バルセロナの童子丸開です。『サナギの中のカオス(その2)』を何とか書きあげましたので、お送りします。この記事に書かれていることは、日本ではほとんど知られていない事実ばかりで、ご理解の困難な点もあるでしょうし、例によって長
本文を読む時代をみるの執筆一覧
深刻な日韓関係のなかでの「自警団国家ニッポン」の内向と孤立
著者: 加藤哲郎2019.8.1 次回更新予定の8月15日は、日本では「終戦記念日」ですが、隣国韓国では「光復節」です。1945年8月15日は、日本にとってはポツダム宣言受諾による日米戦争の敗北と連合国軍GHQの占領開始でしたが、軍国
本文を読む「親権」とは何か?-「家族」「親子」を考えるための基礎作業(3)
著者: 池田祥子ちょっとタンマ! 前回(2019.7.3アップ)の原稿で、私は児童福祉法および児童虐待防止法の改訂で(6月19日)、「親による体罰禁止」が両法に規定されたことを、「日本としては画期的なことである」と評価している。そして
本文を読むドイツ通信第143号 7月20日、カッセルの反ネオ・ナチ抗議デモ――市内からネオ・ナチが排除された日
著者: T・K生7月20日(土)は、ヒットラー暗殺未遂からちょうど75年周年目に当たり、直前から、メディア、マスコミで歴史を顧みる記事が書かれていました。私個人は反ナチ抵抗運動といえばショル兄妹を中心とした「白ばら」抵抗運動が記憶に焼
本文を読む山本太郎政権の可能性 - 参院選2019の結果をみて -
著者: 半澤健市《山本太郎政権は夢物語だろうか》 何を夢想しているのかと思う読者が多いだろう。しかしそういう読者も、この夢の実現を、一瞬は考えたのではないだろうか。下記は一つのイメージ提示である。 前回2013年の参議院選挙時に山
本文を読むドイツ通信第142号 EU委員会議長選出を終えて思うこと――ヨーロッパの問題点を浮き彫りにした選出過程――
著者: T・K生昨日7月16日(火)、EU委員会の議長が、長い混沌とした政党駆け引きの末に選出されました。EU議会で行われた投票では、ドイツCDUの女性候補者(Ursula von der Leyen)が過半数に必要な374票をわずか
本文を読む護憲勢力が勝利 - 改憲勢力が参院で「3分の2議席」を割る -
著者: 岩垂 弘第25回参院選の投票が、7月21日(日)に行われた。午後8時投票締め切りと同時に開票が進められたが、22日午前0時直前、自民党、公明党、日本維新を中心とする改憲勢力が、改選前まで参院で維持していた「3分の2以上の議席」
本文を読むサナギの中のカオス(その1)
著者: 童子丸 開バルセロナの童子丸開です。 ちょっと間があきましたが、スペインと欧州の現状についての新しい記事をお送りします。日本でも参院選が近いようですが、おそらく、日本人が考える「選挙」のイメージとは全く異なる選挙の様子をお知らせで
本文を読む「先進国で最低の投票率」の汚名返上を - 明日、参院選挙 -
著者: 岩垂 弘いよいよ、あす7月21日(日)は参院選挙です。一部メディアは投票率が前回参院選挙(2016年)を下回るのでは、と予測しています。日本の国政選挙の投票率は、先進国の中では最低です。でも、今度の参院選は、これからの日本の命
本文を読む参院選の深層の争点は日米安保と天皇制なのだが、表層では…
著者: 加藤哲郎2019.7.15 まだ参院選が続いており、東京は天候不順が続き体調も思わしくないので、マイナーチェンジにとどめ、前回更新を残しておきます。現在すすんでいる国政選挙の光景は、この国の民主主義の悲しい現実です。特に権力を
本文を読むこの参院選を、《年金一揆》に、《税制一揆》に。
著者: 澤藤統一郎普段はご無沙汰ばかりで、選挙になると、とたんに親しげな顔をして折り入ってのお願い。評判の悪いことは承知ですが、やっぱり今回も恒例の「折り入ってのお願い」です。 今回の参院選挙は、いつもの選挙とはひと味違う大事な選挙なんで
本文を読む改憲勢力「3分の2」は何としても阻止を - 参院選は日本の命運を決める決戦だ -
著者: 岩垂 弘参院選が始まった。与野党は7月21日の投開票に向けて選挙戦を展開中だが、街々を歩いて得た印象では、どこもかしこもいつもと同じたたずまいで、有権者の間に参院選への熱気が感じられない。が、今度の参院選は、言うなれば、日本の
本文を読む「親権」とは何か?―「家族」「親子」を考えるための基礎作業(2)
著者: 池田祥子「改正児童福祉法」の成立―2019年6月19日 前稿(2019.5.18)でも触れた「結愛(ゆあ)ちゃん(5歳)」「心愛(みあ)さん(小4)」の虐待死事件後、政府はまずは「関係閣僚会議」を開き「緊急総合対策」を決定し(
本文を読む参院選の深層の争点は、日米安保と天皇制!
著者: 加藤哲郎2019.7.1 まわりもちで回ってきた大阪G20、もともとリーマンショック後の国際金融危機回避のためにG7がよびかけて作ったサミットで、例年G7・G8後に開かれてきましたが、今年はなぜか、G7より前にG20でした。こ
本文を読む不誠実な外交・内政との決別を - 平和アピール七人委が参院選前に訴え -
著者: 岩垂 弘世界平和アピール七人委員会は7月1日、「不誠実な外交・内政との決別を―参議院選挙を前にして―」と題するアピールを発表した。 アピールは、まず、日米安保条約、沖縄の米軍基地、北方領土返還、対北朝鮮など日本の根幹を揺るが
本文を読む無残な安倍外交とアベノミクスに歴史的審判を!
著者: 加藤哲郎2019.6.15 この国がいま、世界の中でどのように見られているのかの新しい事例が、6月13日イランで起こりました。ちょうど日本の安倍首相がイランの最高指導者ハメネイ師と会談しているときに、ホルムズ海峡で日本籍のタンカ
本文を読む海峡両岸論 第103号 2019.06.17発行 - なぜ安倍支持率は下落しないのか 自信喪失が生み出す現状肯定意識 -
著者: 岡田 充「令和初の国賓として来日したトランプ米大統領が、令和初の大相撲夏場所で、令和初の優勝力士、朝乃山に米国大統領杯を授与」 2019年5月1日の改元以来、どんなニュースにも「令和初の」を付けたがるメディア報道を見ると、日本
本文を読む欧州議会議員選挙が終わって
著者: グローガー理恵写真:ベルギー・ブリュッセルにある欧州議会の建物 CC BY-SA4.0 欧州議会選挙 5月23日から26日にかけて、EU加盟28か国で欧州議会議員選挙が行われた。EU加盟国には4億人以上の有権者が存在する。 197
本文を読む民主主義をめぐる日韓の差 - 「6・15事件」を前に考える -
著者: 岩垂 弘今年も「6・15事件」が近づいた。 今から59 年前の1960年6月15日、日米安保条約の改定に反対する学生集団が国会構内に突入し、これを阻止しようとした警官隊と衝突、学生集団の中にいた東大生の樺美智子さんが死亡した事
本文を読む天安門事件・東欧革命30周年の年の「希望」とは
著者: 加藤哲郎2019.6.1 6月4日は、中国天安門事件、30周年です。 いまやアメリカと拮抗する大国となった中国では、wikipedia の接続遮断など情報統制が強まっていますが、世界中で問題を回顧し、その意味を考えようという動き
本文を読む上西充子著 「呪いの言葉の解きかた」(晶文社)
著者: 村上良太上西充子氏と言えば、国会パブリックビューイング(国会PV)という、国会審議の録画を独自に編集して公衆の前で見せる運動を始めた法政大学の教授です。国会PVは、「国会を10倍面白く見る方法」と言い換えてもよく、現代の最も優
本文を読む日本と世界の市民に訴える : 福島原発事故に猛威を振るう「知られざる核戦争」 ―「放射線による健康被害は一切無い(安倍首相)」の背後に死亡率大量増加が― 矢ヶ崎克馬
著者: 松元@札幌■「知られざる核戦争:日本ファシズム」に渾身の警鐘、科学者矢ヶ﨑克馬:日本と世界の市民に訴える、アベ政権・「復興」オリンピックに痛打! https://drive.google.com/file/d/1jimIvxb-L
本文を読む平成と令和の狭間に考える ― 「平成流」は持続可能だろうか ―
著者: 半澤健市4月30日の天皇譲位と5月1日改元の報道が少しは落ち着いてきた。 この時点で明仁・美智子夫妻の「平成流」とその前途について書いておきたい。 話を三つほどに分けて考える。 一つは、明仁夫妻が完成した「平成流」の凄さである
本文を読む「平凡さの偉大さ 新たな世界秩序を考えて」
著者: 小原 紘韓国通信NO600 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が5月10日の就任2周年に合わせ、ドイツ紙フランクフルター・アルゲマイネ(FAZ)に、「平凡さの偉大さ 新たな世界秩序を考えて」と題する文章を寄稿した。 ローソクデ
本文を読む神がかった儀式に覆われた不況の国
著者: 加藤哲郎2019.5.15 憂鬱な2週間でした。どう考えても安倍首相による象徴天皇制の政治利用としか思えない元号フィーバー、神道儀式・儀礼のオンパレードで、メディアは埋め尽くされていました。そうした喧噪から逃れて読んでいたのが、
本文を読む日韓基本条約(1965)とはー韓国大法院(最高裁)判決を考える
著者: 小原 紘韓国通信NO596 韓国の最高裁判決が徴用工への「補償」を日本企業に求め、日韓の外交問題に発展した。「補償」を求められた企業が事実を認め、謝罪と金銭を払えばそれですむことだが、日本政府が立ちふさがり、日韓条約を盾に韓国の
本文を読む憲法集会に参集の人々と、一般参賀に列を作る人々と。
著者: 澤藤統一郎このところの「天皇交代報道」の異常さに、半ばは呆れ、半ばは空恐ろしさを感じてきた。戦前、神権天皇制の煽動に、理性を失った民草たちが、あのようにいとも易々と操られたことが理解し難かった。しかし、今は実感としてよく分かる。こ
本文を読む安倍君、これ以上、沖縄をいじめるのはやめなさい! 大事な憲法をいじるのはやめておとなしく身を引きなさい!
著者: 澤藤統一郎本日は、1947年5月3日に日本国憲法が施行されてから、72回目の憲法施行記念日。もとより、この憲法が理想の憲法というわけではない。一字一句、永遠に手を付けてはならないとする「不磨の大典」でもありえない。旧憲法の残滓を多
本文を読む「改憲を急ぐ安倍政権を打倒しよう」 - 東京の憲法集会にこれまで最高の65、000人 -
著者: 岩垂 弘「改憲を急ぐ安倍政権を打倒しよう」。憲法記念日の5月3日(祝日)、東京・江東区有明の東京臨海広域防災公園で、「平和といのちと人権を!―許すな!安倍改憲発議―5・3憲法集会」が開かれた。護憲関係団体が憲法記念日に統一して
本文を読む5.3憲法集会:有明防災公園(東京臨海広域防災公園)
著者: 5・3憲法集会実行委員会私たちは 安倍政権のもとでの9条改憲発議は許しません 日本国憲法を守り生かし、不戦と民主主義の心豊かな社会をめざします 二度と戦争の惨禍を繰り返さないという誓いを胸に、「戦争法」の廃止を求めます 沖縄の民意を踏みにじる辺
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