普段は経済紙としての日経は読まない。しかし、どうにも気になり、2月5日の日経を読んだ。気になった理由は、2月4日にブリュッセルで行われたEU首脳会議のことを伝えたこの日の朝日新聞がエジプト問題のことにしか触れていなかっ
本文を読む時代をみるの執筆一覧
コソヴォ生体臓器密輸出に関する欧州評議会議員会議の1月25日決議
著者: 岩田昌征ポリティカ紙〈2011年1月26日〉によれば、ディック・マーティ〈スイス人、検察官〉の調査報告書(ちきゅう座における岩田による関係論述を参照)に基づいて1月25日、ストラスブルグの欧州評議会議員会議は「コソヴォにおける非
本文を読むイスラーム原理主義の元祖 ムスリム同胞団の実態と実力
著者: 浅川 修史混迷するエジプト「革命」。1981年以来,政権の座にいるムバラク大統領の退陣も近いと予想されている。ムバラク大統領が後継者と希望するスレイマン副大統領がすんなり政権を継承できる情勢でもない。「ツイッター大統領」と呼ばれ
本文を読むムスリム同胞団の実像―誤解や危険視を煽るな
著者: 坂井定雄2月4日、カイロ中心部のタハリール(解放)広場を埋めた数万人の反政権デモ。民主化への行動を「いま」起こすようムバラク大統領に迫るオバマ米大統領はじめ、国際的圧力がかつてなく強まる中、ムバラクは、なお居直りを続けている。2
本文を読む孫崎享氏のTwitterより「TPPと菅首相・エジプト・・・」
著者: 「ちきゅう座」編集部TPPと菅首相 「小泉純一郎氏もこれほど大胆な改革を試みなかった」!。国内でほぼ死に体に近い菅総理をエコノミスト誌絶賛。逆に何故絶賛されるかを日本国民真剣に考える時。五日日経「英エコノミスト誌菅首相のTPP参加方針を評価
本文を読む中国問題とダボス会議の「悪趣味」──先週の新聞から(14)
著者: 脇野町善造1月22日付けのEconomist に、「中国人民元:小説よりも奇なり」という記事が掲載された。内容自体はそんなに興味のあるものではないが、このなかで、1月16日のWall Street Journal(WSJ)(とワ
本文を読む透明さ欠くNHK会長人事
著者: 藤田博司年明け早々、NHKの会長人事が大もめにもめた。ドタバタのあと新会長は決まったものの、透明さを欠く、いかにもにわか仕立ての人事であることが、いかんなく世に知れ渡った。もめた直接の原因は、この人事を担うNHK経営委員会、とり
本文を読む「小沢一郎氏を強制起訴―脱小沢人事使えない菅首相」
著者: 瀬戸栄一民主党の小沢一郎元代表は1月31日、検察審査会の2度にわたる「起訴すべし」の議決を受けて東京地裁から検察官役に指定された弁護士によって土地購入をめぐる収支報告書虚偽記載容疑で強制起訴された。 資金管理団体「陸山会」の
本文を読む孫崎享氏のTwitterより「エジプト・タクシー運転手と産経政治部長・”平成の開国”・・・」
著者: 「ちきゅう座」編集部エジプト 情勢の急変は1月25日の段階でもクリントン国務長官がエジプトを安定した(stable)国と表現したとされることでも明らか。米国の選択肢は(1)ムバラク支持貫くか(2)代替を模索するかで今(2)に移行中。この中エ
本文を読むチュニジア、エジプトで起こっていることは、 アメリカ、中国や日本にとって「対岸の火事」か?
著者: 加藤哲郎2011.2.1 私が個人的に親しい友人たちの永眠を嘆き、日本はアジアカップ・サッカーの優勝に沸き立っている時に、ちょうど米国大統領の年頭一般教書演説、世界経済フォーラム(WEF, 通称ダボス会議)、世界社会フォーラム
本文を読む「普天間基地移設」棚上げの混乱 「沖縄の民意」に応えない菅政権
著者: 池田龍夫「菅直人・再改造内閣」が1月14日発足したが、通常国会を控えて野党攻勢を封じるための政略的改造の臭いふんぷんである。相次ぐ失言によって参院でボイコットされた仙谷由人官房長官を枝野幸男氏に交代させざるを得なかったことは仕方
本文を読むアラビア世界の中心、エジプト「革命」の意味
著者: 浅川 修史米国はエジプトのムバラク政権を見捨てたようだ。各種の報道によると、オバマ米大統領は1月29日から30日にかけて、トルコなど周辺3カ国と連合王国(UK)の首脳と電話会談を行い、「エジプト国民が求める政府への秩序ある移行」
本文を読むエジプトにも革命が起こるかもしれない -戦車兵にキスをするおばさん、赤ちゃんも-
著者: 坂井定雄エジプトの巨大な反政府デモの報道の中で、最も感動的な、そしておそらく大きな意味を持つ光景を、今日(30日)朝、アルジャジーラとBBCの映像で見た。カイロ中心のタハリール広場かその近く。ぎっしり埋めた民衆の中に出動し、停ま
本文を読むチュニジア、エジプトに見るQE2の限界
著者: 浅川修史「世界には多くの破綻国家がある。アフガニスタンやパキスタンがその代表国家だが、エジプトのムバラク長期政権など国内統治に弱点を抱えているアラブ政権も多い。こうした破綻国家を打倒して、マグレブから東南アジアのイスラム圏まで
本文を読む孫崎享氏のTwitterより「エジプト情勢・米中関係・アーミテージ・CIA対日工作・・・」
著者: 「ちきゅう座」編集部エジプト情勢 米国国内で米軍部及び米内イスラエル勢力はムバラク切り検討。その際は軍中心の暫定政権模索。副大統領就任のスレイマン国家情報庁長官を軸に工作。米国軍部とエジプト軍部近い、このライン検討か。しかしこうした小手先と
本文を読むアラブ世界で親米勢力が退潮 -チュニジア、エジプト、レバノンで大変動-
著者: 伊藤力司北アフリカのチュニジアで民衆の反政府デモにより23年間続いたベンアリ独裁政権が倒されたインパクトは、北アフリカから中東に広がるアラブ世界を揺さぶっている。アルジェリア、イエメン、ヨルダンなどに飛び火した市民の抗議運動はつ
本文を読む労働裁判勝利の報告と臨時労働者の労働条件
著者: 松岡宥二昨日(1月26日)、新運転、新井統制処分無効・本案訴訟の判決がありました。渡邊弘裁判官なので心配しましたが、ほぼ完勝でした。これも皆様の支援のお陰で、一同感謝しております。 この裁判は、職安法45条の労働者供給事業を行う
本文を読む孫崎享氏のTwitterより「尖閣・アーミテージ・中国経済・思いやり予算・・・」
著者: 「ちきゅう座」編集部尖閣 次の情報は極めて重要。これを何処まで真剣に報道出来るかで日本のメディアの質、問える!民主党の中村哲治議員が昨日私に手交。尖閣周辺での中国の違反件数。衝突事件の際中国船長の違反は中国政府の後押しが有り、従って日本政府
本文を読むNHK経営委員長代行の底なしの無定見
著者: 醍醐聡経営委員会に問われる見識――委員長辞任で終わりではないーー 昨日(1月25日)開催されたNHK経営委員会で小丸成洋委員長は、今回のNHK会長選任の過程で社会を「騒がせた」責任をとって委員長を辞任することを申し出、了承さ
本文を読む長いだけで無意味な記事、長短にかかわらず考えさせられる記事──先週の新聞から(13)
著者: 脇野町善造先週は、胡錦濤(フー・チンタオ)中国国家主席の国賓としての米国訪問が紙面をにぎわした。21日の朝日の「天声人語」で、40年前は資本主義だけが中国を救うとされたが、今は中国だけが資本主義を救うと言われているという趣旨の話
本文を読む戦争賠償と平時債務返済の関係―ギリシャとドイツ
著者: 岩田昌征第二次世界大戦の戦争責任問題に関して、ドイツは誠実に問題解決に努力したのに対し、日本はドイツほどに誠実に問題を直視していなかったという声が我が国の市民社会で聞かれる。たしかに、ナチス党が反ユダヤ主義イデオロギーを国家権力
本文を読む「3月危機を乗り切れるかー菅首相が施政方針演説
著者: 瀬戸栄一菅直人首相は2011年度予算案本体と関連法案を、年度内に成立させ政権を存続させることができるのだろうか。1月24日の施政方針演説は野党―特に自民、公明両党に対し「社会保障と税の一体改革をめぐる与野党協議」を声を張り上げ
本文を読む視聴者コミュニティ、小丸NHK経営委員長の解任を要求
著者: 醍醐聡視聴者コミュニティ、NHK松本新会長と経営委員会に申し入れ NHK会長選の選考経過が多くの報道機関で伝えられた。それらを総合すると、小丸氏を表の軸にして経済界の人脈で人選が進んだことは間違いなさそうだ。中には、政治が介在
本文を読むフランス共和国<理念>の孤立と栄光
著者: 宇井 宙フランス革命200周年記念行事が終わって3カ月ほど経った1989年10月、新学期が始まったばかりのパリ郊外のクレイユの町の公立中学校で、3人の女子生徒がイスラム教のスカーフを被ったまま登校し、教室でスカーフを外すことを
本文を読む「ふるさと納税」制度を活用して、名護市を応援しよう
著者: 新崎盛暉沖縄・米軍普天間基地を北部・名護市の辺野古沿岸に移設する計画について、地元名護市をはじめ、沖縄県民はくり返し反対の意思を表明し続けてきました。日本が民主主義の国であるならば、この沖縄県民の意思は尊重されなければなりません
本文を読む孫崎享氏のTwitterより「菅政権・尖閣・脱対米従属・胡錦濤訪米・・・」
著者: 「ちきゅう座」編集部菅政権 「米が望んだ菅首相」「漏洩公電お墨付き」、東京新聞、「こちら特報部」、戦後最も親米的といわれる菅政権はどのように誕生したか。昨年2月ソウルでキャンベル米国国務次官補は韓国青瓦台で金首席秘書官(現外相)と面会した。
本文を読む「類は友を呼ぶ」の悪習を断ち切るべき~NHK会長選考を振り返って~
著者: 醍醐 聡「鉄道の公共性とNHKの公共性は同じ」と公言する新NHK会長の資質は? 1月15日、NHK経営委員会は福地茂雄現会長の後任にJR東海副会長の松本正之氏を選任した。今回のNHK会長人事はこれで決着となったが、選考の過程を振
本文を読む背景を考えること、楽観的に見ること──先週の新聞から(12)
著者: 脇野町善造1月11日の昼過ぎ、この日の閣議後の記者会見で野田財務相がアイルランド支援のための「欧州金融安定化債」を買うことを決めたというニュースに接した。「へぇ―」と思って、Webサイトを覗いてみた。Handelsblatt(H
本文を読む孫崎享氏のTwitterより「普天間・脱対米従属・尖閣・米国の対中政策・竹島・・・」
著者: 「ちきゅう座」編集部これは正論 谷垣総裁は14日、菅再改造内閣の発足を受け記者会見を行い、与謝野馨氏の経済財政担当大臣への起用に「わが党の比例で当選した人だ。議員辞職して一民間人として入閣すべきだ」と述べた。」あまりに無節操 (1月15日)
本文を読むイスラム圏でアフガン和平交渉の準備進む -まだ覚悟決まらぬオバマ政権だが-
著者: 伊藤力司オバマ米大統領は今年7月からアフガニスタンからの米軍撤収を始めることを公約している。その意味で今年はアフガン和平にとって勝負の年だが、現地情勢は必ずしも米軍撤収戦略に有利に進んでいる訳ではない。一方、アフガニスタンのカル
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