1月28日の「DHCスラップ訴訟」控訴審判決が近づきました。私自身が被告とされ、いまは被控訴人となっている名誉毀損損害賠償請求訴訟の判決です。 この日、東京高裁第2民事部(柴田寛之裁判長)が、判決を言い渡します。 時刻
本文を読む時代をみるの執筆一覧
目立った安倍政権への怒りや憤り - 2016年の年賀状にみる国民意識 -
著者: 岩垂 弘こんなことは、私の経験では、希有なことである。この正月に私が友人・知人らからもらった年賀状(寒中見舞いも含む)に時の政権に対する批判が溢れていたことだ。中には、怒りや憤りをぶちまけたような激しい調子のものもあった。時の
本文を読む宜野湾市・現職市長と保育園児の教育勅語ー「こんな人物を再選したら、宜野湾市民は常識を疑われる」
著者: 澤藤統一郎宜野湾市長選が昨日(1月17日)告示。2016年の政治の帰趨を占う政治戦が始まった。選挙期間は僅かに一週間の短期決戦。「官邸勢力」と「オール沖縄」との対決。オール沖縄側に勢いがあるものの、決して楽な闘いではない。 いうま
本文を読むギリシャ危機・EU危機・日本危機
著者: 岡本磐男1.はじめに はじめに古典的経済学説の一端に触れておきたいと思うのは、今日の世界的な危機の現象との関連をみたいためである。 経済学の巨匠マルクスが大著『資本論』において、恐慌現象の論理的解明を果たしえていたかについては議
本文を読む「釧路議会広報問題」と「岸井成格誹謗問題」ー ひとつひとつに批判の発言を重ねよう
著者: 澤藤統一郎本日の赤旗・社会面の以下の記事に目が留まった。 「共産党2氏質問 一転掲載」「特別委の委員長謝罪」「『政権批判』と拒否 市民が批判 北海道 釧路議会広報」の見出し。 記事の内容は以下のとおり。 「北海道釧路市議会は15日
本文を読む全敗した日経安値予想 ― 相場は誰にも分からないのである ―
著者: 半澤健市日経新聞新年恒例の企業経営者20名による株価予想は、年初早々に全員が誤ったことを証明した。「誤った」のは安値の予想に関してである。20名の日経平均の高値予想の平均は23000円、安値予想の平均は18000円であった(『日
本文を読むなぜマイナンバー制度から離脱できないのか~内閣府担当室に質問書を提出~
著者: 醍醐聡2016年1月14日 このブログにも書いたが、私は昨年10月29日、地元市長宛にマイナンバー法に基づく個人情報の相互利用等の事務の停止を求める申し立て書を提出した。 個人番号の利用事務等の停止を求める申し立て書を提出 h
本文を読む改憲阻止の闘志を燃やそう アベ政権の改憲策動に負けることなく
著者: 澤藤統一郎新聞投書欄は百花繚乱の趣き。多種多様で玉石混淆なところが面白い。時に、短い文章で深く共感する投書に出会うことがある。例えば、1月14日毎日新聞投書欄の「首相発言に闘志が湧いてくる」(会社員岡島芳彦)。「闘志が湧いてくる」
本文を読む戦争犯罪と従軍慰安婦 -ニック・タース『動くものはすべて殺せ』発刊に寄せて
著者: 盛田常夫戦争と慰安婦 昨年末の日韓外相会談で、日本政府が軍の関与を認め、従軍慰安婦問題の決着を図った。韓国側の合意受入れにまだ一悶着ありそうだが、とりあえず決着したことを歓迎したい。 従軍慰安婦問題はたんに日本帝国軍隊だけに
本文を読むテロと核で明けた新年、恒久平和の夢に向かって!
著者: 加藤哲郎2016.1.15 新年にあたって、本「ネチズンカレッジ」のトップページを新サイトに移転しましたが、内部のリンクなどで、つながらない場合もありえます。しばらくご不便をおかけします。その新年は、パリ、イスタンブールからア
本文を読む高札「領内沿岸の漁民においてサケを漁することまかりならぬ」「密漁は厳しく詮議し、禁を犯したる者には入牢6月を申しつくるものなり」
著者: 澤藤統一郎昨日(1月14日)の「浜の一揆訴訟」の第1回口頭弁論には、三陸沿岸に散らばっている原告100人のうち約40人が参加した。法廷の前と後に集会が行われたが、その要求の切実さ、真剣さにはたじろがざるを得ない。岩手県の水産行政は
本文を読む「浜の一揆・訴訟」第1回口頭弁論意見陳述
著者: 澤藤統一郎審理の冒頭に、訴状の要旨を陳述し、若干の意見と要望を申し上げます。 1 本件は、三陸沿岸の漁民らが原告となって被告岩手県知事に対して、サケ採捕の許可を求める訴えです。 決して無制限にサケを採らせろと要求しているのではなく
本文を読む「イスラム国」(IS)はなぜ若いムスリムを惹きつけるか(上) - 中世のバグダッドに栄えたイスラム文化の栄光 -
著者: 伊藤力司昨年11月のパリ同時多発テロ事件は、カリフ制を宣言した「イスラム国」(IS)の不気味さを世界に強く印象づけた。事件を起こした犯人たちは、逃亡中の1人を除いて全員が仏官憲に射殺された。普通の刑事事件ならこれで1件落着である
本文を読む気をつけようーあなたのお賽銭が改憲運動の資金になる
著者: 澤藤統一郎この正月、あなたは初詣に出かけただろうか。そして、神社にお賽銭を上げてはいないか。本来賽銭とは「祈願成就の際にお礼の意をもって神に奉る金銭のうち少額のもの」(「神道の基礎知識と基礎問題」小野祖教)なのだそうだ。つまりは、
本文を読む『帝国の慰安婦』と日韓合意:Lさんのコメントによせて~「従軍慰安婦」問題をめぐる日韓政治「決着」を考える(4)~
著者: 醍醐聡2016年1月13日 連載中の「『従軍慰安婦』問題をめぐる日韓政治『決着』を考える」の2回目の記事(「韓熱日静」:日韓合意をめぐる両国世論の落差は何を意味ずるのか?)に対して、Lさんから長文のコメントをもらった。この記事
本文を読むシリア「包囲された町マダヤの飢餓」を巡る 西側《嘘つきメディア報道》の実態
著者: 童子丸開バルセロナの童子丸です。 正月早々、また世界中を嘘が飛びめぐっているようです。特にソーシャルネットを使ったデマをマスコミが広げまくる、というパターンが定着してきたようで、我々もよほど気を付けていないと、どんな詐欺に遭うか
本文を読む個人を根本から支え勇気を与える「不壊の理念」としての日本国憲法
著者: 澤藤統一郎刈部直の「丸山眞男-リベラリストの肖像」(岩波新書)は丸山眞男が論じたところをコンパクトに紹介している。多くの人にとって、直接に丸山の著作の一部を読むよりは、刈部の新書を読む方が、丸山をはるかによく理解できるのではないだ
本文を読む思想としての立憲主義、毒薬条項としての緊急事態条項
著者: 醍醐聡2016年1月11日 今国会で安倍首相はこの夏の参院選(衆議院とのダブル選挙の可能性も論じられている)で改憲に必要な3分の2超の議席獲得に意欲を示している。その改憲で要注目は自民党の憲法改正草案で謳われている「緊急事態条
本文を読む自治体はヘイト集会への施設使用を拒否しなければならないー東京弁護士会バンフレットの普及と活用を
著者: 澤藤統一郎昨日(1月10日)の毎日新聞に、「ヘイト集会拒否できる」「東京弁護士会がパンフ 自治体向け」の記事が掲載されている。ヘイトスピーチの集会に公共施設が利用される事態を防ごうと、東京弁護士会が利用申請を拒否する法的根拠をまと
本文を読む護憲派は改憲勢力の攻勢を阻止できるか - 7月の参院選が決戦の場に -
著者: 岩垂 弘2016年が明けたが、本年は、これからの展開によっては日本にとって決定的な年になりそうである。改憲勢力が、来る7月に予定されている参院選で日本国憲法の改定発議に必要な議席を参院でも獲得しようと動き出したためだ。改憲勢力
本文を読む暴走するカタルーニャとスペイン ドタバタ迷走の果てにドンデン返し
著者: 童子丸開バルセロナの童子丸開です。 「独立運動」が頓挫したかに思われたカタルーニャですが、とんでもないドンデン返しが起こりました。そしてこれがまた、12月20日の総選挙でカオス状態に放り込まれたスペイン政局を、一気に中央集権化・
本文を読む水島朝穂「直言」が語る「メディア腐食の構造―首相と飯食う人々」
著者: 澤藤統一郎水島朝穂さんのブログ「直言」は、胸のすくような鋭い切れ味に貴重な情報が満載。教えられることが多い。 http://www.asaho.com/jpn/index.html その最近号は、明日(2016年1月11日)付の「
本文を読む「1965年の日韓請求権協定で決着済み」は誤り~「従軍慰安婦」問題をめぐる日韓政治「決着」を考える(3)~
著者: 醍醐聡2016年1月10日 「従軍慰安婦」問題は決着したのか? 今回の日韓外相会談に臨むにあたって、日本政府の最大の関心事は、慰安婦問題で合意にこぎつけ、それを受けてこの問題を「蒸し返さない」という確約を韓国側から取り付け
本文を読む憲法問題に関する年頭の辞「アベ政治 対 立憲主義・民主主義・平和主義」
著者: 澤藤統一郎年末には「本郷・湯島9条の会」紙へ原稿を届けたが、年始に「文京9条の会」の機関紙「坂のまちだより」から「年頭の辞」の執筆依頼をいただいた。 「2016年の年頭にあたって、思われることなどありましたら、なんでも結構です。内
本文を読む「憲法軽視の反省見えぬ」首相をもつ国であればこそ、国民は北斗を見失ってはならない。
著者: 澤藤統一郎本日の東京新聞「平和の俳句」欄に 冬北斗心を殺すことなかれ(田中亜紀子・津市) これを、ふたりの選者それぞれに、金子兜太は「いまこころに決している平和への意思を貫くぞ」と読み、いとうせいこうは「生きて揺らぐなかれ」の意と
本文を読むドイツ難民問題の報告『世界』2016年2月号『メルケル首相の決断と難民問題で「明と暗」に引き裂かれるドイツ』
著者: 梶村太一郎昨日1月8日発売の『世界』2月号にドイツと欧州における難民問題の背景と現状を報告しました。危機の深刻さを日本の読者に判りやすく伝えるのはなかなか困難ですが、今世紀の欧州同盟あり方に根本的な影響をもたらさざるを得ない問題の
本文を読む韓国世論調査:慰安婦問題「再交渉すべきだ」58%、「すべきでない」28%
著者: 醍醐聡2016年1月8日 「従軍慰安婦」問題に関する日韓合意を韓国国民はどう評価しているかについて、今度は韓国ギャラップが今月5~7日に行った世論調査の結果を日経新聞が報道している。 「韓国世論調査、慰安婦合意『評価せず』54
本文を読む浮き足立つことなく、今こそ憲法第9条を思い起こそう。
著者: 澤藤統一郎私は怒りに震えている。北朝鮮が4度目の核実験をしたという、その報せにである。原爆・水爆・放射能・被曝などという言葉は、私にとって生理的に受け容れがたいもの。 少し気持ちを落ち着けて、北朝鮮政府の声明文を読んでみた。 やや
本文を読む「韓熱日静」:日韓合意をめぐる両国世論の落差は何を意味ずるのか?~「従軍慰安婦」問題をめぐる日韓政治「決着」を考える(2)~
著者: 醍醐聡2016年1月7日 「韓熱日静」 昨年末に発表された「従軍慰安婦」問題をめぐる日韓合意に対する両国内の反応の落差を表すために私が造語したこなれの悪い言葉である。 前向き評価が大勢、静かな日本 昨日(1月6日)の『東京新聞
本文を読む新年の伊勢神宮公式参拝、そこで首相が祈願したこと
著者: 澤藤統一郎春はあけぼの。冬はつとめて。そして、初春は伊勢神宮だよ。ねえキミ、日本人ならそうだろう。閣僚の仕事始めが伊勢神宮詣で悪かろうはずはない。つべこべ文句を言う奴は、定めし非国民というところだな。 靖国参拝には何かとうるさいメ
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