時代をみるの執筆一覧

ティム・ショロック「北朝鮮との外交は可能」Tim Shorrock: Diplomacy With North Korea Has Worked Before, and Can Work Again

著者: 「ピースフィロソフィー」

1990年代初頭に始まった北朝鮮核開発疑惑が、1994年の米朝枠組み合意、1997年に始まるミサイル実験、2003〜2007年の六者会合、2006年から始まった核実験を経て、現在の危機的状況に発展するまで、米国と北朝鮮の

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安倍政権は火事場ドロボウ ー 森友・加計疑惑からの逃走と原発再稼働許さず ー

著者: 岩垂 弘

 台風一過で日本列島が快晴となった9月18日、東京・代々木公園B地区で「ともに生きる未来を!さようなら原発さようなら戦争全国集会」が開かれた。脱原発を掲げる「『さようなら原発』一千万署名市民の会」の主催で、旧総評系の労組

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どうした新聞報道 - 改憲問題での重要な情報を載せない紙面 -

著者: 岩垂 弘

 安倍首相による「9条改憲」を阻止するために護憲派が大同団結して新しい護憲運動組織「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」を発足させたが、これを報じたのは在京6紙のうち、わずか2紙に過ぎなかった。改憲問題に対する国民の関

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海峡両岸論 第82号 2017.09.12発行 - 「力と力」じゃ出口なんてない 戦争を知らない大人たちへ―丹羽元駐中国大使 -

著者: 岡田 充

北朝鮮が6回目の核実験を実施した。トランプ政権は「軍事的オプション」をちらつかせながら、北朝鮮への石油禁輸を求める決議案を国連安保理に提出した。安倍政権もトランプの対中ロ圧力強化に唱和する以外の選択肢はない。初の民間出身

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原発にも戦争にもさようなら - 脱原発団体が反転攻勢へ -

著者: 岩垂 弘

脱原発を掲げる「『さようなら原発』一千万署名市民の会」が、「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会の協力を得て、9月18日(月、敬老の日)、東京・代々木公園B地区で「ともに生きる未来を!さようなら原発さようなら

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ドイツのメルケル首相が北朝鮮との核問題で仲介の意思を表明「喜んですぐにも始めたい」

著者: 梶村太一郎

本日、9月10日、ドイツメディアが一斉に報じていますが、本日付フランクフルター・アルゲマイネ日曜新聞(F.A.S)のインタヴューで、メルケル首相が緊張を高めている北朝鮮との核問題で解決に向けた話し合いの仲介をする意思があ

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ファシズムは死語になったのか(7) ― 中島岳志著『親鸞と日本主義』を読む ―

著者: 半澤健市

《麻原彰晃は往生できるか》  本書はリベラル保守を自称する論客中島岳志(なかじま・たけし)が「日本主義と親鸞」の距離を測定した作品である。一九九五年、地震被災後の神戸で、二〇歳の中島は吉本隆明の「ヨブ記」と題する講演を聴

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IPPNWドイツ支部議長  アレックス・ローゼン (Alex Rosen) 小児科医による論評 福島の甲状腺検査は続行されなければならない

著者: アレックス・ローゼン (Alex Rosen) /グローガー理恵・訳

原文へのリンク:Die Schilddrüsenuntersuchungen in Fukushima müssen weitergehen 2017年7月12日 著者:アレックス・ローゼン医学博士/ドイツIPPNW(核

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第3次安倍晋三第3次改造内閣:相変わらずの極右内閣(俵義文 分析)Abe’s Reshuffled Cabinet is as Far Right-Wing as Ever

著者: ピースフィロソフィー

アップが少々遅れましたが、いつものように、俵義文さんの内閣分析を紹介します。第3次安倍晋三第3次改造内閣、リストが長いほどその右翼度も高いように見えます。大臣20人のうち、「日本会議」が14人、「神道議連」が18人、「靖

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最後に笑うやつは誰だ? バルセロナの「テロ政治」(その3)

著者: 童子丸開

バルセロナの童子丸開です。 8月17日にカタルーニャで起こったテロ攻撃に関する記事の第3回をお送りしますが、今回がとりあえずの最終回、総まとめになると思います。ちょっと長い複雑な文章になってしまいましたが、お時間の取れま

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安倍9条改憲を許さず - 護憲派が大同団結して新組織結成 -

著者: 岩垂 弘

 安倍首相が「憲法9条改定」に突っ走る中、それの阻止を目指す護憲派が大同団結して新しい護憲組織を結成した。「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」といい、9月8日(金)午後6時30分から、東京・中野区の「なかのZERO」

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最後に笑うやつは誰だ?バルセロナの「テロ政治」(その2)

著者: 童子丸開

先日のバルセロナでのテロに関する新しい記事ですが、前回の記事の続編「第2回」です。いま、カタルーニャでは、「独立への歩み」と「独立潰し」のつばぜり合いが続いており、これにまた今回のテロの「政治利用」が様々に展開して、もの

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ヒトラー容認の国と見られる日本の軍事化・ファシズム化の現在!

著者: 加藤哲郎

2017.9.1 ◆ドイツ・ハイデルベルグ大学の友人から、緊急メールが来ました。北朝鮮のミサイルを、心配してではありません。ドイツの有力紙『フランクフルター・アルゲマイネ』8月30日にこんな記事が出ている、日本はいったい

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ファシズムは死語になったのか(6) ―それは何色の服を着てくるのか―

著者: 半澤健市

関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式は、毎年9月1日に墨田区の都立横網町公園で行われる。小池百合子都知事は、今年からその式典への追悼文の送付をやめた(『東京新聞』、2017年8月24日)。 《歴史をゆがめるのはだれか》  石原慎

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最後に笑うやつは誰だ?バルセロナの「テロ政治」(その1)

著者: 童子丸開

バルセロナの童子丸開です。 8月17日のバルセロナとカンブリルスでのテロから、すでに11日が過ぎてしまいました。この間、あまりにも多くのことがいっぺんに起こり、まだ十分に頭の中が整理されていませんが、どうやら何か奇妙な具

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国税庁のPR動画、ご覧になりましたか~どんな証拠も見逃さないマルサ?!

著者: 内野 光子

 国税庁の意見投稿窓口を開いたついでに、Web-TAX-TVというPR動画サイトを見てしまった。佐川国税庁長官の、ついこの間の理財局長時代のあの国会答弁が脳裏にに焼き付いているものだから、何を見ても笑ってしまうのだ。「国

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意外な落とし穴? 中印国共の緊張―正念場の習近平(4)

著者: 田畑光永

新・管見中国(29)  今回は習近平における外交を考えてみたい。習近平もわが安倍首相に劣らず外国にはよく出かける首脳の1人だ。それについて私はつねづね不思議に思っていることがある。 習近平が出かけた先で会うのは、大統領と

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ファシズムは死語になったのか(5)  ― 大岡昇平の戦争論を読む ―

著者: 半澤健市

 敗戦記念日に、先達の戦争論を読んだ。作家大岡昇平(1909~1987)の『証言その時々』(講談社学術文庫・2014年、親本は筑摩書房・1987年)である。「蘆溝橋前夜から今日に到る、私の戦争に関する意見の、ほとんど全部

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