書評の書評―『ラカン的思考』に対する玉崎氏の書評への私見

著者: 髭 郁彦

  アドルフ・ヴェルフリの絵の展覧会を見た後で、滝平二郎のきりえを見たときに抱く安心感という問題について考えてみて欲しい。ヴェルフリの作品だけではなくアール・ブリュットの展覧会に行くと、いつもとても疲れる。それ

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テント日誌6月24日…安倍政権はようやく坂を転がりはじめた

著者: 経産省前テントひろば

経産省前テントひろば1807日後 大雨の中の座り込み パラソルチェアについて評定 6月21日(水) 今日は大雨の座り込みとなった。テント撤去以来、水曜日は晴れの日ばかりで、本格的雨ははじめて。それにしても雨は強く、風もあ

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ファシズムは死語になったのか(4) ― 世界平和七人委員会アピールの肉声 ―

著者: 半澤健市

 2017年6月11日の本ブログで、岩垂弘氏が、「世界平和アピール七人委員会」が発信した「共謀罪」法案審議への抗議アピールを紹介している。緊迫感に溢れたアピールであり、私は共感して読んだ。このあと、本件に関し、七人委員会

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SJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】214 国際麻薬乱用・不正取引防止の日

著者: 平田伊都子

 6月26日は国連が決めた<国際麻薬乱用・不正取引防止の日>です。 この日に先立つ6月22日、国連ニューヨーク本部で、UNODC(ユーエヌオーディーシ)国連薬物犯罪事務所による、麻薬不正取引とテロに関する報告がありました

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《連続シンポジウム第13回》 検証:高浜原発再稼働をめぐる2つの「判決」――再稼働ラッシュを止めよう!

著者: kaido

《連続シンポジウム第13回》 ======================== 検証:高浜原発再稼働をめぐる2つの「判決」     ――再稼働ラッシュを止めよう! ======================== htt

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「後法は前法を破る」―9条3項の新設は2項を破ることになる。

著者: 澤藤統一郎

学生時代の親しい友から電話がかかってきた。 友「安倍晋三が、『加憲的な9条改憲』ということを言いだしたろう。あれは、いったいどういうことなんだ?」 私「9条1項の戦争の放棄、9条2項の戦力不保持には手を付けずにそのまま残

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愛媛玉串料訴訟大法廷判決から20年。いま、その意義を考える。

著者: 澤藤統一郎

本日は、久しぶりの松山。愛媛弁護士会が主催し日本弁護士連合会共催のシンポジウム「安保法制が成立した今、愛媛玉串料訴訟最高裁判決の意義を考える」に招かれての出席。朝羽田を発っての日帰りだったが、まだ身体は元気なのがありがた

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スペインのクソ暑い6月(1):ますます支離滅裂になる国

著者: 童子丸開

いきなり下品な題名で申し訳なかったのですが、お読みになればお分かりになる通り、こうでも言いたくなるような状況です。ただ、この「クソ」状態がモロ出しになるところがスペインの面白さで、本当に愛すべき国です。 この『スペインの

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なぜ、いま、「斎藤史」なのか~6月12日の「大波小波」に寄せて

著者: 内野光子

「大波小波」では もう、十日以上も過ぎてしまったので、旧聞に属するが、6月12日『東京新聞(夕刊)』の匿名のコラム「大波小波(魚)」は「<濁流>に立つ言葉」と題して、斎藤史の『魚歌』(1940年)と『朱天』(1943年)

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国会が終わり、世論調査も出そろった、忘れてはいけない!

著者: 内野光子

政治への不信、安倍政権への憤りから、ともかく二つの一覧を作成してみた。政権は、国会が終わりさえすれば、共謀罪も、森友・加計問題も、国民は忘れてしまうだろうと、タカをくくっている。本当にそれでいいのか。 メデイア各社の6月

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テント日誌6月20日…てんこ盛り 森友加計の 不正疑惑

著者: 経産省前テントひろば

経産省前テントひろば1807日後 共謀罪に委縮せず反原発を高らかに訴える  6月16日(金) 朝11時から「eシフト」が日比谷図書館で「要請:エネルギー基本計画見直しに民主的プロセスと市民参加を」と訴える記者会見をした。

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沖縄「慰霊の日」に 大田昌秀さんを偲ぶ 沖縄国際平和研究所に協力を Remembering Ota Masahide, 1925-2017

著者: ピースフィロソフィー

前回の投稿では、元沖縄県知事の大田昌秀さんの2010年のインタビュー、未発表の日本語版を紹介しました。沖縄時間でその2日後、6月12日、92歳の誕生日に、大田さんは永眠されました。沖縄戦体験者として、ジャーナリストとして

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大分県立竹田高等学校剣道部熱中症致死事故について――福岡高裁での控訴審

著者: 安岡正義

本年の1月25日、「大分県立竹田高等学校剣道部熱中症致死事故について」と題する筆者の記事を、当サイトに掲載していただいた。そこでは、大分県知事と大分県教育委員会委員長宛の公開質問状を「参考(2)」としてご紹介した。当該裁

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あ、騙された・・・  アルジェリアのパロディ新聞エル・マンシャール(EL MANCHAR )

著者: 村上良太

 インターネット空間には真偽不明かつ玉石混交の情報が日々飛び交っています。昨秋、筆者も思わず騙されそうになりました。その情報とはTVを中心に露出度が高い、フランスの著名な右翼論客、エリック・ゼムール氏が自殺を試みたという

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文京区議会の偉大な第一歩ー『共謀罪』への反撃

著者: 澤藤統一郎

本日(6月22日)、文京区革新懇事務局からご報告を受けた。 本日の文京区議会本会議で、「組織的犯罪処罰法(共謀罪の趣旨を含む)の廃止を求める請願」採択の議決があったとのこと。これは快挙だ。さすが、わが地元の議会。立派なも

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安倍内閣の支持率はなぜ高いのか(8) ―自民党リベラル・小磯国昭・セールスマンの夢―

著者: 半澤健市

《自民党リベラル派の発言》  ■安倍総理が言う,「憲法改正は自民党の結党以来の党是」といったことはまったくの間違いということも指摘しておきたいと思います。/自由民主党は1955年に自由党と日本民主党が合併してきた政党です

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東北フォーラム(井上明久元東北大学総長の研究不正疑惑の解消を求める会) 新着情報新着情報No.31 2017年6月21日

著者: 大村泉

新着情報No.31  2017年6月21日 東北大学本調査委員会調査報告書(2016年12月16日付け)を批判した解説記事(「東北大学調査報告書(2016年12月16日)の井上明久東北大前総長らに『研究不正は無かった』と

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東北フォーラム(井上明久元東北大学総長の研究不正疑惑の解消を求める会) 新着情報新着情報No.30 2017年6月19日

著者: 大村泉

新着情報No.30 2017年6月19日 井上明久東北大学前総長の研究不正疑惑の解消に向けた署名活動が始まりました。昨日、2017年6月18日、日本学術会議会長およびJST(科学技術振興機構)理事長に対して、「10年近く

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加計問題の行方、これでいいのかはぐらかしの安倍首相答弁、文科省に責任を振る、二転三転の菅官房長官答弁(5)

著者: 内野光子

6月13日、シンポ「森友問題の幕引きは許さない!」終了、これからは 話はやや前後したが、このブログ記事(6月5日)でも案内した13日のシンポは、国会内外騒然とした中の第一衆議院議員会館で開催された。あいにくの雨模様であっ

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加計問題の行方、これでいいのか~はぐらかしの安倍首相答弁、文科省に責任を振る、二転三転の菅官房長官答弁(4)

著者: 内野光子

「ワーキンググループのヒアリング」「分科会」っていうけれど 安倍首相は、加計問題に一切関与してないとの説明の中で、参院のどの委員会であったか、「分科会、分科会では、議員はご存じないかも知れないが、ご存じないでしょ」と得意

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6月24日世界資本主義フォーラム報告サマリ アメリカ資本主義の現況と保守主義回帰

著者: 青山 雫

トランプが大統領に就任し、TPP離脱、報復関税への言及、米国内製造業回帰などが提起されてきて、なにやらアメリカ資本主義の変調を思わせる。また世界的なポピュリズムの跋扈を引き起こしているようでもあり、アメリカ一国の経済にと

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