日本と韓国・朝鮮との友好関係、日本人と在日との豊かな共生社会を作り出すための活動を続けている特定非営利法人の文化センター・アリラン(東京都新宿区大久保)が以下のような趣旨で「明治以降の『戦争』への再照明――『15戦争』
本文を読む戦争の執筆一覧
戦争体験記を読む
著者: 小原 紘韓国通信NO671 今年94才になる叔母が戦争体験記を書き始めた。17才の女学生が親元を離れ、飛行機の部品作りに動員され、米軍機の空襲に逃げまどった日々。 叔母の母親、つまり私の祖母は仙台市民で「二度と戦争はしてはい
本文を読む6月10日は「16歳で戦死」した兄の命日です
著者: 米田佐代子毎年書くので、「またか」と思う方もおられるかもしれませんが、76年前の日本では「子ども」が兵士として特攻隊に送られたのだという事実を忘れないために、今年も一言。 今は亡き母が「わたしが死んだら、あの子のことを覚えてい
本文を読む「戦争特派員の墓場」―カンボジア戦争取材で 不明記者の妻が38年間の「捜索記」出版
著者: 金子敦郎<著書紹介> 『そして 待つことが 始まった―京都 横浜 カンボジア』 筆者: 石山 陽子 (養徳社刊、189頁、頒布価格1,500円) ジャーナリストの「権力の監視」には危険が伴うが、なかでも「戦争の監視」には命がか
本文を読む「関東防空大演習を嗤う」から88年 ―半藤一利の「遺言」に共感する―
著者: 半澤健市1933年の関東地方防空大演習に当たり『信濃毎日新聞』主筆の桐生悠々(きりゅう・ゆうゆう)は「関東防空大演習を嗤(わら)う」を書いた。その一部を次に掲げる。 ■将来もし敵機を、帝都の空に迎えて、撃つようなことがあったな
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】396 速報!西サハラ停戦合意破棄!!砂漠戦争再燃か!!?
著者: 平田伊都子2020年11月12日の夜から13日未明にかけて、モロッコは重装備のモロッコ王立軍をモロッコ占領地・西サハラとモーリタニアの国境ゲルグァラトに展開させ、抗議する西サハラ住民を強制排除しました。アメリカ上院議員ジム・イン
本文を読む[靖国合祀]念じれば「霊」は遺族のものだ
著者: 鎌倉悟朗8月は戦争のにおいがする。遠景だった靖国神社がにわかにざわつき始め、戦死者遺族の心には悲哀と悲憤が交錯する。今年の「終戦の日」は、新型コロナ禍の世情不安を奇貨として、4年ぶりに現職4閣僚が靖国を参拝した。その4人は小泉進
本文を読む「護郷隊」とはだれのことか
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(315)―― このほど、長野県駒ケ根市の旧赤穂町・旧中沢村で太平洋戦争の末期、日本軍が住民の思想傾向を探っていた文書が見つかった。同市博物館の専門研究員小木曽真一さん(71)の調査によるものだ。 発
本文を読む都内で開催の「ヒロシマ連続講座」が100回に 5年目を迎えた元高校教員の試み
著者: 岩垂 弘2016年から、東京都内で続けられてきた「ヒロシマ連続講座」が、3月21日にあった例会で100回になった。都内在住の元高校教員が、「原爆や戦争の被害について理解を深めよう」という狙いで始めた、首都圏在住者を対象とする一
本文を読む「8月ジャーナリズム」にみる日本人の戦争観 -ますます「被害者意識一辺倒」に -
著者: 岩垂 弘「8月ジャーナリズム」という言葉がある。真夏の8月を迎えると、新聞に戦争に関する記事があふれるからだ。いわば、新聞社にとっては恒例の報道活動だが、今夏は、例年になく、そうした記事が多かったように感じられた。そこでは、満
本文を読む樹木希林の「戦争ドキュメンタリー」 ― ユーモラスな女優の胸底にあるもの ―
著者: 半澤健市《『戦後70年 樹木希林ドキュメンタリーの旅』》 2015年秋に「東海テレビ」(東海テレビ放送株式会社・名古屋本社)は、『戦後70年 樹木希林ドキュメンタリーの旅』という番組を放映した。1本約90分、6本の大作である。
本文を読む今年の8月も頑張ったNHKの戦史報道の数々
著者: 坂井定雄昨年も書いたが、今年の8月もNHKの戦史報道の数々に感動し、知らなかった事実を教えられた。報道された番組は見落としもあるとは思うがNHKスぺシャル(Nスぺ)「祖父が見た戦場」(11日)、「悪魔の兵器 原爆なぜ誕生 科学者
本文を読む日本にとっての8.15、中国・朝鮮半島にとっての8.15
著者: 加藤哲郎2018.8.15 猛暑の敗戦記念日です。涼しくなったと思えば台風と雷雨、この時期のオリンピックは残酷です。2年前までは、この時期は大体アメリカ滞在で、NARA(米国国立公文書館)の史資料と格闘していたのですが、大学
本文を読むすべてを破壊する戦争に歌でノーを - 音楽ジャーナリストが世界の反戦歌を紹介する本を出版 -
著者: 岩垂 弘「日本がまた戦争が出来る国にするべく手はずを整えようとしている。戦争を体験した者として、戦争は絶対にだめだ!と伝えなくては」と、世界の反戦歌の傑作を紹介した『反戦歌 戦争に立ち向かった歌たち』を著した音楽ジャーナリスト
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】258 国連は戦争を止められないのか?
著者: 平田伊都子米トランプ大統領、英メイ首相、仏マクロン大統領のシリア空爆は、結局、イスラエル首相ネタニヤフの一人勝ちをもたらしました。 トランプは「化学攻撃は人間のやることではない」、メイは「空爆は地域の緊張を脅かさない」、マクロンは
本文を読む戦争中の庶民のしたたかな姿
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」第71号 安倍首相による締め付けがきつくなりつつある。だが、われわれ庶民はそう簡単に負けはしない。あの過酷な戦争中にも、したたかなおじさんやおばさんがいたのだ。そのリアルな姿の一端を、昔ばな
本文を読む何が何でも米朝戦争は回避しなくてはならない - 元将軍で固めたホワイトハウスの理性的判断がカギ -
著者: 伊藤力司北朝鮮の核・ミサイル開発問題をめぐってアメリカと北朝鮮の恫喝合戦が激化、このチキンレースが恐ろしい米朝戦争に点火しかねないという恐怖が北東アジアに居座っている。トランプ米大統領は9月19日、ニューヨークの国連総会演説でこ
本文を読む北朝鮮のミサイルに助けられる、安倍内閣「戦争国家」への道!
著者: 加藤哲郎2017.9.15 ◆首相官邸での記者会見で鋭い質問を浴びせた東京新聞記者に対して、「どうして政府の言うことに従わないのか」「殺してやる」という脅迫電話がありました。それを政府は誘発し、放置しています。「ファシズムの初
本文を読む効目のない国連決議、危機を深める安倍従属外交
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(235)―― わたしが思うに、戦争抑止力とは相手国に攻撃意図をもたせないことである。非軍事手段では相手国との交渉を通して信頼関係を構築し、戦争開始を企図するほどの敵意をやわらげること、軍事的には侵略の
本文を読むヒトラー容認の国と見られる日本の軍事化・ファシズム化の現在!
著者: 加藤哲郎2017.9.1 ◆ドイツ・ハイデルベルグ大学の友人から、緊急メールが来ました。北朝鮮のミサイルを、心配してではありません。ドイツの有力紙『フランクフルター・アルゲマイネ』8月30日にこんな記事が出ている、日本はいったい
本文を読むファシズムは死語になったのか(5) ― 大岡昇平の戦争論を読む ―
著者: 半澤健市敗戦記念日に、先達の戦争論を読んだ。作家大岡昇平(1909~1987)の『証言その時々』(講談社学術文庫・2014年、親本は筑摩書房・1987年)である。「蘆溝橋前夜から今日に到る、私の戦争に関する意見の、ほとんど全部
本文を読む「日本人は歴史に学べ」 - 作家の半藤一利さん、終戦記念日に語る -
著者: 岩垂 弘「過ちを繰り返さないために、日本人は歴史に学ばなくてはいけない」。昭和史研究の第一人者とされる作家の半藤一利さん(87歳)が、73回目の終戦記念日の8月15日、東京・池袋の映画館であった、自作の『日本のいちばん長い日』に
本文を読む軍国日本に戻らないように、「平和の道徳的優越性」をあくまで掲げて!
著者: 加藤哲郎2017.8.15◆久しぶりの日本での8月15日、「終戦記念日」の日付が正しいかどうかは別として、 今日に至る日本の歴史を直視する、絶好の機会です。お盆休みでメディア労働者に休暇を保証するためもあるのでしょうか、テレビで
本文を読むいまこそ What is past is prologue をかみしめて!
著者: 加藤哲郎いまこそ What is past is prologue をかみしめて! ◆2017.5.1 戦争が近づいています。より正確には、戦争になる危険性が、強まっています。4月後半の2週間は、いつ東アジアで武力衝突が始まっ
本文を読む騒ぎ過ぎる日本/平和を模索する韓国
著者: 小原 紘韓国通信N0523 内閣官房 国民保護ポータルサイト http://www.kokuminhogo.go.jp/shiryou/nkjalert.html 「ミサイルが発射されました 直ちに屋内に避難してください」 政府
本文を読む戦争が近づくと、権力者は国政の矛盾をそらせ、外に突破口を求める!
著者: 加藤哲郎◆2017.4.15 戦争が近づいています。アメリカのトランプ大統領は、米中首脳会談の最中に、シリアに対して巡航ミサイル・トマホーク59発を打ち込みました。シリア政府軍が化学兵器を使って子供たちを含む市民を殺害したとい
本文を読む言葉の詐術に要注意! 安倍首相の真珠湾訪問
著者: 田畑光永暴論珍説メモ(152) 一昨5日、安倍首相は年末の26,27の両日、ハワイを訪れ、任期残りわずかとなったアメリカのオバマ大統領とともに真珠湾のアリゾナ記念館に赴いて、戦没者を慰霊すると発表した。 この人はまあよくもこう
本文を読む学ぶことの意義を知る - 映画『まなぶ 通信制中学 60年の空白を越えて』を観る -
著者: 岩垂 弘「学ぶってなんと素晴らしいことだろう」。その映画を見終わった時、私の心を満たしたのは、そんな感慨だった。その映画とは、通信制中学校で学ぶ高齢者たちを追ったドキュメンタリー映画『まなぶ 通信制中学 60年の空白を越えて』
本文を読むある青年の「戦争レジームからの脱却」論 ― 知って欲しいひとつの記録 ―
著者: 半澤健市下記に掲げるのは、「海軍技術研究所」(技研)の嘱託だった28歳の青年が、戦中に書いた文章の一部である(■から■)。 ■大東亜戦争は依然二重性的性格を帯びつつあり。一は我が資本主義的経済の死活をこれによりて賭せんとし、一
本文を読む平和国家として生きるために克服すべきことがある
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」第66号 前号で書いたように、日本が平和国家として生きる道を野党が具体的に提示しない限り、選挙での勝利はほとんど望めないと思う。平和国家として生き抜くためには、諸外国と平和的な強い結びつきを
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