時代をみるの執筆一覧

「他者への思いやり」を装った「自分への思いやり」(自己弁護)~上村達男氏の新稿を読んで(1)~

著者: 醍醐聰

2015年5月16日 今年の2月末までNHK経営委員会・委員長職務代行者を務めた上村達男氏の論文「NHKの再生はどうすれば可能か」(雑誌『世界』2015年6月号に掲載)を読んで、いろいろ考えさせられた。 籾井NHK会長の

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直前再掲載/ちきゅう座第10回総会に向けて:運営委員長からのご挨拶

著者: ちきゅう座運営委員会

今のままでは、21世紀の世界がそれほど光明に充ちたものではありえそうもない予兆が既に感じられ始めています。1%の富裕層の豊かさ、そのおこぼれを頂戴する圧倒的多数の大衆、こうした社会構図の上に胡坐をかく先進資本主義諸国に対

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後70年 止めよう辺野古新基地建設! 沖縄県民大会  -セルラー・スタジアムに3万5千人~現場からの速報-

著者: 河野道夫

 同じ場所で開かれた知事選のときの翁長集会でのサプライズは、菅原文太氏の名演説だった。今回のそれは、司会者がなんと普天間高校一年の女子高生だったことに、冒頭からド肝を抜かれたこと。また、最後の翁長知事の挨拶で「沖縄の独立

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賛否の民意を希釈させるNHKの3択形式の世論調査~~辺野古への基地移設を進める政府方針をめぐって~

著者: 醍醐聰

2015年5月7日 NHK及び全国紙等が2015年4月に行った政治世論調査の結果が出そろった。安倍政権の経済政策に関する評価や消費税増税後の家計の状況など、経済に関わる質問もあるが、沖縄県普天間基地を名護市辺野古へ「移設

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「積極的平和主義は積極的戦争主義」 -横浜憲法集会が安倍政権の改憲作業を糾弾-

著者: 岩垂 弘

 「平和といのちと人権を! 5・3憲法集会」と銘打った集会が、憲法記念日の5月3日、横浜市のみなとみらい地区の臨港パークで開かれた。参加者は主催者の予想をはるかに超える3万人に達し、炎天下の会場を埋め尽くした人たちは、安

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沖縄はしたたかに、粘り強く抵抗を続ける ―辺野古新基地建設問題

著者: 宮里政充

米議会における安倍首相の演説――あまりに自虐的な  安倍首相は4月30日未明、アメリカ議会の上下両院合同会議で演説を行った。スピーチライターとの綿密な打ち合わせの末の原稿であろうが、その内容はアメリカに媚びた、歯の浮くよ

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戦後70年、君に日本の恥部が見えるか - 自立自尊の精神を失った日本

著者: 盛田常夫

1966年に大学へ入学するまで、アメリカの占領下にある沖縄では誰もが英語を話すものだと思っていた。クラスに沖縄から「留学」してきた同級生がいて、自分の無知を恥じたことを良く覚えている。沖縄は日本本土から切り離されて、アメ

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