時代をみるの執筆一覧

後味の悪いヘンな起訴と裁判干渉ー産経ソウル支局長無罪事件

著者: 澤藤統一郎

枕詞というものがある。あおによし奈良、ちはやぶる神代、ぬばたまの闇、たらちねの母という、あの手の言葉。ギリシャ神話にも、すね当てよろしきアカイア人、全知全能のゼウスなど、いくつも出て来る。私もいくつか「マイ枕詞」を持って

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「参議院選挙の共通公約について野党党首に要望書を提出」(ブログ更新のお知らせ)「転送メール」

著者: 醍醐聰

「参議院選挙の共通公約について野党党首に要望書を提出」(ブログ更新のお知らせ) 皆様 BCCメールで失礼します(拡散感謝です)。 さきほど次のようなタイトルの記事を私設のブログにアップしました。 安保関連法の廃止に絞って

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軽減税率適用とは、追いはぎに勘弁してもらったフンドシに過ぎない。

著者: 澤藤統一郎

落語では、良民から身ぐるみ剥ごうという山賊だの追いはぎだのが活躍する。彌次郎や、庚申待ち、饅頭怖いなどのサブストーリーの定番。メインストーリーとしての追いはぎ噺としては蔵前駕籠がおなじみ。この話、時代や場所が特定されてい

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南京大虐殺の日に「中国一撃論」を考える。これは抑止論と同根の思考ではないか。

著者: 澤藤統一郎

12月13日である。世界に「南京アトロシティ」(大虐殺)として知られた恥ずべき事件が勃発した日。笠原十九司「南京事件」(岩波新書)と、石川達三「生きている兵隊」(中公文庫)、そして家永三郎「太平洋戦争」に改めて目を通して

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あなたにドブに捨ててもよい金があって、健康被害のリスクを厭わない勇気をお持ちなら、「健康食品」をお求めなさいー「DHCスラップ訴訟」を許さない・第58弾

著者: 澤藤統一郎

私が、DHC吉田の批判記事を書いたのは、私怨や私憤の動機からではない。そもそも私はDHCという企業について格別の関心を持っていたわけではない。吉田嘉明の名前は、まったく知らなかった。私怨や私憤の感情が湧くはずもない。 私

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「再雇用拒否第2次訴訟」控訴審でも教員側全面勝訴ー都教委方向転換のラストチャンスだ

著者: 澤藤統一郎

昨日(12月10日)、「日の丸・君が代」強制拒否訴訟の関連事件で、「再雇用拒否第2次訴訟」の控訴審判決が言いわたされ、控訴人都教委の控訴が棄却された。またまたの都教委敗訴である。今や、都教委の敗訴はニュースバリューがない

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あなたが健康でありたいと願うなら、「健康食品」はおやめなさいー「DHCスラップ訴訟」を許さない・第57弾

著者: 澤藤統一郎

この私が被告とされ、6000万円の慰謝料請求を受けている「DHCスラップ訴訟」。その控訴審第1回弁論期日12月24日が近づいてきた。 何ゆえ私は被告にされ、6000万円の請求を受けているか。発端は、下記の3ブログである。

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自民党改憲草案「緊急事態」条項は、立憲主義崩壊へのレッドカードだ

著者: 澤藤統一郎

梓澤和幸・岩上安身・私、3名の共著『前夜-日本国憲法と自民党改憲案を読み解く・増補改訂版』(現代書館)が刷り上がった。発行日は2015年12月20日となっているその書物のお披露目の集会が本日あって、サインセールなどという

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太平洋戦争開戦の日から74年。再びの戦争を起こさない決意を込めて。

著者: 澤藤統一郎

本郷三丁目交差点をご通行中の皆さま、こちらは「本郷・湯島9条の会」です。東京母親大会連絡会の方もご一緒に、昼休み時間に平和を守るための訴えをさせていただいています。少しの時間、耳をお貸しください。 今日は12月8日、私た

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いつ見ても怖い時代錯誤の安倍政権―「第3次安倍晋三改造内閣の超タカ派(極右)の大臣たち」(俵義文)

著者: ピースフィロソフィー

第三次安倍内閣   昨年につづき、おなじみ「子どもと教科書全国ネット21」の俵義文さん提供の、安倍政権の時代錯誤ぶり、国民主権・民主主義・戦争放棄・政教分離を無視した反憲法的傾向、そして歴史修正主義者ぶりが一目

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近づくスペイン総選挙(12月20日) スペインの政治動向を演出するTVショー

著者: 童子丸開

バルセロナの童子丸開です。 スペインの総選挙が12月20日に行われます。この選挙は、今後の欧州全体の動きにとっても重大な意味を持つようになると思われます。 その選挙戦の最中で私が気付いた非常に興味深い特徴を記してみました

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敢えて「皇室タブー」に切り込む心意気ー「靖国・天皇制問題 情報センター通信」

著者: 澤藤統一郎

月刊「靖国・天皇制問題 情報センター通信」の通算507号が届いた。 文字どおり、「靖国・天皇制問題」についてのミニコミ誌。得てしてタブー視されるこの種情報の発信源として貴重な存在である。しかも、内容なかなかに充実して、読

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「フードファディズム」とサプリメント広告規制ー「DHCスラップ訴訟」を許さない・第56弾

著者: 澤藤統一郎

先日、私の母校である私立の高等学校が創立60周年を迎え、記念の同窓会を催した。久しぶりに懐かしい友人たちと旧交を温め、それぞれが近況を報告することになった。私はもっぱらDHCスラップ訴訟の経過を話題にした。もちろん、私の

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「再び教え子を戦場に送らない決意宣言」としての『君が代』裁判

著者: 澤藤統一郎

昨日(12月4日)、東京「君が代」裁判・第3次訴訟での控訴審判決があった。 この控訴事件は、本年(15年)1月16日東京地裁判決(佐々木宗啓裁判長)を不服として、原告教員側と被告都教委側の双方が控訴していたもの。東京高裁

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世界核被害者フォーラム参加者一同によるアピール: 「フクシマを決して忘れてはならない、フクシマを決して繰り返してはならない!」

著者: グローガー理恵

11月21日から23日にかけて広島で世界核被害者フォーラムが開かれましたことは、多くの方々がご存知のことと推察します。そこで、フォーラム参加者全員による「フクシマを決して忘れてはならない、繰り返してはならない (Neve

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けっして、「魂の飢餓感」と「澄み切った法律論」の対決ではないー辺野古代執行訴訟法廷

著者: 澤藤統一郎

昨日(12月2日)が、辺野古代執行訴訟の第1回口頭弁論。冒頭、翁長知事自身が被告本人として意見陳述を行った。覚悟のほどを見せたわけである。 翁長さんは、那覇市議から、沖縄県議、そして那覇市長の経歴を保守の陣営で過ごし、そ

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スラップ訴訟とは何か。どうしたらスラップ訴訟を根絶できるか。ー「DHCスラップ訴訟」を許さない・第55弾

著者: 澤藤統一郎

最近、「スラップ訴訟とは何でしょうか」「スラップの実害はどんなものなのでしょうか」「どうしたらスラップ訴訟を防止できると思いますか」などと、メデイアから聞かれるようになってきた。いくつかの原稿依頼もある。ようやくにして、

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醍醐聰氏からのメール転送「Subject: 岸井氏の件でTBSテレビに要望書を提出しました」

著者: 醍醐聰

皆様 「NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ」は運営委員会での 協議を経て、本日、添付しました、 「岸井成格氏に対する不当な攻撃に屈せず、報道の自立を堅持する よう求める要望書」 をTBSテレビ報道局長・西野智彦氏と

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「戦争は平和」「自由は隷従」「無知は力」ーアベ反知性政権スローガン

著者: 澤藤統一郎

一昨日の土曜日(11月28日)に、明治大学の集会で西川伸一さん(政治学・明大政経学部教授)のレポートを聞いた。レポートというよりはレクチャーを受けた印象。「『安保法制=戦争法』の採決は正当に行われたのか? メディア報道の

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「岸井成格」に声援を送る。TBSは不当な圧力に屈するな。

著者: 澤藤統一郎

「札付き」という言葉がある。「折り紙付き」の「折り紙」とはちがう、よからぬ「札」が付いている連中のこと。その札付き連中が、TBSの看板番組『NEWS 23』でアンカーを務めている岸井成格を攻撃している。これは看過できない

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