時代をみるの執筆一覧

「99%の反乱」が狙う相手は何者?  -正体は貪欲な新自由主義者たちだ-

著者: 安原和雄

日本を含めて地球規模に広がった「99%の反乱」が狙う1%の相手はそもそも何者なのか? 「超リッチ」と呼ばれる富裕層であることは間違いない。しかしただの大金持ちという認識にとどまっているなら、街頭デモは貧者のねたみとも誤解

本文を読む

童子丸開「515スペイン大衆反乱 第1話:バンケーロ、バンケーロ、バンケーロ」

著者: 松元保昭

みなさまへ    松元 バルセロナの童子丸開さんから、新しいシリーズ「515スペイン大衆反乱 51-M(キンセ・デ・エメ)」が届けられましたので、紹介いたします。 「アラブの春」から始まりニューヨーク・ウォール街に飛び火

本文を読む

孫崎享氏のTwitterより“イラク-米国-日本、面白ゼミナール、政治スタイル、原発輸出、皇后、TPP小沢発言、米国敵対者”など

著者: 「ちきゅう座」編集部

    ■2011年10月22日(土) イラクと日本 ・イラク:イラク、米軍撤退に向け、米国圧力によく頑張ったと思う。ペネッタ国防長官は就任後米軍継続(訳1万。裁判権米国)を最大課題の一つとして執拗な圧力。イラクはね返す

本文を読む

反帝・反植民地の「狂犬」カダフィ大佐の最期 -独裁者の最期に沸く世界世論だが-

著者: 伊藤力司

「最後の血の一滴まで戦い抜く」との宣言を貫いたカダフィ大佐の最期に、昭和一桁生まれの筆者には「一代の梟雄(きょうゆう)」という古めかしい言葉が浮かんだ。アラブ革命の英雄ナセル大佐に憧れた27歳のリビア陸軍大尉が、王制を倒

本文を読む

カダフィ氏、拘束後、殺害される。なぜシルトにいたのかなど残る疑問

著者: 浅川 修史

(21日8時55分掲載)  カダフィ氏の死亡が確認された。リビア国民評議会が10月20日(現地時間)発表した。生まれ故郷のシルトで銃撃戦の末、国民評議会側に殺害された。拘束されたとき、カダフィ氏は生存していたが、兵士によ

本文を読む

ミャンマー“民政”民主化のステップ繰り出す -軍部はどこまで民主化を許容するか-

著者: 伊藤力司

昨年11月の国会総選挙を経て今年3月軍事政権から文民政府に移行したミャンマー(ビルマ)では、テイン・セイン大統領自ら反軍政・民主化運動指導者のアウン・サン・スー・チーさんと直接会談、政治犯を含む多数の受刑者への恩赦実行、

本文を読む

孫崎享氏のTwitterより“米・北朝鮮関係、官僚・マスコミ、努力・反応、属米連合、米国衰退、イラク、米国農業補助金、国民は協力、すりより”など

著者: 「ちきゅう座」編集部

   ■2011年10月19日(水) 若干改善の兆し ・米・北朝鮮関係:若干改善の兆し。注視必要。17日AP:「米国、朝鮮戦争時の遺体接収交渉を北朝鮮と再開。この交渉は2005年5月に一時中断、それ以来の再開。遺体数は約

本文を読む

クリントン国務長官、リビアを電撃訪問 リビアは再度「欧米の植民地」になるという意見も

著者: 浅川 修史

 クリントン国務長官は、10月18日、リビアの首都トリポリを電撃訪問した。国民評議会のジャヒール議長らと会談した。席上、クリントン国務長官は1100万ドルの新規援助を約束した。逃亡中のカダフィ大佐について、「米国はカダフ

本文を読む

「99%の反乱」がめざすもの -「反格差」から「反資本主義」まで-

著者: 安原和雄

「反格差」の街頭デモが世界に広がった。前例のない地球規模の広範なデモである。1%(富裕層)に立ち向かう99%(貧困層)が打ち出したデモであり、「99%の反乱」ともいえよう。  スローガンは「格差是正」にとどまらない。見逃

本文を読む

孫崎享氏のTwitterより“前原氏、ロシア、国民個々の眼力、老人力、イラク、読売社説批判、米国対日政策、普天間、TPP、米国経済、年金”など

著者: 「ちきゅう座」編集部

    ■2011年10月16日(日) 米国と前原氏 ・防衛相:米国が「我々は前原氏と話ししている、貴方(防衛相)は結構です」とまともに相手してくれないのでしょう。可哀相ですね。同情します。一川様。15日東京「一川防衛相

本文を読む

科学者の信用どう取り戻す――日本経済新聞10月10日号の記事の示唆するもの

著者: 島薗進

日本経済新聞10月10日号に滝順一編集委員「科学者の信用どう取り戻す ―真摯な論争で合意形成を」という記事が掲載された。その前半部は以下のようなものだ。 「科学者の意見が分かれて誰を信じてよいのかわからず、途方に暮れる。

本文を読む

孫崎享氏のTwitterより“首相の資質、政策立案、日米関係、情報の本質、TPPの嘘と詭弁、記者の必読本、皆さん健康に”など

著者: 「ちきゅう座」編集部

    ■2011年10月13日(木) 考えてきた訳ではない人 ・首相の資質:13日読売:「森元首相が語る首相の資質、なろうと思わぬこと」全く正解。近年歴代の首相はなるべき努力してなった訳でない。日本をどう導くか戦略を考

本文を読む

TPPに前のめりの野田政権  しかし肝心のTPP交渉の行方は霧の中

著者: 大野和興

     野田首相は11月にホノルルで開かれるAPEC(アジア太平洋経済協力)首脳会議で、TPP(環太平洋経済連携協定)参加を表明したいと前のめりだ。与党民主党の前原政調会長も張り切っている。一方で党内の慎重派は署名活動

本文を読む

パレスチナ自治政府揺さぶりへ イスラエルがハマスに大幅譲歩 イランは苦渋の沈黙

著者: 浅川 修史

 パレスチナ自治政府の国際連合加盟申請をめぐり、パレスチナ自治政府内でのファタハ(主流派)対ハマスのさや当てが強まっている。  注 ハマスはガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織と紹介される。世俗主義、社会主義的傾向

本文を読む

孫崎享氏のTwitterより“中国評価、TPP、中国海軍戦略、自国民殺害許可、日米関係、イラク、原発立地補助金”など

著者: 「ちきゅう座」編集部

    ■2011年10月10日(月) 中国体制評価 ・中国(体制をどう評価するか):講演で中国が民主主義でないことをどうみるかの質問。その時の答え。英国にロバーツという歴史家。.彼は全10巻からなる『世界の歴史』を記述

本文を読む

翻訳「さよなら国際法」(ローレンス・デヴィッドソン)、ならびに訳者によるコメント「放射能汚染時代の国際法」

著者: 松元保昭

■放射能汚染時代の国際法 ホロコースト、イスラエル、パレスチナにかんする非常に多くの論考を発表している米国の中東研究者(ウェストチェスター大学教授)ローレンス・デヴィッドソンの「さよなら国際法」を拙訳ですがお届けします。

本文を読む

金融資本主義の牙城ウォール街を占拠せよ -格差社会に抗議するデモがNYから全米に-

著者: 伊藤力司

3年前のリーマン・ショックで危機に陥った大手金融機関は税金の投入で救済され、今や巨額の利益を上げている。それなのに納税者の多くは仕事が見つからず、日々の暮らしはどんどん悪くなっている。1%の富裕層が米国の富を独占している

本文を読む

ウォール街を占拠せよ ―「アメリカの秋」革命は成功するか―

著者: 半澤健市

 ドキュメンタリー映画監督マイケル・ムーアは自作『キャピタリズム:マネーは踊る』(2009年)でウォール街を包囲するといって単身で金融機関のビルに突進する。映画はこの戯画で終わる。 《これほどの規模のデモを見たことがない

本文を読む

孫崎享氏のTwitterより“秘密保全法、TPP、中国、原発、米軍駐留経費、野田「外相」、講義・ゼミ、事実認識、素朴な疑問”など

著者: 「ちきゅう座」編集部

    ■2011年10月07日(金) 米国のポチ体制 ・秘密保持:秘密保持の体制整備はいい。しかし前原氏や外務・防衛官僚のように、米国に閣内情勢を通報し、首相の指示に従わず、米国の指示を得て行動する人(ウィキリークス指

本文を読む

原子力安全行政の仕組みが壊れています ――私の原子力日記その1――

著者: 金子勝

2011年10月3日、私にとって2度目の原子力委員会です。 たくさんの委員がいて、事務局が用意した説明に時間を要するので、一人ひとりの発言時間が限られてしまいます。そこで、以下のメモを配り、この線にそって発言しました。

本文を読む

民衆デモがついに金融資本主義の総本山へ。格差社会への抗議が広がる①

著者: 浅川 修史

 NYのウォール・ストリートで「金融資本主義」の強欲さに対する民衆の抗議が続いている。参加している民衆は、それほど多くはないが、どこかアラブの春で繰り広げられた光景をほうふつさせる。クルマ社会の米国では民衆が大量に集まる

本文を読む

孫崎享氏のTwitterより“経営視点、労組脱原発、生き方、TPP、米国経済、情報操作、米国の意図、外からの視点、勉強不足、検察十戒”など

著者: 「ちきゅう座」編集部

   ■2011年10月04日(火) 長期的視野 ・電力会社:真に社の長期を考える経営者がいれば、こんな危険な原発経営から撤退する。多分そういう長期を考える人材は不要なのだろう。三日読売「東電。事故の賠償額が今後2年間で

本文を読む