米議会上下両院がともに圧倒的多数で「香港人権・民主法案」を可決したのを受けて、その成立のための大統領署名を中国との貿易交渉を抱えているトランプ大統領がすんなりするかどうか、世界が注目する中、11月27日、トランプはあっ
本文を読む時代をみるの執筆一覧
中曽根康弘は没して、新自由主義日本を残した!
著者: 加藤哲郎2019.12.1 元首相・中曽根康弘が亡くなりました。享年101歳、大往生でした。<功成り名遂げた>政治家の死に、マスコミは「強力なリーダーシップ」「世界の指導者と渡り合った」「ロン・ヤス関係で強固な日米同盟」「風見鶏
本文を読む「親権」とは何か?-「家族」「親子」を考えるための基礎作業(7)
著者: 池田祥子「里親」拡充、これでいいのだろうか? 「児童虐待」のニュースは後を絶たない。なぜなのか?と多くの人は胸を痛めていることだろう。しかも、人間以外の哺乳動物ではほとんど見かけることのないこのような社会現象を、いかにすれば少
本文を読むIPPNWドイツ支部議長・アレックス・ローゼン医学博士の論評: 自然の暴威がフクシマの放射能を拡散
著者: グローガー理恵はじめに 「 広範囲に除染作業が行われた場所であっても、山や森が常に放射性粒子の貯蔵庫となっていますので、天候条件が悪くなれば、除染された場所が再び汚染されてしまうという可能性が、いつでもあります。(Even place
本文を読むローマ教皇のメッセージに賛同する - 平和アピール七人委がアピール -
著者: 岩垂 弘世界平和アピール七人委員会は11月28日、「ローマ教皇の長崎・広島でのメッセージに賛同する」と題するアピールを発表した。同月23日に来日したローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇は24日、原爆被爆地の長崎と広島でメッ
本文を読む大賞に京都新聞の「旧優生保護法下での強制不妊手術に関する報道」 - 2019年度の平和・協同ジャーナリスト基金賞 -
著者: 岩垂 弘反核・平和、協同・連帯、人権擁護等を推進するための報道に寄与したジャーナリストを顕彰する活動を続けている市民団体の平和・協同ジャーナリスト基金(PCJF。代表委員、歴史学者・色川大吉、ジャーナリスト・田畑光永の両氏ら)
本文を読む香港区議会議員選挙結果の巨大な意義>―ゆらぐ一党独裁の根拠 ――習近平の中国(8)
著者: 田畑光永世界が注目する中、24日に投開票がおこなわれた香港区議会選挙の結果はいわゆる民主派の圧倒的勝利となった。投票総数約300萬、得票率は民主派57%、親中派41%。当選者数民主派395人、親中派59人、その他8人(11月2
本文を読む失敗総選挙:自滅に向かう民主主義
著者: 童子丸開バルセロナの童子丸開です。日本語ではめったにニュースになることのないスペインの様子ですが、いま世界で起こりつつある根本的な変化が、この欧州の隅っこにある特殊な国でどんな具合に顔を現しているか、ご覧いただきたいと思います。
本文を読む安倍政権による改憲を阻止しよう - 憲法公布記念日に1万人が国会正門前で気勢 -
著者: 岩垂 弘「戦争反対、9条守れ」「改憲発議、必ず止めよう」。三連休の中日の11月3日(文化の日)午後、1万人のコールが国会議事堂周辺に響き渡った。この日が日本国憲法公布から満73年にあたるところから、護憲派の「戦争させない・9条
本文を読む11月9日は「ベルリンの壁」開放30年ですが…
著者: 加藤哲郎2019.11.1 11月9日は、「ベルリンの壁」開放30年です。「崩壊」とするのが普通ですが、ここでは故西川正雄さんに従います。30年前の1989年、日本では、年初に皇位継承・改元があり、4月に消費税がスタートしまし
本文を読む「親権」とは何か?-「家族」「親子」を考えるための基礎作業(6)
著者: 池田祥子「地域子育て支援事業」とは何か? 少し寄り道が長くなったが、また本道に戻ることにしよう。 これまで、焦点はどうしても保育園(幼稚園)という「施設」問題に当てられてきたようだ。しかし、満3歳以上の子どもに限れば、幼稚園
本文を読むフランコの棺が置き忘れたもの
著者: 童子丸開バルセロナの童子丸です。 新記事『フランコの棺が置き忘れたもの』を書きあげましたのでお送りします。「正史」とはいささか異なった現実の姿をご理解いただければと思っております。 ・・・・・・・・・・・・・・・・
本文を読むGlobal Headlines朝鮮史研究会が元徴用工判決に関して声明
著者: ブルマン!だよねいつものように韓国ネットメディアをサーフしていると、中央日報に 日本の朝鮮史研究会「徴用関連の韓国大法院判決を支持」 という記事が本日付け(10月30日)でアップされている。 それではということで、朝鮮史研究会のサイトを
本文を読むHow Dare You! 原子力ムラの歴史的犯罪にメスを!
著者: 加藤哲郎2019.10.15 10月12日の土曜日から13日日曜日は、超大型の台風19号の襲来で、甚大な被害を出しました。特に豪雨による河川の氾濫、堤防決壊で、広範囲の人的・物的被害が出ました。明らかに気候変動が作用しています
本文を読むようやく決まった中国共産党4中全会 ――習近平の中国(7)
著者: 田畑光永中国を観察している人間としては、この数日、なんとなく落ち着かなかった。というのは他でもない。23日の本欄(習近平の中国 6)でも触れたが、今月中に開くとすでに8月に予告された中国共産党の第19期4中全会という会議につい
本文を読む怒り狂うカタルーニャ
著者: 童子丸開http://bcndoujimaru.web.fc2.com/spain-4/2019-10-Furious_Catalunya.html 怒り狂うカタルーニャ 『サナギの中のカオス(その2)』で述べたスペイン社会のカ
本文を読む不安を掻き立てる米中関係――双方に見える“司令塔不在” ――習近平の中国(6)
著者: 田畑光永トランプ米大統領が米中間の貿易不均衡をやり玉にあげて、その是正をやみくもに迫って始まった米中「新冷戦」は、各方面に飛び火しながらすでにおよそ1年半を経過した。 ここまでの「戦況」を整理してみると、双方が面と向かって矛
本文を読む原発事故から8年半の福島を見る - 復興は進むが、傷痕なお深く -
著者: 岩垂 弘東京電力福島第1原子力発電所が東日本大震災で事故を起こしてから8年半たったのを機会に10月3日、被災地の福島県を訪れた。私の被災地・福島の現地見学は2015年2月、同年10月、2016年10月、2017年10月に次いで
本文を読む「親権」とは何か?-「家族」「親子」を考えるための基礎作業(5)
著者: 池田祥子またまた「寄り道」―「新聞の投書欄」への反論 少し時間が経ってしまったが、今年の7月11日、朝日新聞に次のような投書が載った。 タイトルは、「初歩きの感激はママパパに」。投書主は、55歳の保育園長だった。 「勤務する保
本文を読む改めて原子力ムラの歴史的犯罪とその背景にメスを!
著者: 加藤哲郎2019.10.1 前回安倍内閣改造をチェックしたローレンス・ブリット「14のファシズムの初期症候」には、「人権の軽視」「団結のための敵国づくり」「マスメディアのコントロール」「身びいきの横行と腐敗」に加えて、「企業の
本文を読む不安?焦り?それともほかに?――国慶節、何故の大騒ぎ ――習近平の中国(5)
著者: 田畑光永昨10月1日は中国の建国記念日、国慶節だった。ことしは建国70周年ということで、盛大なお祝いになるらしいと言われていたので、さてどんなものかと、インターネットの中継を見ていた。驚いた。なんといったらいいか、何かに向かっ
本文を読む俵義文さんより:第4次安倍晋三再改造内閣の超タカ派(極右)の大臣たち Righter Than Far-Right: Ministers of Abe Shinzo’s 4th Reshuffled Cabinet (by Tawara Yoshifumi)
著者: ピースフィロソフィー第四次安倍晋三改造内閣 内閣改造のたびにこの分析表を作ってくれる俵義文さんに感謝します。 表になってしまうと簡単に見えますがどれだけの時間がかかっているかと想像もつきません。それもおぞま
本文を読む消費税減税は左派ポピュリズム
著者: 盛田常夫れいわ新選組の消費税減税に、共産党がいち早く同調したようだが、世論の評価は総じて低い。減税を主張すれば有権者の票を獲得できるという浅はかな期待に乗っかった政策だが、これこそ国民を見下したポピュリズムであり、国民を馬鹿に
本文を読む国内で手軽に使われている除草剤が、外国では発がん性などで大問題になっている 「シリーズ香害」番外編
著者: 岡田幹治「根まで枯らす除草剤」「うすめて使う即効除草剤」などの商品名で販売され、多くの人が手軽に使っている除草剤の成分「グリホサート」について、外国では発がん性などが大問題になっているのをご存じだろうか。米国では、グリホサートの
本文を読む月刊「文藝春秋」10月号を読んで
著者: 藤野 雅之坂井定雄氏が本欄に書かれた『朝日社説「反感をあおる風潮を憂う」を支持、でも、腰が引けていないか』(2019年9月18日付)の論の趣旨には私も大賛成で、昨今の週刊誌、新聞、テレビなどの反韓キャンペーンには怒りを禁じ得ない思
本文を読む年配層は「侵略戦争」、若者は「やむを得なかった」 信濃毎日新聞が調べた老若の戦争観
著者: 岩垂 弘この9月19日付の本欄で、日本の新聞が8月15日の「終戦の日」前後に掲載した戦争に関する記事の内容について紹介したが、国会図書館で全国の日刊紙53紙に目を通していて、ひときわ私の目を引いた記事がいくつかあった。その1つが
本文を読む《異沌憤説》4 「自己有用感」という“危険思想”をすすめる教育行政――役立つ人づくり教育と統治の道具化する学校では、「自己肯定感・自尊感情」じゃダメ!
著者: 長谷川 孝2019年の夏。小学校教科書を採択する教育委員会を傍聴して、採択の観点などの資料に目を通しながら、「キャリア教育」と「自己有用感」という用語に目が留まった。これまでこの市では使われて来なかった用語だったからだ。従来は、
本文を読む「安倍政権は原発推進や防衛力増強よりも防災に取り組め」 - 東京で、さようなら原発全国集会 -
著者: 岩垂 弘「政府は、防衛よりも防災を」。9月16日(月・休日) 午後、東京の代々木公園で「9・16さようなら原発全国集会」が開かれたが、9日に関東地方を縦断した台風15号がもたらした災害でいまだに千葉県で大規模な停電が続いている
本文を読む中期症候に入った日本のファシズム化
著者: 加藤哲郎2019.9.15「人権の軽視」 台風15号による千葉県や新島の被害は、深刻です。家屋や田畑が破壊され、電気が通ぜず、水道もエアコンも使えず、電話もスマホも不通。一人暮らしの老人に助けも届かず、孤独死が増えそうです。商店
本文を読むどこまで続く「こざかしい見栄っ張り」政治―安倍改造内閣を見て思う
著者: 田畑光永第4次安倍内閣第2次改造内閣と称する内閣が発足した。第4次というのは安倍晋三氏が衆議院の首班指名選挙で首班(つまり首相)に4回目の指名を受けて作った内閣であり、第2次改造というのは改造2度目という意味である。そうか「安
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