2016.6.15 権力亡者・舛添東京都知事が、ようやく辞任しました。政治資金規正法疑惑に加えて、次々に明らかになる公私混同・公金私消の数々、なによりも、傲慢で自分勝手なウソとごまかし。メディアには、次の知事候補選びや世
本文を読む時代をみるの執筆一覧
安倍首相の独裁願望と衆院予算委員会会議録改竄
著者: 澤藤統一郎先日(6月12日)明治大学で行われた「圧殺の海 第2章 『辺野古』」の試写会で、上映前に景山あさ子氏とともに監督を務めた藤本幸久氏の挨拶があった。 彼は、師と仰ぐ土本典昭(水俣のドキュメントで名高い)の「記録なければ事実
本文を読む消費税引上げ再延期は「政策詐欺」
著者: 盛田常夫欧州の消費税率 ハンガリーの消費(付加価値)税(2016年の標準率)は27%で、ヨーロッパ諸国のなかで最も高い。これに次いで高いのが北欧諸国で、スウェーデン、ノルウェー、デンマークが25%、フィンランドとアイスランドが
本文を読む(和訳)イズラエル・シャミール著 日本でのオバマ
著者: 童子丸開バルセロナの童子丸開です。 シャミールの新記事「Obama in Japan」を和訳(仮訳)しましたのでお知らせします。 いつも読む者をはっとさせる鋭い切り口のシャミールの文章ですが、今回は特に、彼が過去に3年間を過ごし
本文を読む間近となった参議院選挙を、憲法擁護の機会として生かすよう訴えます
著者: 澤藤統一郎ご近所の皆さま、ご通行中の皆さま。少しの時間、耳をお貸しください。 来週の水曜日6月22日が第24回参議院議員選挙の公示日、そして7月10日が投票日です。今回の参院選は、いつにも増して重要な選挙といわねばなりません。とり
本文を読む「圧殺の海 第2章 『辺野古』」の映像が語る沖縄の現実
著者: 澤藤統一郎明治大学で行われた、「圧殺の海 第2章 『辺野古』先行上映」(試写会)を観てきた。そして、沖縄の現実を切りとった映像の迫力に圧倒された。 怒号と叫喚の106分間。見続けるのが息苦しい。しかし、目をそらしてはならない。これ
本文を読む改悪「盗聴法」の裏事情
著者: 足立昌勝盗聴法改悪、司法取引の導入、取調べのほんの少しの可視化を義務付ける刑訴法改悪法案が、5月24日、衆議院本会議で可決され、成立した。1998年の盗聴法の制定にときには多くのマスコミも批判的記事を書いていたが、今回の改悪で
本文を読むもし白秋今の世にありて、アベ政治を詠はば…
著者: 澤藤統一郎この道はいつか來た道、 ああ、さうだよ、 軍靴が固めたあの道だよ。 あの顔はいつか見た顔、 ああ、さうだよ。 ほら、あの戦犯の孫だよ。 この道はいつか來た道、 ああ、さうだよ。 日の丸で還らぬ人を見送ったよ。 あの雲もい
本文を読む公開討論「テレビ報道と放送法――何が争点なのか」開催のお知らせ
著者: 醍醐聡2016年6月10日 高市総務大臣の「電波停止発言」や報道の自由、自律、放送メディアの影響力(権力性)などをめぐってさまざま議論が交わされている。このブログでも何度か、この問題を取り上げてきたが、これらの点について異なる
本文を読む改憲実現へ-票を掠めとる国民欺しの大作戦
著者: 澤藤統一郎アベ晋三でございます。日本会議国会議員懇談会特別顧問のアベ、神道政治連盟会長のアベ、みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会のアベでもございます。また、行政府のトップであるだけでなく、時折は立法府の長までも兼ねているワタク
本文を読む選挙カンパが「罪作り」ー田母神公選法違反(運動員買収)裁判に注目を。
著者: 澤藤統一郎政治とカネにまつわる事件は、最近の主なものだけで、「徳洲会・猪瀬 5000万円事件」、「DHC・渡辺 8億円事件」、「小渕優子・ドリル事件」、「田母神俊雄・運動員買収」、「甘利明・UR口利き」。それだけで終わらず、舛添要
本文を読む「護憲派44議席の確保」に向けて、これが共闘の政策協定だ。
著者: 澤藤統一郎参院選の投開票(7月10日)が間近となった。北海道5区補選や沖縄県議選などの前哨戦の結果はまずまずで、野党共闘は順調な滑り出し。明るい見通しをもって選挙戦本番をを迎えることになっている。 昨日(6月7日)の民進党岡田克也
本文を読むバラク・オバマは広島へ何しにくるのか(3) ―戦後を水に流す日本が見える―
著者: 半澤健市バラク・オバマ米大統領の広島訪問は2016年5月27日に終わったのだから「何しにきたのか」とするのが正確であろう。しかし「続きもの」だからタイトルは変えない。 予想どおり私は失望した。オバマの言動と日本側の歓迎一色の双
本文を読む舛添要一「政治資金流用疑惑」調査報告の惨憺たる失敗
著者: 澤藤統一郎組織に不祥事ないしはその疑惑が生じた際の対処の手法として、「第三者委員会」の利用が流行りとなっている。本来は、不祥事の原因を徹底究明して公表することによって説明責任を全うし、再発防止に資するとともに、失った信頼の回復を目
本文を読む沖縄県民の民意を切り捨てるアベ政権に怒り
著者: 澤藤 統一郎昨日(6月5日)投開票の沖縄県議選。注目された結果を、各紙の見出しが簡潔に伝えている。版によって多少の違いはあるのだろうが、各紙の姿勢も垣間見える。 毎日 「これが民意」反基地訴え知事与党大勝 朝日 翁長知事与党が勝利
本文を読む「安倍内閣退陣」「参院選野党勝利」を叫ぶ - 国会周辺の集会に約4万人 -
著者: 岩垂 弘「明日を決めるのは私たち――政治を変えよう!6.5全国総がかり大行動」と銘打った集会が6月5日、全国各地で行われた。昨年から安全保障関連法に反対する運動を続けてきた「安全法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合(市民
本文を読む自民党の参院選公約、本当のところを語りましょう。
著者: 澤藤統一郎自民党を代表いたしまして、2016年参院選(第24回)公約のエッセンスをかいつまんで解説申し上げます。 申し遅れましたが、わたくしアベ・シンゾーと申します。恥ずかしながら、自民党の総裁であり、日本のソーリ大臣でもあります
本文を読む緊縮財政、難民問題、TTIPが待ち構える 6月26日スペイン「やり直し総選挙」
著者: 童子丸開ご無沙汰しております。バルセロナの童子丸です。 久しぶりのスペイン情勢の記事を仕上げましたので、お知らせいたします。 近ごろ日本でもポデモスについての関心が高まっているようですが、彼らが本領を発揮するのは、おそらくこれか
本文を読む明日注目の沖縄県議選投開票-翁長県政への県民の信任を願って
著者: 澤藤統一郎注目の沖縄県議選投開票が、いよいよ明日(6月5日)。公選法上、選挙運動は今日(4日)までとなる。日本の矛盾を象徴する沖縄の民意のあり方を問う選挙としても、参院選の前哨戦として全国の動向を占う選挙としても、さらにはアベ政権
本文を読む甘利不起訴ー検察審査員諸君、今君たちに正義の実現が委ねられている。
著者: 澤藤統一郎上脇博之政治資金オンブズマン共同代表(神戸学院大学教授)らが、被疑者甘利明らを告発したのが本年4月8日。同告発に対して東京地検特捜部は、5月31日付けで不起訴処分とした。 その処分通知は下記のとおりまことに素っ気ないもの
本文を読む安倍晋三の生い立ちから見るその本質― 野上 忠興著『安倍晋三:沈黙の仮面の下の素顔』を読む(2)
著者: 盛田常夫中途半端な青春時代 安倍晋三は他人の言動を理解しようという姿勢に欠ける。議論を戦わすことを避けて、思い込んだことを一心に貫こうという頑なさがある。批判から学ぶことがない。それは自らの論理を展開し、相手を論破するだけの自
本文を読む安倍晋三の生い立ちから見るその本質― 野上 忠興著『安倍晋三:沈黙の仮面の下の素顔』を読む(1)
著者: 盛田常夫よりによって、安倍晋三本を読むなど、馬鹿らしいと考える人は多いだろう。私自身、知性と教養に欠け、しゃべりが下手で舌足らずな安倍晋三に、人間的魅力など一欠片も感じない。ところが、並の政治家にすぎない安倍が何重にもかさ上げ
本文を読む「6月5日川崎ヘイトデモ」に禁止仮処分命令ーデモ参加者には不法行為損害賠償責任
著者: 澤藤統一郎本日(6月2日)、横浜地方裁判所川崎支部が、以下の仮処分命令を出した(仮処分事件では、申立てた者を「債権者」、申し立てられた相手方を「債務者」という)。 当裁判所は,債権者に債務者のため30万円の担保を立てさせて,次のと
本文を読む「幻の東京オリンピック」を繰り返すのか?
著者: 加藤哲郎2016.6.1 世界の首脳の集まる G7 サミット中に、大きな地震があったらどうなるのかと心配していましたが、気象庁HPの記録を見る限りでは、熊本・大分地方はやや落ち着いてきたようです。しかし、地震予知技術は、未完成
本文を読む民主主義ってなんだ? 民主主義による戦争ってなんだ?
著者: 澤藤統一郎昨日の「日記」に、我流の「天網恢々」解釈を書いたところ、知人から「司馬遷の『天道是か非か』まで想起され、頷きながら最後まで読み通しました」という、冷や汗の出るような感想に接した。 「天道是か非か」。是であって欲しいと願い
本文を読む三菱マテリアル中国人元強制労働者と遺族への謝罪文原文:安倍晋三内閣の歴史認識に痛打
著者: 梶村太一郎本日、北京で長期に渡って交渉が行われていた、第二次世界大戦中の日本国内に強制連行され過酷な労働を強いられ、甚大な被害を受けた事件の日本側事業主である三菱マテリアル社と中国人元強制労働者とその遺族との間で和解が成立し、両者
本文を読む【報道】80 U.S. scholars, including Chomsky and Kuznick, condemn latest rape/murder in Okinawa and call for removal of bases チョムスキー、カズニックら、沖縄の事件を糾弾、全基地撤去を訴える
著者: ピースフィロソフィーHere is Okinawa Times’ coverage of the recent action. 沖縄の事件をうけ、米国からの怒りの声明!U.S. Activists, Organizations
本文を読む甘利不起訴? そりゃアマリにひどい。 法はザルか、底の抜けたバケツか。
著者: 澤藤統一郎天網恢々疎にして漏らさず(『老子』では「失わず」)、とは情けない諺。普通の理解は、「悪を捕らえる天の法網は、一見網の目が粗くて諸悪がすり抜けられそうなのだが、実は逃しはしないのだ。国法が目こぼししても、やがては天の網に捕
本文を読む狙いは政治的レガシー(遺産)づくりか - オバマ米大統領の広島訪問 -
著者: 岩垂 弘さながら“オバマ・フィーバー”であった。オバマ米大統領の広島訪問についてのマスメディアの報道ぶりである。大統領の演説に対しても称賛する論評が大半であった。が、半世紀にわたって広島・長崎の被爆の惨状を見つめつつ、核兵器の
本文を読む「謝罪を求めない被爆者」の舞台裏
著者: 醍醐聡2016年5月31日 「歴史的和解」の政治ショー 5月27日夕刻、広島平和公園で演説を終えたオバマ米大統領が目の前で演説を聴いた日本原水爆被害者団体協議会(以下、「日本被団協」と略す)代表委員の坪井直さんと笑みを浮かべな
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