――八ヶ岳山麓から(244)―― この秋、ミャンマー・ラカイン州をおもな居住区とする20万とか50万というロヒンギャ人が、同じムスリムの隣国バングラデシュに逃れました。もともと130万くらいしかない民族だから、国連は前例
本文を読むinukoroおやじの執筆一覧
海峡両岸論 第85号 2017.12.13発行 - 「一帯一路」を改善の切り札に孤立回避へ安倍政権が転換 -
著者: 岡田 充安倍政権が対中政策を転換している。中国が進めるシルクロード経済圏構想「一帯一路」への支持と支援を鮮明にし、冷却化している日中関係の改善の「切り札」にする狙いである。安保法制の整備に始まり「地球儀を俯瞰する外交」や「価値
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】238 エルサレムは誰のもの?
著者: 平田伊都子「引っ越ししま~す!」と、2017年12月5日にアメリカ大統領トランプが、アッバス、アブドッラー、シシ、サルマーン、などに、電話をかけまくりましたネ、、それぞれの国名はパレスチナ、ヨルダン、エジプト、サウジアラビアとい
本文を読むNHKの監督権限を政府から離す改革こそ必要 - 受信料「合憲」判決は、環境変化に言及せず -
著者: 隅井孝雄NHKの受信料強制が合憲かどうか争われていた裁判で、12月6日、寺田逸郎最高裁判所長官が「合憲」の判断を下した。「受信契約義務」と書かれている放送法の双務性が否定され、「受信料支払い義務」と読み替えられたのだ。 不払いは
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(176)
著者: 本間宗究(本間裕)パウエル次期FRB議長について 「11月2日」に「パウエル次期FRB議長」が決定したが、「パウエル氏」の経歴や性格から判断すると、「2018年」は、本格的な「インフレ(通貨価値の下落)」が見え始めるとともに、「世界全体が
本文を読む三つの誕生会(下)
著者: 盛田常夫コーシャ監督は旧体制時代に13本の映画を撮り、1968年にカンヌ映画祭に出品した「一万の太陽」は最優秀監督賞を受賞した。その縁で当時日本の舞台女優だった糸見 偲さんと出会い結婚した。映画監督を志した当初から、1956年
本文を読む三つの誕生会(上)
著者: 盛田常夫11月から12月初めにかけて、立て続けに誕生祝いを兼ねた集まりがあった。一つは経済学者コルナイの新刊Látlelet(「私の診断」)の出版記念と90歳の事前誕生会を兼ねた会(2018年1月に90歳)。二つ目が映画監督コー
本文を読む習近平新時代・幕開けの将軍の死 ― 張陽自殺の謎
著者: 田畑光永新・管見中国(32) 日本もなぜかいつまでも「安倍一強」だが、中国は文字通り「習近平一強」時代である。なにしろ「習近平新時代の中国の特色を持つ社会主義思想」なるものが、先ごろの党大会で党の指導思想として中国共産党規約に
本文を読むトランプのエルサレムの首都承認は歴史的重大犯罪 ―日本政府は抗議と撤回要求をすべきだ
著者: 坂井定雄トランプ米大統領は6日、世界で初めてエルサレムをイスラエルの首都として承認、発表した。米国大使館のテルアビブからエルサレムへの移転準備開始も指示した。 エルサレムは、イスラム教、キリスト教、ユダヤ教の聖地で、とくにイスラ
本文を読む「核兵器禁止条約」の早期締結を求める
著者: 小原 紘韓国通信NO541 今年7月、わが国は国連で採択された「核兵器禁止条約」を署名しなかった。つまり反対した。「唯一の被爆国」と自称して核廃絶を求めてきた日本政府の反対に国内外から驚きの声が上がった。アメリカの核兵器の傘にあ
本文を読む中国こそ世界最大の民主国家である?
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(243)―― 中国共産党の理論誌「求是」の最新号に、「中国こそ世界最大の民主国家である」と題する論文が載りました。著者は北京外国語大学党委書記の韓震。韓氏は教育部(日本の文科省)中国特色社会主義理論体
本文を読む辺見庸Ⅲ―わたしの気になる人⑬
著者: 阿部浪子耳を澄ませば、くつの足音がする。辺見庸のエッセイ集を読みすすめれば、その足音はしだいに高く、高く聞こえてくるのである。 2001(平成13)年3月、辺見庸のエッセイ集『眼の探索』は、文庫化されている。この角川文庫を、
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】237 師走に大忙しの日本国連代表部とMINURSOミヌルソ
著者: 平田伊都子2017年11月29日のAU-EU会場で、西サハラ難民大統領はモロッコ国王と僅か2メートルの至近距離にいたんですよ! それなのに、何も起こらなかったのは、西サハラ側ロビー活動の大ミスだとしか思えません。 モロッコ国王
本文を読むロシア革命100年の年に「人づくり革命」「生産性革命」を唱える安倍晋三
著者: 加藤哲郎2017.12.1 アメリカのトランプと、日本の安倍晋三と、北朝鮮の金正恩、東アジアで核戦争危機を演出する3人の独裁的指導者には、なにやら似通った軽薄さ、おぞましさが感じられます。 国内の困難をそらすために軍事的緊張を
本文を読む大賞にRKB毎日放送の映画「抗い 記録作家林えいだい」 - 2017年度の平和・協同ジャーナリスト基金賞 -
著者: 岩垂 弘反核・平和、協同・連帯、人権擁護等を推進するための報道に寄与したジャーナリストらを顕彰する活動を続けている平和・協同ジャーナリスト基金(PCJF。代表委員、歴史学者・色川大吉、慶應義塾大学名誉教授・白井厚の両氏ら)は1
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(175)
著者: 本間宗究(本間裕)天爵と人爵 四書五経の一つである「孟子」に「天爵修めて、人爵これに従う」という言葉があるが、このことは、「天爵」という「天の位」、すなわち、「精神的な成熟度」が上昇すると、「人爵」という「この世における地位や名誉」などが
本文を読む検査データ改ざんをリアルに考える
著者: 半澤健市《企業の検査スキャンダルが続発》 日産自動車、神戸製鋼所、三菱マテリアル、東レと大企業の製品検査の不備やデータ改ざんの報道が続いている。メディアはここぞとばかり企業叩きに走っている。 私はこれらの企業を無条件で弁護はし
本文を読む「イスラム国(IS)」イラクとシリアで壊滅(5完) ―IS帰国者と移民社会への暖かな対応を!
著者: 坂井定雄シリア北部のラッカ市とイラク北部のモスル市を中心拠点とした「イスラム国(IS)」には、最盛時には4万人あるいはそれ以上の人員―軍事指導部、宗教指導部、一般戦闘員のほか、Yuチューブなどを利用する宣伝チーム、貧弱とはいえ
本文を読む“核兵器なくせ”にノーベル平和賞 世界を動かした被爆者の声と若い力をさらに
著者: リベラル21今年のノーベル平和賞は、核兵器廃絶国際キャンペーン「ICAN」が受賞しました。核兵器禁止条約採択に果たした貢献が評価されたものです。 12月10日の平和賞授賞式を前に、ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会が、パネル
本文を読むロヒンギャ問題についての若干の理論的考察
著者: 野上俊明ローマ法王の27日ミャンマー訪問・スーチー会談を前に決着を付けたかったのでしょうか、ミャンマーとバングラデッシュとの政府間で、ロヒンギャ帰還に向けた協定が成立したそうです。1992年に発効した協定を踏襲するものだとして
本文を読む「イスラム国(IS)」イラク・シリアで壊滅(4)- エジプトの兄弟組織がモスクに大規模テロ ー
著者: 坂井定雄本稿連載中の24日金曜日、エジプト東部のシナイ半島で、金曜礼拝で満員のモスクを車両5台に分乗した武装テロ集団「シナイ州のイスラム国(IS)」の25~30人が襲撃、礼拝中のイスラム教徒305人(うち子ども27人)が殺害さ
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】236 モロッコ王と西サハラ大統領がAU-EUサミットで鉢合わせ?
著者: 平田伊都子ワーオ! SADRサハラ・アラブ民主共和国が、11月29日、30日にコートジボワール首都アビジャンで開催されるAU-EUサミットに正式招待されたヨ! なんで、そんなに興奮するのかって? 興奮せずにはおれませんヨ!! この
本文を読むわが青春のロシア革命 ―― 老いさらばえて思うこと
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(242)―― 「ロシア革命」はわが20代の憧れであった。レーニンを尊敬してやまなかった。 西ヨーロッパでは1990年前後のソ連東欧瓦解後、各国共産党は名称や路線を変え、あるものは衰弱した。日本共産党(
本文を読むジンバブエを振り返る トニー・ブレアによるランカスターハウス協定の反故と白人からの農地接収
著者: 村上良太ジンバブエで1980年代から事実上の独裁者として君臨してきたロバート・ムガベ大統領が軍のクーデターで拘束され、今月辞任を強いられたと報じられました。これが日本でどう報道されているかと大手新聞を見てみると、アラブの春と
本文を読む戦時下の反戦医師の足跡を掘り起こす 森永玲著『「反戦主義者なる事通告申上げます」――反軍を唱えて消えた結核医・末永敏事』
著者: 岩垂 弘無教会主義のキリスト教伝道者・内村鑑三の弟子で結核の先駆的研究者でありながら、戦時下に公然と反軍を唱えたため逮捕され、この世から抹殺された医師の足跡が、長崎新聞編集局長によって70余年ぶりに掘り起こされ、単行本になった
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】235 新東京勉強会-西サハラ
著者: 平田伊都子「アフリカのジンバブエ大統領が辞任」、「大西洋クロマグロの漁獲枠をモロッコ会議で拡大」などなど、気になるニュースが飛び交う11月21日午後6時半、日本プレスセンタービル9階にある日本記者クラブ会議室で、西サハラの話を始め
本文を読む「イスラム国(IS)」イラク・シリアで壊滅(3)- 生き残り組は投降、分散、再建不可能 -
著者: 坂井定雄「イスラム国(IS)」はついに壊滅した。最終段階まで、シリア、イラクで抵抗し続けたISの指導部と戦闘員たちは、おそらく数千人。その大部分が、都市で地下壕を掘り、包囲作戦に抵抗し続けたが、地上の戦闘、空爆、砲撃で死亡する
本文を読む12・2ロシア革命100周年記念討論会
著者: 村岡到『ロシア革命の再審と社会主義』をめぐって 日時:12月2日(土)午後1時~5時 場所:明治大学リバティタワー7階 1073教室(御茶ノ水駅8分) 報告:下斗米伸夫氏 法政大学教授 岡田 進氏 東京外語大学名誉教授
本文を読む12・11第155回ラテンアメリカ探訪(旧メキシコ学勉強会)のお知らせ
著者: 土方美雄「チャランゴ:作り手が語る民族楽器の世界」 ペルー、ボリビア、チリ、アルゼンチンで広く演奏されている小型複弦楽器チャランゴ。それは、アンデスの農村地方から各地の都市部まで、さまざまな民族、社会階層、地域、そして世代の人々
本文を読む「イスラム国(IS)」イラク・シリアで壊滅(2) - バグダーディのカリフ国家樹立宣言も4年間で終わる -
著者: 坂井定雄シリアのラッカ、イラクのモスルを最大拠点として、イラク人のバグダーディが自らをカリフ(最高権威者)として樹立を宣言したイスラム宗主制国家は4年足らずで崩壊した。 バグダーディはすでに死亡したと思われ、後継者もいない。
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