2015.7.15 地方出張中ですが、緊急に、抗議の更新・加筆です。安保法制が、衆院特別委で強行採決されました。暴挙です。世論の圧倒的多数は、他国で戦争をするための違憲法案に反対です。与党の支持者でも、この法案には疑
本文を読む安保の執筆一覧
今こそ国会へ ー安保関連法案の採決迫る-
著者: 岩垂 弘自民、公明両党は、7月15日(水)にも国会で審議中の安保関連法案を衆院特別委員会で採決する構えだが、同法案に反対する市民団体や労働組合は「とめよう!戦争法案 集まろう!国会へ」をスローガンに、同月14日(火)から26日
本文を読む戦争法案を通してはならない
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」第45号 安倍首相は、国民の6割以上が“まだわからない“と言っているのに、強行突破をしようとしている。明白な憲法違反を違反でないと言い張り、具体的な戦場の場面はまともに説明できない。兵站基地
本文を読む憲法違反で言論統制に連なる戦争立法は廃案に!
著者: 加藤哲郎2015.7.1 安保法制の憲法違反についての認識は、広がってきました。どの世論調査でも、今国会では廃案、ないしもっとじっくり討議をという声が、多数を占めています。しかし、安倍首相は強気です。国会会期を9月末まで大幅延
本文を読むますます強まる「いやな感じ」だが、抵抗はする
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(149)―― この6月の村議会に「憲法9条を守る会」は、「集団的自衛権行使容認の閣議決定を取り消し、集団的自衛権行使のための戦争立法を行わないことを求める意見書提出を求める請願」をだした。だが15日の
本文を読む安倍首相の幼稚な答弁と議論
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」第44号 現在国会に提出されている「安保法制」諸案について、衆議院特別委員会と党首討論で、安倍首相は岡田氏や志位氏に、べらべらとしゃべりまくっている。だが質問に対して何ひとつ明確に答えない。
本文を読む生協組合員からも「安保法案は廃案に」の声 -組合員有志が全組合員に向けて緊急アピール-
著者: 岩垂 弘日本における最大の市民団体は日本生活協同組合連合会(日本生協連)である。傘下の地域生協は132を数え、その組合員総数は2000万人を超す。購買事業以外にもさまざまな社会的課題に取り組む活動を続けているが、安倍政権が推進
本文を読む安保廃案と安倍打倒への小さな提案 ―「やれることを地道に飽きずに」実践の勧め―
著者: 半澤健市《安保法制は破綻した―しかし政権には数がある》 安倍晋三内閣の安保法制案は理論的に完全に破綻した。 第一に、憲法学者の95%が法案を「違憲」としているのに、政府側の反論が全く説得力を欠いているからである。安倍首相は「合憲
本文を読む安保法案はなんとしても廃案に -「声なき声の会」の集会で反対の声相次ぐ-
著者: 岩垂 弘55年前の安保条約改定阻止運動(60年安保闘争)の中で生まれた反戦市民グループ「声なき声の会」による恒例の「6・15集会」が、6月15日夜、東京・池袋の豊島勤労福祉会館で開かれた。折りから、集団的自衛権行使を認めるため
本文を読む■短信■ 声なき声の会 6・15集会
著者: リベラル21・声なき声の会「声なき声の会」は1960年の日米安保条約改定阻止運動(60年安保闘争)の中で生まれた反戦市民グループ。運動が終息した後も「日米安保条約反対」と、60年安保闘争の中で死亡した東大生・樺美智子さんへの追悼を掲げて毎年6月
本文を読む平和法案という名の戦争法案をつくる安倍首相
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」第41号 五月二十七日、うちにいられたので、衆議院特別委員会のテレビ中継の一部を見た。いくつかの野党の代表が安保法案への疑問を突き付けるなか、共産党の志位委員長の質問が最も鋭く、問題の本質をつ
本文を読む戦後70年、君に日本の恥部が見えるか - 自立自尊の精神を失った日本
著者: 盛田常夫1966年に大学へ入学するまで、アメリカの占領下にある沖縄では誰もが英語を話すものだと思っていた。クラスに沖縄から「留学」してきた同級生がいて、自分の無知を恥じたことを良く覚えている。沖縄は日本本土から切り離されて、アメ
本文を読む日本国憲法も日米安保も、事実上改訂された!
著者: 加藤哲郎2015.5.1 安倍首相の訪米、日本のマスコミ報道では、おおむね大成功との評価です。議会演説のパフォーマンスは、スピーチライターの腕で、ハリウッド風のエピソードを散りばめた45分間の英語演説に仕立て上げられました。
本文を読む「尖閣は安保の対象」について/安保による『日本防衛』とは
著者: 安東次郎クリントン長官の「尖閣は安保の対象である」という発言(28日)があり、日本の親米(従米)派は「これで米軍が尖閣に出動することがあきらかになった。ネット上での一部の反米派の言論(尖閣に米軍が出動するとは限らない)には根拠が
本文を読む暑いだけで何もない夏ですが…
著者: 三上 治「今年の梅雨は、思いがけなく早くあがって、連日のように猛暑が続く。そして気象通報に『真夏日』という声を聞くことが多くなった。これは気温三十度を超える日を指すことに、気象台が決めた言葉だという」(山本健吉『言葉の歳時記』
本文を読む連帯・共同ニュース 第62号
著者: 9条改憲阻止の会裏で進められる政府の新基地建設を注視せよ 2010年7月14日 第62号 ■そういえば七夕もあっという間に過ぎた。七夕は牽牛織女という中国の古い伝説から来ているのだとしても、タナバタという言葉は万葉集の「棚機つ女(たな
本文を読むアジサイの季節になって―長めの論評(十ハ)
著者: 三上 治「また立ちかえる水無月の歎きをたれに語るべき 沙羅のみづ枝に花さけばかなしき人の目ぞ見ゆる」(芥川龍之介)。なんとなしに好きで自然に口にのぼる一節だ。去る日、樺美智子さんの遺影を拝したが、その幼に胸がつかれ思いだった。
本文を読むアジサイの季節になって―長めの論評(十七)
著者: 三上 治僕は最初の方で安保改定のころには日米同盟という言葉はなかったと述べた。 安保条約は1951年の旧条約も新条約も国際的に、また日米関係的に明瞭な根拠のないものであり、政治情勢的判断でアメリカ軍の駐留を認めてものに過ぎない
本文を読むアジサイの季節になって―長めの論評(十三)
著者: 三上 治1960年安保闘争の一つの帰結が1970年代の沖縄闘争であるが、その間にベトナム戦争反対闘争が介在している。これを間に挟んで見ると僕が先に述べてところはもう少し明瞭になるかもしれない。1960年の安保闘争の後、多くの人
本文を読むアジサイの季節になって―長めの論評(十二)
著者: 三上 治1968年ころに出た本に橋川文三『ナショナリズム 神話と論理』がある。僕はこの本を興味深く読んだことがあるし、ナショナリズムについては考え続けてきたことであるからそれを披歴してみたい気もする。だが、ここでは安保闘争に限
本文を読むアジサイの季節になって―長めの論評(十一)
著者: 三上 治僕は先のところ安保改定に対する反対の立場として反米愛国主義的なものが一つの大きな考え(潮流)としてあり、それに対抗する立場としてブントや全学連が存在したと述べた。それは戦後世界の米ソ支配の構造の中で、どちらかではなく、
本文を読むアジサイの季節になって―長めの論評(十)
著者: 三上 治1960年に僕は上京をして大学にはいるのだが、汽車から眺めていた村々をかすかに記憶していた出征兵士を見送った光景と重ねていた。送り出された兵士や、送り出して村民たちは今、戦争についてどう思っているのだろうと知らず知らず
本文を読む「もうやめよう!日米安保」に参加して―安保条約の自然成立から50年目の日
著者: 安原和雄現行日米安保条約が「反対の声」で囲まれた国会で自然成立してからちょうど50年目の2010年6月19日、集会「もうやめよう! 日米安保条約」が開かれた。その集会に参加して講演「日米安保体制の問題点と目指すべき日米関係」を聴
本文を読むアジサイの季節になって―長めの論評(九)
著者: 三上 治「岸を倒せ、岸を倒せ」土砂降りの雨の中で、気分を高揚させながら僕らはデモをしていた。異様なまでの岸首相に対する憎悪は僕らの心的に支えとなっていた。この感情の高まりとは何であったのだろうか、と後年になって想起することがあ
本文を読むアジサイの季節になって―長めの論評(八)
著者: 三上 治政治的にみる限り世界は国家間関係を基礎にして存在している。だが、この国家間関係にも歴史段階的な変化がある。国家が国益であり当然と見なされた行為が疑念にさらされ、国家を超えるという課題が人類史(普遍的)課題として登場した
本文を読むアジサイの季節になって―長めの論評(六)
著者: 三上 治アメリカ追随と言われていた吉田がアメリカの軍事協力要請に消極的であり、ときに抵抗もしたのに、日本の独立派と目された岸が逆に積極的であったことは注目しておいてよいことだ。要するにアメリカは吉田よりは岸の方が組みやすいと見
本文を読むアジサイの季節になって―長めの論評(五)
著者: 三上 治岸信介に比べれば吉田茂の方が人間的には好かれているのだろう、という印象がある。これは僕の場合にはやはり安保闘争での印象が避けがたくあるのだが、彼らの権力についての認識も幾分かは影響しているように思う。吉田は戦中に憲兵か
本文を読むアジサイの季節になって―長めの論評(四)
著者: 三上 治戦後の対日占領軍の総司令官であったマッカアサー元帥は占領軍の早期撤退論者であったといわれる。連合国側は米ソの内部対立もあって占領軍の撤退時期を明瞭に出来ないでいた。そして、1950年の6月には朝鮮戦争の勃発もあって、ア
本文を読むアジサイの季節になって―長めの論評(三)
著者: 三上 治言葉は恐ろしいところがある。曖昧なまま流通し、いつの間にか疑うこともなく人々に使われたりもする。そして、また、人々に行動まで縛ってしまうのである。例えば、日米同盟などはその一つである。一体、日米同盟というのは何のことだ
本文を読むアジサイの季節になって―長めの論評(一)
著者: 三上 治初めて深夜放送を聞いたのは1960年に上京して一人暮らしを始めた時だった。 受験勉強しながら深夜放送にかじりついていたという友人もいたが僕にはその記憶はない。デモに出掛けて帰った下宿で悩ましさの匂う放送を楽しんでいた
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