尖閣の執筆一覧

海峡両岸論 第123号 2021.02.15発行 - 海警法で「尖閣奪われる」は曲解 「ダブスタ」で中国をみる曇った目 -

著者: 岡田 充

 中国は、我々の鏡だ。香港問題、新疆ウイグル族への「民族浄化」に海警法制定など、「隣の覇権国の横暴」を非難する時、すっぽり抜け落ちている視点がある。トランプ支持者が米連邦議事堂に乱入した時、「民主主義の死」と非難したメデ

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海峡両岸論 第121号 2020.12.09発行 - 王毅外相の「正体不明船」を報じないわけ 「対中弱腰」批判恐れるメディア -

著者: 岡田 充

 中国の王毅外相が2020年11月24,25日の両日、日本を公式訪問した。茂木敏充外相との共同記者会見(24日 写真 外務省HP)で尖閣諸島(中国名 釣魚島)をめぐり「正体不明の日本漁船が敏感な海域に侵入している」と、中

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海峡両岸論 第81号 2017.08.11発行 - 偶発事件をこじらせた処理 全ては中国漁船衝突に始まる -

著者: 岡田 充

  尖閣諸島(中国名:釣魚島)3島の「国有化」から9月で丸5年。領土問題は日中関係のトゲとなり国交正常化以来、最悪の状況が続いてきた。ここにきて「一帯一路」構想への協力を糸口に、ようやく改善に向け双方の呼吸が合

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やはり反習近平の策謀としか・・・ 8月の尖閣海域さわぎを検証する(2)

著者: 田畑光永

新・管見中国(17) ――王毅外相「すでに正常」発言――  この衝突事件がきっかけとなったのかどうかは不明だが、その後、さしもの大軍団も姿を消して、13日、17日、21日に中国の公船4隻が数時間、領海に入って、出てゆくと

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やはり反習近平の策謀としか・・・8月の尖閣海域さわぎを検証する(1)

著者: 田畑光永

新・管見中国(16)  〔今年の8月初め、東シナ海の尖閣諸島周辺に多数の中国漁船と10数隻の中国政府の公船が出現し、日本政府が連日、中国政府に抗議するという事態となった。この件について私は8月14日と31日に本欄で(新・

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海峡両岸論 第70号 2016.09.09発行 - 中国公船の侵入は何だったのか 尖閣紛争、国有化から4年 -

著者: 岡田 充

 日本政府が尖閣諸島(中国名 釣魚島)を国有化してから9月11日で4年。この8月には、中国漁船と公船が大挙して周辺海域に入り(写真 海上保安庁HPから)外交問題に発展した。「大挙侵入」の理由と背景はナゾに包まれたまま、大

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読売新聞「尖閣国有化1年」特集(9月11~29日)の 致命的欠陥について

著者: 矢吹晋

 12回 にわたる特集記事において、尖閣をめぐる諸問題についてさまざまの事柄が書いてあるが、領有権にかかわる箇所に致命的なミスがある。それ は5回目の「尖閣諸島を巡る米国の対応」と題した略年表に露呈されている。  197

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日本には米中覇権戦争を防ぐ役割が -日中間の破局を考える(下)-

著者: 伊藤力司

尖閣諸島をめぐる日中間の棚上げ方式が機能しなくなった背景には、中国の経済・軍事大国化という事情もある。大国化した中国は、1840年のアヘン戦争で大清帝国が大英帝国に敗れて以来、170年もの屈辱の歴史から脱しつつある。その

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日本側の無思慮で「棚上げ」方式が瓦解 -日中関係の破局を考える(上)-

著者: 伊藤力司

野田内閣が9月10日尖閣諸島の国有化を閣議決定したことで、中国で反日デモの嵐が吹き荒れた。日中国交回復40年を祝うべき記念の年に、日中関係はこの40年間で最悪の事態を迎えている。暴徒化したデモ隊が日系大型店に乱入して破壊

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パンドラの箱を開けた民主党政権、「領土」も「原発ゼロ」も、歴史の見直し抜きでは進みません

著者: 加藤哲郎

◆2012.10.1 沖縄へのオスプレイ配備に始まる、憂鬱な新学期開始です。野田民主党内閣のこの二週間の「2030年代に原発ゼロ」の揺らぎぶりは、怖いもの見たさに一度パンドラの箱を開けてみたものの、その奥行きと闇にたじろ

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孫崎享氏のTwitterより「尖閣・アーミテージ・中国経済・思いやり予算・・・」

著者: 「ちきゅう座」編集部

尖閣 次の情報は極めて重要。これを何処まで真剣に報道出来るかで日本のメディアの質、問える!民主党の中村哲治議員が昨日私に手交。尖閣周辺での中国の違反件数。衝突事件の際中国船長の違反は中国政府の後押しが有り、従って日本政府

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「尖閣・ロシア大統領の北方領土視察」に関する孫崎享氏の「ツイート」

著者: 「ちきゅう座」編集部

尖閣  30日朝日「中国、首脳会談を拒否。”日本が雰囲気壊した”日本政府としては非常に驚いた」と報道。「驚き」ではない。「当然の帰着」。 その情勢判断出来ない「日本政府」が判断能力不足で問題。 多々失敗を重ねているが最大

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