風はいったいどれほどの歳月を吹き続けてきたことだろう。 ただのいっぺんもこちらの思い通りに吹いてくれたことはないけれど、季節の折り目折り目を吹き分けて、光をはこび、匂いをはこび、人びとの胸にさまざまな思いをはこび、
本文を読むスタディルームの執筆一覧
2017年7月8日・世界資本主義フォーラム[宇野経済学とポランニー]のご案内
著者: 矢沢国光報告テーマ「宇野経済学とポランニー」 ●報 告 者・室井遥[東京大学総合文化研究科 博士課程] ●コメンテーター・伊藤誠[東京大学名誉教授] (下掲ウィンドウ右上隅をクリックすると文書全体がポップアウトします) ht
本文を読む数理計画法の双対定理、産業資本と商人資本の対抗――小山昭雄教授の所論に関連させて――
著者: 岩田昌征二つの経済学がある。M(マルクス)経済学とM・M(ミクロ・マクロ)経済学である。最近はM・M経済学が圧倒的に優勢であるが、どうもその社会経済の実生活における知的領導性が急速に失われつつあるようだ。M経済学の方は、その存在
本文を読む「誰」が銃を構え「誰」を撃つのか
著者: 内田弘[1] 湾岸戦争の兵士の証言=「敵」の喪失 [「敵」概念の仮象化] 湾岸戦争に参戦する兵士が出撃する直前に、従軍記者に「なぜ戦うのか」と問われて、「自分がやるべきことをやるだけさ(I will do what I hav
本文を読む書評の書評―『ラカン的思考』に対する玉崎氏の書評への私見
著者: 髭 郁彦アドルフ・ヴェルフリの絵の展覧会を見た後で、滝平二郎のきりえを見たときに抱く安心感という問題について考えてみて欲しい。ヴェルフリの作品だけではなくアール・ブリュットの展覧会に行くと、いつもとても疲れる。それ
本文を読む東北フォーラム(井上明久元東北大学総長の研究不正疑惑の解消を求める会) 新着情報新着情報No.31 2017年6月21日
著者: 大村泉新着情報No.31 2017年6月21日 東北大学本調査委員会調査報告書(2016年12月16日付け)を批判した解説記事(「東北大学調査報告書(2016年12月16日)の井上明久東北大前総長らに『研究不正は無かった』と
本文を読む東北フォーラム(井上明久元東北大学総長の研究不正疑惑の解消を求める会) 新着情報新着情報No.30 2017年6月19日
著者: 大村泉新着情報No.30 2017年6月19日 井上明久東北大学前総長の研究不正疑惑の解消に向けた署名活動が始まりました。昨日、2017年6月18日、日本学術会議会長およびJST(科学技術振興機構)理事長に対して、「10年近く
本文を読む6月24日世界資本主義フォーラム報告サマリ アメリカ資本主義の現況と保守主義回帰
著者: 青山 雫トランプが大統領に就任し、TPP離脱、報復関税への言及、米国内製造業回帰などが提起されてきて、なにやらアメリカ資本主義の変調を思わせる。また世界的なポピュリズムの跋扈を引き起こしているようでもあり、アメリカ一国の経済にと
本文を読む資本主義的国民経済の成立と原理論・段階論(上)
著者: 矢沢国光*2017年6月24日世界資本主義フォーラム報告予稿 1 マルクスは世界商業の歩みの中から資本主義が生まれたとした。宇野弘蔵はこれを引き継いで、商品経済の発展が資本主義社会をつくり出したとする: …近世初期
本文を読む6・26変革のアソシエ講座「新しい労働運動の展望」のレジメ
著者: 堀 利和https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2017/06/a5f01baa6a09c54bcc0c09eabb12cfd1.pdf 全文を表示するには右上記号をクリックしてください
本文を読む『東北大学前総長の論文不正疑惑』について、第三者による真に公正な調査を速やかに行い、日本科学界の信頼を早急に回復することを強く要望します。」という署名活動がネット上で開始されました
著者: 大村泉「日本学術会議会長およびJST理事長: 10年近くもの間 未解決の『東北大学前総長の論文不正疑惑』について、第三者による真に公正な調査を速やかに行い、日本科学界の信頼を早急に回復することを強く要望します。」という署名活動
本文を読むポピュリズムとイデオロギー的同調性に依拠する安倍政権(下)
著者: 盛田常夫憲法改正に隠された魂胆 すべての民族に自衛権があることは議論の余地がない。憲法9条があろうがなかろうが、すべての民族が保有する固有の権利としての自衛権が存在することに変わりはない。 日本が他国への戦争に加担することを
本文を読む世界情勢の新たな局面(「チャイメリカ」)と日本の進路
著者: 合澤清書評:『チャイメリカ―米中結託と日本の進路』矢吹 晋著(花伝社2012) 今日の世界の情勢は、米国と中国の二極を軸に動き始めているように思われる。一方は、軍事超大国ではあるが、新自由主義政策の失敗で「衰退著しい、長期低落
本文を読む津田・国民思想論・8 「近世」の新しさを人は読むことができるか ―津田『平民文学の時代』を読む・1
著者: 子安宣邦1 平民の時代・平和の勝利 「封建の藩籬、階級の桎梏、政令の圧迫があるに拘わらず、国民は到る処に其の間隙を求め其の弱点を発見して、それに向って力を伸ばそうと試みたのである。戦闘の遺風に対する平和の勝利である。政治的権勢に
本文を読むポピュリズムとイデオロギー的同調性に依拠する安倍政権(上)
著者: 盛田常夫知性や知力に富んでいるとはとても言えない安倍政権が長期間にわたって高い支持率を保持してきたことに、首をかしげる人が多い。しかし、現代の政治は基本的にポピュリズムに支えられている。どの国の政治的指導者を見ても、権力を維持す
本文を読むアドルフ・ヴェルフリの絵画とアール・ブリュットの地平
著者: 髭郁彦アール・ブリュット (art brut) あるいはアウトサイダー・アート (outsider art) の巨匠と称されているアドルフ・ヴェルフリ (Adolf Wölfli) の展覧会が東京ステーションギャラリーで、4月
本文を読む東北フォーラム(井上明久元東北大学総長の研究不正疑惑の解消を求める会) 新着情報新着情報No.29 2017年6月10日
著者: 大村泉新着情報No.29 2017年6月10日 『金属』(Vol.87,No.6(2017), p.563-567)に掲載された、齋藤文良、矢野雅文両東北大学名誉教授の論説「東北大学『研究不正疑義の告発に関する調査報告書(20
本文を読む6/10 第300回現代史研究会レジュメ(PDF)
著者: 研究会事務局矢吹晋先生は、中国の「一帯一路」計画を中心に報告して下さることになっています。(以下、PDFレジュメ) https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2017/06/96e6f9b669
本文を読む社会理論学会 第116回月例研究会 2017/6/17開催 負の体系、その解放 ― レジュメ―
著者: 川元祥一社会理論学会 第116回月例研究会 2017/6/17開催 負の体系、その解放 ― レジュメ― 講師 川元祥一 日米戦争敗戦の原因『失敗の本質』(
本文を読む海峡両岸論 第79号 2017.06.06発行 - 中国が「いずも」の活動を標的に 潮目変わり始めた南シナ海 -
著者: 岡田 充南シナ海の「潮目」が変わり始めた。昨年7月の仲裁裁判所の決定で最高潮に達した中国非難の「大合唱」は鳴りを潜めた。中国は東南アジア諸国連合(ASEAN)と、平和的解決に向けた行動規範の枠組みに合意。米トランプ政権は5月25
本文を読む命を知らざれば、君子たることなし
著者: 子安宣邦「子の曰く、命を知らざれば、もって君子たることなし。礼を知らざれば、もって立つことなし。言を知らざれば、もって人を知ることなし。」 これは『論語』堯曰篇の最後の章の言葉である。すなわち『論語』の最終章である。これを私は次
本文を読む「思想史講座」のお知らせー6月のご案内
著者: 子安宣邦*だれでも。いつからでも聴講できる思想史講座です。 *津田の「国民思想の研究」の問題とは、近代日本の国民国家の成立を日本の歴史を辿りながらどう考えるかという問題に帰着するように思われてきました。いまや近世社会の成立の時期
本文を読む『ロシア革命100年の教訓』
著者: 塩原俊彦このほど、『ロシア革命100年の教訓』(Kindle版)を上梓した。そこで、拙著でもっとも強調したかった内容について簡単に紹介したい。これまでのロシア革命分析の多くは政治面からのイデオロギーに染まった分析が多かったように
本文を読む東北フォーラム(井上明久元東北大学総長の研究不正疑惑の解消を求める会) 新着情報新着情報No.28 2017年5月19日
著者: 大村泉新着情報No.28 2017年5月19日 朝日新聞科学欄(2017年5月18日付け)に、東北大の井上明久前総長の研究不正問題を扱った記事「くすぶる 東北大の論文疑惑」が掲載されました。記事では、大学側は井上氏らの研究不正
本文を読む「『資本論』を読む」 講座開講のご案内
著者: 吉村信之5月19日(金)(場所:協同センター・東京 変革のアソシエ東京事務所)から、「変革のアソシエ」にて、2年計画で『資本論』を読みとおす講座を開催します。 第1回は、「序文と『資本論』の方法」というタイトルで、第一部序文をテ
本文を読む東北フォーラム(井上明久元東北大学総長の研究不正疑惑の解消を求める会) 新着情報新着情報No.27 2017年5月15日
著者: 大村泉新着情報No.27 2017年5月15日 フォーラム世話人の大村泉東北大学名誉教授と高橋禮二郎東北大学元教授が記者会見しました。両氏の会見要旨「東北大学の研究不正対応ガイドラインの改訂(改悪)と井上明久前総長の研究不正疑
本文を読む海峡両岸論 第78号 2017.05.08発行 - 「受け身」から「主導」に転換 日本の台湾政策の背景 -
著者: 岡田 充安倍政権の台湾重視政策が目立つ。2017年初め、日台交流の窓口機関「交流協会」の名称変更に続き、3月末には現職副大臣が日台断交後初めて公務で訪台した。日本の歴代内閣の台湾政策は、1972年の日中共同声明など「四つの基本文
本文を読む大阪自由大学通信54号
著者: 池田知隆5月になりました。緑が美しい季節ですが、いかがおすごしです か。大阪自由大学通信53号を送ります。ご笑覧いただければ、幸いです。 (ご縁があった方にBCCで送らせていただいています。 不要の方は、恐縮ですが、空メールにて
本文を読む井上元東北大総長の研究不正疑惑の解消を要望する会 新着情報No.26 2017年4月30日
著者: 大村泉新着情報No.26 2017年4月30日 東北大学は,研究不正防止への文部科学省等の取り組みに背を向け,不正防止策を骨抜きにするガイドラインを制定した。これを放置すれば東北大学の学術に対する信頼が大きく損なわれ、名誉が傷
本文を読む5・13ポスト資本主義研究会:公開シンポジュウム ――青木孝平著『「他者」の倫理学――レヴィナス、親鸞、そして宇野弘蔵を読む』をめぐって
著者: 松田健二日 時 : 2017年5月13日(土) 13時30分~16時30分(開場13時) 会 場 : 専修大学神田校舎7号館7階772教室 http://www.senshu-u.ac.jp/univguide/profile/
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