時代をみるの執筆一覧

岸田政権の原発回帰を許さず 東京の「さようなら原発全国集会」に4700人 

著者: 岩垂 弘

 世界を震撼させた東京電力福島第一原子力発電所の事故から12年を経た3月21日(祝日)、東京の代々木公園で、「さようなら原発全国集会」が開かれた。集会を主催したのは、「さようなら原発」一千万署名市民の会。岸田政権が昨年の

本文を読む

「強国」?「安定」? 亀裂を引きずった中国・全人代 ―大国の土台に“軋(きし)み”はないのか

著者: 田畑光永

 中国政治の春の大行事、全国人民代表大会が5日から13 日まで開かれた。見慣れた行事ではあるが、今年はどうも例年よりさらに作り物に見えて、見物にも力が入らなかった。  というのはほかでもない、昨秋10月の中国共産党第20

本文を読む

プーチン「習近平を待っている」・・・しかし、習はモスクワへ行けるか ― ウクライナ戦争1年、両者になにが起こったか?

著者: 田畑光永

 昨2022年2月4日、北京での中ロ首脳会談は歴史に残る会談であった。終了後、同席した中国のベテラン外交官が記者団に「中ロ関係に上限はない」と叫んだほどに、両国関係の密接ぶり、明るい未来を出席者が共有した時間であった。

本文を読む

天上の戦いの時代が始まるのだろうか ―中国は撃墜された気球の正体を明かすべきだ 

著者: 田畑光永

 人間が弓矢を使い始めたのはいつごろか。私にはまるで見当がつかないが、初めて矢に当たった人はどれほど驚いたことだろう。それまでも闘いはたくさんあったはずだが、そこで使われた武器は棒や刃物や、あるいは砕いた岩石なども「飛び

本文を読む

ていこう原理 14 戦時体制、独裁支持の民衆にならないで

著者: 長谷川孝

◆「お国のため」は命より重い軍事教育  2023年。タモリさんの「新しい戦前になる」という発言が関心を集めています。法政大学前総長の田中優子さんは「日本が戦時体制に入りつつある」と述べています(東京新聞1・15)。  ロ

本文を読む

所得倍増でも資産倍増でもなく、軍備倍増に邁進する岸田宏池会内閣!

著者: 加藤哲郎

●2023・2・1  新年早々、ついにコロナ感染を体験しました。正月に家族が集まったさいに、ウィルスが残っていたようです。PCR検査陽性後の1週間、自宅自室蟄居の不便な生活を余儀なくされました。ただし38度5分の熱が出て

本文を読む

巧妙化する公的資産の私物化 - 所有者不透明な私的ファンドが各種資産を買い漁るハンガリー

著者: 盛田常夫

マトルチ総裁の政府批判  昨年末の12月5日、国会の経済委員会はマトルチ国立銀行総裁から年次報告を受ける会議を開催した。  マトルチ総裁はコロナ禍の経済政策が成功した理由を説明した後、農業分野の近代化の遅れ(灌漑設備の遅

本文を読む

中國政府、なんだかわざとらしいが ― 在米中国人に“身の安全”を注意、緊急時の電話番号を添えて

著者: 田畑光永

 アメリカでは銃の発砲事件による悲劇が後を絶たないが、25日の中国の国際問題紙『環球時報』は次のような“安全注意”記事を掲げた。  「このところ米国の各地で銃の発砲事件が多発し、在米中国人を含めて被害者が相次いでいること

本文を読む