2011.1.15 新年の日本のマスコミは、民主党の党内政局一色。それもなぜか、菅首相のにわかづくりの「やる気」に注目しながら、仙石官房長官をおろし、小沢元代表を放逐するススメの論調。これだけなら、いつもの党内人事刷新に
本文を読む時代をみるの執筆一覧
「与謝野入閣、仙谷交代が目玉―菅第2次改造内閣が発足」
著者: 瀬戸栄一昨年6月に首相に就任した菅直人首相は14日、「たちあがれ日本」を離脱し無所属の与謝野馨氏を経済財政担当相(税制・社会保障兼務)に起用、仙谷由人氏を官房長官のポストから交代させ、仙谷氏と一体で行動してきた枝野幸男氏を後
本文を読む暗い話と悪い話──先週の新聞から(11)
著者: 脇野町善造この報告の(9)で「年の最後くらいは明るい報告にしたいと思う」と書きだし、経済に明るい話は本来ないから、そんなノー天気なことを報告することはできないとして諦めた。とはいうものの、年の最初こそは多少なりとも希望の見える報
本文を読むNHK会長選出に関しての申し入れ
著者: 醍醐 聡2011年1月11日 NHK経営委員会 委員長 小丸成洋殿 NHK会長選出に関しての申し入れ 開かれたNHKをめざす全国連絡会 世話人:松田浩 隅井孝雄 醍醐聰 岩崎貞明 NHKの自主、自立、健全な発展のために努力されて
本文を読む覇権争いか共益追求か-今後の米中関係を問う : 胡錦濤主席19日から公式訪米
著者: 伊藤力司朝鮮半島の緊張激化、劉暁波氏のノーベル平和賞をめぐるごたごたなど、世界第2の経済大国になった中国への世界的関心が高まる中、胡錦濤国家主席の公式訪米が1月19日に始まる。衰えつつあるとはいえ、米国が依然として軍事・経済とも
本文を読む孫崎享氏のTwitterより「中国軍事力・米国と安保・アーミテージ・米軍基地削減・・・」
著者: 「ちきゅう座」編集部中国軍事力 8日星条紙:ゲイツ長官中国がステルス戦闘機(「殲-20」)を急速に開発していることを過小評価していたと発言。更に太平洋軍司令官先月対艦(空母)弾道ミサイルシステムが初期稼働段階に入ったと発言。海軍情報部高官
本文を読む関心の向け所がずれていないか? ~交際費はどれほどかを気にするNHK会長候補の知性のほどは?~
著者: 醍醐聡目下、NHK経営委員会はこの1月に任期が切れる福地茂会長の後任の会長選出に向けた協議を行っている。連休明けの1月11日、12日と連続して委員会がセットされているところを見ると、この両日で決定を予定しているようである。しか
本文を読む「強盛大国」へ砲門を開いた北朝鮮 -「善いは悪いで、悪いは善い」の半島情勢を読み解く-
著者: 森善宜はじめに 昨年11月に北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)は、米国の核科学者たちに自国のウラン濃縮施設を公開、同月23日には黄海上の延坪島(ヨンピョンド)へ砲撃を加えた。これに韓国(大韓民国)も応戦し、両国で軍民の犠牲者を出
本文を読むドイツの強腰の背景──先週の新聞から(10)
著者: 脇野町善造2011年元旦の朝日新聞を眺めていたら、全面広告に「経済は理系を求めている」という大きな文字が躍っていた。この「経済」というのは「産業」の間違いではないか。少なくとも「経済学」は理系を求めることはないはずだ。社会科学の
本文を読む孫崎享氏のTwitterより「朝鮮半島・日米同盟の正体・総理への道・米国産軍事協同体・・・」
著者: 「ちきゅう座」編集部朝鮮半島 雰囲気変化。米国事態沈静化の方向に。5日付AP「オバマ大統領の特派ボスワースが朝鮮半島での戦争への不安を静めることを追求。数週間の好戦的言辞、軍事演習の後でも平和会談は可能とする南北のサインをフォロー。」米国軍
本文を読む国家体制の崩壊と民衆の解放感の乖離―「自由」への一石
著者: 岩田昌征ポリティカ紙(2010年12月21日)に載ったミラン・ペトロヴィチ記者のブカレスト発記事は考えさせられる。バルカン諸国の中で長い間ギリシャだけがEU加盟国であった。数年前にルーマニアとブルガリアが加盟に成功して、旧ユーゴ
本文を読む「菅直人首相、小沢切りを宣言」「6月にも消費税の方向性出す」
著者: 瀬戸栄一菅直人首相は4日、年頭の記者会見で小沢一郎元代表に対し、国会政治倫理審査会での通常国会召集前の説明を改めて求めると同時に「政治家としての出所進退を明らかにし、裁判に専念されるのであれば、そうされるべきだ。本人が自らそう
本文を読む12月8日と日本の「第三の敗戦への端緒」(11)~(1)
著者: 三上 治2月8日と日本の「第三の敗戦への端緒」(11) 1月3日 日々の政治的動きの背後にあって決定力として機能しているものをあぶりだしたいという欲求があって長い
本文を読むブルジョア新聞の論調は極めて健康 ―2011年の元旦各紙を読んだら―
著者: 半澤健市2011年元日付の新聞6紙を読んだ。朝日、毎日、読売、日経、産経、東京である。半分は記事と広告の見分けがつかないカラフルな紙面である。スーパーのチラシのようなものだから考察対象から除いた。外交・経済・政治を視点として6
本文を読む「ウィキリークス」再論
著者: 藤田博司内部告発サイト「ウィキリークス」がメディアにあらためて大きな課題を投げかけている。昨年春から夏にかけてイラクやアフガニスタンでの米軍の軍事情報などを暴露して話題を呼んだ「ウィキリークス」が、今度は大量の米政府の外交公電
本文を読む2011年元旦「社説」を読んで -沖縄の悲願に背を向ける主要大手紙-
著者: 安原和雄昨年に続いて本年も沖縄の米軍基地問題は最大のテーマであり続けるだろう。沖縄県民の声は明確である。県知事をはじめ反基地の姿勢で一貫しているといえるのではないか。問題はメディアの対応である。沖縄紙と主要大手紙の2011年元旦
本文を読む2011年:新年のご挨拶
著者: 合澤清新年明けましておめでとうございます。 今日はあいにくの寒波が全国的に荒れ狂い、あちこちで大雪をもたらしていますが、まさに厳しい世相の年初めに相応しい気象のように思われます。年が改まったからといって、情勢は決して楽観視しう
本文を読む謹賀新年! 2011年を、国民にとって「政権交代してよかった」と実感できる年に!
著者: 加藤哲郎2011.1.1 クリスマスから、年の瀬ぎりぎりまで、北京・上海と中国を駆け足で見てきました。ほぼ毎年見ているのですが、その変化の速さは、尋常ではありません。オリンピックを終えた北京は、不況知らずです。1964年東京オ
本文を読む「抑止力」一辺倒の危うさ 新防衛大綱の「動的防衛力」
著者: 池田龍夫尖閣諸島や北方4島帰属問題など、海洋国・日本の周辺海域でのトラブルが続発、さらに黄海での韓国哨戒艦沈没、北朝鮮の延坪島(ヨンピョンド)砲撃事件も重なって、北東アジアに不穏な空気が醸成されている。米ソ冷戦構造の終焉から2
本文を読む真実はどちら側にあるのか?―対照的なセルビア政府批判
著者: 岩田昌征セルビアの常民社会派知識人の週刊誌ペチャト(2010年11月26日)に欧米市民社会の対照的なセルビア政府批判が載っていた。 一つは、ノーム・チョムスキーと共著で『同意の生産』を出版したエドワード・ハーマン教授の発言である
本文を読む放漫、怠慢、傲慢──先週の新聞から(9)
著者: 脇野町善造これが2010年の最後の報告となる。最後くらいは明るい報告にしたいと思うのだが、ノー天気なことばかりもいっておられないようだ。 「科学としての経済学は陰気な学問である」と言ったのは、トーマス・カーライルだそうだ。ある
本文を読む自国の利益が統治国の良心?!―コソヴォ戦争から見えるもの
著者: 岩田昌征ベオグラードのポリティカ紙は、12月16日、17日、 18日の3日間続けて一つのテーマを報道している。合計9ページ余。しかも、18日(土)は10ページの別刷り付録まで。ここ20年間で初めて自分たちの主張が然るべきヨーロッ
本文を読む「小沢氏が政倫審出席の意向固める」
著者: 瀬戸栄一27日の民主党役員会は菅直人代表=首相も出席して約1時間20分にわたって開かれ、来年中下旬までに小沢一郎元代表に政治倫理審査会での説明を求め、もし小沢氏がこれを拒否し続ければ審査会開会を議決、これに従わない小沢氏に自ら
本文を読む孫崎享氏のTwitterより「朝鮮半島・沖縄・戦略・・・」
著者: 「ちきゅう座」編集部朝鮮半島 日本で誰かが「朝鮮半島での戦争の可能性を今真剣に考察すべし」と述べたらどう扱われる。何を馬鹿なが関の山。20日CNNは「朝鮮半島での戦争への3つの道」掲載。著者は米国国防大学部長、英国IISS研究部長等歴任、日
本文を読むドイツの憤懣、バルセロナの怒り──先週の新聞から(8)
著者: 脇野町善造先週は、Wirtschaft Wocheの記事のせいで気分が悪くなってしまったが、今週はそんなにひどい記事には出会わなかった。勿論、だからといってドイツの態度が変化したわけではない。ヨーロッパからは遠い極東の島国にいる
本文を読むノーベル平和賞式典へのセルビアの対応に見るべきもの
著者: 岩田 昌征今年の12月10日にノルウェーのオスロでノーベル平和賞が獄中の異端派劉暁波氏に授与された。朝日新聞夕刊(12月9日)に「授与式には各国の駐ノルウェー大使らが招待されているが、授賞に反発する中国政府が各国に欠席を要請。中国
本文を読む孫崎享氏のTwitterより「朝鮮半島・新防衛大綱・・・」
著者: 「ちきゅう座」編集部朝鮮半島 菅首相ピンぼけ発言に感謝:米国は朝鮮半島有事の際、日本を後方支援でなく戦闘に利用するため、合同演習、日米韓外相会談、米統合参謀長の派遣で枠組み作り。誰の入れ知恵か菅首相、実態隠すため邦人救出のためと発言。これが
本文を読むスレブレニツァ虐殺事件外伝
著者: 岩田昌征ポリティカ紙(11月29日)に私たち日本人の感性では了解しづらい事件が報じられた。 それは、スレブレニツァ虐殺事件外伝とでもいえよう。BiH(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ)のムスリム(ボシニャク)人にとって、スレブレニツァ
本文を読む菅政権が説得すべき相手は沖縄ではなく米国だ -米軍普天間飛行場の移設問題-
著者: 岩垂 弘「菅内閣はいったいどこの国の政権なんだろう」。思わずそうつぶやいてしまった。17日から予定されている菅首相の沖縄訪問を前にしての首相の発言と、同じ日に発せられた仙谷官房長官の沖縄県の米軍基地負担についての発言に、である
本文を読む民主党政権は偽預言者?
著者: 浅川修史民主党政権への支持が急低下している。民主党は2009年の衆議院選挙勝利の後、2010年の参議院選挙に勝利し、さらに2011年の統一地方選挙で地方議員を大きく増やして政権を盤石のものとする戦略を立てていたが、現在までこと
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