テント日誌12月20日…「それは死ではなく生の色だ」とゴッホならいうだろう

著者: 経産省前テントひろば

経産省前テントひろば1807日後 「それは死ではなく生の色だ」とゴッホならいうだろう 12月16日(土) 経産省敷地内のケヤキの枝に残る葉もわずかになってきた。鮮やかだった葉の色もおとなしい色調に変わっていた。死にゆく葉

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周回遅れの読書報告(その39) アブラハム・レオンのユダヤ人論

著者: 脇野町善造

 アブラハム・レオンの『ユダヤ人と資本主義』を読んだ時の話である。この本は、第4インター・ベルギー支部の中心的活動家だった著者が、僅か26才でナチの手によって殺されるまでの、ほんの短い時間のうちに、書き上げた本である。非

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圧倒的支持をえた独立への苦難の戦い続く - クルドとカタルーニャ、歴史的住民投票その後 -

著者: 坂井定雄

2017年も、世界中で現在と将来にかかわる重要な、歴史に残る出来事が発生した。この秋、イラクのクルド自治区と、スペインのカタルーニャ自治州では、民族国家独立を目指す歴史的な住民投票が民主的に実施され、どちらも圧倒的多数の

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アベ政権をパワフルに笑い飛ばす「ウーマンラッシュアワー」

著者: 澤藤統一郎

☆見たか、聞いたか。ウーマンラッシュアワー。 ★ウーマンがラッシュアワーで、いったいどうした。 ☆この動画を見てみろよ。 ★なんだ、たかが漫才か。 ☆漫才だけれど、たかがではない。これがすごい。 ★すごいってなんだ。話題

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  ◇記者会見・意見交換会◇ 原子力市民委員会 『原発ゼロ社会への道 2017 ―― 脱原子力政策の実現にむけて』

著者: 田中一郎

原子力市民委員会は、12月25日に『原発ゼロ社会への道 2017 ―― 脱原子力 政策の実現にむけて』を発表することとなりました。こちらは、2014年に発行 した「脱原子力政策大綱」の続篇であり、展開となります。 『原発

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緊急案内】」12.27規制委緊急抗議行動~東電柏崎刈羽原発の再稼働を認めるな~

著者: kimura-m

(重複送信お許し願います。転送・転載を歓迎します) いよいよ12月27日に柏崎刈羽原発の設置変更許可を認可するようです。 それで、再稼働阻止全国ネットワーク(と原子力規制委員会毎水曜昼休み抗議行動)で 27日(水)10時

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『資本論』150年、ロシア革命100年の日本は、「ファシズムの初期症候」に溢れていた!

著者: 加藤哲郎

2017.12.15  年の瀬です。先日、明治大学での現代史研究会で、研究上の大先輩、水田洋さんと伊藤誠さんに、久しぶりでお会いしました。2012年に亡くなったイギリスの歴史学者エリック・ホブズボームの遺著『いかに世界を

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(177)

著者: 本間宗究(本間裕)

ビットコインのバブル相場 「2017年の特徴」としては、「ビットコインのバブル相場」が指摘できるようだが、実際には、年初の「約1000ドル」が、現在では、「約10倍の10000ドル前後」にまで急騰しているのである。そのた

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【報告】「イージス・アショア」閣議決定に官邸前抗議(連帯メッセージも)

著者: 杉原浩司

12月19日午前、陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の閣議決定が強行されました。閣議決定直前に行った「イージス・アショアの閣議決定をやめろ!官邸前緊急行動」(呼びかけ:大軍拡と基地強化にNO!アクション

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<談合>大きなものから、小さなものまで、どこまで続く

著者: 内野 光子

<談合>大きなものから、小さなものまで、どこまで続く ゼネコン4社によるJR東海のリニア新幹線工事をめぐる談合のニュースが連日続いている。総工費9兆円にも及ぶというから、そこに群がるゼネコンは、醜悪な談合の歴史にまた大き

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青山森人の東チモールだより…もたつく展開、たんなる泥仕合か、それとも何かの機をうかがう時間稼ぎか?

著者: 青山 森人

青山森人の東チモールだより  第362号(2017年12月19日) もたつく展開、たんなる泥仕合か、それとも何かの機をうかがう時間稼ぎか? ソモツォ防衛大臣の失言、その後 12月初めにも、「政府計画」が二度目の拒否にあう

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商社マンの幻視で表現した戦後七〇年 - 浅田次郎著『おもかげ』を読む -

著者: 半澤健市

 浅田次郎の作品を初めて読んだ。泣いた。 主人公は退職歓送会の帰路、脳梗塞で倒れる。作者は、死の床にある男の脳裏に浮かぶ回想と幻影を描いていく。その内容は、少年時代から現在に至るまでの65年の人生の、思い出深い場面である

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カネのちからによる言論介入を許してはならない。 ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第116弾

著者: 澤藤統一郎

東京メトロポリタンテレビジョン(MXテレビ)が今年(2017年)1月2日放送の「ニュース女子」について、BPOが「重大な放送倫理違反があった」とする意見書を公表した件。これは看過してはならない大きな事件であり問題なのだ。

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伊方原発に関する広島高裁の仮処分決定と大分での裁判闘争

著者: 安岡正義

去る12月13日、広島高裁は、伊方原発の運転差し止めを命じる画期的決定をくだした。この決定は新聞やテレビニュースでも大々的に報道され、全国各地で行われている類似の脱原発裁判への波及が期待されるところである。お馴染みの集団

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東京「君が代」裁判(第4次訴訟)控訴理由書完成

著者: 澤藤統一郎

弁護団を組んでの大型訴訟は、学ぶところが多いし面白い。弁護士の経験の伝承の場でもある。しかし、弁護団には特有のマネージメントの負担が大きい。これだけで一苦労だ。この苦労を一身に背負うのが弁護団事務局長。誰かが引き受けなけ

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自滅しつつあるスペインの二つのナショナリズム(5)

著者: 童子丸開

バルセロナの童子丸です。 カタルーニャ情勢について、新しい記事をまとめましたのでお知らせします。12月21日の州議会選挙まで残りわずかですが、選挙直前までの様子を中心に、この独立運動の意味についての考察を交えて書き留めま

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