時代をみるの執筆一覧

労働者協同組合法に基づく新・日本労協連が発足 法制化運動開始から44年にして実現

著者: 岩垂 弘

 豪華なシャンデリアが輝く大広間を埋めた約200人の参会者が、「おめでとう」と叫んで一斉に祝杯を挙げた。6月4日夜、東京都豊島区・大塚駅前のホテルベルクラシック東京の4階の大広間。これまで任意団体として活動してきた日本労

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軍事大国・戦争へと向かう“国家意思”にメディアは抗わないのか ―「自衛隊に島を奪われる」と危惧する与那国島に目を向けよう―

著者: 渡辺幸重

「岸田首相は何十年も続く平和主義を放棄し、自国を真の軍事大国にしたいと望んでいる」という米『タイム』誌表紙の説明は本来、日本のメディアが指摘するべき内容だった。ジャーナリズムを標榜するならば安倍政権時代からの改憲・軍拡路

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被爆者や平和団体から失望と怒り G7広島サミットが発した核軍縮に関する首脳声明に

著者: 岩垂 弘

 5月21日に閉幕したG7広島サミット首脳会議が発表した『核軍縮に関するG7首脳広島ビジョン』に被爆者や平和団関係者から、失望や怒りの声が噴出している。そのいくつかを紹介する 被爆者の願いに背く内容だ――被団協代表  5

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忘れまい1960年の安保闘争 声なき声の会が今年も「6・15集会」

著者: 岩垂 弘

 63年前の日米安保条約改定阻止運動(60年安保闘争)の中で生まれた反戦市民グループ「声なき声の会」による恒例の「6・15集会」が、6月15日(木)に東京で開かれる。だれでも参加できる。  1957年に発足した岸信介・自

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わき起こる「ヒロシマは死んだ」の声 G7広島サミットでの核軍縮に関する首脳声明で

著者: 岩垂 弘

 「ヒロシマは死んだ」。広島市で開かれていたG7広島サミット首脳会議が5月21日に閉幕した途端、広島市民から、こうした声が挙がっている。78年前の原爆被爆以来、広島市民が一貫して世界に発信してきた「核兵器廃絶」の訴えが首

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改憲派が多数。でも、改憲を急ぐな 世論調査で国民の憲法意識が明らかに

著者: 岩垂 弘

 5月3日(祝日)は77回目の憲法記念日だった。マスメディアの各社は、この日を記念して日本国憲法に関する全国世論調査を行ったが、私にとっては、その結果は極めて興味深い内容だった。一言でいえば、「国民の間では改憲派が多数。

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G7広島サミットに「市民の声を」 市民団体や平和団体が集会やデモ行進を計画

著者: 岩垂 弘

 G7広島サミットが5月19日(金)~21日(日)、広島市で開催されるが、市民団体や平和団体が、同サミットに被爆者や市民の声を届けようと、サミットの直前に集会やデモ行進を計画している。そのいくつかを紹介する。  G7サミ

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「改憲は許さない」の声高く 連休の最中、東京で7回目の憲法大集会

著者: 岩垂 弘

「改憲 大軍拡NO!」。約2万5000人のコールが、雲一つない快晴下の広場を包んだ。憲法記念日の5月3日(水・祝日)午後、東京都江東区の有明防災公園で開かれた「あらたな戦前にさせない! 守ろう平和といのちとくらし 202

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ドイツ通信第200号 2023年4月今後のフランスの成り行き ――ド・ゴールの二の舞か。すべては左派の統一と組織力、そして抵抗力にかかっている

著者: T・K生

写真:筆者 大統領マクロンの年金改悪案が議会の多数派を得られないという状況の下で、国会首相(Elisabeth Borne)権限によって議会内議論が拒否され、それを受けて法案の当否を審査する憲法評議会が合憲の評決を下ろし

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マクロンの味方はいなかった 一夜の夢と消えた「中欧協力してウクライナ和平を」の習提案

著者: 田畑光永

 17日の本欄で中国の習近平国家主席がマクロン仏大統領に「仏主導のウクライナ和平案」を出してくれれば、中国はそれを支持すると持ち掛けた、ことを紹介した。マクロンが今月五日から七日まで中国を公式訪問した最終日の七日、マクロ

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