戦争の執筆一覧

明治以降の「戦争」への再照明 文化センター・アリランがオンラインで連続講座

著者: リベラル21

 日本と韓国・朝鮮との友好関係、日本人と在日との豊かな共生社会を作り出すための活動を続けている特定非営利法人の文化センター・アリラン(東京都新宿区大久保)が以下のような趣旨で「明治以降の『戦争』への再照明――『15戦争』

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「戦争特派員の墓場」―カンボジア戦争取材で 不明記者の妻が38年間の「捜索記」出版

著者: 金子敦郎

<著書紹介> 『そして 待つことが 始まった―京都 横浜 カンボジア』 筆者: 石山 陽子 (養徳社刊、189頁、頒布価格1,500円)  ジャーナリストの「権力の監視」には危険が伴うが、なかでも「戦争の監視」には命がか

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「関東防空大演習を嗤う」から88年 ―半藤一利の「遺言」に共感する―

著者: 半澤健市

 1933年の関東地方防空大演習に当たり『信濃毎日新聞』主筆の桐生悠々(きりゅう・ゆうゆう)は「関東防空大演習を嗤(わら)う」を書いた。その一部を次に掲げる。 ■将来もし敵機を、帝都の空に迎えて、撃つようなことがあったな

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】396 速報!西サハラ停戦合意破棄!!砂漠戦争再燃か!!?

著者: 平田伊都子

 2020年11月12日の夜から13日未明にかけて、モロッコは重装備のモロッコ王立軍をモロッコ占領地・西サハラとモーリタニアの国境ゲルグァラトに展開させ、抗議する西サハラ住民を強制排除しました。アメリカ上院議員ジム・イン

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都内で開催の「ヒロシマ連続講座」が100回に 5年目を迎えた元高校教員の試み

著者: 岩垂 弘

 2016年から、東京都内で続けられてきた「ヒロシマ連続講座」が、3月21日にあった例会で100回になった。都内在住の元高校教員が、「原爆や戦争の被害について理解を深めよう」という狙いで始めた、首都圏在住者を対象とする一

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「8月ジャーナリズム」にみる日本人の戦争観 -ますます「被害者意識一辺倒」に -

著者: 岩垂 弘

 「8月ジャーナリズム」という言葉がある。真夏の8月を迎えると、新聞に戦争に関する記事があふれるからだ。いわば、新聞社にとっては恒例の報道活動だが、今夏は、例年になく、そうした記事が多かったように感じられた。そこでは、満

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樹木希林の「戦争ドキュメンタリー」 ― ユーモラスな女優の胸底にあるもの ―

著者: 半澤健市

《『戦後70年 樹木希林ドキュメンタリーの旅』》  2015年秋に「東海テレビ」(東海テレビ放送株式会社・名古屋本社)は、『戦後70年 樹木希林ドキュメンタリーの旅』という番組を放映した。1本約90分、6本の大作である。

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すべてを破壊する戦争に歌でノーを - 音楽ジャーナリストが世界の反戦歌を紹介する本を出版 -

著者: 岩垂 弘

 「日本がまた戦争が出来る国にするべく手はずを整えようとしている。戦争を体験した者として、戦争は絶対にだめだ!と伝えなくては」と、世界の反戦歌の傑作を紹介した『反戦歌 戦争に立ち向かった歌たち』を著した音楽ジャーナリスト

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SJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】258 国連は戦争を止められないのか?

著者: 平田伊都子

米トランプ大統領、英メイ首相、仏マクロン大統領のシリア空爆は、結局、イスラエル首相ネタニヤフの一人勝ちをもたらしました。 トランプは「化学攻撃は人間のやることではない」、メイは「空爆は地域の緊張を脅かさない」、マクロンは

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何が何でも米朝戦争は回避しなくてはならない - 元将軍で固めたホワイトハウスの理性的判断がカギ -

著者: 伊藤力司

北朝鮮の核・ミサイル開発問題をめぐってアメリカと北朝鮮の恫喝合戦が激化、このチキンレースが恐ろしい米朝戦争に点火しかねないという恐怖が北東アジアに居座っている。トランプ米大統領は9月19日、ニューヨークの国連総会演説でこ

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ヒトラー容認の国と見られる日本の軍事化・ファシズム化の現在!

著者: 加藤哲郎

2017.9.1 ◆ドイツ・ハイデルベルグ大学の友人から、緊急メールが来ました。北朝鮮のミサイルを、心配してではありません。ドイツの有力紙『フランクフルター・アルゲマイネ』8月30日にこんな記事が出ている、日本はいったい

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ファシズムは死語になったのか(5)  ― 大岡昇平の戦争論を読む ―

著者: 半澤健市

 敗戦記念日に、先達の戦争論を読んだ。作家大岡昇平(1909~1987)の『証言その時々』(講談社学術文庫・2014年、親本は筑摩書房・1987年)である。「蘆溝橋前夜から今日に到る、私の戦争に関する意見の、ほとんど全部

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「日本人は歴史に学べ」 - 作家の半藤一利さん、終戦記念日に語る -

著者: 岩垂 弘

「過ちを繰り返さないために、日本人は歴史に学ばなくてはいけない」。昭和史研究の第一人者とされる作家の半藤一利さん(87歳)が、73回目の終戦記念日の8月15日、東京・池袋の映画館であった、自作の『日本のいちばん長い日』に

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軍国日本に戻らないように、「平和の道徳的優越性」をあくまで掲げて!

著者: 加藤哲郎

2017.8.15◆久しぶりの日本での8月15日、「終戦記念日」の日付が正しいかどうかは別として、 今日に至る日本の歴史を直視する、絶好の機会です。お盆休みでメディア労働者に休暇を保証するためもあるのでしょうか、テレビで

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戦争が近づくと、権力者は国政の矛盾をそらせ、外に突破口を求める!

著者: 加藤哲郎

◆2017.4.15  戦争が近づいています。アメリカのトランプ大統領は、米中首脳会談の最中に、シリアに対して巡航ミサイル・トマホーク59発を打ち込みました。シリア政府軍が化学兵器を使って子供たちを含む市民を殺害したとい

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学ぶことの意義を知る - 映画『まなぶ 通信制中学 60年の空白を越えて』を観る -

著者: 岩垂 弘

 「学ぶってなんと素晴らしいことだろう」。その映画を見終わった時、私の心を満たしたのは、そんな感慨だった。その映画とは、通信制中学校で学ぶ高齢者たちを追ったドキュメンタリー映画『まなぶ 通信制中学 60年の空白を越えて』

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ある青年の「戦争レジームからの脱却」論 ― 知って欲しいひとつの記録 ―

著者: 半澤健市

 下記に掲げるのは、「海軍技術研究所」(技研)の嘱託だった28歳の青年が、戦中に書いた文章の一部である(■から■)。 ■大東亜戦争は依然二重性的性格を帯びつつあり。一は我が資本主義的経済の死活をこれによりて賭せんとし、一

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平和国家として生きるために克服すべきことがある

著者: 小澤俊夫

メール通信「昔あったづもな」第66号  前号で書いたように、日本が平和国家として生きる道を野党が具体的に提示しない限り、選挙での勝利はほとんど望めないと思う。平和国家として生き抜くためには、諸外国と平和的な強い結びつきを

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