時代をみるの執筆一覧

海峡両岸論 第103号 2019.06.17発行 - なぜ安倍支持率は下落しないのか 自信喪失が生み出す現状肯定意識 -

著者: 岡田 充

 「令和初の国賓として来日したトランプ米大統領が、令和初の大相撲夏場所で、令和初の優勝力士、朝乃山に米国大統領杯を授与」 2019年5月1日の改元以来、どんなニュースにも「令和初の」を付けたがるメディア報道を見ると、日本

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日本と世界の市民に訴える : 福島原発事故に猛威を振るう「知られざる核戦争」 ―「放射線による健康被害は一切無い(安倍首相)」の背後に死亡率大量増加が― 矢ヶ崎克馬

著者: 松元@札幌

■「知られざる核戦争:日本ファシズム」に渾身の警鐘、科学者矢ヶ﨑克馬:日本と世界の市民に訴える、アベ政権・「復興」オリンピックに痛打! https://drive.google.com/file/d/1jimIvxb-L

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平成と令和の狭間に考える ― 「平成流」は持続可能だろうか ―

著者: 半澤健市

 4月30日の天皇譲位と5月1日改元の報道が少しは落ち着いてきた。 この時点で明仁・美智子夫妻の「平成流」とその前途について書いておきたい。 話を三つほどに分けて考える。 一つは、明仁夫妻が完成した「平成流」の凄さである

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日韓基本条約(1965)とはー韓国大法院(最高裁)判決を考える

著者: 小原 紘

韓国通信NO596 韓国の最高裁判決が徴用工への「補償」を日本企業に求め、日韓の外交問題に発展した。「補償」を求められた企業が事実を認め、謝罪と金銭を払えばそれですむことだが、日本政府が立ちふさがり、日韓条約を盾に韓国の

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憲法集会に参集の人々と、一般参賀に列を作る人々と。

著者: 澤藤統一郎

このところの「天皇交代報道」の異常さに、半ばは呆れ、半ばは空恐ろしさを感じてきた。戦前、神権天皇制の煽動に、理性を失った民草たちが、あのようにいとも易々と操られたことが理解し難かった。しかし、今は実感としてよく分かる。こ

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安倍君、これ以上、沖縄をいじめるのはやめなさい! 大事な憲法をいじるのはやめておとなしく身を引きなさい!

著者: 澤藤統一郎

本日は、1947年5月3日に日本国憲法が施行されてから、72回目の憲法施行記念日。もとより、この憲法が理想の憲法というわけではない。一字一句、永遠に手を付けてはならないとする「不磨の大典」でもありえない。旧憲法の残滓を多

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「改憲を急ぐ安倍政権を打倒しよう」 - 東京の憲法集会にこれまで最高の65、000人 -

著者: 岩垂 弘

 「改憲を急ぐ安倍政権を打倒しよう」。憲法記念日の5月3日(祝日)、東京・江東区有明の東京臨海広域防災公園で、「平和といのちと人権を!―許すな!安倍改憲発議―5・3憲法集会」が開かれた。護憲関係団体が憲法記念日に統一して

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5.3憲法集会:有明防災公園(東京臨海広域防災公園)

著者: 5・3憲法集会実行委員会

私たちは 安倍政権のもとでの9条改憲発議は許しません 日本国憲法を守り生かし、不戦と民主主義の心豊かな社会をめざします 二度と戦争の惨禍を繰り返さないという誓いを胸に、「戦争法」の廃止を求めます 沖縄の民意を踏みにじる辺

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5月1日はやっぱりメーデー、天皇制民主主義と国際連帯を考える時!

著者: 加藤哲郎

2019.5.1 二つの理由から、今回更新は、前回のマイナーチェンジにとどめます。一つは、世界史上の5月1日=メーデーを考え、日本でのみ仕切られた「新元号」の狂騒曲と、安倍首相と日本会議演出による神話復活の神道儀式に乗ら

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改元の狂騒の中で~「寄り添う」という言葉のうらおもてを考える

著者: 内野光子

きょう、4月30日の朝日新聞は、異様な紙面構成だった。これは丸ごと保存しておかねばならない!一面トップと二面とにおいて、新元号に安倍首相が関与したことを示す記事と「退位の日『象徴』と『統合』模索は続く」と題した社説で一見

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本日(4月28日)沖縄『屈辱の日』に、国家・国民・天皇を考える。

著者: 澤藤統一郎

一国の国民は、栄光と屈辱、歓喜と無念、慶事と凶事を共有する。それであればこその国民国家であり、国民である。もちろん、これはタテマエであって現実ではない。しかし、統治をする側がこのタテマエを壊しては、国民国家はなり立たない

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「民主とは!」早くも舌戦始まる? ―台湾総統選の蔡英文・郭台銘の両氏

著者: 田畑光永

 一昨日の本欄で来年初めの台湾総統選に立候補を表明した台湾1の富豪経営者、郭台銘氏について紹介した。その際、大陸と台湾の対立のはざまにあって大陸で事業を経営する台湾の経済人はどちらからも睨まれないように細心の注意でノンポ

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北京が打ったとっておきの秘策? ―台湾総統選へ「鴻海」郭台銘氏が出馬

著者: 田畑光永

 先週書いたアメリカ・フロリダに中国人の奇妙な女スパイが現れた一件にも驚かされたが、今度は17日、台湾の鴻海精密工業の郭台銘(68)董事長が来年1月の総統選へ向けて、野党国民党の候補者選びの予備選挙に参加を表明したのには

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「今だけ、金だけ、自分だけ」に傾斜した社会 - 平成とはどんな時代だったか -

著者: 岩垂 弘

あとわずかで「平成」時代が終わり、「令和」時代となる。平成は30年で幕を閉じるわけだが、平成とは結局、どんな時代だったのだろうか。そうした設問に答えるには、多面的な角度から総合的に分析すべきだろうが、そうした作業は専門家

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海峡両岸論 第101号 2019.04.15発行 - 安上がりなナショナリズム製造装置 なぜ「改元狂騒曲」に踊るのか -

著者: 岡田 充

 これほど見事に成功した「政治ショー」を見たことはない。指揮者は「一丸となって」が大好きな安倍晋三首相。彼が振るタクトにメディアが合奏し、多くの人々が踊りまくった。これで「日本人としての誇り」や「一体感」を“実感”できれ

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IPPNW共同会長/ICAN創立者・ティルマン・ラフ医学博士の論評 「フクシマ原子力災害から8年」

著者: グローガー理恵

はじめに IPPNW (核戦争防止国際医師会議)は、1980年に設立されて以来、核戦争を医師の立場から防止するために活動してきた国際組織であり、1985年にはその功績を認められてノーベル平和賞を受賞した。2007年、IP

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「トランプ再選」のカギ握るか - 「Z世代」の時代が始まった 党派またいだリベラル傾斜 -

著者: 金子敦郎

米国ではスマホで育ったZ世代と呼ばれる若者が大きな発言力を持ち始めていることに注目が寄せられている。彼らは「Z世代」と名付けられ、それまでの世代と比べて、社会や政治の問題についてはるかにリベラルで、行動力にも富んでいる。

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