恐るべき状況の連続性 挫折した世界制覇の野望 昨年末、米上院委員会の拷問報告書が勇気ある女性議員の決断で公表されて以来、米国はあの同時多発テロ(2001年9月11日)以後、維持してきた「道徳的指導国家」としての地位を失っ
本文を読むinukoroおやじの執筆一覧
安倍総理殿、自腹を切って身代金を払ってください!
著者: 平田伊都子「日本の首相よ。お前は「イスラム国」から8500キロ以上も離れているのに、自ら進んでイスラム国に対するこの十字軍に参加した、、」と、イスラム国が2億$(約236億円)身代金要請をネット公開しました。 72時間という時間制
本文を読む中国は「パリ1月7日テロ事件」をどう見るか
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(133)―― 中国外交部(外務省)の洪磊報道官は、フランス・パリで7日発生したテロ事件について、「大きな驚きと激しい非難」を表明した。「中国はあらゆる形のテロリズムに断固反対であり、国の安全を守るため
本文を読む青山森人の東チモールだより 第289号(2015年1月22日)
著者: 青山森人者らの暴力、警官が拘束され、そして アメリカ大使館職員宅への爆発物 抗争を続ける格闘技集団 東チモールはこの年末年始をまたいで不穏な暴力事件が連続的に発生し、明るい話題で新年が包まれているというわけにはいかないようです
本文を読むこの相手から、人質の生命を救うことができるか -「イスラム国」との戦いは国連中心で⑩
著者: 坂井定雄イスラム過激派「イスラム国」が、拘束していた湯川遥菜さんと後藤健二さんの二人を人質として2億ドルの身代金を日本政府に要求、72時間以内に払わなければ二人を殺害する、という脅迫声明を20日に出してから1日が経過した。現在進
本文を読む諸悪の根源はアメリカの軍産複合体 -第2次大戦後の世界は戦争と危機の連続-
著者: 伊藤力司第2次世界大戦が終わって70年。この間日本は憲法9条のおかげで戦争をしないし、戦争に巻き込まれない平和国家として過ごすことができた。ところが世界を見渡すと、戦争や戦争一歩手前の危機に見舞われなかったことのない70年だった
本文を読む日曜クラブ懇談会 : 倉重篤郎氏(毎日新聞)による安倍政権論をお聴き下さい
著者: 日曜クラブ日曜クラブ懇談会へのお誘い 倉重篤郎氏(毎日新聞)による安倍政権論をお聴き下さい ☆ 日 時 2015年2月7日(土) 午後2時~4時 ☆ 場 所 東京しごとセンター セミナー室 ・東京しごとセンターのサイト http:
本文を読むマンション生活で知り得た社会問題を考える (4) -マンション管理の会計問題―Ⅱ-
著者: 羽田真一簡易裁判所調停申立ては、結果はどうであれ考えようによっては、理事会が全く無視してきた「会計の公開」問題を表に引きずり出す成果はあったと思っている。しかし、その後の経過は未だに閲覧が実現できていない。現実が示すように、管
本文を読む中国の少数民族の悲しみとともに、超国家主義はよみがえる
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(132)―― 『夢・大アジア』(集広社刊)という季刊雑誌創刊号を見た。右翼のイデオロギー雑誌である。執筆者には加瀬英明・頭山興助・田母神俊雄ら20数人が登場する(編集の仕方は「習近平」を「周近平」とす
本文を読む1・25講演会「甦るW・モリス、宮沢賢治そして共同体社会主義へ」
著者: 松田健二日 時 : 1月25日(日)14時~16時30分 会 場 : 連合会館201室(東京都千代田区神田駿河台3-2-11) 講 師 : 大内秀明(東北大学名誉教授)川端康男(日本女子大学教授) 佐藤 優(元外交官・
本文を読む『忘却に抵抗するドイツ―歴史教育から「記憶の文化」へ』(岡裕人著、2012年、大月書店)
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」第29号 都合の悪い過去を消しさろうとあがく日本と、強制収容所などを保存し、公開しているドイツとの違いは、ぼくにとって大きな問題なのだが、この本は、ずばりその問題を在独20年の日本人歴史学者
本文を読むいま改めて「100人の地球村」を読み直す
著者: 加藤哲郎2015.1.15 フランスの風刺週刊紙「シャルリエブド」の風刺漫画家らに対するイスラム系テロ組織の銃撃に発する、新年のフランスでの連続テロ事件とヨーロッパの反テロ集会・デモは、難しい問題を孕んでいます。イスラム教
本文を読むパリの巨大デモが示したムスリムとの連帯 ―「イスラム国」との戦いは国連中心で⑨
著者: 坂井定雄11日、パリでの巨大デモ。1989年11月の「ベルリンの壁崩壊」以来、最も感動した人々の行動だった。パリでは空前の160万人、フランス全土で370万人、各国首脳や代表がデモの先頭を歩いた。それ以上に感動したのは、人々が掲
本文を読むわが窮状からの随想
著者: 山端伸英おそらくは沢田研二がその窮状を歌い上げてからも十年を経ているのにこの窮状は変わらない。窮状は球場でも宮城でもなかったのである。 変わらない窮状は憲法九条のものでしかなく球場の常態である年頃連中が、宮城にも揃い始めてそちら
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(76)
著者: 本間宗究:本間裕ロシアの混乱 現在、「ロシアの混乱」が世界的な注目を集めているが、この点には、大きな注意が必要であり、また、表面的な意見を鵜呑みにしないことが大切だと感じている。具体的には、現在、ロシアで発生している「金利の急騰」や「通
本文を読む書評 『日本史 ほんとうの偉人列伝』
著者: 雨宮由希夫岳 真也 著 『日本史 ほんとうの偉人列伝』 みやび出版 ¥2000 人生の上で心 通わせることの出来る知友を幾人持つことができるかが人の幸せをはかる目安となろうが、歴史時代小説の読者にとっては、心惹かれた歴史上の人物を
本文を読む松田浩さんが岩波新書「NHK」新版で緊急提言
著者: 坂井定雄NHKの内情と外圧について最も詳しく、メディアと権力の関係を一貫して追求してきたジャーナリスト・研究者の松田浩さんが、「宿痾の視覚障害に悩みながら視力のあるうちに、その締めくくりとして書いた」(あとがき)全面改訂版を出
本文を読むアベノミクスとは何だったのか? 7
著者: 大野 和美上記のような自動車産業の特徴から自動車メーカーが取り得る手段は輸出である。例えば日本の自動車メーカーからみれば自動車の輸出相手国は同質の産業構造を擁し、従って自動車産業が発展しており、それを支えている分厚い中間層を抱えて
本文を読むフランスではムスリムは差別されている
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(131)―― 1月7日フランスで悲惨な事件が起きた。週刊新聞「シャルリー・エブド」のパリ事務所で、フランス国籍ムスリムが風刺漫画作者と編集者らを銃撃した。これに関連する死者多数。テロリストは9日射殺さ
本文を読む青山森人の東チモールだより 第288号(2015年1月9日)
著者: 青山森人再び大連立の兆し 2015年度予算案、全会一致で採択 2014年12月1日から始まった2015年度の予算審議は、12月18日、全会一致で可決され終了しました。予算額は15億7000万ドルです(*)。あれほどのことがあっ
本文を読むナチスが政権を掌握していったプロセスと似てきた
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」第28号 総選挙の結果、共産党が8議席から21議席に飛躍したことは注目に値する。反原発、集団的自衛権の発動反対、特定秘密保護法の廃案、憲法改悪反対を明確に主張する政党が、小政党とはいえ、これだ
本文を読むアベノミクスとは何だったのか? 6
著者: 大野 和美確かに、自動車産業の発展過程では設備の増大、高速道路の建設・延伸、ガソリン需要の急増による各種波及効果があり、それがまた雇用と賃金を増やし自動車へのへの需要拡大につながった。さらにトラックによる物流の高速化、保冷技術の増
本文を読む日本の食品表示は「劣等生」!・下 -内外で表示が異なる「コアラのマーチ」-
著者: 岡田幹治◆内外格差に驚く食品表示部会委員 内閣府の設置された消費者委員会の食品表示部会委員を務める立石幸一・JA全農食品品質・表示管理部長は、外国へ出張するたびに、加工食品の表示内容の内外格差に驚くという。 たとえば、子どもた
本文を読むマンション生活で知り得た社会問題を考える (3) -マンション管理組合の会計問題―Ⅰ-
著者: 羽田真一どのような小規模の集団でも会計経理は絶対正確を期さないといけないという、昔から不文律のモラルが存在する。私は組織の健全さは会計で決まると思っている。従って、金銭を扱う部署の人間は短期交代が原則と考える。マンション管理組
本文を読む日本は食品表示の「劣等生」!・上 -中国産でも「国産」のリンゴジュース-
著者: 岡田幹治私たちが食品を選ぶとき重要な手がかりとなる「食品表示」の内容が、日本は世界で非常に遅れていることをご存じだろうか。多くの国で近年、「消費者が選択しやすい表示」や「健康維持に役立つ表示」をめざして改革が進んでいるのに、この
本文を読むアベノミクスとは何だったのか? 5
著者: 大野 和美個人消費に依存する耐久消費財産業は、経済の高度成長で中心的役割を果たしつつ、その過程で増大した一定所得を確保出来るようになった社会層(中間層とされる階層と重ねておく)に依存する。この中間層が増えないかぎり、個人消費に依
本文を読むマンション生活で知り得た社会問題を考える (2) -マンション管理集団と個人の人権問題-
著者: 羽田真一以下に記す出来事は羽田の私憤だと受け留められそうだが(私憤にあらず公憤)、堅い理屈の羅列よりも受けた事実の方が説得力があると思うから知った真実を訴えたい。私憤は偏った意見となるからダメだと言われそうだが、逆に事実が正し
本文を読む「転進」と「タイコ持ち」の花ざかり ―2015年元旦各紙を読む―
著者: 半澤健市六回目の読み比べである。今年は朝日、毎日、読売、日経、産経、東京にThe Japan Times を加え七紙を読んだ。結論を先に言うと、14年までの最近数回と比べて、紙面も評価もほとんど変わらない。むしろ紙面から年々情
本文を読む2015年は、第二次世界戦争終結70周年を考える年に!
著者: 加藤哲郎2015.1.1 2015年になりました。2011年3・11以来の習いですが、今年も松飾りはつけません。英語版に、A Happy & Peaceful New Year! のみ、入れておきます。総選挙与党圧勝
本文を読む自分の外に主人(あるじ)を持たない一市民として ~新年のご挨拶に代えて~
著者: 醍醐聰2015年1月1日 迎 春 平凡な年越しだったが 荒れ模様の天候の地も多いと伝えられていますが、皆さま、穏やかな新年をお迎えのことと思います。私は年々、「新年」を迎えるという感慨が薄れ、いつもと変わらない年越しの時間を過
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