日米同盟の執筆一覧

所得倍増でも資産倍増でもなく、軍備倍増に邁進する岸田宏池会内閣!

著者: 加藤哲郎

●2023・2・1  新年早々、ついにコロナ感染を体験しました。正月に家族が集まったさいに、ウィルスが残っていたようです。PCR検査陽性後の1週間、自宅自室蟄居の不便な生活を余儀なくされました。ただし38度5分の熱が出て

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連合新年会の与野党幹部の揃い踏みは〝大政翼賛会〟への第一歩 ―「岸田降ろし」の起こらない理由

著者: 広原盛明

 1月5日に開かれた「連合」の新年会には、岸田首相(自民党総裁)と松野官房長官が2年連続で出席し、山口公明党代表、泉立憲民主党代表、玉木国民民主党代表も顔をそろえた。連合の「天敵」である共産党と「身を切る改革」で自治労の

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斎藤貴男・坂本雅子合作を読む -この衝撃を伝えなければ-

著者: 半澤健市

 本稿は、月刊誌『世界』(22年7月号)に掲載された斎藤貴男(さいとう・たかお)氏の論考を読者に紹介するものである。ベテラン・ジャーナリストによるこの文章は、日本における5月の「経済安全保障法」の成立と、その1年前に行わ

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海峡両岸論 第135号 2022.02.02発行 - 戦争シナリオを放置していいのか 戦争シナリオを放置していいのか -

著者: 岡田 充

 台湾有事を念頭に、日米共同「戦争シナリオ」が出来つつある。(写真 グアムで島嶼防衛のため米軍と共に合同演習する自衛隊=2012年10月13日)日米両政府は1月7日の外務・防衛閣僚による日米安全保障協議委員会(「2プラス

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海峡両岸論 第127号 2021.06.09発行 - 「竹やり」で中国と戦争するつもりか 「台湾有事」 日本に求める軍事協力 -

著者: 岡田 充

「台湾有事」が起きた場合、米国は日本にどんな軍事的役割を求めるのか―  日米首脳会談で台湾問題を半世紀ぶりに明記し、菅政権が「台湾有事」への日米防衛協力を約束して以来、リアリティのあるテーマになった。台湾防衛で日米が軍事

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最大最高の後方支援は在日米軍基地 ―参院は戦後民主主義の真の検証を―

著者: 半澤健市

《援蒋ルートは後方支援だった》  衆議院で強行採決された「軍事法案」の審議は7月27日から参議院に移った。 突然ながら、読者は「援蒋ルート」をご記憶であろうか。「大東亜戦争」はABCD包囲陣が原因だとよくいわれる。それは

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「抑止力」の欺瞞  -米同盟にいま何が求められているか-

著者: 河野道夫

 名護市の19歳の学生(小波津義崇さん)が、琉球新報6月18日「論壇」に寄稿し、軍事力を「抑止力」というが「どのようにそれを測るか不確か」ではないか。また「抑止力」は、軍事以外にも開発援助などがあるではないか、と提起しま

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経済界が唱える「安保の再構築」 -アジア太平洋で日米同盟の強化へ-

著者: 安原和雄

 安倍政権の右傾化に歩調を合わせるかのように、経済界も急速に右旋回の動きを見せ始めている。財界の一翼を担う経済同友会が公表した提言「安全保障の再構築」はその具体例である。提言は「アジア太平洋での日米同盟の強化」を軸に「集

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村に米軍事基地があったらどうする? -座談会<15歳と語る沖縄>を読んで-

著者: 安原和雄

 政府主催の「主権回復・国際社会復帰を記念する式典」が4月28日、東京都内で開かれ、安倍首相は「未来へ向かって希望と決意を新たに」と述べた。一方、沖縄では政府式典に抗議する「屈辱の日」大会が開かれた。いうまでもなく沖縄で

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日米首脳会談後の日米同盟の行方は -大手メディアと沖縄紙が論じたこと-

著者: 安原和雄

 安倍首相の訪米による初の日米首脳会談後の日米同盟は何を目指すのか。メディアはどう論じているか。新聞社説の見出しを紹介すると、「懐の深い同盟を」、「安全運転を外交でも」、「アジア安定へ同盟強化を」、「同盟強化というけれど

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【連載論文】極右による「国家改造」の性格―耳栓・目隠しで「日本を取り戻す」(下) ――平和主義原理の抹殺と「日米同盟」の新文脈

著者: 武藤一羊

自民党憲法草案の国防軍創設の文脈 右翼的勢力の改憲の最大の動機が、戦後期全体を通じて、合憲的合法的な軍隊を持ちたい、そのため憲法9条を変えたいということであったのは言うまでもありません。その状況の下で、日本国憲法の大原則

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在日米軍は誰のためにあるのか ―パネッタ激励演説から見えてくるもの―

著者: 半澤健市

「日米同盟」に反対する人はほとんどいない。 ならば、「日米同盟」の軍事面の基本は何か。それは「日米安保」である。「日米安保」とは何か。米軍が外敵から日本を守り、その代わりに日本が米軍に基地を提供する。これが「日米同盟」の

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首相初の日米会談と米軍基地問題 -「沖縄の声」に耳を傾けるとき-

著者: 安原和雄

野田首相にとって初めての日米首脳会談は今後の日米関係に何をもたらすか。最大の懸案である沖縄・米軍普天間飛行場を名護市辺野古へ県内移設する日米合意は実現するのか。答えは明白に「否」である。それが「沖縄の声」である。「国外・

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「戦後との訣別」を意味する「脱原発」の方向を、「自主・民主・公開」の国民的討論で!

著者: 加藤哲郎

2011.5.15   本サイトの特設ページ「イマジン」が立ち上がったのは、2001年9月のことでした。アメリカにおける9・11同時多発テロ、それへの「報復」としてのアフガニスタン・イラク戦争に反対してのものでした。その

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対米追従路線が鮮明になった菅改造内閣 -自民党政権時代に逆戻り-

著者: 岩垂 弘

 9月17日、菅改造内閣が発足した。閣僚の顔ぶれをみてとっさに私の脳裏を走った懸念の一つは、「これで『対米追従路線』が一層強まるな」というものだった。まるで、自民党時代に戻ってしまったかのような印象である。  昨年8月の

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60年安保50周年記念 60年安保「壮大なゼロ」と、日米同盟論の虚妄

著者: 蔵田計成

1.主観的願望にも等しい民主党政権 菅内閣の登場は、第2幕のはじまりというよりも、仕切り直しというに等しい。「メディア支持率!」の回復にも示されているように、「一票一揆」は出直しとなった。だが、先の世界金融資本主義崩壊に

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アジサイの季節になって―長めの論評(三)

著者: 三上 治

 言葉は恐ろしいところがある。曖昧なまま流通し、いつの間にか疑うこともなく人々に使われたりもする。そして、また、人々に行動まで縛ってしまうのである。例えば、日米同盟などはその一つである。一体、日米同盟というのは何のことだ

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「閉塞状況の打破」というけれど 菅首相の所信表明演説を採点する

著者: 安原和雄

 菅首相は初の所信表明演説で重要な柱として「閉塞状況の打破」を掲げている。その姿勢は評価したいが、残念ながら肝心要の視点が欠落している。それは日米安保体制(=日米軍事同盟)こそが日本の閉塞状況をつくり出している元凶という

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