inukoroおやじの執筆一覧

デカ顔で汗かきのうるさいメタボおやじ

「米帝国主義の管理人」オバマ大統領の失態 -イスラム圏への軍事介入はもう不可能-

著者: 伊藤力司

「振り上げたこぶし、ひとまず下し。逆風のオバマ氏、渡りに船とばかり」-信濃毎日新聞9月21日夕刊の短評である。内戦中のシリアの首都ダマスカス近郊ゴウタ村で8月21日未明化学兵器が爆発、米発表では1429人が死亡するという

本文を読む

懲りずに4度目―ピョンヤン管見記(1) -「一物三価!」経済が招くものは?-

著者: 田畑光永

 9月上旬、今年もまたピョンヤンを覗いてきた。そうとしか言いようのない訪れ方で、これが4年連続の4度目である。受け入れ機関の案内役とは勿論、毎日言葉を交わすし、ほかの人との会話もなかったわけではない。でも、なるほどこの国

本文を読む

いきいきと立ちのぼってくる漱石の全体像 ―書評:森まゆみ著『千駄木の漱石』―

著者: 阿部浪子

 夏目漱石が駒込千駄木町57番地の借家に引っ越したのは、明治36年のこと。英国留学から帰国した年であった。漱石はこの地で「吾輩は猫である」を書き作家デビューする。やっと、嫌でたまらなかった講師業から足を洗ったという。  

本文を読む

「わるいやつら、わるい政治」を告発 -貧困と格差を解消する政治めざして-

著者: 安原和雄

 善人もいれば悪人もいる。双方が混在しているのがこの世の常でもあるだろう。しかし日本という国の政治、経済、社会に大きな影響力を行使する政権の座に、仮にも悪人が居座っているとしたら、「現実はそんなものだ」と笑って済ますこと

本文を読む

周回遅れの読書報告(2-1)  「野垂れ死にする自由」と経済ジェノサイド

著者: 脇野町善造

 中山智香子の『経済ジェノサイド』は、フリードマン流の新自由主義がいかに経済弱者を皆殺しにしていったかを、読みやすく書いた好著である。ただ、次の文章は気になった(282頁)。 自由を謳う統治が社会の一部分を見棄て、見殺し

本文を読む

青山森人の東チモールだより 第249号(2013年9月25日)

著者: 青山森人

<開発のひずみ> 東チモールのうち水  いま東チモールを歩くとドブ川の水をすくって庭や道端にまく光景をよくみかけます。これは日本のように涼しさを求めるためではありません。東チモールはいまとても涼しい季節を迎えているのです

本文を読む

事件の核心を衝いた名著 矢吹晋著『尖閣衝突は沖縄返還に始まる――日米中三角関係の頂点としての尖閣』

著者: 星加 泰

 尖閣諸島をめぐる日中対立は次第に抜き差しならぬ事態になりつつあるように見えます。しかし、この問題に対して多くの日本人は「中国はけしからん」と漠然と思いつつ、しかし、中国の国内問題はあるにしても、なぜかくも強硬なのか、ど

本文を読む

地獄への道は善意で敷き詰められている ―レトリックを操る政治は破滅への道―

著者: 盛田常夫

 いったい経済学は科学かそれともイデオロギーか。これは古くて新しい問題。一昔前、マルクス経済学はイデオロギーで、「近代経済学」は科学と断言する学者が多かったが、何のことはない、マルクス経済学が姿を消したら、「近代経済学」

本文を読む

孫崎享氏のTwitterより”汚染水・安倍首相、海に船を出して計測してくれるのかしらん”など

著者: 孫崎享

<9月17日> 安倍政権の特色はメディアの規制、菅官房長官はメディア規制には実績,警戒すべきだ。前安倍政権、菅総務大臣NHKに介入。総務省が放送局に対して実施する行政指導は歴代で安倍政権が圧倒的に多い。制約に極めて前向き

本文を読む

青山森人の東チモールだより 第248号(2013年9月18日)

著者: 青山森人

<19年振りの再会> いまがいい季節  猛暑・酷暑、ただちに命を守る行動をとらなければならないほどの豪雨、竜巻、そして台風18号と、まるで自然が人間に挑戦しているかのような厳しい自然の脅威にさらされている日本に比べ、8~

本文を読む

「実教出版教科書問題に関し、違法不当な東京都教育委員会を訴える会」からメッセージが届いています

著者: 増田都子

<転送・転載、大歓迎!> 皆様 こんばんは。犯罪都教委&1悪都議(2悪はすでに消滅)「と断固、闘う増田です! これはBCCでお知らせしています。重複、長文、ご容赦を。 先日来、お知らせしてきましたが、実教出版教科書のみ教

本文を読む