時代をみるの執筆一覧

君は野田数(のだ・かずさ)を知っているか ― 都議選結果は警戒を要す ―

著者: 半澤健市

《「都民」圧勝を正視しない能天気な人々》  2017年7月3日の「報道ステーション」(テレ朝)で、キャスターの後藤謙次は、都議選の勝敗二党―自民と「都民ファースト」(「都民」)―の選挙戦後の対応に触れた。安倍首相の反省は

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これは保守大連立の補完である  ― 都議選結果は警戒を要す ―

著者: 半澤健市

《小池派の圧勝と自民の惨敗》  2017年7月2日の東京都議選で「小池派」は、定数127名中、79名を取り圧勝し、自民党は23名で惨敗した。 空中戦に強い小池百合子が、地方選にもこれほど強いと思わなかった。 しかし、東京

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スペインのクソ暑い6月(2):ますます不透明になる未来

著者: 童子丸開

バルセロナの童子丸開です。 先日お知らせしました「スペインのクソ暑い夏(1):ますます支離滅裂になる国」の続編です。今回はスペインを取り巻く欧州を含めた政治情勢を中心にまとめました。スペインはこれからほとんど何も事態が動

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ファシズムは死語になったのか(4) ― 世界平和七人委員会アピールの肉声 ―

著者: 半澤健市

 2017年6月11日の本ブログで、岩垂弘氏が、「世界平和アピール七人委員会」が発信した「共謀罪」法案審議への抗議アピールを紹介している。緊迫感に溢れたアピールであり、私は共感して読んだ。このあと、本件に関し、七人委員会

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スペインのクソ暑い6月(1):ますます支離滅裂になる国

著者: 童子丸開

いきなり下品な題名で申し訳なかったのですが、お読みになればお分かりになる通り、こうでも言いたくなるような状況です。ただ、この「クソ」状態がモロ出しになるところがスペインの面白さで、本当に愛すべき国です。 この『スペインの

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安倍内閣の支持率はなぜ高いのか(8) ―自民党リベラル・小磯国昭・セールスマンの夢―

著者: 半澤健市

《自民党リベラル派の発言》  ■安倍総理が言う,「憲法改正は自民党の結党以来の党是」といったことはまったくの間違いということも指摘しておきたいと思います。/自由民主党は1955年に自由党と日本民主党が合併してきた政党です

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フランス国会議員選挙  フランソワ・リュファン候補が当選  映画「メルシー・パトロン!」で市民運動に火をつけたジャーナリスト

著者: 村上良太

 今回のフランスの国会議員選挙で最も注目された選挙区がパリの北部にあるアミアンだった。なぜなら、この選挙区はマクロン大統領の故郷であり、空洞化が進むフランス工業都市の象徴でもあったからだ。そして、この選挙区でマクロン大統

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Global Headlines:プーチン、オリバー・ストーンに答える。(6月15日のNewsru.com)

著者: 染谷武彦

プーチン、ウクライナ危機は積年の腐敗の疲弊と説く。 ロシア大統領ウラディーミル・プーチンは映画監督オリバー・ストーンの定例インタビューに臨んで、ウクライナ危機の諸前提と推移にたいする意見を述べた。彼は積年の腐敗にたいする

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「共謀法」廃止のために内閣を変えよう - 安倍政権の暴挙に抗議する -

著者: リベラル21編集委員会

安倍政権の暴挙に抗議する  自民、公明両党は6月15日早朝、参院本会議で組織犯罪処罰法改正案(「共謀罪」法案)の採決を強行し、成立させた。安倍政権の意向を受けたもので、日本の憲政史上稀にみる暴挙であった。成立した「共謀罪

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フランス国会議員選挙(第一回目投票)で高い棄権率 有権者の約50%が投票せず  第五共和制が始まって以来の低迷

著者: 村上良太

 11日に行われたフランス国会議員選挙(第一回目投票)ではマクロン大統領の新しい政治組織 “Republiue En Marche “の躍進ぶりが大々的に語られがちだが、有権者の半数、約50%が棄

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ラマダン(イスラム教の断食月)入りでテロ続発  - イスラム国(IS)が今年もテロ呼びかけ -

著者: 伊藤力司

16億人から17億人と推定されている全世界のイスラム教徒(ムスリム)は、今年5月27日から1か月のラマダン(断食月)の間、夜明けから日没まで間一切の飲食を控えている。断食はイスラム教の教祖ムハンマドが信徒に命じた行いであ

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私たちは主権者だ。天皇に関する制度をどう設計するか、その議論に遠慮があってはならない。

著者: 澤藤統一郎

昨日(6月9日)、天皇の生前退位を認める「皇室典範特例法」が成立した。侃々諤々の議論はなく、「静謐な環境の中で速やかに」、天皇(明仁)の退位希望が認められることとなった。 この特例法成立に際しての首相談話が以下のとおりで

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安倍政権は民主主義を殺そうとしている - 世界平和七人委が「共謀罪」法案審議で緊急アピール -

著者: 岩垂 弘

 世界平和アピール七人委員会は6月10日、「国会が死にかけている」と題する緊急アピールを発表した。  世界平和アピール七人委は、1955年、世界連邦建設同盟理事長で平凡社社長だった下中弥三郎の提唱により、人道主義と平和主

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ロンドンでのテロを受け、テリーザ・メイ英首相がインターネット監視の国際協力を提唱 その驚くべき内容とは・・・・

著者: 村上良太

 オーウェルが「1984」で描いた恐るべき全体主義社会へとまた一歩近づいたと思われるのが、ロンドンでのテロ事件の後にテリーザ・メイ英首相が提唱したネット監視の国際協力である。  メイ首相はその記者会見の場でインターネット

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今の日本は、世界の良識に反人権・反国際協調の国と映っている。

著者: 澤藤統一郎

野蛮なトランプが、パリ協定からのアメリカ離脱を表明した。この歴史的愚行の傷は深い。「愚かなアメリカ」「手前勝手なアメリカ」「国際倫理をわきまえぬアメリカ」「ごろつきアメリカ」の刻印が深い。かつてのアメリカの威信回復は、も

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新聞の圧倒的多数が「共謀罪」法案に廃案・徹底審議を主張 - 成立賛成派はごく少数 -

著者: 岩垂 弘

 参院で審議中の組織的犯罪処罰法改正案(「共謀罪」法案)について、全国の新聞はどう論じているか。それを知りたくて、国立国会図書館で閲覧できる全国の新聞52紙の社説を調べてみた。そうしたら、「共謀罪」法案を成立させよと主張

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