「令和初の国賓として来日したトランプ米大統領が、令和初の大相撲夏場所で、令和初の優勝力士、朝乃山に米国大統領杯を授与」 2019年5月1日の改元以来、どんなニュースにも「令和初の」を付けたがるメディア報道を見ると、日本
本文を読む時代をみるの執筆一覧
欧州議会議員選挙が終わって
著者: グローガー理恵写真:ベルギー・ブリュッセルにある欧州議会の建物 CC BY-SA4.0 欧州議会選挙 5月23日から26日にかけて、EU加盟28か国で欧州議会議員選挙が行われた。EU加盟国には4億人以上の有権者が存在する。 197
本文を読む民主主義をめぐる日韓の差 - 「6・15事件」を前に考える -
著者: 岩垂 弘今年も「6・15事件」が近づいた。 今から59 年前の1960年6月15日、日米安保条約の改定に反対する学生集団が国会構内に突入し、これを阻止しようとした警官隊と衝突、学生集団の中にいた東大生の樺美智子さんが死亡した事
本文を読む天安門事件・東欧革命30周年の年の「希望」とは
著者: 加藤哲郎2019.6.1 6月4日は、中国天安門事件、30周年です。 いまやアメリカと拮抗する大国となった中国では、wikipedia の接続遮断など情報統制が強まっていますが、世界中で問題を回顧し、その意味を考えようという動き
本文を読む上西充子著 「呪いの言葉の解きかた」(晶文社)
著者: 村上良太上西充子氏と言えば、国会パブリックビューイング(国会PV)という、国会審議の録画を独自に編集して公衆の前で見せる運動を始めた法政大学の教授です。国会PVは、「国会を10倍面白く見る方法」と言い換えてもよく、現代の最も優
本文を読む日本と世界の市民に訴える : 福島原発事故に猛威を振るう「知られざる核戦争」 ―「放射線による健康被害は一切無い(安倍首相)」の背後に死亡率大量増加が― 矢ヶ崎克馬
著者: 松元@札幌■「知られざる核戦争:日本ファシズム」に渾身の警鐘、科学者矢ヶ﨑克馬:日本と世界の市民に訴える、アベ政権・「復興」オリンピックに痛打! https://drive.google.com/file/d/1jimIvxb-L
本文を読む平成と令和の狭間に考える ― 「平成流」は持続可能だろうか ―
著者: 半澤健市4月30日の天皇譲位と5月1日改元の報道が少しは落ち着いてきた。 この時点で明仁・美智子夫妻の「平成流」とその前途について書いておきたい。 話を三つほどに分けて考える。 一つは、明仁夫妻が完成した「平成流」の凄さである
本文を読む「平凡さの偉大さ 新たな世界秩序を考えて」
著者: 小原 紘韓国通信NO600 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が5月10日の就任2周年に合わせ、ドイツ紙フランクフルター・アルゲマイネ(FAZ)に、「平凡さの偉大さ 新たな世界秩序を考えて」と題する文章を寄稿した。 ローソクデ
本文を読む神がかった儀式に覆われた不況の国
著者: 加藤哲郎2019.5.15 憂鬱な2週間でした。どう考えても安倍首相による象徴天皇制の政治利用としか思えない元号フィーバー、神道儀式・儀礼のオンパレードで、メディアは埋め尽くされていました。そうした喧噪から逃れて読んでいたのが、
本文を読む日韓基本条約(1965)とはー韓国大法院(最高裁)判決を考える
著者: 小原 紘韓国通信NO596 韓国の最高裁判決が徴用工への「補償」を日本企業に求め、日韓の外交問題に発展した。「補償」を求められた企業が事実を認め、謝罪と金銭を払えばそれですむことだが、日本政府が立ちふさがり、日韓条約を盾に韓国の
本文を読む憲法集会に参集の人々と、一般参賀に列を作る人々と。
著者: 澤藤統一郎このところの「天皇交代報道」の異常さに、半ばは呆れ、半ばは空恐ろしさを感じてきた。戦前、神権天皇制の煽動に、理性を失った民草たちが、あのようにいとも易々と操られたことが理解し難かった。しかし、今は実感としてよく分かる。こ
本文を読む安倍君、これ以上、沖縄をいじめるのはやめなさい! 大事な憲法をいじるのはやめておとなしく身を引きなさい!
著者: 澤藤統一郎本日は、1947年5月3日に日本国憲法が施行されてから、72回目の憲法施行記念日。もとより、この憲法が理想の憲法というわけではない。一字一句、永遠に手を付けてはならないとする「不磨の大典」でもありえない。旧憲法の残滓を多
本文を読む「改憲を急ぐ安倍政権を打倒しよう」 - 東京の憲法集会にこれまで最高の65、000人 -
著者: 岩垂 弘「改憲を急ぐ安倍政権を打倒しよう」。憲法記念日の5月3日(祝日)、東京・江東区有明の東京臨海広域防災公園で、「平和といのちと人権を!―許すな!安倍改憲発議―5・3憲法集会」が開かれた。護憲関係団体が憲法記念日に統一して
本文を読む5.3憲法集会:有明防災公園(東京臨海広域防災公園)
著者: 5・3憲法集会実行委員会私たちは 安倍政権のもとでの9条改憲発議は許しません 日本国憲法を守り生かし、不戦と民主主義の心豊かな社会をめざします 二度と戦争の惨禍を繰り返さないという誓いを胸に、「戦争法」の廃止を求めます 沖縄の民意を踏みにじる辺
本文を読む5月1日はやっぱりメーデー、天皇制民主主義と国際連帯を考える時!
著者: 加藤哲郎2019.5.1 二つの理由から、今回更新は、前回のマイナーチェンジにとどめます。一つは、世界史上の5月1日=メーデーを考え、日本でのみ仕切られた「新元号」の狂騒曲と、安倍首相と日本会議演出による神話復活の神道儀式に乗ら
本文を読む改元の狂騒の中で~「寄り添う」という言葉のうらおもてを考える
著者: 内野光子きょう、4月30日の朝日新聞は、異様な紙面構成だった。これは丸ごと保存しておかねばならない!一面トップと二面とにおいて、新元号に安倍首相が関与したことを示す記事と「退位の日『象徴』と『統合』模索は続く」と題した社説で一見
本文を読む本日退位する天皇夫妻が客観的に果たした役割とは
著者: 澤藤統一郎本日(4月30日)をもって天皇(明仁)が退位する。明治につくられた制度を伝統という保守派からみれば、明らかに伝統に背いての退位である。憲法尊重派からみれば、国政に関する権能を一切有しないはずの天皇が、自らの意思で皇室典範
本文を読む天皇の権威に恐れ入らない「反権威の精神」を
著者: 澤藤統一郎本日(4月29日)は「昭和の日」である。昭和天皇と諡(おくりな)された裕仁の誕生日。この人1900年4月29日の生まれで、1926年に現御神(あきつみかみ)となった。つまり、天皇教の祭神でもあり教祖でもある地位に就いた。
本文を読む本日(4月28日)沖縄『屈辱の日』に、国家・国民・天皇を考える。
著者: 澤藤統一郎一国の国民は、栄光と屈辱、歓喜と無念、慶事と凶事を共有する。それであればこその国民国家であり、国民である。もちろん、これはタテマエであって現実ではない。しかし、統治をする側がこのタテマエを壊しては、国民国家はなり立たない
本文を読む「民主とは!」早くも舌戦始まる? ―台湾総統選の蔡英文・郭台銘の両氏
著者: 田畑光永一昨日の本欄で来年初めの台湾総統選に立候補を表明した台湾1の富豪経営者、郭台銘氏について紹介した。その際、大陸と台湾の対立のはざまにあって大陸で事業を経営する台湾の経済人はどちらからも睨まれないように細心の注意でノンポ
本文を読む北京が打ったとっておきの秘策? ―台湾総統選へ「鴻海」郭台銘氏が出馬
著者: 田畑光永先週書いたアメリカ・フロリダに中国人の奇妙な女スパイが現れた一件にも驚かされたが、今度は17日、台湾の鴻海精密工業の郭台銘(68)董事長が来年1月の総統選へ向けて、野党国民党の候補者選びの予備選挙に参加を表明したのには
本文を読む「今だけ、金だけ、自分だけ」に傾斜した社会 - 平成とはどんな時代だったか -
著者: 岩垂 弘あとわずかで「平成」時代が終わり、「令和」時代となる。平成は30年で幕を閉じるわけだが、平成とは結局、どんな時代だったのだろうか。そうした設問に答えるには、多面的な角度から総合的に分析すべきだろうが、そうした作業は専門家
本文を読む海峡両岸論 第101号 2019.04.15発行 - 安上がりなナショナリズム製造装置 なぜ「改元狂騒曲」に踊るのか -
著者: 岡田 充これほど見事に成功した「政治ショー」を見たことはない。指揮者は「一丸となって」が大好きな安倍晋三首相。彼が振るタクトにメディアが合奏し、多くの人々が踊りまくった。これで「日本人としての誇り」や「一体感」を“実感”できれ
本文を読む5月1日は「メーデー」、8時間労働と国際連帯の日!
著者: 加藤哲郎2019.4.15 次回更新予定の5月1日はメーデー、世界的には労働者の祭典です。ウィキには、「労働者の日」としてのメーデーは、「1886年5月1日に合衆国カナダ職能労働組合連盟(後のアメリカ労働総同盟、AFL)が、シカ
本文を読むIPPNW共同会長/ICAN創立者・ティルマン・ラフ医学博士の論評 「フクシマ原子力災害から8年」
著者: グローガー理恵はじめに IPPNW (核戦争防止国際医師会議)は、1980年に設立されて以来、核戦争を医師の立場から防止するために活動してきた国際組織であり、1985年にはその功績を認められてノーベル平和賞を受賞した。2007年、IP
本文を読むAMLO政権の100日 2019年3月12日の論説
著者: 山端伸英以下にメキシコの新聞「ラ・ホルナダ」の本年3月12日の社説を翻訳する。この時点で昨年12月1日からの新政権はほとんどすべての石油スタンド経営者を巻き込む石油横流しマフィアとの戦いの一段落を国民の圧倒的な支持の下で終えてい
本文を読む上滑りする日本の世論
著者: 盛田常夫外国に居て日本のニュースに接するたびに、日本の政治家の意見や世論があまりに上滑りしているのが気になる。政治家が未来社会の方向性を示すのではなく、次の選挙の人気取りのために、あらゆる問題や機会を自らの知名度の向上のために
本文を読むスペイン情勢の急展開とその背後
著者: 童子丸開バルセロナの童子丸開です。しばらくのあいだ筆(キーボード?)が進みませんでしたが、久しぶりに新しい記事を作りましたのでお知らせします。スペインでは、この4月28日に総選挙、5月26日に統一地方選・欧州議会選のダブル選挙が
本文を読む「トランプ再選」のカギ握るか - 「Z世代」の時代が始まった 党派またいだリベラル傾斜 -
著者: 金子敦郎米国ではスマホで育ったZ世代と呼ばれる若者が大きな発言力を持ち始めていることに注目が寄せられている。彼らは「Z世代」と名付けられ、それまでの世代と比べて、社会や政治の問題についてはるかにリベラルで、行動力にも富んでいる。
本文を読む私が「令和」を使わないわけ。
著者: 澤藤統一郎4月1日、私は当ブログで下記のとおり、「令和不使用宣言」をした。 「私は、けっして『令和』を使わない。令和不使用を宣言する。」 http://article9.jp/wordpress/?p=12341 この宣言は、政府
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