時代をみるの執筆一覧

孫崎享氏のツイート「北朝鮮砲撃、北・米対応」

著者: 「ちきゅう座」編集部

北朝鮮砲撃 北朝鮮は体制継続に危機感。金正恩後継の方向なるも、長子相続の伝統の社会で後継固めきれず。北朝鮮は国内不安を利用し、西側・韓国は軍事的に体制変革に乗り出すのでないかとの危機感。金正恩周辺の軍人は国際感覚全くなく

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真の「共生的社会」はいかにして可能か?―多民族国家における少数民族の存立を問う

著者: 岩田昌征

ベオグラードの週刊誌ニン(2010年11月11日)にBiHのクロアチア人の苦境に同情的な記事が出た。BiHHDZ(BiHクロアチア民主共同体)議長ドラガン・チョヴィチ教授とのインタビューである。要約紹介しよう。 BiHの

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迷走した菅外交、中国に塩を送った自民党 -ナショナリズムを煽るマスコミ、何のため-

著者: 早房長治

尖閣諸島領有権をめぐる日中両国の紛争、とりわけ海上保安庁撮影のヴィデオがネットに流出した問題で日本中が揺れている。迷走する菅直人内閣に対して、自民党など野党は外交上の配慮をせずに政府攻撃に終始し、マスコミは専らナショナリ

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孫崎享氏のツイート「集団的自衛権、中国脅威、前原大臣、武器輸出、ミサイル防衛、医務官派遣・・・」

著者: 「ちきゅう座」編集部

集団的自衛権 『日本の論点2011』:私の「集団的自衛権は米国が日本を戦闘に巻き込むのが狙いー国益に反する」掲載。過激なタイトル恐縮。日米安全保障関係の最大の問題点は極めて重要な案件について、しばしば目的、内容を国民に正

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「通貨戦争」のもう一つの側面──ドイツの対米批判と保護主義の亡霊

著者: 脇野町善造

 ソウルでのG20は案の定、実質的な進展はないままにおわった。あらかじめ想定されていた失敗あるいは分裂ということになるのであろうか。そうなると、こういう事態を招いたのは誰か、ということに関心が行くのは当然のことである。F

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「裏工作」は「謀略」にあらず??―W.モンゴメリー(元アメリカ大使)の談話

著者: 岩田昌征

ベオグラードの週刊誌ペチャト(11月5日)に前駐ベオグラード(2000-2004年)アメリカ大使ウィリアム・モンゴメリーとのインタビューが6ページにわたって載っていた。見出しは、「如何にアメリカはセルビア『民主主義』のた

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米中ロとの首脳会談は何とか実現できたが、 情報戦の時代に適応できない菅民主党政権

著者: 加藤哲郎

2010.11.15  世界から首脳が集まる韓国ソウルでのG20サミットと、横浜でのAPEC総会が終わりました。本来日本政府は、アジアのホスト国として華やかな国際会議をリードできるはずでしたが、直前まで続いた尖閣列島問題

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ベオグラードの「誇りのパレード」デモ始末記ーヒラリー・クリントンの訪問との関係は?

著者: 岩田昌征

10月10日にセルビアの首都ベオグラードに生起したいわゆる「フリガン」と警官隊5000人の流血的大衝突については、既に報告した(10月19日付「時代をみる」の中の『歴史の逆説―ユーゴスラヴィアの教訓』を参照)。そこでは、

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またもや地位協定の壁 (日本の法で米軍兵士の犯罪を裁けない) 岩国基地米軍属交通事故の顛末

著者: 富久亮輔

 9月7日岩国基地に勤務する米軍属が通勤途中に人を轢き死亡させました。亡くなられたのは米軍住宅の建築が計画されている愛宕山の地元、牛野谷地区で自治会長を務めていた「愛宕山を守る会」のメンバーで恩田美雄さんという方です。

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コソヴォで大量のがん患者発生―NATOの劣化ウラン弾爆撃の後遺症

著者: 岩田昌征

ベオグラードの週刊誌ペチャト(10月15日)にベオグラード大学医学部教授産婦人科医ドゥシャン・スタノイェヴィチとのインタビューがのっている。テーマは、コソヴォにおけるNATOの劣化ウラン弾大量使用に起因する癌多発問題であ

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ジャーナリズムでわからないこと──慶州G20の共同声明を巡って

著者: 脇野町善造

2010年8月14日付けで、「海の大人」氏が「朝日新聞がつまらない」というタイトルで、朝日新聞は「金融が世界を支配する時代に、とうとう、『朝日を読んでも世界金融はわからない紙面構成に改定』したのだ」という記事を載せている

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「尖閣・ロシア大統領の北方領土視察」に関する孫崎享氏の「ツイート」

著者: 「ちきゅう座」編集部

尖閣  30日朝日「中国、首脳会談を拒否。”日本が雰囲気壊した”日本政府としては非常に驚いた」と報道。「驚き」ではない。「当然の帰着」。 その情勢判断出来ない「日本政府」が判断能力不足で問題。 多々失敗を重ねているが最大

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特捜検察〝暴走〟の衝撃―「検察審」議決の混乱も気懸かり

著者: 池田龍夫

九月から十月にかけて、政治の根幹を揺るがす大事件が吹き荒れ、国民の不安を掻き立てている。「大阪地検特捜部の押収フロッピー改ざん事件」「検察審査会の小沢一郎氏強制起訴決定」の国内問題に加え、「尖閣諸島海域での中国漁船衝突」

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「敵は本能寺」あるいは「指桑罵槐」(あてこすり) ―中国内陸部の「反日」デモについて考える―

著者: 丹藤佳紀

10月16日、中国四川省・成都、陝西省・西安そして河南省・鄭州の3都市で大規模な「反日」デモが行われ、合わせて数万人が参加したという。さらに翌17日には四川省・綿陽でデモがあった。2~3万人といわれる参加者の一部が暴徒化

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