akiyoshiの執筆一覧

松本幸四郎と新垣勉の沖縄 ―私のメディア論(5)―

著者: 半澤健市

《女子大生から幸四郎へのファンレター》 歌舞伎俳優松本幸四郎(九代目)に沖縄の女子大生からファンレターが届いたのは2004年夏のことであった。「ゴーヤマン」のイラストがある絵はがきに丁寧な文字がびっしり書き込まれていた。

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ベオグラードの「誇りのパレード」デモ始末記ーヒラリー・クリントンの訪問との関係は?

著者: 岩田昌征

10月10日にセルビアの首都ベオグラードに生起したいわゆる「フリガン」と警官隊5000人の流血的大衝突については、既に報告した(10月19日付「時代をみる」の中の『歴史の逆説―ユーゴスラヴィアの教訓』を参照)。そこでは、

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コソヴォで大量のがん患者発生―NATOの劣化ウラン弾爆撃の後遺症

著者: 岩田昌征

ベオグラードの週刊誌ペチャト(10月15日)にベオグラード大学医学部教授産婦人科医ドゥシャン・スタノイェヴィチとのインタビューがのっている。テーマは、コソヴォにおけるNATOの劣化ウラン弾大量使用に起因する癌多発問題であ

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民族主義者の台頭の意味するものは何か?ヨーロッパ社会の真実とは? 

著者: 岩田昌征

今年の8月12‐13日に、新(真)民族派団体、一水会がヨーロッパ諸国(ポルトガル、スペイン、フランス、オーストリー、ハンガリーなど)の民族主義団体の有力メンバーを招いて東京で国際会議を開いた。大和左彦を自称する私も縁あっ

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ソ連・東欧の資本主義市場経済化=移行後20年間の総括を考える

著者: 岩田昌征

10月は例年学会の大会シーズンで、私もいくつかの大会に参加した。私が出席した諸学会に共通するテーマは、旧ソ連・東欧の資本主義市場経済化=移行の20年間の総括であった。私は、ここで論ぜられるべきでありながら、全く触れられな

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特捜検察〝暴走〟の衝撃―「検察審」議決の混乱も気懸かり

著者: 池田龍夫

九月から十月にかけて、政治の根幹を揺るがす大事件が吹き荒れ、国民の不安を掻き立てている。「大阪地検特捜部の押収フロッピー改ざん事件」「検察審査会の小沢一郎氏強制起訴決定」の国内問題に加え、「尖閣諸島海域での中国漁船衝突」

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ノーベル平和賞が中国人の民主化運動の活動家へ授与された件について思う

著者: 細田二郎

 ノーベル平和賞委員会によるノーベル平和賞授与における候補者選定に関しては、従来から私は疑念を抱いてきた。平和の問題、とくに世界平和の問題に関しては、特定のイデオロギーの立場に立つ人は除外さるべきではないかという論点であ

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神風特別攻撃隊―関行男と吉田満のこと―

著者: 半澤健市

太平洋戦争後半期である1944年10月、フィリピン諸島東方でレイテ沖海戦が戦われ、日本海軍の壊滅的な敗北に終わった。同月25日海軍大尉関行男(せきゆきお)は、爆装した零式艦上戦闘機(ゼロ戦)もろとも米護衛空母セント・ロー

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ドイツの反米=民族主義的哲学者(ベルンド・ラベル)へのインタビューから

著者: 岩田昌征

ペチャトというセルビアの週刊誌(9月24日と10月1日)にドイツの1968年世代の哲学者ベルンド・ラベルとのインタビューが連載されていた。 彼は1938年にベルリン近郊の小都市に生まれ、1953年6月におこった東ドイツの

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アジア記者クラブ設立18周年記念定例会―ビキニ水爆実験57年目の真実 『わしも死の海におった』上映

著者: 森広泰平

2010年11月20日(土)18時30分~21時 明治大学リバティタワー6階1063教室 ゲスト 山下正寿さん(高知県太平洋核実験被災支援センター) 1954年に米国がビキニ環礁で行った核実験による「死の灰」汚染が、世界

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