追及と被災地の2次被曝を阻止!
著者: ユープラン環境省が推し進めてきた「絆」キャンペーン、瓦礫広域拡散処理問題は、環境ジャーナリスト青木泰氏などの厳しい追及を受け、広域処理が必要な瓦礫などもともと存在しなかったことが暴露されるにおよんで、急速に収束へと向かった。 阪神
本文を読む慰安婦問題、国連の批判が強まる
著者: 池田龍夫橋下徹大阪市長の〝慰安婦発言〟は世界の顰蹙を買っているが、国連の拷問禁止委員会は5月31日、旧日本軍の従軍慰安婦問題で「日本の政治家や地方の高官が事実を否定し、被害者を傷つけている」とする勧告をまとめた。この勧告では、元
本文を読む福島県甲状腺検査:依然として、福島の子どもの甲状腺がん発見率はチェルノブイリと同じか、福島の方が多い可能性(松崎道幸医師)
著者: ピースフィロソフィ―報道されているように、6月5日に開催された福島県民健康管理調査の検討委員会では、2月の報告以降、18歳以下で甲状腺がんの診断が確定した人が12人(9人増加)、「がんの疑い」が15人(8人増加)とする結果が報告され、星北斗
本文を読む「福島県民健康管理調査」の結果について
著者: 田中一郎(2013年6月5日付「福島県民健康管理調査検討委員会」資料) 1.2011年度,2012年度の甲状腺検査結果概要 検査対象の子どもの数 約37万人 一次検査終了子ども数 約18万人 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
本文を読む沖縄米軍が「夜間の飲酒全面規制」を緩和するとは…
著者: 池田龍夫沖縄米軍司令部は昨年12月、米兵の乱行を防ぐため、基地外での夜間飲酒全面禁止を打ち出していた。ところが同司令部が5月末、条件つきで緩和したことが明らかになった。 「レストランや居酒屋などでの飲食は午後6時~10時、ビール
本文を読む福島県の小児甲状腺がん急増,恐ろしい事態が進行しているのではないか?
著者: 田中一郎本日(5日)の福島県「県民健康管理」委員会を前に共同通信が報じています。 子ども甲状腺がんの確定12名、疑い15名,少し前では,それがそれぞれ3人,7人で した。 2011年度 2012年度 計 二次検査 20
本文を読む改憲、歴史認識に国際的非難 ~ 安倍首相の独断専行の危うさ
著者: 池田龍夫日本国憲法には、「わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し、ここに主権が国民に有することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は国民の厳
本文を読む「再稼働を許さない」の声高く -脱原発の3団体が初の共同行動-
著者: 岩垂 弘「原発再稼働反対、9条改悪反対、安倍政権打倒。これが、私たちが目指す道だ」。ルポライターの鎌田慧さんが集会の舞台から呼びかけた。6月2日、東京都心で展開された「6・2N0 NUKES DAY(ノーニュークスデイ)」の共
本文を読む揺れる安倍政権の原子力政策
著者: 池田龍夫安倍政権が6月にまとめる成長戦略の素案に「原発の活用」を明記し、「再稼働に向けて政府一丸となって最大限取り組む」との方針を鮮明にした。素案は、5月5日の産業競争力会議で示され、近く閣議決定するという。 成長戦略の一環に原
本文を読む不十分な憲法記念日報道
著者: 藤田博司5月3日は憲法記念日。今年もほとんどの新聞が特集を組み、憲法改正に関する世論調査結果を伝え、それぞれの社の立場を社説で論じていた。ただ昨年までと違って今回は、憲法96条の問題が新たに議論の焦点に加わっていた。 昨年暮れ、
本文を読む原発輸出・再稼働ではなく、福島事故の真相解明、汚染水対策・廃炉計画、放射能調査・除染、被曝者・被災者の救援・補償を!
著者: 加藤哲郎◆2013.6.1 日本原子力研究開発機構(JAEA)という独立行政法人があります。「高速増殖炉原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)の開発や放射性廃棄物の処分など、原子力の研究や技術開発を行う文部科学省所管の独立行政法人。20
本文を読む「橋下暴言」は、国際的信用を失墜させた
著者: 池田龍夫日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は5月27日、一連の慰安婦発言につき、日本外国特派員協会で記者会見。沖縄の在日米軍司令官に風俗活用を求めた発言は「不適切だった」と述べて撤回、謝罪した。しかし、従軍慰安婦をめぐる発言に
本文を読む孫崎享氏のTwitterより”結局北朝鮮にうまく利用されただけ。対北朝鮮で何が日本にとり最重要か、それをどうするか、その思考、官邸に欠如”など
著者: 孫崎享<5月28日> 歴史・降伏文書:1945年9月2日の降伏文書は「ポツダム宣言ノ条項ヲ誠実ニ履行スルコト」とし、これに米、中華民国、英、ソ連 、豪 、加 、仏、蘭 、NZが署名している。 橋下問題:29日共同「「一市長にコ
本文を読む96条改正は「立憲主義の破壊」
著者: 池田龍夫安倍晋三首相は、憲法96条改正発議(各議員の3分の2以上の賛成)を過半数に変えることを企図している。そこには9条改正、国防軍設置、さらに集団的自衛権の解釈拡大を目指す方向が隠されている。 樋口陽一、奥平康弘教授ら学者が「
本文を読む敦賀原発2号機、廃炉の運命免れず
著者: 池田龍夫原子力規制委員会は5月22日の定例会議で、日本原子力発電敦賀原発(福井県)2号機直下を走る断層を「活断層」と断定した有識者会合の報告書を了承した。 日本原電側はこれまで「活断層ではない」と強く反論してきたが、規制委は「得
本文を読む「ふくしま集団疎開裁判」について IPPNWドイツ支部のアレックス・ローゼン博士から受け取った返答
著者: グローガー理恵私は、IPPNWドイツ支部のアレックス・ローゼン博士にも「ふくしま集団疎開裁判」についてアピールしていましたが、最近、ローゼン博士からご返答を頂きましたので、それを和訳しご紹介させて戴きます。 親愛なるグローガー理恵さん
本文を読む山本有三と憲法制定時の熱気
著者: 池田龍夫憲法改正をめぐって論議が高まっている折、「憲法への熱い思いを語った山本有三の随筆」を手掛かりに、毎日新聞5月20日付夕刊2面(特集ワイド)で興味深いエピソードが紹介された。鈴木琢磨記者が古本屋で、憲法にまつわる有三の随筆
本文を読む高速増殖炉もんじゅは、廃炉の運命
著者: 池田龍夫鈴木原子力機構理事長辞任の波紋 高速増殖炉もんじゅを管理する、日本原子力開発機構の鈴木篤之理事長5月16日,所管する文科省に出向き、「今までの責任をとる」と申し入れ、辞意を伝えた。下村博文・文科相は17日の閣議に報告した
本文を読むこの国の右傾化はどこまで暴走するのか? 歴史認識の検証は世界史に眼を向けて!
著者: 加藤哲郎2013.5.15 安倍内閣は、急速な円安と株価高騰・不動産価格上昇を「アベノミクス」で産み出したとして、賃上げも雇用好転も実感できないなかでも、世論調査で高い支持率を得ています。その勢いで、7月参院選では96条改憲を公
本文を読む孫崎享氏のTwitterより”それでも自民党に投票するのか。何故だ。福島危険で原因調査も出来ない状況”など
著者: 孫崎享<5月12日> 原発・安倍首相:安倍首相の危険性は物事の一面しか見えない、見ない。危険すぎて福島原発原因すら究明できない状況でよく原発セールス出来る。原発企業の走狗。これが日本の首相です。13日読売「首相、東欧で原発セー
本文を読む新聞各紙の八割近くが憲法96条の改定に反対 -憲法記念日の社説を点検する-
著者: 岩垂 弘安倍首相は、日本国憲法の第96条の改定を参院選挙の争点にすると言明した。同条に「憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない」とあるのを「各議院の
本文を読むふくしま集団疎開裁判の経過概要-独文
著者: グローガー理恵独訳注:1)「仙台高裁の控訴却下決定理由の骨子」は、ドイツ人にとって理解しやくするために、一語一語通りに訳していませんが、できるだけ文章の趣意を失わないように尽力しました。原文(1)にある「チェルノブイリ原発事故によって
本文を読む脱原発の3団体が初の共同デモ -6月2日東京で、最高規模を目指す-
著者: 岩垂 弘脱原発運動に取り組む3団体が6月2日(日)に、初めて同じ日に集会・デモなどのアクションを展開することになった。アクションの統一ロゴは「6・2 ノーニュークスデイ」。3団体は「アベノミクスよりも強い脱原発の3本の矢を示そ
本文を読む敦賀原発「活断層の疑い」の結論足踏み
著者: 池田龍夫日本原子力発電所敦賀原発(福井県)2号機直下に活断層のあることが、原子力規制委員会から指摘されていた。しかし、断層を調査した専門家チームが、意見の一致を見てから早4カ月も経ってしまった。 専門家からの意見聴取を終えたが…
本文を読むやはり「こけおどし」だった北朝鮮の戦争宣伝 - 当面は中国に重い責任-究極には全世界の核廃絶を -
著者: 伊藤力司この3月から4月にかけて北朝鮮の好戦的プロパガンダ(政治宣伝)は凄まじかった。「われわれは精密な核攻撃でソウルのみならずワシントンまで火の海にする」(4月6日朝鮮労働党機関紙「労働新聞」)、「朝鮮戦争休戦協定の白紙化宣言
本文を読む今の平和憲法を守るのが現実的だ -2013年憲法記念日と大手紙社説-
著者: 安原和雄安倍政権の右傾化は、平和憲法に対するメディアの姿勢にどう影響しているか。メディア、特に新聞の役割は本来、権力批判にあるはずだが、安倍政権の登場とともに大きな変化をみせている。特に大手紙では平和憲法について堅持派、条件付
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