ジョニーが死んだ-はみ出し駐在記(63)

著者: 藤澤豊

出張先のモーテルからローラに電話した。「今度の土曜日に遊びに行きたいけど、何か予定でも入ってる?」特別予定が入っていることなどないと思いながらも、前もって確認もせずに行くのは気が引ける。確認もせずに行って、もしいなかった

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パリにおける不幸:民衆による民衆殺し

著者: 岩田昌征

無差別テロが「流行」している。不謹慎な言い方だが、そう感じる。世の識者は、自称イスラム国と関連付けて論じる。イスラム国もそう公言している。 私の実感では、あくまできちんとした分析をふまえた判断ではないが、無差別テロの「流

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パリの空の下、シリアの空の下 市民の血が流れる、、

著者: 平田伊都子

 「パリの空の下」というシャンソンをエディット・ピアフで聞きながら、パリの空の下とシリアの空の下で起こっていることに想いを巡らせてみます。 このシャンソンは、「パリの空の下、セーヌは流れる」というジュリアン・デュヴィヴィ

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11/29 道をあけろ 私たちを逮捕するな―戦争法制と9.16国会前弾圧を考える(茨城・つくば)

著者: 戦時下の現在を考える講座

・と き   : 11月29日(日)14時-16時30分 ・ところ   : つくば市立吾妻交流センター 大会議室 (つくば市吾妻1-10-1、TX線つくば駅前 つくばセンタービル4F) ・参加費  :500円 ・お話  

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テント日誌11月15日…テント前で平和・原発・原爆の学習フィールドワーク

著者: 経産省前テントひろば

経産省前テントひろば1527日 テント前で平和・原発・原爆の学習フィールドワーク   朝まで降り続いていた雨が10時頃テントに着いたときは止み昼ごろには青空になった。そして風もなく暖かかったので幸いだった。 9

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『愛と痛み 死刑をめぐって』辺見庸・著 毎日新聞社・刊

著者: 阿部浪子

 なぜ考えようとしないのか。著者、辺見庸氏は、個をなくし世間に埋没して生きる私たちの日常の怠惰を、激しくたたいてくる。個がないところに愛はありえないと言う。  著者は、脳障害で入院中に愛と痛みについて思いをめぐらし、無価

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中国よ、どこへ行く? 『現代中国のリベラリズム思潮-1920年代から2015年まで』出版記念シンポジウム

著者: 明治大学現代中国研究所

中国よ、どこへ行く? 『現代中国のリベラリズム思潮-1920年代から2015年まで』出版記念シンポジウム 明治大学現代中国研究所主催、藤原書店共催 日 時 : 12月6日(日)、午前 9時半 ~ 午後 5時半 場 所 :

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TPPの大筋合意によって日本のデフレ脱却は困難となるだろう

著者: 岡本磐男

3年前に成立した安倍政権がアベノミクスを経済戦略としたのは、デフレ脱却のためとされていた。デフレ下においては労働者の賃金が上がらず、消費需要も増えないため経済が活性化せず経済成長が鈍化するためというのである。それ故アベノ

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イスラム過激派テロを戦争で根絶できるか - 西欧の植民地支配に対する積み重なった怨念- 

著者: 伊藤力司

短時間で129人もの生命を奪ったパリ同時多発テロに、オランド仏大統領は戦争を布告した。だが犯行声明を出した「イスラム国」(IS)を戦争で根絶できるだろうか? 答えはノーである。オバマ米大統領、キャメロン英首相、プーチン露

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テント日誌11月14日…脱原発川内通信 早朝の地震・津波速報

著者: 経産省前テントひろば

経産省前テントひろば1524日 脱原発川内通信 早朝の地震・津波速報 ヅシンと身体に響く揺れ、地震だと飛び起きた。(05:55) 夜来の雨、外は未だ暗い。防災無線が何か喋っているのだが、テントのある久見崎海岸からは遠く、

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人道危機の主犯はアサドとその政権 - シリア紛争解決への転機に② -

著者: 坂井定雄

これほど残酷なシリアでの人道被害を生み出した主犯は、バッシャール・アサド大統領とその政権だ。もしアサドが、2011年に始まった「アラブの春」で民主化勢力と妥協し、過酷な流血の弾圧ではなく、話し合いによって、政治活動や言論

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何のために開催するのか東京五輪 - 未だにはっきりしない開催の意義づけ -

著者: 岩垂 弘

 2020年夏季オリンピックの東京開催が国際オリンピック委員会(IOC)総会で決定してから、すでに2年余。本来なら、開催に向けた準備作業が順調に進んでいていい時期なのに、もたもたしている。大会に向けた新国立競技場建設計画

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テント日誌11月10日(火) 経産省前テントひろば1522日

著者: 経産省前テントひろば

段々と年末が近づくテントだが… 忘年会の知らせが、ちらほらと舞い込む季節になった。今年はどうだったかと自然と回顧していることもあるが、どうやら「今年は良かった」とは思えることは少ない。そういう感慨を持つ人の方が多いのでは

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