時代をみるの執筆一覧

「あなたは、どこの国の総理か」「被爆者は満腔の怒りを込め、政府に強く抗議します」

著者: 澤藤統一郎

本日(8月9日)、長崎原爆忌。 長崎原爆平和祈念俳句大会という催しが続いていて今年が第64回だという。 以下が、その第64回大会の、大賞以下、知事賞、県議会議長賞などの受賞作品。  雑巾のねぢれて乾く原爆忌(小田恵子)

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核兵器禁止条約に不参加の日本政府を糾弾 - 被爆72年の「8・6広島」を歩く -

著者: 岩垂 弘

 8月6日は、米軍機が広島市に原爆を投下してから72年。この日を中心に、今年も広島では原爆の犠牲となった人々を悼む慰霊の行事や、核廃絶を求める集会が繰り広げられた。酷暑の炎天下、全国から多くの人々がこれらの行事や集会に集

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「核廃絶を求める良心の勢力」と「核保有に固執する勢力」との対峙の構図

著者: 澤藤統一郎

1945年8月6日午前8時15分。広島に投下された原子爆弾が炸裂したその時刻こそが人類史を二つに分ける瞬間となった。人類史上最大の衝撃の事件。悲惨きわまりない大量殺戮というだけではない。人類は、核エネルギーという、自らを

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島薗進「存続した国家神道と教育勅語の廃止問題」を読む。

著者: 澤藤統一郎

信教出版社の『福音と世界』2017年8月号が、「象徴天皇制・国家・キリスト教」の特集号となっている。この号に、島薗進教授の「存続した国家神道と教育勅語の廃止問題」という論文が掲載されている。過日、上智大学に教授をお訪ねし

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「政治とは大衆を欺くことである」ー憲法改正の決意を語ろう。

著者: 澤藤統一郎

恥ずかしながら私が、政権与党の総裁であり、この国の総理大臣だ。 この欄を借りて政治の要諦を語りたい。常々私が思っていることで新味はない。しかし、今の政局において私の考えを確認しておくことは無意味ではない。とりわけ、今次の

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「親しまれるより」より「畏れられたい」―正念場の習近平 1

著者: 田畑光永

新・管見中国(26)  しばらく中国のことを書く気がしなかった。なぜなら最近の中国は、何を書いても、かねてから「反中国」を売り物にしている某紙の論調と似たようなことになるものだから、自分で自分がいやになってしまうのだ。し

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安倍政権と加計学園の癒着に切り込むー下村博文政治資金規正法違反告発

著者: 澤藤統一郎

本日(7月31日)午前、阪口徳雄君、児玉勇二君ら同期の弁護士とともに東京地検特捜部に赴き、下村博文らに対する政治資金規正法違反の告発状を提出してきた。 被告発人は、政治団体「博友会」の主宰者下村博文と、同会の代表者として

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Global Headlines:7月20日のNewsru.comから。「トランプのプーチンとの2回目の会合を秘密にしておくことを、拒んでいる。」

著者: 染谷武彦

 米国のマスメディアによる、ロシア大統領プーチンが米国の同僚であるドナルド・トランプとG20のハンブルグ・サミットで”秘密の”会合を行ったとの報道は、大統領報道官ドミトリ・ペスコフに驚きと無理解を呼び起こした。ホワイトハ

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憲法運動に労働組合の積極参加をー96歳吉田博徳さんの問題提起

著者: 澤藤統一郎

吉田博徳さんは、どんな会議でも大集会でも、背筋を伸ばしてはっきりと発言される。声量豊かで滑舌にくぐもりがないというだけではなく、論旨が明快なので聞き取りやすい。だから、吉田さんが話を始めれば、自ずと聞く姿勢になる。私も、

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ハンブルグのG20サミット: 大混乱の後に残されたもの

著者: グローガー理恵

「私の生誕地であるハンブルグは豊かな港湾都市そして自由貿易の灯台として、G20サミットを開催するように運命づけられているのです」と、メルケル首相は “ハンブルグでのG20サミット開催 “ を理由づけた。しかし、豊かな港湾

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街頭からー「安倍晋三だけにではなく、小池百合子にも批判の目を向けよう。」

著者: 澤藤統一郎

いふまいとおもへどけふのあつさかな 暴力的なまでに照りつける強い日ざしの中の、真昼の街宣活動となった。 本郷三丁目のご近所の皆様、本三交差点をご通行中の皆さま。毎月第2火曜日の昼休みに続けております、定例の「本郷湯島九条

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弁護士河西龍太郎の「障がい者」訴訟についての取り組み

著者: 澤藤統一郎

本日(7月10日)、久しぶりに河西龍太郎に会った。 彼は大学入学以来の親しい友人。司法試験の勉強をともにし、司法修習も同期で同じクラスだった。弁護士登録後ほどなく、私は盛岡で、彼は佐賀でそれぞれ法律事務所を開いた。よく似

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核兵器禁止条約採択を心から歓迎する - 世界平和七人委がアピール -

著者: 岩垂 弘

 核兵器禁止条約が7月7日、ニューヨークの国連本部で開かれた条約交渉会議で採択されたが、このことに関し、世界平和アピール七人委員会が同10日、「核兵器禁止条約採択を心から歓迎する」と題するアピールを発表した。   世界平

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集会もデモも公共の場所でできなくなる緊急事態条項が間近に 改憲の最大の狙いが緊急事態条項だ

著者: 村上良太

 先日、秋葉原の都議会議員選挙の演説で根強い反対の声に出会った安倍首相だが、目下最大の悲願は言うまでもなく、憲法改正で緊急事態条項を通すことに他ならない。憲法9条が目玉のように未だにマスメディアは報じているが、安倍政権や

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