1970年9月号の『世界』は「危機に立つ司法権の独立」という特集を組み、小林直樹(憲法・法哲学)、高柳信一(憲法・行政法)という2人の東京大学教授(当時、以下同様)の気迫に満ちた論考と、裁判官らによる座談会を掲載してい
本文を読むsoumaの執筆一覧
山谷支援の報告です
著者: たんぽぽ舎山谷支援物資とカンパ、ありがとうございました 約300箱(ダンボール箱)とカンパ41万6千円(12/24現在)が よせられました 2010年12年2
本文を読む都の6人の教育委員全員、「客観的に正しい歴史認識は無い」!? 28日、都教委糾弾ビラまき
著者: 増田都子2010年の都教委糾弾「ビラまき納め」! を28日(火)8:00~9:00、都庁第2庁舎前で行います。厳寒のみぎり朝早くから恐縮ですが、ご都合のつく方は、どうぞ、ご参加ください。ご都合のつかない方には情報として受け取っ
本文を読む高江「ヘリパット建設」再び、蠢動―連帯・共同ニュース第92号
著者: 9条改憲阻止の会■去る22日未明(午前5時過ぎ)、小康状態にあった沖縄・高江ヘリパット建設反対の闘いをめぐり、大きな動きがあった。とりあえず報告のメールを紹介する。 ■『おはようございます。昨日真暗い早朝5時頃からNー1(ゲート)に50
本文を読むドイツの憤懣、バルセロナの怒り──先週の新聞から(8)
著者: 脇野町善造先週は、Wirtschaft Wocheの記事のせいで気分が悪くなってしまったが、今週はそんなにひどい記事には出会わなかった。勿論、だからといってドイツの態度が変化したわけではない。ヨーロッパからは遠い極東の島国にいる
本文を読むノーベル平和賞式典へのセルビアの対応に見るべきもの
著者: 岩田 昌征今年の12月10日にノルウェーのオスロでノーベル平和賞が獄中の異端派劉暁波氏に授与された。朝日新聞夕刊(12月9日)に「授与式には各国の駐ノルウェー大使らが招待されているが、授賞に反発する中国政府が各国に欠席を要請。中国
本文を読む権力と情報をめぐって
著者: 三上 治対話風に A ウィキリークスのことが話題になっている。新聞を見ているとそれに間連する記事が必ずといっていいほど載っている。記事内容は様々であるわけでけれど。 三上 そうだね。これは憲法の表現の自由や知る権利ということに関
本文を読む「政界再編前夜」、「東亜・管理大戦前夜」、「ユーロ危機前夜」、あれっ、アメリカ危機は何処へ行ったのだろう
著者: 海の大人本日から、韓国軍の砲撃演習が始まった。幸い、北朝鮮軍との衝突は無かった模様だが、一触即発状態にあることは表面上変わらない。 また、菅首相と民主党小沢一兵卒の会談が本日不調に終わり、民主党内の対立が抜き差しの為らないところ
本文を読む『労働情報』806・7号、12月22日に発売です。
著者: 『労働情報』 浅井真由美『労働情報』編集部の浅井真由美です。 (重複、ご容赦下さい。転送・転載、大歓迎。) 『労働情報』806・7号、12月22日に発売です。 この号だけをお求めの場合は、830円(消費税・送料込)です。 ■□■□■□■ 201
本文を読む孫崎享氏のTwitterより「朝鮮半島・新防衛大綱・・・」
著者: 「ちきゅう座」編集部朝鮮半島 菅首相ピンぼけ発言に感謝:米国は朝鮮半島有事の際、日本を後方支援でなく戦闘に利用するため、合同演習、日米韓外相会談、米統合参謀長の派遣で枠組み作り。誰の入れ知恵か菅首相、実態隠すため邦人救出のためと発言。これが
本文を読む「見えざる手」の解釈をめぐって―相馬氏の疑問に答える
著者: 野沢敏治相馬氏は12月10日の「交流の広場」で、「『国富論』の「見えざる手」は「現代ミクロ経済学での市場メカニズムの元祖である」か?と疑問点を出している。岩田昌征氏はスミス=市場経済論という解釈を奥本正寛氏から引いているようで
本文を読む荊州だより―気ままな写真日記(2)
著者: 土肥誠前回からだいぶ間が空いてしまったが、ようやく第二弾を書き上げた。お時間のある時にでもご高覧いただければ幸いである。 <長江大学で講義をする・つづき> 事務手続きも完了し、使用する教科書も受け取り、いよいよ初日の授業
本文を読む書評:中西正司・上野千鶴子『当事者主権』(岩波新書)
著者: 宇井 宙1. はじめに 中西正司・上野千鶴子『当事者主権』(岩波新書)を読みながら、そこに記された障害者自立生活運動の思想と実践力に感嘆し、その主張の多くに共感しながらも、どこかにかすかな違和感と腑に落ちないもの
本文を読む『スラッファ』に関する岩田氏と〈ブルマン〉氏の議論に寄せて──追加
著者: 片桐幸雄「評論」での『スラッファ』に関する岩田氏と〈ブルマン〉氏の議論のなかの、「価値形態論を生産手段の交換から始めることに意味があるかどうかということ」に関して、拙著『スラッファの謎を楽しむ』の該当箇所を、12月17日に「スタ
本文を読む沖縄の海兵隊について考えたこと
著者: 浅川修史海軍にも陸軍に相当する地上戦を行う部隊がある。戦前の日本海軍には陸戦隊があった。1937年の第二次上海事変では日本租界を国民党軍から守るために戦ったが、兵力に優る国民党軍に圧倒され、拠点をかろうじて守ったが、最後は陸軍
本文を読む『スラッファ』に関する岩田氏と〈ブルマン〉氏の議論に寄せて
著者: 片桐幸雄「生産手段の交換から貨幣形態を考える」ということ 「評論・紹介・意見」で12月11日に岩田昌征氏が片桐幸雄『スラッファの謎を楽しむ』(社会評論社、2007)の「読書感想」を寄せられ、その最後で、「価値形態論を交換比率が不
本文を読む書評:鎌田慧『絶望社会』(金曜日)
著者: 宇井 宙本書は鎌田氏が『週刊金曜日』の2005年8月12日号から2007年4月20日号まで「痛憤の現場を歩く」と題して連載した記事29本をまとめたものである。1973年、トヨタ自動車の期間工として働いた経験を記した『自動車絶望
本文を読むそれでも「東アジア戦争はおこらないだろう」か?
著者: 安東次郎「自国民救出」という古典的な口実 マレン統合参謀本部議長が「米日韓」合同演習を提起すると、日をおかず菅首相が「自衛隊による拉致被害者救出」や「邦人救出のための韓国への自衛隊派遣」に言及した。 「米日韓」合同演習は、朝鮮半
本文を読む民主党政権は偽預言者?
著者: 浅川修史民主党政権への支持が急低下している。民主党は2009年の衆議院選挙勝利の後、2010年の参議院選挙に勝利し、さらに2011年の統一地方選挙で地方議員を大きく増やして政権を盤石のものとする戦略を立てていたが、現在までこと
本文を読む日韓両弁護士会の「慰安婦」問題解決の提言について
著者: 増田都子以下は、大森典子弁護士の投稿ですが、MLなどで、まだ、あまり見られないようなので、転送します。添付ファイルのできないMLもありますので、「提言」を最後に着けましたが、添付ファイルでほしい方は、ご連絡ください。 本当に、
本文を読む帝国への隷属と国内官僚支配の並立
著者: 浅川修史アメリカ合衆国はしばしば現代のローマ帝国と呼ばれる。これに対する異論は少ない。それでは現代のローマ帝国の属州ともいうべき日本に類似した国は歴史上存在したのか。筆者がちきゅう座の同人と喫茶店で四方山話をしたことがある。そ
本文を読む記者クラブメディアと検察のあり方についての識者の指摘
著者: 浅川修史2010年12月、都内で記者クラブメディアや検察のあり方、日米関係について考えるシンポジウムがあった。パネリストとして招かれた識者の発言の中から、筆者にとって興味深い部分を抜粋して、紹介したい。なお、紹介した部分について
本文を読む『労働情報』805号、発売中です。
著者: 『労働情報』 浅井真由美『労働情報』編集部の浅井真由美です。 『労働情報』805号、発売中です。 ■□■□■□■ 2010年12月15日号 目次 ■□■□■□■ ●時評自評 県知事選は現職知事に負けたが、日米両政府には敗北していない ……安
本文を読む12/15 (水) 変革のアソシエ 特別講座・シリーズ『わが著書を語る』第3回
著者: 変革のアソシエ特別講座・シリーズ『わが著書を語る』 特別講座委員会はアソシエ会員自身が自著(新刊)を紹介・解説しながら受講と討論する新講座を開設しました。本年10月より明年3月までは、月1回(1人)のぺースで開講し、4月以降は月2回
本文を読む孫崎享氏のTwitterより 「朝鮮半島有事・ウィキリークス・東アジア・クリントン・小沢氏と米国」
著者: ちきゅう座「編集部」朝鮮半島有事 日本過去、朝鮮半島有事の時、基本は後方支援。今又、菅政権この枠組み議論なしに乗り越える。平成12年「周辺事態安全確保法」で米軍への後方支援を決定。今時日米合同演習は共同で北朝鮮への攻撃を想定、大規模演習。こ
本文を読む「終焉に向かう原子力」(第10回)放射線被曝事故の悲惨さと避ける道
著者: 小出 裕章Ⅰ.生命体と被曝事故 生き物という不思議 「ニワトリが先か、卵が先か?」という問いがあります。正解はどうなのでしょう? 生物学者の丘浅次郎さんによる生き物の定義は、「食うて、産んで、死ぬ」です (1)。生き物である
本文を読む温暖化詐欺の共犯か「環境NGO」
著者: とら猫イーチ本日付けのasahi .comによると、国際環境NGOのグループが京都議定書の延長に反対する日本を批判する意見広告を10日付けの英紙フィナンシャル・タイムズ(アジア版)に掲載(費用は多額でしょうな)したそうな。 何でも
本文を読む慰安婦の無量の嘆き背に負いてわが証言のただにもどかし
著者: 増田都子私も会員である「あびこ平和ネット」では3月の我孫子市議会で「『慰安婦』問題解決のための意見書」を採択する活動を行い、成功しましたが、その時、「生き証人」として下記、松原勝さんにもご協力いただきました。昨日の朝日新聞夕刊
本文を読む岩田先生の「友愛」論・「見えざる手」論への疑問
著者: 相馬千春大革命における「友愛」(フラテルニテ)の問題。 岩田先生は、<内田氏も説いたように、1789年フランス大革命で謳われた理念は、自由・平等・所有であってfraternitéはない>https://chikyuza.net/
本文を読む「友愛」か「博愛」か―fraternitéをめぐる考察
著者: 岩田昌征現代史研究会(2010年12月4日)で専修大学名誉教授内田弘氏の『経済学批判要綱』に関する氏の哲学を拝聴した。私は氏の講義の内部に立ち入ってコメントする学知に欠ける。学ぶのみである。 ここでは、氏が講義の中で若干論じた自
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