1937年7月7日、北京郊外の盧溝橋での1発の銃弾が、日中全面戦争に発展した。77年の歳月が流れたが、第2次次世界大戦にもつながる大戦争の発端だった。敗戦国日本にとって〝忘れ得ない日〟から77年。日・中ともに〝鎮魂の日〟
本文を読む時代をみるの執筆一覧
原発再稼働の条件は整っていない
著者: 世界平和アピール七人委員会原子力規制委員会が7月16日、九州電力川内原子力発電所1・2号機(鹿児島県)について、新たな規制基準を満たすと認めたため、安倍政権は1・2号機の再稼働を急ぐ方針だが、世界平和アピール七人委員会は18日、「原発再稼働の条件
本文を読む戦争が近づく、敗戦の夏の記録と記憶を継承する!
著者: 加藤哲郎2014.7.15 ◆サッカーのワールドカップが終わりました。優勝はドイツです。ベルリンは熱狂に包まれています。「世界に冠たるドイツ」の組織力の勝利で湧いています。まるで4半世紀前の1989年秋、「ベルリンの壁」の開
本文を読む原子力規制委員会への申し入れ-原発いらない福島の女たち
著者: 森園かずえ2014年7月16日(水) 原子力規制委員会 福島第一・第二原子力発電所 統括原子力保安検査官様 原子力防災専門官様 原子力保安検査官様 申し入れ団体: 原発いらない福島の女たち 川内原発再稼働「合格」通知の暴挙を許さな
本文を読む「ウクライナ・ゲート」:ドイツの苦悩とネオコンの野望
著者: 塩原俊彦「ウクライナ・ゲート」と題する投稿の第三弾である。前回の考察で不十分であったドイツの苦悩と、ウクライナ危機を煽動した米国のネオコンの野望について、これまでの研究成果を公開したい。現実を詳細かつ丁寧に分析すればするほど、
本文を読む無人機開発、人気の高まりに危機感
著者: 池田龍夫無人機開発が急ピッチで、戦争への不安感が高まってきた。現に、米軍無線機がパキスタンのゲリラ攻撃のあおりで市民多数に死傷者を出したとの指摘があり、中国や北朝鮮の動きも警戒しなければならない。 小型無人機の広がりについて、た
本文を読むパレスチナ情報転載:「子どもたちの眼に羞恥ではなく、“誇り”をみたい」 ―ラジ・スラーニ氏・インタビュー
著者: 梶村太一郎&土井敏邦2008年末と2012年に続いてイスラエルとパレスチナのガザ地区での「戦争」が、出口の見えないまま深刻化しています。昼夜を問わないイスラエル軍の爆撃で、現時点でパレスチナ側には600人を超える死者と1000人を超える負傷
本文を読む三菱重工のミサイル部品輸出に厳格な歯止めを
著者: 池田龍夫三菱重工は、迎撃ミサイルの基幹部品高性能センサーを米国に輸出する方針。政府の安全保障会議が7月下旬に決めるが、外国に武器を輸出する初のケースである。 かつての武器輸出3原則では国内の防衛産業による武器輸出は原則禁じられて
本文を読む次期沖縄知事は「辺野古埋め立て承認を撤回」する人でなければいけない:市民団体、野党の知事選候補者選考委員会に要望
著者: 城間えり子7月11日、「憲法9条・メッセージ・プロジェクト沖縄」のメンバーが、11月の知事選に向けての県政野党5団体の候補者選考委員会座長の社民党の新里米吉氏に以下の要望書を渡し、その後記者会見でその趣旨を説明した。当日、QAB(
本文を読むゴルバチョフ 与謝野晶子 大塚楠緒子 白楽天より見たる集団的自衛権
著者: 岩田昌征平成26年7月1日、安倍内閣は、集団的自衛権を閣議決定した。明々白々に立憲政治を否定してしまった。 私は、1990年6月初のゴルバチョフ大統領発言を想い出した。ワシントンにおけるブッシュ大統領との公式会談、
本文を読む加藤哲郎のネチズン・カレッジ
著者: 加藤哲郎本サイト学術論文データベ ースの常連深草徹弁護士から、 「「集団的自衛権の行使を容認する閣議決定」を読み解く」(2014.7)という緊急寄稿がありました。7月1日の閣議決定をふまえ、安倍首相補佐官との直接のやりとりを組み
本文を読むIPPNWドイツ支部: ドイツ放射線防護委員会の名目だけの見せかけ安全対策
著者: グローガー理恵6月6日に公表されましたIPPNW作成による「UNSCEARフクシマ報告書の批判的分析1)」の最初の序文 (4ページ)に、こう書かれてあります。: ( 仮訳 ) 「2011年、IPPNW役員会において、我々
本文を読む日本は戦争ばかりしていた -今こそ、戦争を記憶する努力を-
著者: 岩垂 弘自分の国が攻撃されていなくても、密接な関係にある他国が攻撃されたときに武力で反撃する権利とされる集団的自衛権の行使容認が、安倍内閣による閣議決定によって強行された。日本国憲法第9条の解釈を変えるという異常なやり方によっ
本文を読むクリミア問題補論
著者: 岩田昌征『現代思想』(2014年7月)の「ロシア特集」にある有力なユーラシア研究者がロシアのクリミア編入を批判して、「なぜ欧米はコソヴォの独立を認めてクリミアの編入を認めないのか、などという問いは問題のすり替えでしかない。」と書
本文を読む「沖縄密約不開示」の最高裁判断が悲しい
著者: 池田龍夫7月8日付毎日新聞によれば、1972年の沖縄返還を巡る日米間の密約を示す文書につき、元毎日新聞記者・西山太吉さんらが国に開示を求めた訴訟で、最高裁第2小法廷(千葉勝美裁判長)は7月7日、判決期限を今月14日に指定した。2
本文を読む7月1日は安倍が日本の民主主義をハイジャックした「屈辱の日」:ジェフ・キングストン(日本語訳)Japanese translation of Jeff Kingston’s “Self-immolation Protests PM Abe Overturning Japan’s Pacifist Postwar Order”
著者: 「ピースフィロソフィー」日本の英字紙『ジャパン・タイムズ』に7月5日付で掲載されたテンプル大学日本校教授ジェフ・キングストン氏の記事 Shinjuku self-immolation act protests Abe’s democracy h
本文を読む中・韓首脳会談での対日批判を憂慮
著者: 池田龍夫中国の習近平国家主席は7月3~4日訪韓し、朴槿恵大統領と会談した。中国国家主席が就任後北朝鮮に先立って韓国を訪問したことは初めてで、中・韓連携の表れであろう。 同盟国・米国とのバランスに腐心する韓国 日本とともに米国の同
本文を読む対露強硬派ポーランド外相の本音
著者: 岩田昌征「親米派ポーランド外相の本音」で、ワルシャワのある高級レストランで現外相シコルスキが前財務相ロストフスキ(長年の友人)に「ポーランド・アメリカ同盟は無価値、有害、Bullshit(直訳は牛糞、間投詞として、くそ!、ばか!
本文を読む解釈改憲で「集団的自衛権」行使できるのか――在京6紙を点検――
著者: 池田龍夫安倍晋三内閣は7月1日の閣議で、憲法9条の解釈を変更して集団的自衛権行使を容認することを決めた。政府は苦し紛れに、3条件・①わが国への武力攻撃が発生した場合のみならず、密接な外交関係に対する武力攻撃が発生し、これによりわ
本文を読む安倍氏の憲法再解釈を受けてニューヨーク・タイムズ社説が批判―アジアの緊張緩和が必要なときに「納得し難い転換」
著者: 「ピースフィロソフィー」7月1日の閣議決定「国の存立を全うし、国民を守るための切れ目のない安全保障法制の整備について 」と安倍氏の記者会見を受けて『ニューヨーク・タイムズ』はただちに社説で、おもにアジアでの緊張緩和の妨げになるとの観点から批判し
本文を読むつぶやき日記(6月28日・7月1日) ~創価学会・公明党関係者との対話より~
著者: 醍醐聡2014年7月2日 このところ、自宅で物書きと犬の介護に時間を費やす日々だが、先週金曜日(6月28日)、創価学会本部へ電話した。応対した男性と思ったより落ち着いた対話になった。 「学会員の方ですか?」 「いえ、違います。
本文を読む「盛夏を乗り切るための原発」を許してはならない
著者: 池田龍夫沖縄を除く電力9社の株主総会は6月26日開催された。しかし「原発からの撤退」を求める株主提案は全て否決してしまった。 各市町村など国民の「脱原発」の声は根強いが、電気業界は無視し続けている。政府が4月に決めたエネルギー基
本文を読む親米派ポーランド外相の本音
著者: 岩田昌征『現代思想』最新号(2014年7月号)を読んでいたら、ロシア・ポーランド文学者沼野充義氏がソヴェト史研究者塩川伸明氏に「現在のポーランド外務大臣のシコルスキは非常に親米的な対ロシア強硬派ですから、ウクライナを自分たちの陣
本文を読む「海外で戦争する日本」へ質的転換 -安倍政権、集団的自衛権容認を決定-
著者: 安原和雄安倍政権の暴走が止まらない。日本国平和憲法は集団的自衛権行使を禁じているという憲法解釈が正当という立場を歴代政権は堅持してきた。ところが安倍政権はこの憲法解釈をいとも簡単に閣議でひっくり返し、日本が攻撃されていないのに
本文を読む社会を分断する報道の不公正
著者: 藤田博司集団的自衛権の行使容認をめぐって世論が割れているという。一部の世論調査では容認派が多数だと言い、別の世論調査では反対派が過半数を占めているという。どちらが本当なのか。 福島原発事故当時、現場の責任者だった元原発所長の証言
本文を読むドイツ紙がこぞってNHKの集団自衛権抗議の焼身自殺報道の欠落を指摘/報道不作為で自殺したNHKはAHKである/追加あり
著者: 梶村太一郎6月29日の新宿での集団自衛権抗議の焼身自殺事件は、海外でも広く報道され、 それらの→ロイターに続いてイギリス公共放送→BBCが電子版で報道、同内容の動画もつけて速報しました。いずれも、集団自衛権に抗議するものだとの証言
本文を読む近世初期に戻ったような異常な政権運営 -集団的自衛権行使で安倍内閣が「解釈改憲」強行-
著者: 岩垂 弘「2014年7月1日」は、日本歴史上での画期的な大転換点として特記されることになるだろう。国の最高法規である憲法を、法的な手続きを経ずに一内閣の閣議決定によって実質的に改めてしまうという、とんでもなく無茶苦茶な政治的行
本文を読む解釈改憲は暴挙、今こそ日本国憲法を読み行動へ!
著者: 加藤哲郎2014.7.1 今日から、日本国憲法の解釈が変わるのだそうです。昨日まで、日本は戦争しないと誓ってきました。今日から、海外の戦争にも加われるのだそうです。他国民を殺し、自衛隊員が殺されるのを、国として認めるのです。わ
本文を読む辺野古を守るための国際ネット署名、路上でも展開!The International Petition Campaign to Protect Henoko, Okinawa Goes onto Streets
著者: 「ピースフィロソフィー」See below for English version of Reiko Miyajima’s opinion article on her and her colleagues’ effor
本文を読む沖縄慰霊の日「非戦今こそ」、 集団的自衛権に反発
著者: 池田龍夫戦後69年を迎えた沖縄慰霊の日の6月23日、県糸満市摩文仁の平和祈念公園で「沖縄全戦没者追悼式」(沖縄・県、県議会主催)が開かれ、犠牲となった人々の霊を慰め、世界の恒久平和を誓った。 平和の礎には本年度、54人が追加刻銘
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