本日6月27日、ドイツ連邦衆議院は、大連立の二大政党の賛成で80%近い多数で、第三次メルケル政権の重要政策のひとつ、エネルギー転換政策の基軸となる再生可能エネルギー法(EEG)改正案を採択しました。同法は7月11日に連邦
本文を読む時代をみるの執筆一覧
安倍政権の貧困拡大策を批判する -歪められた成長戦略にしがみつく-
著者: 安原和雄安倍首相という人物は、「お人好し」なのか、それとも「悪の権化」なのか、その評価、判断は分かれるかも知れない。しかし首相自身の言動から判断する限り、一見「お人好し」のように見えるが、本性は決してそうではない。「悪の権化」と
本文を読む従軍慰安婦問題、いぜん続く日・韓の対立を憂える
著者: 池田龍夫従軍慰安婦問題が日本・韓国の大きな課題になってから、4半世紀が経とうとしている。政府は6月20日、1993年の河野洋平官房長官談話の作成過程などの検証結果を国会に示した。それによると、「日本が、朝鮮半島での慰安婦募集の際
本文を読む「核なき世界」に逆行するオバマ米国と、「個別・集団的自衛権」のもとに核使用を容認した岸田外相―『広島ジャーナリスト』より
著者: 田中利幸『広島ジャーナリスト』の2014年6月25日号に掲載された広島市立大平和研究所教授・田中利幸氏の記事を許可を得て転載する。 「核なき世界」を訴えただけでノーベル平和賞を受賞したオバマ大統領は現在「大量の核兵器を抱え込み、
本文を読む沖縄慰霊の日「非戦今こそ」、 集団的自衛権に反発
著者: 池田龍夫戦後69年を迎えた沖縄慰霊の日の6月23日、県糸満市摩文仁の平和祈念公園で「沖縄全戦没者追悼式」(沖縄・県、県議会主催)が開かれ、犠牲となった人々の霊を慰め、世界の恒久平和を誓った。 平和の礎には本年度、54人が追加刻銘
本文を読む「慰安婦」何が本当? ベルリンで講演会/セクハラヤジと「河野談検証話」報道で見える安倍知性欠落政権が陥った罠
著者: 梶村太一郎6月26日追加です:以下のドイツ紙報道にも紹介され、都議会セクハラヤジへの抗議キャンペーンで91352の賛同署名(そのうちのひとりは明日うらしま)を数日で集めたことが日本のメディアにも紹介された国際NGO-Change
本文を読む(再録)ためにする強制の「広狭」論 ~「従軍慰安婦」問題をめぐる安倍首相の理性に耐えない言辞 ~
著者: 醍醐聡このブログの2007年3月7日付けの記事として、「ためにする強制の「広狭」論 ~「従軍慰安婦」問題をめぐる安倍首相の理性に耐えない言辞 ~」というタイトルの記事を掲載した。 http://sdaigo.cocolog-n
本文を読む安倍政権による河野談話検証結果発表を『ニューヨーク・タイムズ』社説が批判 New York Times’ editorial criticizes Abe’s reviewing of Kono Statement
著者: 「ピースフィロソフィー」河野談話の検証結果を6月20日に発表した安倍政権を批判する社説が『ニューヨーク・タイムズ』に掲載された。ウェブ版では22日、紙面では23日にニューヨーク版に出た。日本語訳を紹介する(訳は発表後微修正することがある)。 &
本文を読む上関原発計画を拒みつづけてきた祝島の島民に降りかかる困難
著者: グローガー理恵祝島の島民が過去32年間もの間、上関原発建設に断固として反対しつづけてきたことは多くの方々がご存知のことでしょう。 現在、この尊い島民の方々が、原発反対運動を続行させていく上で財政的な窮地に立たされています。詳しくは下記
本文を読む反戦平和の創価学会はどこへ行ったのか ―問われる戦争体験の継承―
著者: 半澤健市《創価学会の見事な反戦平和文集》 「日本兵が沖縄の民間人に命令したことは、子供が泣くと敵に発見され、皆殺しにされるので、子供を自分の手で殺せ、そして絶対に捕虜になるな、捕虜になりそうな時は、自分の命を自分で絶て、という
本文を読むシュピーゲル誌がスノーデン資料を大量に公表。日本でのアメリカのスパイ基地名は「レディーラブ」
著者: 梶村太一郎アメリカの情報機関の内部告発者エドワード・スノーデン氏が、膨大な極秘情報を公表するため香港経由でモスクワで亡命状態になって、丸1年経過しました。彼の持ち出した機密情報でドイツに関する情報については、昨年10月下旬の→メル
本文を読む国策放送へ急旋回するNHK ~ ニュース7と全国紙の報道比較調査を手掛かりに ~
著者: 醍醐聡6月21日、大阪中之島の中央公会堂で開かれた「どうする!公共放送の危機」6.21関西集会に、リレートークの一人として参加した。 リレートークは、池田恵理子さん(アクティブ・ミュージアム『女たちの戦争と平和資料館』館長/元
本文を読む「平和憲法」の理念を崩してはならない
著者: 池田龍夫「平和憲法」の理念を崩してはならない ――幣原回顧録とマッカーサー回顧録を読んで―― 自民党は集団的自衛権容認へ向け、武力行使を含む原案を提示したが、与党・公明党が難色を示し、野党8党も大反対。海外で武力行
本文を読む暴言を吐いた石原環境相の辞任は当然だ
著者: 池田龍夫最後は金目(かねめ)でしょ」――福島第1原発事故の汚染度土を保管する貯蔵施設をめぐっての石原伸晃環境相の暴言には呆れ果てる。民主党など野党8党は6月18日、幹事長・国対委員長会議を開き、参院に問責決議案、衆院に不信任決議
本文を読む安倍政権の“暴走”を許さない -今年も声なき声の会が6・15記念集会-
著者: 岩垂 弘54年前の安保条約改定阻止運動(60年安保闘争)の中で生まれた反戦市民グループ「声なき声の会」による恒例の「6・15集会」が、6月15日、東京・池袋の豊島区民センターで開かれた。毎年、さまざまなテーマで話し合ってきた「
本文を読む集団的自衛権論議に自民党の一部、自治体首長からも反論
著者: 池田龍夫集団的自衛権をめぐって、自民党内でも「安倍首相は急ぎすぎ。もっと論議を尽くすべきだ」との声が高まっている。政府は6月17日に閣議決定原案をいったん示したが、公明党が難色を示すなどで混乱。22日までの今国会会期中の合意が困
本文を読む現代世界を原点から見つめなおすための重要資料 ウクライナのナショナリズムとファシズム:歴史概観
著者: 童子丸開私は今までにイズラエル・シャミールによる二つの卓越した論文(『キエフのスペクタクル:ウクライナのファシズム革命』および『クリミア:プーチンの勝利…いま戦線は東部「ニューロシア」へ移る 』)の和訳を通して、現在のウクライナ
本文を読むローマ法王パレスチナ訪問2題
著者: 松元保昭フランシスコ・ローマ法王は、アン マンからヘリコプターでベツレヘムの生誕教会に到着しました。法王は空から、1948年、1967年のパレスチナ難民たちがアレンビー橋を渡ったことを想い起こしたでしょうか? 法王がパレスチナ/
本文を読む対米軍事従属下の「軍事的自立」への模索 -日本の将来をもてあそぶ「軍事オタク」たち-
著者: 盛田常夫冷静終焉後の内戦と地域紛争 米ソの冷戦時代が終焉して以降、各地で内戦や領土・領海をめぐる紛争が頻発している。親分が死んでパンドラの箱を空けた途端、各地で頭目争いが始まったような様相だ。 1990年代初めには、旧ユーゴス
本文を読む国民投票法を考える ― 過半数の問題
著者: 近藤 健改正国民投票法が6月13日成立した。これが自民党の9条改正への地ならしであることは自明だが、9条に限らず、憲法のどのような条項改正でも、この法律のように、有効投票の単純過半数で決めていいものなのか、改めて考え込む。 左
本文を読む6月6日、IPPNWがUNSCEARフクシマ報告書に関する批判的分析を公表
著者: グローガー理恵4月2日、国連放射線影響科学委員会(UNSCEAR)は、福島第一原発事故の健康への影響に関する最終報告書を公表しました。UNSCEARフクシマ報告書は、「フクシマでの被曝によるがんの増加は予想されない」と述べています。
本文を読むワールドカップさなかに進む、悪しき国家改造!
著者: 加藤哲郎2014.6.15 ブラジルでワールドカップが始まりました。しばらくマスコミの話題を独占するでしょう。そんな時機を見計らったかのように、安倍首相の改憲工作、集団的自衛権についての自公合意と閣議決定が進められています。
本文を読む日中戦闘機の異常接近、両国発表は依然平行線
著者: 池田龍夫尖閣諸島をめぐる日本・中国の対立。早期解決を願うばかりだが、依然平行線をたどっている。北京発時事電によると、中国国防省の耿雁生報道官は6月12日、東シナ海の公海上空で中国軍の戦闘機が自衛隊機に異常接近したことを受けて談
本文を読む集団的自衛権行使は認められない-平和憲法を護り抜こう
著者: 「リベラル21」同人一同読者のみなさんに訴える 「リベラル21」同人一同 日本を戦争の出来る国に造り変えようとする安倍晋三首相によって、「国の交戦権はこれを認めない」という、われらの平和憲
本文を読む日米政府へ、愚かな辺野古基地建設計画を一日も早く断念せよ。US and Japanese governments, give up the Henoko base construction plan!
著者: 浦島悦子名護の作家、浦島悦子氏から送られた抗議声明を掲載します。英訳はガバン・マコーマック氏によるものです。English translation by Gavan McCormack. 辺野古の浜、柵の向こうはキャンプ・シュワ
本文を読む民主主義を破壊する閣議決定を行わせないために、国民は発言を
著者: 世界平和アピール七人委員会安倍首相が6月11日、他国を武力で守る集団的自衛権を行使できるようにするための憲法解釈の変更を閣議で決定すると明言したことに対し、世界平和アピール七人委員会は12日、「民主主義を破壊する閣議決定を行わせないために、国民
本文を読む「東通原発」再稼働申請が出されたが・・・
著者: 池田龍夫東北電力は6月10日午前、東通原発1号機(青森県東通村)の再稼働に向けた安全審査を原子力規制委員会に申請した。2016年3月の再稼働を目指す。ただ、規制委は敷地内にある破砕帯(断層)が活断層かどうかの結論が出ることが審査
本文を読むNHK監査委員会は籾井NHK会長、百田経営委員の定款等違反行為の差し止めを
著者: 醍醐聡一つ前の記事で書いたように、「NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ」は6月6日、百田経営委員の罷免を求める申し入れをNHK経営委員会に提出した。その折、併せて、NHK監査委員会に対して、籾井NHK会長、百田経営委員
本文を読む「日米軍事一体化」への危惧
著者: 池田龍夫日米同盟の下、集団的自衛権容認は「日米軍事一体化」につながる危険をはらむ。米国の動きは急ピッチ。無人機の三沢基地配備やイージス艦の追加配備などを着々進めている。 オバマ米大統領は訪日時に「尖閣諸島は日米安保条約の対象だ
本文を読むまだ「対米従属」を続けるのか? -対談『転換期の日本へ』を読んで-
著者: 安原和雄対談『転換期の日本へ』の著者が日本の読者に語りかけるものは何か。それは<まだ「対米従属」を続けるのか?>である。この核心をつく問いかけから逃げるわけにはゆかない。今後も「対米従属」を続けることになれば、日本はどうなるの
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