「天命」を知ることー論語・季氏第八章「畏天命」について 

著者: 子安宣邦

君子は「天命を畏れる」といい、また君子とは「命を知る」ものだという孔子の言葉は、『論語』が私たちに伝えるもっとも大事な思想的メッセージである。孔子が究極的な超越者「天」をもっていることを私たちは『論語』のいくつもの場面で

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紅葉のシーズンは終わったはずだが~久しぶりの京都(2)平等院から三月書房へ 宇治上神社から平等院へ

著者: 内野光子

「山宣」墓参の後は、「花やしき」の山本氏と別れ、部屋の窓から見えていた朱塗りの喜撰橋を塔の島へと渡る。辺りは護岸工事たけなわで、観光シーズンを外して実施しているとのこと。対岸へは、朝霧橋を渡る。橋の下は、天ケ瀬ダムからの

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紅葉のシーズンは終わったはずだが~久しぶりの京都(1)宇治の「花やしき」へ

著者: 内野光子

結婚して間もないころ、宇治を訪ねた折、山宣のお墓にはお参りしたが、その生家の旅館「花やしき」は何となく敷居が高く、前を通り過ぎただけだった。今回の京都行きでは、ぜひ泊まってみたいというのが、目的の一つだった。ランチは、娘

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辺野古違法確認訴訟:最高裁判決は翁長知事に埋立承認取消の取消を命じるものではない。Henoko Lawsuit Supreme Court Ruling Does Not Require Governor Onaga to Cancel His Landfill Permit Cancellation

著者: ピースフィロソフィー

12月21日『琉球新報』3面に掲載されたブログ運営者の評論を紹介します。ガバン・マコーマック氏による英訳を下に記します。Here is an article printed in the December 21 edit

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【緊急拡散お願い】日本は南スーダンへの武器禁輸決議を妨害するな!

著者: 杉原浩司

【緊急拡散お願い】 日本政府は南スーダンでのジェノサイドをくい止めるための武器禁輸決議 を妨害するな! <岸田外相と外務省に大至急声を届けよう!> 大緊急の呼びかけです。報道されている通り、国連がジェノサイド(大量 虐殺

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【報告】院内ヒアリング集会「使用済み核燃料を問う~核のゴミを放置して原発稼働してはいけない~」

著者: kimura-m

経産省前テントひろばが12月20日(火)に実施した院内ヒアリング集会の報告です。 是非ご欄願います。 ●2016年12月20日(火)対経産省・資源エネルギー庁ヒヤリング 使用済み核燃料問題について(報告) 淵上太郎 今回

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安倍とオバマの「真珠湾」  ― 2016年の「敗戦」に思うこと ―

著者: 半澤健市

 2016年5月の、原爆投下への謝罪なきバラク・オバマ米大統領の広島訪問。それへの答礼たる、安倍晋三首相の同年12月の真珠湾訪問。この首脳外交は、戦後の日米関係=日本の対米隷従を、見事に表現する事件である。いまから数日後

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【原子力資料情報室声明】 高速増殖原型炉もんじゅ廃炉決定 ―政府は現実を受け入れ、核燃料サイクルから撤退を―

著者: 松久保

本日12月21日、原子力資料情報室は下記の声明を発表しましたので お知らせいたします。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 原子力資料情報室 声明 高速増殖原型炉もんじゅ廃炉決定 ―政府は現

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(143)

著者: 本間宗究(本間裕)

煩悩即菩提 仏教には、「煩悩即菩提」という言葉があるが、このことは、「悩みや苦しみを経験すると、完全な英知を持った悟りのレベルにまで達成可能である」ということを意味している。別の言葉では、「大乗仏教」が教えるとおりに、「

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テント日誌12月19日…淡々とだが続いている座り込み

著者: 経産省前テントひろば

経産省前テントひろば1807日後 淡々とだが続いている座り込み現場である。 12月17日(土) Kさんが「荒川区でヘイトデモがあるらしい。カウンターには人数が少ないけれどせめて監視だけでも。一時過ぎにそちらに行きたいのだ

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海峡両岸論 第72号 2016.11.24発行 米一極支配終わり取引外交開始 米中の陰で日本は脇役に

著者: 岡田 充

ドナルド・トランプ(写真facebookから)の勝利は、下降し続けてきた米国による一極支配時代の終末を決定づけた。支離滅裂に見えるトランプの登場で、米国は「イデオロギー外交」から実利重視の「取引(ディール)外交」に転じ、

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司法は権力から独立しているのか。ー辺野古訴訟最高裁判決の示すもの

著者: 澤藤統一郎

「あたらしい憲法のはなし」を、ときおり読み返す。今日は、辺野古訴訟の最高裁判決を受けて、その「十一 司法」を読んでみた。 日本国憲法の施行が1947年5月。その年の8月に、新制中学校1年生用の社会科教科書として文部省が編

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【重要】辺野古埋め立て「違法確認訴訟」最高裁で県が敗訴しても知事は判決を理由に埋立承認取消を取り消すことはできません/させてはいけません―元裁判官仲宗根勇氏との問答 Govenor Onaga cannot/must not cancel his Henoko reclamation permit cancellation using the Supreme Court decision against him

著者: ピースフィロソフィー

沖縄の元裁判官で連日高江や辺野古の現場で基地建設に抵抗してきている仲宗根勇(なかそね・いさむ)氏と、9月16日の辺野古埋め立て「違法確認訴訟」高裁判決直後に仲宗根氏が高江で行ったスピーチと、私とのQ&Aをまとめたこの原稿

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IPPNW/(核戦争防止国際医師会議)PSR (社会的責任を果たすための医師団 )による報告書  ” 5 Years Living with Fukushima ( フクシマと共に生きる5年間 ) ” から

著者: グローガー理恵

今年の3月、IPPNWドイツ支部 とPSR 米国支部が共同で “ 5 Years Living with Fukushima ( フクシマと共に生きる5年間 ) ” と題された報告書を公表した。報告書は、二人の共著者、I

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