はじめに 遅ればせながら、松野町夫氏の「権利と right -権利は「権理」としたほうがよい-」を拝読しました。私は20年ほど前、大学のある授業で、「「権利」という訳語は「権理」と訳すべきだった」という話を聞いたことが
本文を読む周回遅れの読書報告(番外その3)
著者: 脇野町善造大学で理科系の教育を受けた(したがって経済学を専攻しなかった)経済研究者は決して少なくない。古くはヒルファディングがそうであるし、ケインズに先立って有効需要の原理を論証したとされるポーランドのカレツキもそうだった。これは
本文を読むFrom the Beginning (Human series)
著者: 若生のり子日中友好協会墨田支部結成5周年記念 「蟻の兵隊」特別上映会
著者:日中友好協会墨田支部結成5周年記念 特別上映会 日本軍山西省残留局題、に正面から斬り込んだ長編ドキュメンタリ- どなたでも お気軽にご参加ください!! 監督のお話もあります cRenUniverse、Inc.
本文を読む「市民」とは誰か
著者: 宇井 宙山口二郎氏が2月6日付東京新聞「本音のコラム」で、東京都知事選について書いている。その中で、共産党が小池晃前参院議員の擁立を決めたことについて、「その立派な人柄は私も知っている。その小池さんには失礼な話で恐縮だが、ちょ
本文を読む2月10日、変革のアソシエ・近現代史講座「冷戦後の世界と日本」のご案内
著者: 増田都子件名、第9回講座を以下のように行います! ご都合のつく方は、どうぞ、ご参加ください。 実は、この日、先日ご案内しました私の「不当免職取り消し」請求裁判の控訴審判決が午後1:10に出ます。この講座の日の方が一年前に
本文を読む米国で排出権取引所が頓挫
著者: とら猫イーチ時事通信(2/1)によれば、「米シカゴ気候取引所(CCX)は31日、市場での温室効果ガスの排出量取引(キャップ・アンド・トレード、C&T)を終了した。」とのことです。http://www.jiji.com/jc/zc?
本文を読む書評 星紀市編「写真集 米軍基地を返還させた砂川闘争」
著者: 塩川喜信「写真集 砂川闘争」(ヤマス文房発行、2,500円)が刊行された。編者の星紀市さんは島田清作さんなどと共に、「砂川を記録する会」で永年活動を続けられ、1996年に「写真集 砂川闘争の記録」(ケヤキ出版)、2002年にDV
本文を読むムスリム同胞団の実像―誤解や危険視を煽るな
著者: 坂井定雄2月4日、カイロ中心部のタハリール(解放)広場を埋めた数万人の反政権デモ。民主化への行動を「いま」起こすようムバラク大統領に迫るオバマ米大統領はじめ、国際的圧力がかつてなく強まる中、ムバラクは、なお居直りを続けている。2
本文を読むチトー主義は進歩か退歩か?―労働者自主管理をめぐって
著者: 岩田昌征ベオグラードの週刊誌ペチャト(2010年12月31日、2011年1月14日)に二号続きで1928年生まれの高名な歴史家ミロラド・エクメチチ教授のインタビューが載っていた。そこでエクメチチは、チトー主義を評して、それはスタ
本文を読む孫崎享氏のTwitterより「TPPと菅首相・エジプト・・・」
著者: 「ちきゅう座」編集部TPPと菅首相 「小泉純一郎氏もこれほど大胆な改革を試みなかった」!。国内でほぼ死に体に近い菅総理をエコノミスト誌絶賛。逆に何故絶賛されるかを日本国民真剣に考える時。五日日経「英エコノミスト誌菅首相のTPP参加方針を評価
本文を読むエジプト「革命」でイスラエルは四面楚歌へ フツペ(ごうまんさ)を見直すとき
著者: 浅川修史中世、欧州のユダヤ人が使用した共通言語がイディッシュ語である。日本人にもおなじみのミュージカル&映画「屋根の上のヴァイオリン弾き」のユダヤ人家族が使用していた言語、カール・マルクスの母親が家庭で使用していた言語ということ
本文を読む中国との付き合い方はこれでいいのか ―チベット高原の一隅にて(100)―
著者: 阿部治平半年ぶりに中国から帰国して日本のメディアに現れた中国像が自分の予想以上に悪いものになっているのに驚いた。中国批判がやたらに多い。論説や解説というよりは悪口雑言に及ぶものがある。内閣府の世論調査によると、中国に親近感を「感
本文を読む2月10日「『扶桑社教科書批判で免職』取り消し請求」裁判判決、傍聴のお願い&団体署名お礼(追加)
著者: 増田都子前回もお知らせしましたが、件名裁判の控訴審判決が ●2月10日((木)13:10~東京高裁822号法廷で出されます。東京高裁民事第2部の裁判官が、歴史常識&常識的日本語読解能力を保有していれば、行政のイヌになり切ったよ
本文を読む1/28反原発自治体議員連盟(準)結成の報告です
著者: たんぽぽ舎たんぽぽ舎も参加-協力している「原発反対自治体議員連盟(準)」が 結成されました。その要旨の報告です。柳田 真 反原発自治体議員連盟(準)が誕生! 盛況。内容豊富な各地域報告・ 1
本文を読む2月26日現代史研究会(講師:板垣雄三氏)のご案内
著者: 現代史研究会事務局第254回現代史研究会 日時:2月26日(土)1:00~5:00 場所:明治大学駿河台リバティタワー・リバティホール(1階の正面) テーマ:「中東は、そして世界は、どこへ行く?―ナイルの市民決起の波紋」 講師:板垣雄三(
本文を読む旧ユーゴスラヴィアの経験と日本のアソシエーション論
著者: 岩田昌征基礎経済科学研究所編『未来社会を展望する 甦るマルクス』(大月書店、2010年)の合評会に出席する機会があった。「よみがえる」という和語を使い、例えば「マルクスのルネサンス」のようなカタカナ語を用いていないところが気に入
本文を読むright と rex
著者: マルタのめだか「right をどう訳すべきか」はともかく、以下は「rightの元々の意味はなにか」の話。 こういうのは、素人にはなかなか解らないんだけど、rightに関しては、バンヴェニストの「インド=ヨーロッパ諸制度語彙集」(翻訳
本文を読む通貨流通の収縮と資金の過剰
著者: 岡本磐男現在の菅政権は、今日の円高デフレからの脱却を主要な政策課題としている。また「みんなの党」の政治家達も日本銀行の金融緩和政策によってデフレ脱却を果たすことが、緊要な課題であるとの見解を提示している。これに対して本稿は、こう
本文を読む「right」は「権利」でも「権理」でもなく「利権」でしょう
著者: 海の大人松野町夫さんの「権利とright-権利は『権理』としたほうがよい」を読みました。翻訳家ですから当然の工夫としての考察なのでしょうが、世の中には似たようなことを考える方が居られるのだと共感致しました。外国語としての様々な言
本文を読むアジア記者クラブ:チュニジア革命からエジプト革命へ このグローバルな動きをどう見るのか
著者: 森広泰平■2011年2月14日(月)18:45~21:00 ■文京シビックセンター・4階ホール(東京都文京区春日1-16-21/地下鉄「後楽園」 ・都営線「春日」駅下車) ■参加費:会員・後援団体・学生1000円、ビジター150
本文を読む中国問題とダボス会議の「悪趣味」──先週の新聞から(14)
著者: 脇野町善造1月22日付けのEconomist に、「中国人民元:小説よりも奇なり」という記事が掲載された。内容自体はそんなに興味のあるものではないが、このなかで、1月16日のWall Street Journal(WSJ)(とワ
本文を読む透明さ欠くNHK会長人事
著者: 藤田博司年明け早々、NHKの会長人事が大もめにもめた。ドタバタのあと新会長は決まったものの、透明さを欠く、いかにもにわか仕立ての人事であることが、いかんなく世に知れ渡った。もめた直接の原因は、この人事を担うNHK経営委員会、とり
本文を読む「失われた二〇年」に挑戦した力作 ―劇団民芸公演 『喜劇 ファッションショー』 を観る―
著者: 半澤健市『喜劇 ファッションショー』の作者木庭久美子は、前作『選択 一ヶ瀬典子の場合』(註)で「安楽死」をシリアスに扱ったが、今回は「マネー」を喜劇として取り上げた。 《60年代のキャリアウーマン》 主役は75歳の独身女性。ビー
本文を読む『流出「公安テロ情報」全データ』の取次販売拒否に抗議する
著者: 高須次郎『流出「公安テロ情報」全データ』の取次販売拒否に抗議する 2010年 1月31日
本文を読むオバマと「ムスリム同胞団」
著者: 安東次郎なにやら「アメリカ右派」のアジテーションのような題目だが、もちろんそんな話ではない。 エジプト情勢は日々急展開しているが、昨日の夜、二人の方からエジプト関連の話を伺った。一人は宗教問題専門家(A氏)、もう一人はエジプト人
本文を読む「松野町夫氏の『「権利」→「権理」』論
著者: 岩田昌征松野町夫氏の「権利」→「権理」論を興味深く読みました。 「権」の第一義は、はかりのおもり、つまり重さの基準であり、「権度」といえば、はかりとものさし、のり、規則を意味しますから、rightの訳語の一部としてこの字が選ばれ
本文を読むいわゆる「陰謀論」について
著者: 中田安彦新年明けましておめでとうございます。ツイッターフォロワーの皆様、年賀状をいただきありがとうございました。本年もよろしくお願い致します。 さて、以前にブログ読者の皆様から、お問い合わせいただきました、「陰謀論」についてです
本文を読む日米美術交流展 Works on paper 2011
著者:日米のアーティスト29名による作品展 2月1日(火)~6日(日)10:00~18:00 (最終日:17:00まで) 会場:文京シビックセンター 東京都文京区春日1‐16‐21
本文を読む「小沢一郎氏を強制起訴―脱小沢人事使えない菅首相」
著者: 瀬戸栄一民主党の小沢一郎元代表は1月31日、検察審査会の2度にわたる「起訴すべし」の議決を受けて東京地裁から検察官役に指定された弁護士によって土地購入をめぐる収支報告書虚偽記載容疑で強制起訴された。 資金管理団体「陸山会」の
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