3月15日の対ハプスブルグ独立戦争記念日で、オルバン首相は政権を批判する「政治家、裁判官、ジャーナリスト」を外国のお金で買収された「虫けら」と呼び、「復活祭の大掃除でこの虫けらどもを追い払う」と宣言した。まさにプーチン張
本文を読むプーチンの執筆一覧
「秘密工作に充てる財政規模は、戦争に比べると、圧倒的に少ない額で済む」
著者: 合澤清書評:『世界を変えたスパイたち』春名幹男著(朝日新聞出版2025.2) この本の副題は「ソ連崩壊とプーチン報復の真相」である。つまり、これはスパイにまつわる近現代史について書かれたものではなく、あくまでソ連崩壊の直前から
本文を読む中国が考えるウクライナ問題
著者: 阿部治平ーー八ヶ岳山麓から(512)ーー 2月25日、中国共産党準機関紙「環球時報」は3人の研究者を招き、「バランスの取れた効果的で持続可能な欧州の安全保障構造はどのように構築されるか」というテーマでウクライナ問題を論じさせた。
本文を読むプーチンの「いんちき対話路線」に加勢? ―危ういグローバルサウスの登場
著者: 田畑光永はやいもので、ロシアのプーチン大統領が「特別軍事作戦」と称して、隣国のウクライナへ突如攻め込んでからそろそろ2年半である。我々はその間、キーウをはじめウクライナの各地で民家や病院が情け容赦なしにミサイルの砲弾を撃ち込ま
本文を読む書評 『ナワリヌイ』プーチンがもっとも恐れる男の真実
著者: 三上治『ナワリヌイ』ヤン・マッティ・ドルパウム、モルヴァン・ラルーエ,ベン・ノーブル 熊谷千寿(訳) (1) ナワリヌイは弁護士でロシアの政治家である。プーチン体制に反対する反体制の政治家でもある。2020年の8月20日に飛行
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】568 バイデンのろくでなし
著者: 平田伊都子2月12日、バイデンがネタニヤフ・イスラエル首相を<ろくでなし>と罵りました(米NBC・TV)。 IJC国際司法裁判が「ジェノサイド(大虐殺)を止めろ」と、命じた1月26日以降もガザの住民と避難民を殺し続けるネタニヤフ
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】543 BRICSにガリ西サハラ難民大統領が参加!
著者: 平田伊都子ブラヒム・ガリSADR西サハラ大統領兼ポリサリオ戦線事務総長は、BRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)からアフリカ大陸の指導者に送られた公式の招待状を受け取り、8月22日から24日まで開催された第15
本文を読む世にもおそろしいものは ― 他人(ヒト)のせいにできないこと
著者: 田畑光永『日本経済新聞』1月4日の朝刊に「今年の10大リスク」という記事が載っている。ご覧になった方もおられるだろうが、読んで考えたことを書かせていただく。 記事は国際政治学者のイアン・ブレマー氏が率いる米政治リスク調査会社
本文を読むミサイル騒ぎの1人芝居 北朝鮮はまさかあの男に踊らされているのでは
著者: 田畑光永新年。日本はおおむね好天に恵まれたようだが、ミサイルにおびえながら、極寒の中で電気や水にも不自由しているウクライナの人々に、どうしても思いが行く。かつて戦場とは当事国以外には概して「遠きにありて思うもの」であった。しか
本文を読む死せる孔明生ける仲達を走らす――ブレジンスキー対プーチン――
著者: 岩田昌征今日、全世界が眼前に目撃する露宇戦争、すなわちプーチン侵略は、社会主義ソ連と社会主義ユーゴスラヴィアの解体、それに続く資本主義移行期のロシア連邦と新ユーゴスラヴィア(セルビアとモンテネグロからなる連邦国家)が北米西欧の
本文を読む『プーチン3.0』から『ウクライナ3.0』へ 連載 下 ゼレンスキー政権の内幕
著者: 塩原俊彦ゼレンスキーによる情報統制 前述のビデオ演説のなかで、ゼレンスキーは、2022年3月18日に採択された国家安全保障・国防評議会の決定「国家の情報セキュリティに対する脅威の無力化について」と「戒厳令下での統一情報政策の実
本文を読む『プーチン3.0』から『ウクライナ3.0』へ 連載 上 全体主義化するゼレンスキー政権
著者: 塩原俊彦「『プーチン3.0』から『ウクライナ3.0』へ」というタイトルで、ウクライナに焦点をあてた論考を二度に分けてこのサイトで公開したいと思う。その理由は、『プーチン3.0』という400字換算700枚ほどのウクライナ戦争にか
本文を読む緊急出版 『プーチン3.0』のご紹介
著者: 塩原 俊彦4月25日ころ、『プーチン3.0』が社会評論社から刊行されます。まず、電子書籍版として、5月下旬には実物版として、上梓される運びとなっています。 2014年に『ウクライナ・ゲート:「ネオコン」の情報操作と野望』、20
本文を読む「中国はプーチンと手を切れ」――中国政府シンクタンクメンバーの提言
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(365)―― はじめに 中国政府は、「NATOの東方進出がウクライナ戦争の始まりだ」と、NATO とりわけアメリカを非難してロシアの肩を持ち、他方で「国家主権と領土保全」を主張してウクライナに秋波
本文を読むプーチン大統領はなぜハンガリーのオルバン首相を冷たくあしらったか ―きびしいが分かりやすいロシア流?
著者: 盛田常夫先日のロシアにおけるロシア・ハンガリー首脳会談でのテーブルの距離、記者会見における両首脳の距離は、ロシア側のハンガリーに対する冷遇をこれ見よがしに演出したものであった、とハンガリーでは受け取られている。 ロシアを全面
本文を読むプーチン 心配すんな!Don’tworry,beHappay!楽しくやろうぜ!
著者: 平田伊都子2017年6月8日午前10時(ワシントン時間)、<米大統領選挙でのトランプ陣営とロシアの関係>を巡る捜査に関して、アメリカ上院の委員会がコミーFBI(連邦捜査局)前長官の公聴会を行ないました。 トランプ米大統領を引き摺
本文を読む安倍の功名心外交をやめさせよう ― 後戻りした北方4島問題
著者: 田畑光永暴論珍説メモ(154) 今度こそ目に見える成果がありそう、と安倍政権が鳴り物入りで期待を盛り上げたプーチン訪日。さすがに直前になって安倍首相本人も目論見外れに気が付いて、国民の熱をさまそうとはしたが、終わってみればこれ
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